GalnetNews3301年2月

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GalnetNews3301年3月
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3301年2月28日－GalNet 銀河内戦争（War）レポート

　連邦海軍（Federal Navy）とポラウクナ・レイダース（Polahukuna Raiders）との間で継続中の紛争は今週末に予期せぬ展開を迎えました。レポートによれば、連邦軍はハドソン・ドック（Hudson Dock）内の造船所（shipyard）で新型のファラガット級巡洋戦艦の建造を開始し、対するポラウクナ・レイダースは体勢を立て直すため本拠地に戻ったとみられます。一方、BD+03 2338から届いたレポートによれば、ハドソン・ドックに対して資材運搬を行っていた貿易業者が、「東インド会社（East India Company）」という名で知られる帝国側の傭兵部隊から激しい攻撃を受けたとのことです。この件に関して帝国元老院は攻撃に関する情報を全面的に否定しています。

　帝国宙域内では、デントン・パトレウス（Denton Patreus）元老院議員の権限の下で活動を行っているシティズン・オブ・トラディション（Citizens of Tradition）がファリスキ星系に対する大規模進攻作戦を開始した模様です。ドンジ（Dongzi）及びガイアワン（Ngaiawang）周辺の宇宙航路における犯罪活動に対する警備取締まり（セキュリティ）の取組みはガイアワン星系のドルニエ・ターミナルが管轄しています。

3301年2月28日－GalNet 銀河内貿易-労働（Trade-Labour）レポート

　太陽系（Sol）からセミプロ級の探鉱者（Miner）パイロットがLAWD 26星系に大量流入したことにより、同星系では鉱物抽出装置（Mineral Extractor）の需要が大幅に増加しました。需要に応えるため、ツールファ進歩党連合（Union of Toofla Progressive Party）は現在、ストーンズ・レガシー・ステーション（Stone's Legacy Station）に販売する全ての鉱物抽出装置について破格のレートを提示しています。それでもまだ寛大な措置としては不十分と考えたのか、ツールファ進歩党連合は新たな取引相手を呼び込むために大量の金鉱石を大特価価格で販売しています。さらに地元産出の金鉱石の販売価格への割引適用も保証するとのことで、同組織の狙いは地元市場における主要取引先としての地位の確保にあるとも考えられます。

　

　シリウス・コーポレーション（Sirius Corporation）は、数百もの探検者（Explorer）パイロットによる不断の努力のおかげで入植に適した8つの新しい星系が現在確認されている、との声明を発表しました。シリウス社の科学者は過去1週間に亘って彼らが受け取った数ペタバイトに及ぶデータを現在もなお解析し続けており、更に多くの候補サイト発見に期待を寄せているとのことです。シリウス社の入植プロジェクトの支援に興味のある探検者パイロットの諸氏は、提出期限まで残り数時間しかありませんが、ラムダ・アンドロメダ（Lambda Andromedae）星系のナース・オービタル（Nourse Orbital）にある全宇宙地図製作局（Universal Cartographics）のオフィスに探検調査データを提出して下さい。

　

　海賊（pirates）や帝国傭兵部隊（imperial mercenaries）からの激しい干渉を受ける中、コアダイナミクス（Core Dynamics）は、BD+03 2338星系のハドソン・ドック（Hudson Dock）上で進められている連邦海軍の新型主力戦艦建造に必要な大量の銅鉱石の調達を今なお求めています。コアダイナミクスは連邦海軍に対し、同星系内に銅鉱石を運び込む貿易業者（Trader）パイロットの警護を目的とした私設警備部隊を雇うための資金を追加要求しているとみられますが、未だ承認されていないようです。

3301年2月27日－Falisciとの戦い

　帝国領内で戦争が起きています。帝国元老院議員：デントン・パトレウス（Denton Patreus）の指示によって厳重な警告が出されていたにもかかわらず、ファリスキ（Falisci）の海賊達は、ドンジ（Dongzi）星系及びガイアワン（Ngaiawang）星系内で商売を行うためにやってきた無実の貿易業者（trader）をその途上で襲い、彼等からの略奪を繰り返しているようです。

　この先どうなるか判りませんが、GalNetに届いた報告書によれば、パトレウス元老院議員が支援していることで知られる組織：シチズン・オブ・トラディション（Citizens of Tradition）所属の戦艦がファリスキ星系境界域に集結している様子が目撃されています。

　記者会見の場でコメントを求められた同グループ所属のコマンダー：ショール（Shole）は以下のように述べています。

　「我々は既に命令を受けている。我々の監視下にあってはいずれの貿易業者に対する襲撃をも許さない。もしも下劣なファリスキ共が越境なんて考えてもみようものなら、奴らは望んでいなかったことを望むことになる。」

　帝国宙域の防衛戦に参加ご希望の帝国所属のコマンダー・パイロット諸氏は、ガイアワン星系のドルニエ・ターミナル（Dornier Terminal）内にあるシチズン・オブ・トラディションの窓口を探してください。

3301年2月27日－Core Dynamics社、BD+03 2338星系で連邦海軍を支援か

　コアダイナミクス（Core Dynamics）社は、連邦海軍とのパートナーシップ体制が新しい段階に入ったことを表明しました。合意内容の詳細は銀河の安全保障に関わるため機密扱いのままですが、GalNetでは、両者で進められている共同事業の内容が幾つかの新型主力戦艦の建造に関係しており、その最初となる造船計画は、先頃奪還したBD+03 2338星系のハドソン・ドック（Hudson Dock）上の造船所（shipyard）において今まさにスタートしたばかりである、ということが判っています。

　噂では、この計画に対する資金は、未確認の特別政治資金管理団体＝スーパーPAC（Political Action Comittee）を受け皿としてそこから供出されているのではないかと言われています。この団体は、ハルゼイ連邦大統領のシャドウ・プレジデント（Shadow President＝政治均衡を保つため大統領と並列的に設けられた公式の役職）、を務めているハドソン氏がかつて執務室を構える際に資金援助を行った団体と同一と考えられています。

　新型艦建造の支援に興味のあるパイロット諸氏は、ハドソン・ドック（Hudson Dock）にてコアダイナミクス社の代表窓口を探し、今現在同社のエンジニアがどのような資材を探しているかを確認して下さい。

• 3301年2月23日－連邦、BD+03 2338星系にて新型戦艦建造か

3301年2月27日－Overview of the Past Week's Developments

Tensions have been running high aboard Effinger Port this week as doctors, nurses and scientists worked around the clock to find a cure for the Volungu Blight. A cure was eventually found, but it was too late for the thousands of families in Volungu, Furbaide, Liaedin and LHS 3505 who lost loved ones over the past two weeks.

An assassination attempt was made on Éamonn Uí Laoghire as he addressed the crowds after his second attempt to gain an audience with Alliance representatives in Alioth. While engaging with the huge numbers that had gathered to hear him speak, Éamonn was targeted by a single shot that was fired from a nearby building. The shot missed the ambassador but killed a member of the crowd.

