【アカイライ】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:40:40

概要

DQ3以降に登場するモンスター。
頭から直に足が生えた異形の鳥。
【おおくちばし】【デッドペッカー】の色違いで、系統最上位種。
名前こそ「アカイ」ライだが、色はエメラルドグリーン。目の周りはピンクがかった紫色。
名前の由来は恐らく「ダンジョン&ドラゴンズ」に登場する異形の鳥「アケイライ」と思われる。

DQ3 

【○○○○バーク】【アープの塔】を含めた【スー】周辺に多数出現する。
集団で現れて1~2回行動で【バギ】を唱えるため、鬱陶しい一方で【ニフラム】が効かない以外は呪文耐性が低い。
【イオラ】を覚えていれば、ほぼ確実に倒せる。
 
FC版ではごく稀に【さとりのしょ】を落とすということになっているが、【公式ガイドブック】での確率表記は「×(まず持っていない)」となっている。後述の確率を元に付け加えるなら「『まず持っていない』=『まず落とさない』と言えるくらいの低確率で落とす」という事だろう。
実際には 1/2048 の確率で落とす設定になっており、この事実は【モンスター大図鑑】にも記載されている。
なお、参考数値として他のシリーズを例に取ると、DQ5で【5強】の2匹目以降が仲間に加入する確率が1/1024、DQ6で【エビルフランケン】宝箱を落とす確率が1/4096(ただし【盗賊】で緩和可能)である。
プログラムデータ上では【カンダタ】【ひのきのぼう】など、ボスモンスターと同じ値に設定されているため、実際に落とすところを見るのはほぼ絶望的。
確率計算では、100回戦って落とす可能性は約4.8%、1000回戦ったとしても落とす可能性は約38.6%、2048回戦ってようやく約63.2%となる。
このようにあまりにも低い確率のため、一時は「さとりのしょを落とすのは『真っ赤な嘘(赤いlie)』」が名前の由来であるというデマまで流れた。
このドロップを狙って狩りまくっていると落とした頃にはクリアレベルを上回るぐらいになっていることもザラ。どころか【魔法使い】から【僧侶】【転職】(逆でも可)で全呪文習得すらできていることも…
なので2人目の【賢者】を誕生させるには、【遊び人】のレベルを20にまで上げてから転職させた方が早い上に確実である。
何より手に入ったら「そんな超レアな物もったいなさすぎて使えない」という気持ちになるだろう。

リメイク版

ドロップ率が最も低い設定のモンスターが一律に「アイテムを何も落とさない」設定になったため、アカイライも悟りの書を落とさなくなった。
ただし、他の職業から遊び人に転職して、さらに賢者に転職するというルートが解禁されているため、悟りの書を量産しなくても任意のキャラを賢者に転職させることは可能。
 
ちなみにこの影響でDQ2以降では唯一の「【ドロップアイテム】のない雑魚敵(トラップモンスター除く)」という貴重なポジションを手に入れた。GBC版ではトラップモンスターも通常出現するので特別というわけではなくなった。
一部のサイトでは【すごろくけん】を低確率(1024分の1)で落とすと言う記述があるが、チートを使ってドロップ率を100%にしても何も落とさない事を考えると、その記述はガセであると思われる。
何故このようなガセ情報が流れたかは不明だが、仮に本当だとしても、この低確率ではほぼ意味はない。
 
また、GBC版のみ何故かデッドペッカーと色が入れ替わっている。
本来こいつはエメラルドグリーンなのに、GBC版のみデッドペッカーのカラーである紫になっている。という訳でやっぱり赤くない。

DQ9

なんと出現場所がラスダンの【絶望と憎悪の魔宮】になりやや強くなった…のだが、ラスダンの敵としては弱く(ナザム村周辺ぐらい)、出現範囲も広くないためどうにも地味である。
他には氷タイプの宝の地図の洞窟や【オンゴリのガケ】の高台にも出てくる。
密かに呪文がバギマになっているが、MPが低く1回しか使えないのでやっぱり弱い。
完全2回行動になり、同種の仲間も呼ぶようにもなったが、脆いので攻め手には困らないだろう。
炎と光属性に弱く、氷と風属性に強い。
落とすアイテムは通常枠が【赤いサンゴ】、レア枠が【レッドタイツ】
名前にちなんでかどちらも真っ赤な代物である。でも本体はやっぱり赤くない。
また、コイツしか出ないフロアがある宝の地図が確認されている。こっちは本当の話だが誰得…。

DQ10オフライン

【エピステーサ丘陵】【ラニアッカ断層帯】【久遠の森】に生息。
索敵範囲の広さと足の速さが低レベル時にはやっかい。
通常ドロップは【赤いサンゴ】、レアドロップは【レッドアイ】

DQ10オンライン

DQ3でさとりのしょを落とすからか、白宝箱から【さとりのころも】などが出てくることがある。
詳しくはこちらを参照。

DQM3

【自然系】ランクB。
野生では出現せず、自然系とゾンビ系の系統配合か、【デッドペッカー】【じごくのハサミ】の特殊配合で出来る。
 
特性は【風のコツ】【ちからため】(Lv20)、【きょうせんし】(Lv40)、【2回行動】(Lサイズ)、【超みかわしアップ】(Lサイズ)、【背水の陣】(LサイズLv60)。
所持スキルは【ジャマー】
 
【アンズー】との配合で【ほうおう】が出来る。

モンパレ

系統は【自然系】。ランクBの地上タイプ。初期とくぎは登場時期とドラクエ9の流れを汲んでバギマ。
特性に【れんぞく】(2回)と【時々2回行動】を持ち、ステータスもHPや攻撃力が高くなる前衛型。
おおくちばし系最上位種で、基礎ランクの関係で下位種より配合の恩恵を受けやすいのが最大の長所。
闘神化も実装されていたため、数が少ない自然系の中ではアタッカーを張れる珍しいモンスターであったため一定以上の使用者はいた模様。
イオ系を無効化できバトルスタジアムでよく使用される【ギガスラッシュ】には滅法強いが、代わりに弱点属性もメラ、ヒャド、ギラと多かった。

ライバルズ

第3弾カードパック「不死鳥と大地の命動」にて実装。共通のノーマル。

3/4/2
自分のターン終了時このユニットがダメージを受けているならカードを1枚引く

ダメージを受けつつ生存する方法には、ピサロのバリア床などがある。
貴重な1ドローとはいえ3コスト払ってまでしたい動きではないので中々採用は難しい。

ウォーク

メインストーリー8章9話から9章8話までフィールドに出現する。下位種のように2回行動はしないが、素早さが高くバギマや雄叫びを使って足止めしてくる。
 
こころの色は青でコストは99。