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3304年12月29日－ Week in Review

Here are this week’s main stories.

Federal Shadow President Felicia Winters has appointed Isolde Rochester as the deputy leader of the Federation’s Liberal Party. The new Shadow Vice President is the matriarch of the powerful Rochester family, which includes the CEO of Core Dynamics and two Federal Navy officers. Vice President Rochester said she was honoured to accept the position.

Imperial senators supporting the isolationist group Nova Imperium have demanded that Emperor Arissa Lavigny-Duval acknowledge its figurehead, Hadrian Augustus Duval. Chancellor Anders Blaine responded by saying that Nova Imperium was a fringe organisation with no right to determine policy. The Emperor’s lack of response has led to accusations of weakness, with many calling on her to step down.

In other news, Simguru Pranav Antal has claimed that the nanomedicines developed by Vitadyne Labs were in fact developed in Utopia. In a statement, Simguru said the nanomedicines were never intended for use outside of Utopia, and demanded their immediate return.

The leaders of the Alliance and the Federation have commented on the rise of Nova Imperium. Alliance Prime Minister Edmund Mahon said the unrest afflicting the Empire would be a concern if it affected inter-superpower cooperation, while Federal President Zachary Hudson said the Federation would be forced to intervene if Nova Imperium came to power and the Empire ceased contributions to Aegis.

Meanwhile, the Federal Navy has requested a large shipment of Duradrive personal computers from manufacturer Herculean Machines. Maddox Hurd, the company’s CEO, said the request was a testament to the Duradrive’s reliability. Herculean has placed an open order for various commodities to fulfil the request.

Finally, twin initiatives to supply Imperial senator Simone Leatrix’s festivities have reached a successful conclusion. As the campaigns drew to a close, Senator Leatrix said she hoped the sight of her glittering mountaintop retreat would serve as an inspiration amid the current civil disquiet.

And those are the main stories this week.

3304年12月29日－ 同盟と連邦、Nova Imperiumに言及

　同盟及び連邦の指導者らが孤立主義グループNova Imperiumの出現に対しコメントを行っています。

　同盟のEdmund Mahon首相は同盟総会で答弁を行いました。

　「帝国国内での社会不安であればただの内政問題です。しかしこれが国家間協調政策の路線変更に繋がるならば大きな問題になると言えましょう。我々は本件について、慎重に状況を注視しています。」

　一方、Zachary Hudson大統領も連邦議会で発言を行っています。

　「仮にNova Imperiumが帝国の実権を握りAegisへの協力を取り止めるような事になれば、列強合同の対サーゴイド防衛網は危険に晒される事になる。そのような事態に陥った場合、連邦は人類の未来のために介入を余儀なくされるだろう。」

　独立系情報筋によれば連邦海軍の補給頻度が増加しているようです。こうした艦隊活動は帝国領に接した地域でも確認されています。

3304年12月28日－ Pranav Antal、Vitadyneに対し告発

　Vitadyne Labsが開発した新たなナノ医薬品に関し、UtopiaのリーダーであるSimguru Pranav Antalから声明が出されています。

　「Katrien Rook教授が創り出したと主張するナノ医薬品は、実際にはUtopiaで開発され何十年も用いられていたものです。」

　「何ヶ月か前、Polevnic星系から出発したある医療輸送船が忽然と姿を消しました。我々Utopiaは船が襲撃され、積荷も盗難されたと考えています。明らかにRook教授はUtopiaの技術を身につけており、それを彼女自身の創作物と騙っているのです。」

　「これらのナノ医薬品はUtopiaの管轄外で用いる事を想定していません。こうした高度な技術はUtopiaの専門家の手にしか負えないからです。Utopiaは我々の資産が直ちに返還されるよう要求します。」

　Vitadyne Labsからの回答はありません。Interstellar Health Organisation(IHQ)ではこの告発について調査を行うとしています。