Over the last week hundreds of independently-minded contractors delivered over 500,000 tons of land enrichment systems to Cassie-L-Peia in Tanmark. Specialist farmers from Kappa Fornacis were then able to stimulate the mass growth of Lucan Onionhead clones. Production of Onionhead is booming in the area.

The Sirius Corporation is currently offering sizeable monetary rewards for explorers who bring usable exploration data containing potential candidate sites for a number of new colonial outposts to their offices aboard Nourse Orbital in Lambda Andromedae.

The Federal Navy, in conjunction with Core Dynamics, has declared their intention to commission the creation of a new capitol ship. The new ship will be built in the recently recaptured shipyards of BD+03 2338, and the Admiral's personal contingent will remain in the locale in order to protect the construction of the new vessel.

3301年2月26日－伝染病を封じ込める

　今週、エフィンジャーポート（Effinger Port）は大興奮に包まれています。同ポート内ではこれまでヴォルング病（Volungu Blight）の治療法を発見するために医師、看護師、科学者達が昼夜を問わず働いていました。

　突破口がついに見つかったのは今週水曜の夜でした。アシュリン・デュバルが同地に連れて来た医療スタッフがこの疫病の病原体を特定することができたのです。病原体が特定されたことにより、医師達はそれに基づく治療方法を開発しました。今では患者の体からこの疫病によるあらゆる痕跡を完全に根絶できるようになったとのことです。

　ヴォルング（Volungu）星系、ファーベイド（Furbaide）星系、リーディン（Liaedin）星系、LHS 3505星系に暮らす数千もの家族にとっては、今回の治療法発見のニュースは遅すぎました。過去一週間のあいだに彼等はすでに愛する誰かを失ってしまっていたのです。しかし、地元の宇宙ステーション上で現在もなお治療を待っている数十万を超える人々にとっては間違いなく救済となります。

3301年2月25日－LAWD26のメタルを巡る狂乱

　謎が明らかになりました！LAWD26星系においてメタルラッシュが勃発しています。三大採掘企業の一つが同星系内に乗り込んでくる前に何とか一攫千金を当ててやろうと、何千もの企業家パイロットが我先にと同星域目指して押し寄せているのです。

　ニュースが最初に伝えたのは先週明けに未採掘の探鉱サイト（RES：Resource Extraction Site）が新たに発見されたということでした。これは、ツールファ（Toolfa）星系内のクルーク・ハブ・スターポート（Crook's Hub Starport）に乗捨てられていたサイドワインダーの中から大量の金塊が発見されたことに端を発しており、後にこのサイドワインダーの持ち主が、かつて未採掘の探鉱サイトを発見し大成功を収めた探鉱者として知られたコマンダー：ハンク・ストーン（Hank Stone）-（故人）であることが判明したのです。

　採掘企業が当該エリアに採掘のためにやって来るのがもう間もなくであることは間違いありません。彼等がやって来るまでのあいだに懸命に作業し嫌なことも全部こなす気があるパイロットはLAWD26星系でそれなりにまとまった額のクレジットを手にすることができます！

3301年2月25日－AliothでのLugh星系独立演説集会で暗殺未遂事件発生

　本日、アリオト（Alioth）星系が主催したアイミン・イー・レイリー（Éamonn Uí Laoghire）による演説集会は、彼が群衆に向けて演説を始めた直後に大混乱に陥りました。前回に引続き、ルー星系独立への支持を求めて開かれた今回の演説集会では、聴衆に同盟の各代表も加わっていたのですが、この二度目の試みは失敗に終わりました。彼の話を聞こうとすでに集まっていた大群衆に向けて彼が演説を始めようとしたそのとき、近隣の建物から彼めがけて一発の銃弾が撃ち込まれたようです。

　銃弾は大使ではなく近くにいた群衆の一人に命中したとのことで、撃たれた人物はその後死亡が確認されました。大使は安全な場所に誘導されましたが、恐怖に駆られた群衆が一斉に逃げ始めたために会場は大混乱に陥り、暗殺者はそれに乗じて逃亡した模様でその後の行方が判っていません。

　その後、中央評議会議事堂前の外階段に戻ってきたイー・レイリーは、聴衆にまだ伝えていなかった極めて挑戦的な演説を改めて行いました。

　「我々はここに宣言する。我がルー国の所有権は我々にある。それは我々ルー国国民の権利である。外来の民或いは政府によって長きに亘って剥奪されていた我々の権利は、かつて一度も消滅したことはなく、これからも消滅することはない。どんなに数多くの殺人者を連邦が送り込み我々を黙らせようとしても。」

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3301年2月24日－デュバル、ファーベイド（Furbaide）星系に医師団を派遣

　本日、ファーベイド（Furbaide）星系において注目を集めた存在がアシュリン・デュバルでした。彼女はエフィンジャー・ポート（Effinger Port）に降り立つや、強毒性で死に至るヴォルング病（Volungu Blight）の撲滅に向けて疲労困憊しつつも果敢に取組んでいる医療スタッフに対してその支援を申し出ました。この疫病に苦しむ全ての人々に対し医療サービスを無料提供しようと考えたデュバルの姫君は、いつもの取巻き連中に加えて帝国で訓練を受けた何十人もの医師及び看護師を今回伴ってきたのです。

　今回の医療サービス提供は、帝国の医師が提供する生物医学の専門知識がこの病気の遺伝子構造解明に多少なりとも寄与するのではないかという点が期待されています。というのも、この疫病は強い伝染力を持ち、しかも既知の薬物療法に耐性を示すようになってきたため、地元の医療スタッフは完全にお手上げ状態だったのです。

　この病気による死亡者数は現在のところすでに数千人規模に達しており、今のところ治療の見通しが立たないことから、状況は良くなるどころか悪化の一途を辿るだろうと予想されています。

3301年2月24日　Onionheadは健在、Tanmarkにて栽培継続

　タンマーク防衛軍は、カッパ・フォーナシス農業組合（Farmers Union of Kappa Fornacis）と共同で進めていたオニオンヘッド（Onionhead）現地栽培計画に関して、その増産の取組みに成功したことを発表しました。
　先週、数百に上る独立系の個人交易パイロットによって、キャシーLペイア（Cassie-L-Peia）に累計500,000トンを上回る土壌改善システム（land enrichment system）が運び込まれました。これにより、カッパ・フォーナシス星系から呼び寄せた専業農家のあいだで進められていたオニオンヘッドのクローン種の現地栽培、ルカン・オニオンヘッド（Lucan Onionhead）の量産に弾みがついたようです。
　この件に関してコメントを求められた連邦大統領官邸は、他のオニオンヘッド同様、ルカン・オニオンヘッドに関しても連邦管轄区全域において違法であり、この植物の輸送、培養、或いはこれに類する薬物販売によって逮捕された者は誰であれ追訴の対象となることを改めて強調しています。

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3301年2月23日－ラムダ・アンドロメダ（Lambda Andromedae）へ探検調査データを持帰ろう

