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【完全攻略本】

Last-modified: 2017-08-24 (木) 20:03:19

概要 Edit

『ファミリーコンピュータMagazine』の徳間書店から発行されていた新書サイズのファミコンゲーム攻略本。1985年のベストセラー1位を記録した『スーパーマリオブラザーズ完全攻略本』をはじめ、さまざまなゲームの完全攻略本が出版された。
DQシリーズではDQ1とDQ2が出版された。この当時は他に集英社の【ファミコン神拳 奥義大全書】があったものの、エニックスの【公式ガイドブック】はまだ出版されていなかったため、この完全攻略本が公式ガイドブックの事実上の代役を務めていたと言える。
 
データの詳細さとしては公式ガイドブックに劣ったが、 冒頭では全【モンスター】【アイテム】【呪文】の一覧が掲載。
シナリオ攻略では主人公を「エニクス」(ゲーム画面上では【えにくす】)と名付けており、進行順に攻略法をマップやショップリストとともに掲載。概ね町・ダンジョン1つや、「【ローラ姫】救出」といったミッションごとに1項目を構成しており、鍵入手後のアイテム回収などはそれら纏めて1項目とされている。

ドラゴンクエスト完全攻略本 Edit

モンスターは簡単な攻略法と【HP】・取得【経験値】【ゴールド】が種族ごとにまとめて掲載され、また【ラスボス】【りゅうおう】変身後の姿までそのまま掲載されている。アイテムや登場人物(勇者ロト含む)のイラストも掲載されているが、当然公式のものとは全然違う見た目である。
さらには、主人公の名前による初期パラメータ決定の法則を解明した計算式も載っている。
 
シナリオ攻略編では【宝箱】の中身、冒険のヒントとなる町の人の会話内容の一部も書かれている。
加えてコラム「ロト外伝」として、裏技や【ゆうべは おたのしみでしたね。】などの小ネタがいくつか掲載されている。明らかな裏技である【宝箱復活バグ】も掲載されている。
極めつけは、【エンディング】の内容と、スタッフロール・【The End】まで掲載されていること。EDの内容が詳細に描かれたDQの攻略本は、後にも先にもこの本だけである。
現在では考えられないことではあるが、当時のファミコン攻略本ではラスボスやEDを載せることぐらい当たり前のように行われており、またDQ自体も今ほどメジャーではなく普通のファミコンソフトという扱いであり、当時の読者としてはEDの掲載に違和感など無かったであろう。
ただし、作中の重大な謎解きである【たいようのいし】【ロトのしるし】の位置、【ガライの墓】の入口については伏せられており、これらは巻末にあるDQ1を題材としたパズルを解くことでわかるようになっている。
 
巻末には楽譜もあり、【序曲】【ラダトーム城】【街の人々】【フィナーレ】の4曲を掲載。また後に【アポロン音楽工業】から出るサントラの告知もされている。
 
各項目に番号とともに「レベル◯〜」と推奨レベルが書かれている。この番号と推奨レベルは一致しているように見えるが、2番の「戦って経験を積もう」の項目のみ「レベル1〜」と一致していない。
その後は大体1項目で1レベルずつ上がり、竜王打倒が「レベル20〜」と通常のプレーのレベルに則しているが、何故かエピローグの項目では「レベル21〜」になっている。【ラスボス】である竜王は経験値をくれないので、これは矛盾していると誰もが思っただろう。
エピローグの項目での実際のゲーム画面の写真では経験値は29229なので(レベル表示欄は切れてしまっていて見えない)明らかにレベル20である。またHP124、MP115というのもレベル20の数値。更に細かい所にツッコむと、その前の頁(竜王打倒)の画面では経験値が30236なので、ここも地味ながら矛盾している。

ドラゴンクエストII完全攻略本 Edit

本の構成は前作のものを引き継いでいるが、スタイルが若干変化。モンスターリストは攻略法とドロップアイテムのみの掲載となり、【ハーゴン】の写真はそのまま掲載、【シドー】はシルエットで掲載された。
 
前作では町とダンジョンの全マップが本文と巻末閉じ込みの両方に掲載されていたが、今作では町のマップが本文のみ、ダンジョンについては巻末閉じ込みのみ掲載となり、本文のダンジョンページでは攻略文と出現モンスターのみが書かれている。
前作同様に各項目に番号が振られており、同時に帯同している仲間も番号の隣に顔のアイコンで表されている。今回は「レベル◯〜」の併記が無いので推奨レベルというわけではないが、仮にレベルと見做しても【ハーゴンの神殿】攻略が37と前作同様に一般的なプレーのレベルに則している。
巻末閉じ込みのダンジョンマップは【階段】のつながりや宝箱の位置が掲載され、この点ではこれらが非掲載であった初期の公式ガイドブックより親切であった。他、本作ではかなり難題な謎解きである【ラゴス】も写真入りで掲載されている。
反面、前作の頃と違ってDQの知名度が上がっており、情報規制が厳しくなったためか、最終決戦とエンディングは非掲載となった。また【デビルロード】【バズズ】を語る上で全滅確定な【メガンテ】を使うことは非常に大事なことであるはずなのに、そのことには全く触れられていない。
 
【5つの紋章】などの重要アイテムの入手方法などについてはやはり伏せられており、巻末にそれらのヒントがまとめて掲載されている。各種裏技も巻末にまとめての掲載となっている。
ページの都合か楽譜の掲載はなくなっている。
 
反面、下記のような誤植も見受けられた。

また、【ふしぎなぼうし】は装備の頁ではなく、アイテムの頁に載っている。
 
本作でも細かいところにツッコミどころはある。
主人公の名前は前作同様「えにくす」であり、そうなると、【サマルトリアの王子】は「アーサー」、【ムーンブルクの王女】は「あきな」であり、出会いのときの台詞にも「アーサー」「あきな」として表記されている。
前作と異なり基本的にはゲーム画面の写真で台詞のウィンドウやステータス表示といった文字のある部分はカットされており、台詞は全て活字で表記されている。当然、前述の台詞も活字。
ところが【アトラス】、バズズ、【ベリアル】戦での写真では、戦闘中のステータス表示が一部分ながら見えており、そこに垣間見える王女の名前は「アイリン」(写真で「イりン」の部分のみ辛うじてわかる程度)である。
そのため、実際のプレーは別の名前で行われているようだ。まさか