3304年12月27日－ CGニュース：連邦海軍からHerculean Machinesへ大量発注

　連邦海軍は新型パーソナルコンピューター"Duradrive"を製造元のHerculean Machinesに大量発注しました。

　同社のCEO、Maddox Hurd氏は以下のように述べています。

　「連邦海軍がこのDuradriveを標準装備として採用しようとしているのは本製品の信頼性の証であり、我々はこれを供給することを誇りに思っています。」

　「この発注に期限通り応えるにはさらなる原材料が必要です。そのためにBlatrimpe星系のBoltzmann HubにConsumer technology、Hardware diagnostic sensor、Computer componentが調達される必要があります。」

　「私達のライバルがこの計画を妨害するための工作員を雇ってないとは限りません。…ところでなのですが、 Scorpio DeVorrow氏が最近どうしているか、どなたか知りませんかね？」

　この計画は3304年12月27日に始まり、1週間にわたって実行されます。 最終目標が予定より早く達成された場合、その時点で終了となります。

3304年12月27日－ 帝国の祝祭の試み終了

　帝国のSimone Leatrix元老院議員が行っていたパーティーの取組みが無事終了したようです。

　Cemiess星系では食糧や宝石類の大量輸送が実施されました。

　取組み終了に伴い、議員から次の発表がありました。

　「この祝祭を開催できるよう取り計らって下さった方々に感謝いたします。このような不穏な時代、私のきらめく山頂の別荘での光景が人々を元気づけるものとなれることを願っています。」

　現在、Cemiess星系Mackenzie Relayにて報酬の支払いが行われています。

3304年12月27日－ 帝国の玉座を継ぐもの？

　孤立主義グループNova Imperiumを支持する帝国元老院議員らが、皇帝Arissa Lavigny-Duvalに対し、彼らの推すHadrian Augustus Duvalを認めることを要求しました。

　Eloise Winterstone議員は議会にてこう述べました。

　「皇族は、Hadrian Duvalがその一員であることを正式に認めるべきです。現皇帝に子供がいないことを鑑みても、将来的にDuvalの血筋を守るのに必要なことです」

　Anders Blaine議長はこれに対しこう返しました。

　「我々の公式見解としては、Nova Imperiumは政治に口出す権利の無い過激グループでしかありません。この件についてはこれ以上申し上げることはありません」

　The Imperial Herald紙の政治記者Cassia Carvalho女史は、同紙にてこう語りました。

　「内戦の緊張高まる中、ArissaがHengist Duval先帝の孫として、また継承権を持つものとして認定するのは、良い落とし所だと思われる。現皇帝の沈黙は弱さの表れであり、今すぐ退位してHadrian Duvalをその座につけるべきだという大衆の声につながっている」

3304年12月26日－ Isolde Rochester、野党副大統領に就任

　連邦のFelicia Winters野党大統領は、自由党副大統領としてIsolde Rochester氏を指名しました。

　野党副大統領となった同氏はメディアに声明を出しています。

　「この10年間、議会での業務を通してHalsey前大統領とWinters野党大統領を支え続けて参りました。ですのでこうした立場に任命されたのは名誉な事だと感じています。連邦はいま多くの課題に直面しており、自由党はそれらに対処するため邁進しております。」

　前任のEdgar Santiago氏は最近、政界から突如引退を決定。非常に高価にも関わらずプライベート用高級宇宙船を購入した事で知られています。

　Isolde Rochester氏はCore DynamicsのCEOや連邦海軍将校を輩出している名門Rochester家の当主です。Aisling Duval姫の背信が発覚した際、息子であるJordan Rochester連邦大使との結婚を中止させたのは母親の彼女ではないかと噂されています。

3304年12月22日－ Week in Review

Here are this week’s major stories.