　全宇宙地図製作局（UC：Universal Cartographics）が力を入れている人文科学の枠組拡張という取組みに啓発されたシリウス・コーポレーション（Sirius Corporation）は本日、新型入植用アウトポスト（outpost）＝前哨基地を人類の活動宙域の最外縁部に向けて大量派遣するという計画を発表しました。

　シリウス社の執行役員補佐（Junior Vice President）であり星間輸送部門を担当するアナ・クイン氏（Ana Quin）はこの発表について以下のように述べています。

　「我々はこのプロジェクト推進決定にとても興奮しています。これまで長い道のりではありましたが、「機は熟した」として遂に取締役会が計画を承認したのです。私達はすでに派遣技術者及び探検志願者を確保しています。あとはどの星域に向けて彼等を送り込むか？ということだけです。

　シリウス社は現在のところ、候補予定地が含まれる探検調査データを持参してくれる探検者（Explorer）パイロットに対して相応の報奨金を用意しています。データ提出窓口はラムダ・アンドロメダ（Lambda Andromedae）星域内のナース・オービタル（Nourse Orbital）にある全宇宙地図製作局のオフィスです。

3301年2月23日－連邦、BD+03 2338星系にて新型戦艦建造か

　昨日の記者会見の場において、ビンセント（Vincent）提督はポラウクナ（Polahukuna）星系攻撃を目的とした増援艦隊派遣について強い口調でその意向を表明していましたが、ハルゼイ（Halsey）連邦大統領は提督によるこの派遣要請を却下しました。

　その対応として、連邦海軍は、パートナーシップ関係を結んでいるコアダイナミクス（Core Dynamics）社に対し、新型主力戦艦の建造を委託する意向を表明しました。この新型艦の建造は、先立って奪還したBD+03 2338星系の造船所（shipyard）にて進められる予定であり、同地には提督の私設派遣団が常駐し、新型艦建造の警護を行うこととなっています。

3301年2月22日－保険は重要

　前にもお伝えいたしましたが、大切なことなので繰り返し申し上げます。万一のために超過損害保険（the excess）を掛けておくこと、これを忘れないでください。

　ごく最近の例です。コマンダー：グイ（Gui）はアナコンダを新規に購入し、彼が拠点とする太陽系へ向けて帰路に就くところでした。必要なもの全てを積み込んでいざ出発、、、、というところで、何と向こうからやってきたType-9と正面衝突してしまったのです。彼の船に対する保険の掛金は4,000,000クレジットだったのですが、それを払っていなかったために、彼に残された選択の余地は安価なサイドワインダーのみとなりました。彼はこの一回の事故で80,000,000クレジットを失ったことになります。

　パイロットの多くは、非常事にそれをカバーするだけの費用の持合わせがない場合は、200,000クレジットの融資（Loan）を受けられるようになっています。しかし、本当に高価な船の場合、この額では調達費用をカバーできません。

　この話の教訓は何かって？離陸前には必ずシステム画面にある再調達（rebuy）費用をチェックしよう、宇宙ステーションを離れる際には必ず超過損害保険を掛けておこう、ということです。

　ちゃんと言いましたからね、あとで知らなかったなんて言わないで下さいよ。

　コマンダー：シェーイ（Sheehy）

3301年2月22日－独立に向けて大胆な一歩を踏み出したルー（Lugh）

　アリオト（Alioth）星系はアイミン・イー・レイリー（Éamonn Uí Laoghire）が到着してからというもの、論争の中心となっています。彼は、ルー（Lugh）星系独立運動において最も活躍が期待されているスポークスマン＝広報担当者です。

　このレポートを書いてる時点では、イー・レイリー大使には同盟政府関係閣僚への訪問が未だ許可されていませんでした。そこで彼は、国営住宅の階段の上に立ち、彼に向けて応援を寄せる支持者の大群衆に向けて演説を行ったのです。

　「有史以来、ルー星系にはその星を故郷として一つの血統と一つの宗教を共有する国民が暮らしてきました。最新の世論調査におけるクリムゾン・ステート・グループ（CSG：Crimson State Group）への大衆の支持率は87％です。国民の意思決定を唯一妨げているのは、あの連邦海軍です！　私が今日ここに立っているのは、自由と民主主義を愛するルー星系にこそ正当性があることを独立星系同盟の皆様に判ってもらいたいがためなのです。」

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3301年2月21日－セミエス（Semiess）で社会不安

　セミエス（Semiess）星系で問題が起きています。これは、最近になって解放された帝国奴隷（Imperial Slaves）が星系内各地へ移入してきたことによるもので、彼等自身も当地を新たな故郷として定住を求めているという経緯があります。

　惑星：エメラルド（Emerald）に報告されている窃盗・強盗の発生件数は去年の3300年同時期に比べて300％にまで増加しており、地元のソーシャルサイトには、家族の安全が脅かされるとの地元住民の苦情が殺到しています。

　この社会情勢不安（unrest）に対し、エメラルド保安庁長官：チェンバレン氏は以下のような声明を発表しました。

　「我々も現状が制御不能に陥りかねない状態にあることは認識しておりますが、市民の皆様は冷静を保つようお願い致します。これは勧告です。犯罪が増加しているのは事実ですが、これは我々が当初予想していたよりもはるかに大多数のグループが一挙に当地に移入してきた結果に過ぎません。今回、夜間外出禁止令が発令されたことを受け、地元住民の皆様がセキュリティについて懸念を感じていることは我々も理解しております。しかしながら、ここで強調しておきたいのは、今回の発令は新しい住民の方々が地域社会とより密接な繋がりを築き上げるまでの一時的な措置である、ということです。その点御理解下さい。」

3301年2月21日－ヴェスパ（Vesper）のオークションは本日限り

　今回のニュースに銀河中が興奮して騒然としています。伝えられるところによると、匿名の提供者が貴重かつ極めて希少なヴェスペリアン・ネクター（Vesperian Nectar）1ケースを慈善団体：スペシャル・エフェクト（Special Effect）に寄付したとのことです。この団体は、身体に障碍のある人々の生活の質を高めることを目的として、最新技術の活用を推進している専門組織です。

　ヴェスペリアン・ネクターは、ヴェスパ星系固有の蘭の花＝ヴェスペリアン・オーキッドの花蜜を原材料とした飲み物であり、この植物はヴェスパ（Vesper）-M4星系内の惑星：スラウ（Slogh）でしか育たないとされています。

　強烈に甘い花蜜で知られるヴェスペリアン・オーキッドは、何世紀にも亘り、科学者や食学研究者（料理研究家？）にとってのまさに高嶺の花でした。というのも、スラウの大気が有毒で強酸性であるためです。また、その花蜜は、やはりヴェスパ星系固有の舌蜂＝ヴェスペリアン・オーキッド・ビーが集めるハチミツから採取するのですが、この蜂は致死性の毒針を持つ昆虫としても知られています。当地の養蜂業は命懸けのビジネスであり、養蜂家のあいだでは毎年数多くの死者がでています。

