【ディーネ】

Last-modified: 2021-12-13 (月) 00:22:58

DQ6

人間ではなく【人魚】の娘。【ディーナ】という名の姉が居る。
名前の由来は恐らく姉及びモンスターの【オンディーナ】と同様、水の精霊からだと思われる。
英語版の名前はUnda。これも恐らく同じ且つ、「海底」を意味しディズニー映画『リトル・マーメイド』の主題歌としても知られる「アンダー・ザ・シー」との洒落だと思われる。
 
嵐によって沈んだ船から投げ出され、気を失いかけていた【ロブ】を助けた…と、まるで童話の人魚姫のよう。
もともと仲間と共に【ペスカニ】近くの海に遊びに来ていたのだが、嵐の到来に際して群れの皆で住処へ帰るところだった。
その時にたまたま彼の声が聞こえたために助けに向かったのだが、その際に彼女は仲間とははぐれてしまった。
 
魔物の潜む海を彼女一人で越えることはできないらしく、その後は【ペスカニ】にある【洞窟】でロブに匿ってもらい、彼が買ってくる魚を食べて暮らしていた。
主人公達はロブの頼みで彼女を仲間の居る【人魚の集う岩場】まで送り届けることになる。
また、ロブとは恋仲にあり、ペスカニを出る際にはロブに口づけをし、仲間の元に戻った後も彼がまた無茶なことをしないかどうか心配している。
ちなみに、キスした後に仲間に話しかけると冷やかす者もいれば、刺激が強すぎ…という者もいる。
【グラコス】討伐後はロブが彼女の元を訪れており、自分を迎えに来たという彼に惚れ直している様子が伺える。
 
なお、仲間の居る人魚の集う岩場はペスカニの西、かつて水門が閉まっていた海峡を抜けた遥か北東にある。
普通に移動するとなると結構距離があり、当然魔物も出るためやはり彼女一人での帰還は困難だったのだろう。
ディーネは船の後ろについてくるため、手っ取り早く送り届けたいなら【ルーラ】【サンマリーノ】に飛んでから北上すると良い。
この時はルーラした際には船と一緒についてくる。船に乗らない場合は海岸にディーネ一人で取り残されてしまうのだが、色々と大丈夫なんだろうか。
 
なおゲーム画面上では(2DRPGである以上は仕方のないことだが)【神の船】と同じくらいの大きさのグラフィックになってしまう。
まぁ飽くまでこれは所謂二次元上の嘘に過ぎないわけだが、ではそういったフィルターを取っ払った場合どうなるのかというと、「巨大な船の後ろを人間と同サイズの人魚がせっせとついていく」という、どう考えても主人公側がディーネを見失ってはぐれるフラグにしか思えない状況である。
こういった諸々の点にツッコミが入ったのか、小説版では「甲板の上に水を張った桶を用意し、その中にディーネを入れて輸送する」という概ね納得のできる方法で同行している。
……四六時中甲板にいたら日射しで干物にならないか心配ではあるが。
 
ちなみに、ロブ共々イラストが存在している。
肩口まで掛かる金髪で、下半身のウロコの色はピンク。ブラの色もピンクで、貝のピアスに真珠らしき珠のネックレスをしている。
このイラストは【Vジャンプブックス】の攻略本にてロブと同じページに掲載されている。
また、本編では大人しめの性格だが、四コマや小説では魚を十数匹食べたり、プランクトンを食べたり、餌で釣られたりと、
結構いじられまくっていたりもする。
 
【シェーラ】【ホルス】同様にパーティーに帯同するNPCの一人なのだが、リメイク版では彼女との【仲間会話】は用意されなかった。