【大樹の根】

Last-modified: 2020-08-22 (土) 07:21:21

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【ロトゼタシア】各地の地面から生えている、【命の大樹】の根。輝きを放つ不思議な木の根で、先端には白い実のようなものがついている。
選ばれし者が触れると大樹の意思を伝え、過去の光景を見せてくれる。【マンプク】の祖父はこれを「大樹の導き」と呼んでいた。
 
初めて【主人公】たちが大樹の導きを目にするのは【ナプガーナ密林】
橋が壊され先に進めず困っていたところ、木こりの小屋の近くに生えた根に勇者の紋章が反応する。主人公が手をかざしてみると、マンプクが【いたずらデビル】によって犬に変えられてしまった光景を見る。これにより小屋の近くにいた犬がマンプクであることが判明する、…という訳である。
このようにして冒険の道中で行き詰った際は大樹の根に触れることで先へ進むためのヒントを得ることができるようになっている。
ちなみに過去の光景は主人公以外にも見えているようで、記憶喪失になった【カミュ】はこれによって記憶を取り戻す。
 
ナプガーナ密林や【荒野の地下迷宮】など、異変前の攻略時に触れる必要がある大樹の根は、命の大樹に到達する前だったら、見終わった後も再度触れる事で再生できる。
しかし、世界に異変が起こった後は、これらの大樹の根に触れても、勇者の紋章が反応しなくなってしまい、再生できなくなる。過ぎ去りし時を求めた後も、これらの根は反応しないので、荒野の地下迷宮の最初の根など、3DS版で【旅のおもいで】をフルコンプしたい場合は、異変前の段階で調べ損ねないようにする必要がある。
 
また、【イシの村】にはこの根によく似た根が巻き付いた樹がある。他の大樹の根と違い、不思議な模様がついているが、冒険が始まる前はこの根に触れても何も起きない。
【デルカダール城】から脱出後にイシの村に戻った際、この時は過去の光景を見るだけではなく、主人公自身が過去のイシの村にワープし、在りし日の【テオ】と再会する。このときの光景は主人公だけが追憶したようだ。そして主人公が現在に戻った際、根に刻まれていた模様が消え、以降は何も見えなくなる。
 
なお、【メダル女学園】にはこれよりもさらに多くの記憶を宿した【追憶の根】が存在する。

関連

大樹の根と同様に【勇者のチカラ】に反応し過去の記憶を再生する物としては、【神の民の里】や各地の高台にある「聖なる苗木」がある。
これらは先代勇者【ローシュ】が邪神討伐を行った時の光景を見せる。
 
また【ベロニカの最期】における【ベロニカの杖】も同様の役割を果たしている。

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追加エピソード【グレイグとホメロス】では、【デルカダール城】の中庭にある根が別の世界線の光景(魔王誕生で崩壊した城、魔物化した【ホメロス】)を見せる。
大樹の根が持つ本来の役割とは異なるが、その場にいた黒い影が持つ記憶に反応したようだ。