　コマンダー：エンジェル・ローズ（Angel Rose）が慈善団体：スペシャル・エフェクトの代行として、本日一日限りのオークションを開催致します。

3301年2月20日－連邦軍、反乱軍の本拠地をたたく

　連邦軍がバンキ（Banki）及びBD+032 2338星系から反乱軍を敗走させることに成功したことを受け、連邦海軍のビンセント提督は、BD+032 2338星系から逃げ出しつつある侵略者を、さらに彼らが拠点とする星系まで追撃を続行するつもりであることを表明しました。

　「私からのメッセージは明快だ。」本日未明に行われた記者会見の場でビンセント提督はこのように述べています。「我が国の法を犯し、我が国民を洗脳するテロリスト集団を我々は許さない。ポラウクナ・レイダース（Polahukuna Raiders）或いはそれに類する逆賊共は、行動には必ず結果が伴うということを学ぶ必要がある。混沌と無秩序という名の伝染病が拡大・悪化するのを、連邦は傍でただ黙って座ったまま見過ごすようなことはない。」

　提督は続けて、連邦軍によるポラウクナ星系に対する襲撃作戦の狙いについて、間もなく計画内容を公表予定である旨を述べました。

3301年2月20日－連邦大統領、Nijotec星系に攻撃命令

今朝届いた衝撃的な発表によれば、ハルゼイ連邦大統領はニジョテク（Nijotec）星系に対する総攻撃命令を発令したとのことです。

　連邦国民に向けた演説の中で、大統領はこの問題について以下のように述べています。

　「あまりにも長い間、ニジョテク・シンジケート（Nijotec Syndicate）は無力の者、無実の者、弱い者を苦しめ続けてきた。私は今日、彼等の前に立ちはだかり、そしてこのように伝える。およそ正当とみなされる独立国家がその国民を虐待するのか？連邦はその傍でただ黙って立っているつもりはない。これら明らかな犯罪国家は私利私欲にまみれた寄生体に過ぎず、広大な銀河社会の中にあってその居場所はどこにもない。もしも、暗黒時代に戻って独自の文明開化をやってみせると考えている独裁者気取りの連中がまだいるならば、連邦によるニジョテク（Nijotec）星系、バンキ（Banki）星系及びBD+03 2338星系の解放は、彼等全てに対する警告とする。」

　ニジョテクは、定住者が僅か21,500名の小さな星系です。同星系は、古くは豊富な鉱物資源で知られていましたが、かつて露天掘りが行われていた場所にある精錬所からの生産品輸出量は今ではほんのごくわずかです。星域の景気が後退し、それに伴ってライカン（Lycan）月鉱業株式会社所有の二基の宇宙ステーションが放棄された結果、「ニジョテク・シンジケート」という名で知られる犯罪グループがのさばり、はびこる温床となってしまったのです。

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3301年2月20日－Overview of the Past Week's Developments

Thanks to the combined efforts of entrepreneurs, small business owners and corporate sponsors, preparations for the launch of the new EAUC Exploration Ocellus began. 4,871 commanders contributed over 8,154,177 tons of metal to the project, which in turn allowed the EAUC coalition to outfit the station to a level far beyond their original specifications.

The number of petty thefts and burglaries being reported on Emerald in the Cemiess system has risen by over 300% compared with the same period in 3300, resulting in local social sites being flooded with complaints from long term residents who claim they fear for their families' safety. Commissioner Chamberlain of Emerald Security issued a statement saying they were cracking down on crime in the system.

In a formal ceremony in the Congress building on Mars, the Congressman for Siren, Ethan Naylor, was formally signed in as the Federal Vice President. The decision was seen as controversial as this is the first time a member of the Federal Leadership has been a Congressman from a frontier world.

The management team in charge of Durius were able to offer debt relief retraining to 12,070 newly minted citizens. As a result, 12,070 Imperial Slaves found themselves exported from Durius to other parts of the Empire over the last week. The move was partly facilitated through a newly formed business arrangement between Senators Patreus and Torval.

Residents of Toolfa Large were left in shock this weekend after local security services found a small fortune in raw gold sitting aboard what they presumed to be an abandoned Sidewinder in one of the station's lower hangars. The ship's records indicate that its owner, Mr. Hank Stone, spent the last month alone in the LAWD 26 system where he found a previously untapped source of precious metals. Mr. Stone was believed to have died from liver failure. He was found at his bunker near the Toolfa Large Short Stay Inn.

3301年2月19日－Effinger Port, Furbaide, Reports Contagion Spreading Unchecked

Despite a valiant effort by medical staff working aboard afflicted stations in Volungu, Liaedin, LHS 3505 and Furbaide, the illness now known as Volungu Blight has managed to evade all attempts to contain it.

The virulent disease has managed to claim hundreds of lives since it first appeared just 24 hours ago.

In an attempt to combat the spread of the Blight, a rapid response team has been set up aboard Effinger Port station in the Furbaide system. This team will be working around the clock to find a cure, but they can't do it alone.

Dr. Miriam Fletcher, head of the Furbaide CDC, has requested that anyone shipping basic medicines divert to Effinger Port in order to donate the supplies needed to stop the Blight before it manages to spread any further.

3301年2月19日－故郷への遠い道のり

　HIP 110620星系を一週間彷徨ったのち、移動型宇宙ステーション「ジェイクス（Jaques）」はいまHIP 110079星系を通過中です。GalNetでは、同ステーションの突然の帰還の理由が一体何であるのか、いまだその真相に辿りついておらず、また、サイボーグ・バーテンダーである彼（同ステーションにはオーナーである彼の名がつけられている）の最終目的地がどこなのかも確認できていません。

　有名コマンダー・パイロットの多くは、その職業の如何を問わず、このジェイクスに立ち寄りまた旅立っていったことと思います。かつて、帝国や連邦或いは同盟出身の若くスリルを求めるパイロットの間で一気に人気を集めたナイトスポットがこのジェイクスでした。

　彼自らが課した流浪の旅は今まさに終りを告げようとしています。ジェイクスは、かつて彼自身もその仲間の一人と考えていた彼等パイロット達の集う星々の間を彷徨うことを純粋に楽しんでいるようにもみえます、ダーク調のエレクトリック・ビートを響かせながら。

3301年2月19日－銀河最速のパイロット

　本日はわたくしケーシー・マロー（Casey Murrow）が今年の一大レース・イベントであるセントバレンタインデー・レガッタ（the St. Valentine Day Regatta）の優勝者であるコマンダー：サミュエル・ドラクル氏（Samwell Drakhyr）に独占インタビュー致します。さて、サム、どうやって勝ったの？

　「腕の悪いパイロットは船に操られる。で、ずーっと慌てっぱなし。だって船のことも周囲の状況もきちんと頭の中に入ってないからね。腕のいいパイロットは船を操るもんだ。あんまり慌てないよね。だって船の限界をよーく知ってるし体の一部になってる。ちょうど自分で自分の手足を動かすように特に意識せずにやる感じ。」

　「いつもその先を目指して努力してる。ルート取りは自分のモノになるまで調べ倒す。もう体の一部だというくらい。先にいろんなことを考え抜くんだよ、そうすれば飛ぶ当日にはもうパイロットとか船とか自分の考えとかいう区別はない。全部が一つになってる。」

　「手が動くんだよ。すると船はその通りにしか動かないんじゃないかっていうくらいきっちり動く。むしろ、宇宙の方が動いてる感じがするくらい。」

　他のパイロットを鼓舞してくれる素晴らしいアドバイスでした。ほぼ毎年恒例で行われているセントバレンタインデー・レガッタの第37回優勝者であるコマンダー：ダクリルへのインタビューでした。

3301年2月18日－宇宙ステーションの建設進む

　起業家や中小企業経営者、スポンサー企業の一致協力によって建設が進められてきた探査協会＆全宇宙地図製作局（EA-UC：Explorers’ Association & Universal Cartographics）の合同プロジェクトである新型宙域探査用宇宙ステーション「オセルス（Ocellus）」の出発準備が順調に進められています。同プロジェクト（＝Community Goal）には4871名のコマンダー・パイロットが参加し、8,154,177トンを超える金属材料の提供がありました。その結果、EAUCは宇宙ステーションに対して当初の仕様をはるかに凌駕するレベルの装備を行えることとなりました。

　全宇宙地図製作局（Universal Cartographics）は同プロジェクト委員会に対し、鉱物資源の豊富なHIP101110星系を出発予定地点に選び、Zimm_Macugzに向けた150,000トンに及ぶ原材料の輸送ミッションを計画したことについて、その判断は賢明であったと感謝の意を表明しました。

　今回新たにニュー・イェンボ（New Yembo）と命名されたHIP101110に向けた新型宇宙ステーションの処女飛行の準備は数日以内に完了予定とされてます。

3301年2月17日－新副大統領任命

　火星(Mars)の議会棟で開かれた式典にて、サイレン星系議員のイーサン・ネイラー氏が正式に連邦副大統領に任命されました。

　初の開拓地域出身の副大統領ということで今回の任命は物議を醸しています。ハルゼイ大統領は批判している人に対して現在の政府は太陽系(Sol)出身が多すぎると反論しているとのことです。彼女の選択は後悔することになるだろうという声も上がっています。

　またネイラー氏は任命時のスピーチで次のように述べています。

　「この驚くべき大役に任命されたことを大変光栄に思います。これから辺境地域の連邦国家が適切に扱われるように尽力していく所存です。」

3301年2月17日－治安維持に物申す

　本日早くにエオティエンセス(Eotienses)星系で行われたパトロンの集会で、デントン・パトレウス元老院議員が治安維持の重要性について卓越したスピーチを行い、拍手喝采を浴びました。

　スピーチは「友よ、私たちは今不安定な時代に生きています。」という言葉から始まりました。「皇帝陛下の身体は日に日に衰え、狼共が戸口にたむろしています。ここですら、皇帝陛下の御膝元のここですら、悪が潜んでいる恐れがあります。」

　元老院議員は次のように続けます。

　「皆さんは、私たちが立っているこの場所からほんの30光年離れた場所で、手を血に染めた邪悪な勢力が猛威を振るっていることを知ったら驚くかもしれません。ファリシ(Falisci)星系の犯罪者達は自治権を悪用して帝国法を冒涜しています。しかもこの話は氷山の一角に過ぎません。私たちの栄誉ある使命は自らを治めることもできない者共を守る事でしょうか？私たちはこの寄生虫を取り除かなくてはなりません。そうして初めて私たちは真の運命に向かって第一歩を踏み出すのです。」

3301年2月17日－エフィンガーポートで感染拡大

　リアエディン(Liaedin)星系およびLHS3505星系、ファーベイド(Furbaide)星系のステーションにおいて、ヴォルング・ブライトという名で知られる伝染病が広がりを見せています。同ステーションの医療スタッフたちは伝染病の撲滅のために果敢に挑んでいますが、非常に残念ながら今の所その果敢な努力は空しい結果に終わっているようです。

　24時間前に発見されたこの病ですが、既に数百人に感染が広がっています。

　ブライトの伝染と戦うために、緊急で対策チームがファーベイド星系のエフィンガーポートステーション(Effinger Port Station)で組織されました。このチームは24時間体制で治療法の発見に従事する予定ですが、彼らだけでは成し遂げられません。

　ファーベイド星系防疫センターのミリアム・フレッチャー(Miriam Fletcher)博士は、ブライト拡大を阻止する為に基礎薬品(Basic Medicines)をエフィンガーポートに提供してくれる人を広く募集しているようです。

3301年2月16日－パトレウス氏の奴隷セール終了

　大帝国への同化という経験において、デュリウス(Durius)星系市民にとって興味深い一週間となりました。

　同化政策の過程で、デュリウス星系のマネジメントチームは12,070人に及ぶ新市民の再教育を行い、債務免除を達成しました。その結果、12,070人の帝国奴隷は先週一週間をとおしてデュリウス星系から他の帝国領へと輸送されました。この活動の一部はパトレウス元老院議員とトーバル元老院議員との間で結ばれた事業契約によって円滑に行われました。

　パトレウス元老院議員は次のように述べています。

　「デュリウス星系に残された市民が高貴な帝国の伝統に自ら従い、債務返済のために進んで帝国奴隷になることを選んだのは喜ばしい事です。彼らがよくやってくれればと思っています。」

　デュリウス星系市民の経済状態の改善を受けて、同星系における帝国奴隷の期間限定セールは終了となります。

3301年2月16日－ハンク・ストーンの無念な最期

　予想されたとおり、某ステーションの下層ハンガーに捨て置かれていたサイドワインダー内でかなりの額の金塊が発見されて、トールファ・ラージ(Toolfa Large)・レジデンスの住民に衝撃が走りました。その艦艇の記録によると、艦長のハンク・ストーン氏はLAWD26星系で最期の一か月を独りで過ごし、そこで彼は未採掘の貴金属の鉱脈を発見したようです。

　詳しい調査の結果、ハンク・ストーン氏(住所不定)の遺体はトールファ・ラージ・レジデンスの一室で発見されました。

　彼の船室にエラニンパールウィスキーの空き瓶が6本も散乱していたことから、慢性的な肝臓疾患が死因であるとみられています。

3301年2月15日－連邦軍、Banki星系とBD+03 2338星系は「朝飯前」

　海軍司令部が発したスピーチによれば、ヴィンセント提督はバンキ（Banki）星系およびBD+03 2338星系の奪還作戦の進捗状況について高く評価しているようです。

　「現在も続いているバンキ星系およびBD+03 2338星系における紛争は我々が発端ではない。この紛争は、今年初めにチンピラどもが平和な周辺地域を侵そうと試みたことがきっかけとなっている。ハルゼイ大統領がスメアトン副大統領の後任を見つけることが出来ないかもしれないという懸念とは関係なく、分離主義者たちに指揮された外国勢力が連邦領域を侵し続ける限り、連邦は万全な状態とはならないだろう。」

　提督は次のように続けています。

　「外国のテロリストはもちろん、国内で力をつけてきたテロリストも見つけ次第徹底的に対処していく。内の部隊は今のところ実に順調にやっているようで、地上に対して行っているピンポイント爆撃で、恐らく明日の朝食前には紛争は終結していることだろう。」

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3301年2月14日－太陽系(Sol)周辺に違法レーサーか

　太陽系周辺にてコアダイナミクスのイーグル戦闘機を使ってハイスピードレースを行っている所を目撃したという噂が広がっています。ルイテンズ・スターのアッシュビーシティを訪れた交易業者によると、ドッキングスロットやステーション周辺で危険な操縦を行っているパイロットがいたとのことです。またアルタイル(Altair)星系でも同様の目撃情報が流れており、ソロ・オービター・ステーション(Solo Orbiter Station)の管理者が派手にペイントされたイーグルを何機か目撃しているとのことです。

　「そのパイロット達は船に搭載された装置を納めて、無害であることを主張していたよ。確かにサブシステムのスキャンでも戦闘が行えるような装備は引っかからなかったね。」

　噂では、違法レースは太陽系近くのアース=ムーン(Earth-Moon)星系辺りから始まっているようです。しかし今のところ連邦は噂に対して特に対応しない方針のようで、連邦治安部隊の介入は行われていません。

• 艦長　ファット･ハガード

3301年2月13日－バレンタイン記念

　レース運営のチーフを務める海軍少将のミリントン氏がついに今年度のバレンタイン記念の詳細を発表しました。バレンタイン記念は毎年行われるレースの中で最も栄誉あるレースの一つとされています。同レースはクンバヤ(Kumbaya)星系からスタートし、周辺セクターで最も危険とされる地域を通る、距離500光年のレースとなっています。

　「どのパイロットも御存じのとおり、バレンタイン記念は精密さと大胆さが問われる厳しいレースであり、居住宙域の隅から隅まで一気に駆け巡るレースだ。挑戦する者は多くいるだろうが、その中で勝利するのはただ一人である。37年に渡るレース史上(戦争により中止となったため3284年は除きます。)、常に完璧な技術を持つ者が勝利を収めてきた。そして勝利者の多くは伝説として語り継がれている。では、来る14日のレースを勝ち抜いて星々で称えられる栄誉を掴み取るのは誰か、見ていくとしよう。」

　なお、参加申請の方法は司令官のキティアラ氏が案内を行っているとのことです。

3301年2月13日－秩序回復のはずが混乱を招く - 連邦軍、二正面作戦を展開

As the Federal Navy begins to move into position around Banki and BD+03 2338, independent Commanders from all corners of the galaxy have started gathering at Antonio De Andrade Vista in Banki and Matteucci Terminal in Khasiri in preparation for the final set of engagements against the federal rebels.

Admiral Vincent has issued a warning calling for all civilians to evacuate the areas around Banki and BD+03 2338 immediately. The official policy being that any unidentified ships caught in the coming conflict will be treated as enemy combatants, meaning they will most likely be destroyed on sight.

All loyal members of the Federation are requested to report to either Antonio De Andrade Vista in Banki or Matteucci Terminal in Khasiri to receive orders as to how they can best lend their support to the Federal Navy. Non-combat roles are available for conscientious objectors.

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3301年2月13日－Overview of the Past Week's Developments

Rare alien artefacts went on sale in the Ngurii system, but many have speculated that this may be just a publicity stunt or a scam. Despite evidence against the legitimacy of the rare goods, the news has spurred speculation among collectors of Thargoid relics.

Imperial, Federal and Independent pilots from all walks of life came together to provide the vital resources needed to save countless lives in Ngaliba following a viral outbreak. Thanks to their efforts there were fewer than a dozen confirmed casualties before a cure was formulated.

Pilots gathered at Abraham Lincoln Starport at 18:00 on February 12 for the annual remembrance of the station's namesake. Lincoln was the leader of the former nation of the United States in the nineteenth century and was responsible for the abolition of slavery in the young republic. Pilots gather on Lincoln’s birthday to remember the legendary figure and show solidarity in ending the modern slave trade from which so many pilots profit.

The Chelomy Vision Fight Club, a group which convene to fight in the skies above Chelomy Vision, has emerged in the Balaikda system. Meetings take place weekly at 05:00 Universal Time on Tuesdays, drawing anger from local traders and government leaders. The group seems prepared to take on all comers in even contests of pilot skill, regardless of the reckless endangerment of human life and millions of credits in property damage.

3301年2月12日－The Legend Returns

It's been some time since Jaques began his epic journey from orbit around the moon of Topaz into the mysterious places of the great unknown. A week ago we reported that Jaques Station was seen by an intrepid commander in HIP 110620.

What mysteries will the enigmatic cyborg see on his long travels? Emma Hallows asked Jaques those very same questions. The robotic barkeep responded:

"If people want to know my story, they'd best come buy a drink and find out for themselves."

3301年2月11日　Onionheadの新種開発か？Lucaの専業農家が農産品交易パイロットに呼びかけ

Reports have reached GalNet that Lucan Onionhead farmers in the Tanmark system have been receiving regular supplies of Agricultural Medicine, Crop Harvesters, Land Enrichment Systems and Biowaste from intrepid traders sympathetic to their cause.

Georgio Algeria of the Kappa Fornacis Farmers Union said:

"This is welcome news. A few Commanders helped us in Panem, and that's cool but not enough. If enough of you can help get them to Tanmark we'll be happy. And so will you. This is the way we make Onionhead bigger - better. It's what we all want. Long live Onionhead! Lucan Onionhead for all!"

No Federal representatives were available to comment.

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3301年2月10日－Compassion Was the Cure for Ngaliba

The community of Ngaliba managed to avoid a fate worse than death this past weekend, as hundreds of aid workers flew to the region to help find a cure for the plague that had been ravaging its way through the system.

Imperial, Federal and Independent pilots from all walks of life came together to provide the vital resources needed to save countless lives. Thanks to their efforts there were less than a dozen confirmed causalities before a cure was finally found.

Samples of the Ngaliba Plague have been sent on to all major virus repository databases as protection against any potential future outbreaks.

3301年2月10日－Yembo-Crowdsourcing Required to Help Build New Station

After a week of speculation, Universal Cartographics have today announced that the system chosen to receive what is planned to be the first of a new fleet of UC-controlled Explorer Stations will be HIP 101110.

Samuel Covington, the leader of the committee in charge of choosing HIP 101110 as the target location, had this to say about the announcement:

"Hopefully this will be the first step in putting a more robust support system in place for all the brave men and women who risk their lives out there in the black. It won't be easy establishing a station so far away, but we believe the rewards far outweigh any obstacles that might crop up along the way."

Partial construction of the new station will take place in the shipyards of Yembo. Anyone capable of sourcing metals are advised to get themselves over to Naddoddur Terminal, Yembo straight away, as Universal Cartographics are offering some exceptional incentives to Commanders helping with their current construction efforts.

3301年2月10日－Soontill Alien Artefacts to Be Auctioned at Ngurii

Soontill is back in the news this week as fresh rumours have surfaced of alien items hitting the market in Ngurii.

It's been nearly two decades since Gallagher Restoration's auction of Soontill relics was discovered to be merely an outrageous publicity stunt. Although many high profile individuals were left red faced after the Phekda auction, most notably the band Jjagged Bbanner, it seems people still want to believe in the Thargoid legend. Indeed, several familiar names have already come forward enquiring about the new finds.

What gives the latest rumours more credence than previous claims is the fact that the source of the alien items is not just one individual or one group, but several different lone wolf pilots.

Is this another hoax? Another stunt?

3301年2月9日－Celebration at Abraham Lincoln Starport in Earth Orbit, Sol

Pilots from around the galaxy are expected to gather outside Abraham Lincoln Starport, located in Earth orbit in the Sol system, at 18:00 on the 12th of February for the annual remembrance of the station's namesake, President Abraham Lincoln.

This date marks the 1,492nd anniversary of Lincoln's birth. Lincoln, president of one of the great democracies of the Northern Hemisphere in Earth's 19th century, is credited with ending the practice of human slave trafficking in that nation.

Pilots gather each year at Abraham Lincoln Starport to show their solidarity in ending the galactic slave trade by flashing their ships' headlights for 30 seconds at precisely 18:00 on the evening of the anniversary.

• Reported by CMDR Jaiotu

3301年2月9日－Prism Senator Courts Controversy Again!

In a move which is likely to further increase tensions between the Federation and the Empire, a high-ranking Lady of the Empire has been denied access to the Sol system.

Lady Kahina Tijani Loren, the Senator from the Prism system, was on a diplomatic mission at the behest of Chancellor Blaine when her Imperial Courier was interdicted whilst jumping into the Sol system.

According to Imperial sources, Lady Kahina's vessel came under attack by unidentified ships, but fought its way free despite suffering significant damage during the incident.

Federal representatives insist that the Imperials failed to file a valid itinerary, which resulted in a lack of an escort through Federal space. The Empire has demanded a formal apology from the Federation, but so far this demand has gone unanswered.

Lady Kahina was quoted as saying:

"I don't like to be late."

3301年2月8日－Unsanctioned Fight Club - Chelomy Vison, Balaikda

The war might be over, but the battle lives on in Balaikda with the arrival of the Chelomy Vision fight club.

In this club, members engage in unsafe, unsanctioned brawls in the skies above Chelomy Vision. The winner goes home covered in credits and glory, while the losers get an all weekend pass to the medical centre.

Last week the club ran a stock sidewinder event, and the carnage was brutal. This week the competition is expected to be even more fierce, but with so many credits up for grabs, independent pilots are expected to fly in from all over to prove they've got the skills to pay the bills. Meetings take place weekly at 05:00 sharp universal time.

3301年2月7日－Planning Underway for New Frontier Station

Universal Cartographics have today announced their intention to launch a new exploration station. Plans for the development of the new station are already well underway, although the ultimate destination has yet to be chosen.

Members of Universal Cartographics and the Explorers' Association were asked to submit proposals as to the most useful location for the station. The following have been identified as candidates:

• HIP 101110

• Synuefe FR-T B36-3

• Maia

• HIP 117585

• HIP 27215
   

  The board has requested that members of the Pilot's Federation provide additional system data to help finalise the decision.

3301年2月7日－Long Lost Station Returns

Some years ago Jaques' Station left its orbit around the moon of Topaz. Its mission? To discover new beverages, explore distant stars, and bravely go where no starport had been before. When the starport left on its journey the station was being captained by the toughest barman in all of occupied space, a part-Cyborg known only by the moniker of Jaques.

Jaques' transformation from man to machine began during the time he served as a member of the Quinentis Fourteens, a Federal black ops strike team. His unit was captured by enemy forces during the Battle of Hell's Gate.

The intrepid ex-soldier spent close to the next 200 years improving his cybernetic implants and saving up to buy the station in order to head off and explore the stars in style, and he is happy for people to join him. Stay tuned to GalNet to find out all the latest developments as they occur.

3301年2月6日－Patreus Fire Sale Ends

The selling off of all surplus military assets from the Speke Prospect armoury was carried out at the behest of Imperial Senator Denton Patreus, to whom the people of Durius owe a rather significant debt.

The Citizens of Tradition, acting in their position as custodians of Durius, have promised to use their newly acquired funds to further stimulate the local economy through the creation of new employment opportunities. To that end, Senator Patreus, in association with Senator Torval, has generously offered to provide free training for all debt-ridden citizens of Durius willing to be retrained for work as Imperial Slaves.

3301年2月6日－Sickness Spreading through Ngaliba

A wave of sickness has spread through Ngaliba, leading the Federal Centre for Disease Control to issue an amber alert warning all pilots to avoid Fullerton Horizons until further notice.

Anyone who has visited Ngaliba in the past five days is advised to seek immediate medical attention.

Early signs of infection include dizziness, nausea, stomach pains and a loss of concentration. More serious symptoms include frequent nose bleeds, an aversion to bright light and the partial paralysis of patients' limbs.

The Crimson Major Solutions have declined to offer any comment in regards to how many people are known to be infected.

3301年2月6日－Overview of the Past Week's Developments

Although Federal aid was deployed to the farmers of Panem in Kappa Fornacis, President Halsey withdrew the troops shortly after. Although Halsey claimed the job was done, the leader of the Farmers' Association, Georgia Algeria, denounced their efforts as window dressing.

75 percent of the population in the Dulos system voted to leave the Federation and become an Independent state. Despite these changes, there has been a resurgence of support for the Federal government - some are pointing towards the strong plans to improve the economy.

The Dukes of Mikunn, a community-formed group, began sanctions against the dictatorial Law Party of HR 7327 in the system of the same name. The Law Party-owned Gabriel Station has since been under blockade until the regime change occurs. The Dukes of Mikunn have warned traders to stay away from the system and find safer routes if their route brings them near HR 7327's space.

The Sidewinder Demolition Derby was held last Sunday at Slough Orbital in Vesper-M4. The event will now be held every first Sunday of the month, and has pilots hurtling at one another in basic Sidewinders. Commander Rose told GalNet:

"The Jet Transport Corporation lost a lot of trade last Sunday. No ships were able to enter or leave the station for almost an hour for fear of being blasted into smithereens by these lunatic pilots."

Civil War broke out in Balaikda between two of the system's minor factions, HIP 43760 State Plc and Balaikda Ltd. The former is a Federally-aligned organisation, much to the surprise of the Empire. The Imperial Navy have set up checkpoints near a number of local planets as a direct response to the Federal Involvement in an Imperial system.

3301年2月5日－Spassky's Inheritance, Mikunn

The Dukes of Mikunn have begun sanctions against the dictatorial Law Party of HR 7327, in the HR 7327 system. As such, commerce to the Law Party owned Gabriel Station will be under blockade until such time as a regime change occurs. As the Dukes of Mikunn currently hold majority influence in the system, the reins of power at Gabriel Station should naturally pass to the Duchy of Mikunn.

For the safety of all private traders, their Graces the Dukes have requested that independent pilots should stay clear of HR 7327, and Gabriel Station in particular, until further notice.

Traffic should be routed to the neighbouring systems of Sukua, Kwatee and of course, Mikunn. Commanders interested in toppling the dictatorship of the Law Party should make their way to Mikunn and contact Commander Lucifer Wolfgang, Commander Calomiriel, or his Lordship the Count of Monte Fisto.

- Reported by Soda Popinski, Media Relations, Duchy of Mikunn

3301年2月5日－It's Not All about Sovereignty

The past few months has seen dozens of frontier systems launch initiatives to break away from Sol, due in no small part to the forced implementation of several unpopular and far reaching policies dictated to colonial leadership by the federal government.

The most recent referendum on federal membership took place in the Dulos system, where an overwhelming 75% of the population voted to leave the Federation and become an Independent state.

However, in recent weeks there has been a surge of support for the federal government all across occupied space. Where previously there were tens of dozens of independent movements, all but a small handful of them have now fizzled out.

Pundits point to President Halsey's strong plans for the federal economy, along with her clear willingness to send the Federal Navy to protect the interests of member states at a moment's notice, as the major causes of this most recent shift in opinion.

3301年2月4日－Federation Withdraws from Panem

Following on from the deployment of Federal aid to the beleaguered farmers of Panem, President Halsey has today announced her intention to recall all Federal forces from Kappa Fornacis.

The President has said of this:

"I am pleased with how our marines turned aid workers were able to help restore order to Panem so quickly - exemplary of what the Federation can offer its allies."

The leader of the Kappa Fornacis Farmer's Association, Georgia Algeria, has denounced the Federation's efforts. He said to gathered reporters:

"Don't be fooled by the Federation. They're liars! This is just window dressing. They bully us, they burn us - now they try to buy us. Well we ain't scared and we ain't for sale. We say what happens on Panem, and we say Onionhead will live on!"

3301年2月3日－外縁部でのトラブル－バライクダ(Balaikda)

　辺境の植民星系ですら問題はあるようです。

　バライクダ(Balaikda)星系の小規模勢力、HIP43760 State PlcとBalaikda Ltd.との間で内戦が発生しました。前者は連邦派のHIP43760星系を本拠地とする企業で、後者は地元の企業です。

　ある帝国星系における連邦の関与に対する制裁として、帝国海軍が付近の多数の惑星において検問を敷いているとの報告が入っています。匿名の情報筋によると「検問所にはプラズマ加速器を装備した重装備のバイパーとコブラが配備されている。軽く見ない方がいい。」とのことです。

　戦闘は星系全体を巻き込んでおり、様々な地元勢力が個人パイロットの協力を促すために、戦闘契約を発行しているようです。

3301年2月3日－Vesper-M4 Plays Unwilling Host to Demolition Derby

Slough Orbital hosted the galaxy's inaugural Sidewinder Demolition Derby last Sunday and it was a huge success. The event, which will now be held on the first Sunday of every month, sees pilots flying their basic, weapons and shield-free Sidewinders at full speed around the airlock ring in an attempt to blow each other up.

Slough Orbital's Captain, Commander Rose, has expressed frustration at these troubling turn of events, telling GalNet:

"The Jet Transport Corporation lost a lot of trade last Sunday. No ships were able to enter or leave the station for almost an hour for fear of being blasted into smithereens by these lunatic pilots."

Commander Angel Rose, daughter of Captain Rose, has praised the event, saying:

"My father is a stuffy old codger. Everyone had a lot of fun, especially this month's derby winner, Commander Scicobalt. No-one was actually hurt, although Commander Belstarion's pride took a big dent when he got repeatedly stuck in the station's superstructure. I look forward to doing it all again next month!"

3301年2月2日－CNブーティス(CN Bootis)星系の急成長

　ユナイテッドCNブーティスプログレッシブ党が本日、星系拡大計画を発表しました。同星系にいる他の勢力は批判的のようです。プログレッシブ党は傭兵パイロットの手を借りて、一週間で星系の支配力を10%拡大しました。スポークスマンは次のように述べています。

　「我々はセリングシティドック(Sellings City Dock)での取引量を増加させ、この星系にある資源採掘地(Resource Extraction Site)全7か所のパトロールも強化しました。このため地元の海賊勢力から大きな抵抗を受けています。戦闘は激しくなっていますが、優れたパイロットならば儲けることもできると思います。」

　「我々は星系の獲得をめざし、採掘業者、商業者、賞金稼ぎを雇い入れています。」

　反対勢力からのコメントはありません。最新情報が入り次第お伝えします。

艦長オタルプ

3301年2月1日　Kappa Fornacisの復旧作業進む

　火星（Mars）の連邦議会では今なお激しい論戦が繰り広げられていますが、カッパ・フォーナシス（Kappa Fornacis）星系で連邦軍に包囲されている人々にとって事態は少しずつ良い方向に進んでいるようです。先日行われた惑星：パネム(Panem)のオニオンヘッド（Onionhead）農場爆撃によって被害を受けた人々に対し、連邦の援助機関が支援物資の輸送を開始しました。今回の問題に関して中央政府の対応を強く非難している抵抗派閥の議員は議会の階段に立ち、世論に向けて半ば呆れたような口調で次のように述べています。

　「自ら爆撃しておいて、その悪いイメージを払拭するためにこんなことをするとは。全く皮肉でしかない。そもそも連邦海軍は平和な惑星を攻撃するべきではなかった。農家の人々は自然に生えてくる作物を利用しているだけではないか。」

　現在、連邦ではカッパ・フォーナシス星系の立直しのため、農薬(Agricultural Medicine)、作物収穫機(Crop Harvester)、土壌改善システム(Terrain Enrichment System)、そして中でもとりわけ重要な、有機廃棄物(Biowaste)をできるだけ大量に調達してくれる勇敢（？）なコマンダー・パイロットを募集しています。全ての物品はハーベストポート(Harvestport)の物流センターで受け入れるとのことです。
　惑星：パネムの農業者組合の代表を務めるジョージ・アルジェリア（Georgio Algeria）氏は次のように話しています。

　「俺たちはオニオンヘッドでうまくやってきた。ここでも、そしてルカ（Luca）でもきっとそうさ。ルカ？ああそうだよ、タンマーク（Tanmark）星系の惑星：ルカだよ。へへ、まあ楽しみにしてなって。と言ってもオレたちはここに残って頑張るけどな。とにかく、お前らのくっせー手土産を待ってるぜぃ。そうヤな顔すんなって。オニオンヘッドがたんまり手に入るんだからよ！」