Disgraced politician Juanita Bishop has called for a forthcoming book about the Far God sect to be banned. In a statement, Bishop described the book’s authors as alien sympathisers, and accused them of creating pro-Thargoid propaganda. Gethin Okonkwo, one of the book’s writers, suggested that Bishop’s desire to halt publication was an attempt to prevent a criminal investigation into her own activities.

A range of new asteroid-mining equipment is expected to trigger an increase in the availability of ores and minerals. A spokesperson for the Industrial Mining Guild said the new tools would prompt a surge in private mining activity.

In other news, Princess Aisling Duval has publicly rejected the isolationist group Nova Imperium and its figurehead, Hadrian Duval. Senator Zemina Torval publicly voiced agreement with Princess Duval, but Senator Pal Vespasian said that many senators were willing to recognise Hadrian Duval as Emperor-in-waiting.

In other news, Clinical trials for nanomedicines developed by Vitadyne Labs have delivered outstanding results. Observers from the Interstellar Health Organisation said that the nanomedicines eliminated malignant cells, boosted immune systems and repaired damaged tissue, and said that the product represented a genuine breakthrough.

Imperial senator Simone Leatrix has announced plans for a week of revelry at her palatial residence on Capitol in the Achenar system. In a statement, the senator said she intended to celebrate the end of the year with a sumptuous party at her mountaintop retreat, which would be specially renovated for the occasion. In support of the event, the Cemiess Imperial Society has placed an open order for various commodities.

Finally, the conflict between two opposing factions in the Wally Bei system has ended. The fleets of both Wally Bei Technical and the Wally Bei Constitution Party were significantly reduced in a prolonged series of battles. The leaders of both organisations issued a joint statement, confirming that for humanitarian reasons they would bring hostilities to an end.

And those are the main stories this week.

3304年12月22日－ ナノ医薬品、追試成功

　Vitadyne Labsが新たに開発したナノ医薬品の臨床試験で、目覚しい成果が挙がったようです。

　Interstellar Health Organisation(IHQ)のオブザーバー報告を要約いたします。

　「従来の治療法が適応でない患者に対し、細心の注意を払った上でVitadyne製ナノ医薬品(Vitadyne nanomeds)の投与を行った。結果全ての症例でナノ医薬品が悪性細胞の排除、免疫機能の賦活、損傷した組織の回復に寄与する事がわかった。」

　「本製品が非常に広い医療分野において大きな可能性を持つ、ナノ医療におけるブレイクスルーである事は間違いない。」

　これを受け、Vitadyne LabsのオーナーであるKatrien Rook教授がメディアに声明を出しています。

　「私たちの研究が追試され、再現性が得られたのはとても嬉しい事です。IHQの尽力に感謝致します。私たちの成果を銀河系に公開できる日が楽しみですね。」

3304年12月21日－ Aisling Duval姫がNova Imperiumを拒絶

　Aisling Duval姫が孤立主義グループのNova Imperiumが旗頭に掲げるHadrian Duvalを公式に拒絶しました。

　「この過激派は分裂の原因になっているだけです。HadrianはHengist Duvalの孫なのかもしれませんが、それが彼を王座にふさわしい人物にするとは限りません。Arissaの沈黙はあまりに長く、彼女はこの不安定な状況を解決するために素早く行動するべきです。」

　Zemina Torval元老院議員がこれに応えています。

　「Duval姫に私が賛成するなんて、我ながら驚きました。一介のパイロット風情が帝国の支配者になるなんて考えるだけでも馬鹿馬鹿しい。皇帝陛下がこれに対応するだろうと私は確信しています。」

　この二人の連合を前にして、Pal Vespasian元老院議員が発言しています。

　「多くの元老院議員がHadrian Duvalのことを待ち望んだ皇帝だと喜んで迎えるだろう。Nova Imperiumは今や正当な政治運動として数百万の支援者を擁している。帝国が生き延びる唯一の方法はImperatorの提案を受け入れることなのだ。」

3304年12月20日－ CGニュース：帝国より歳末パーティーのお知らせ

　帝国のSimone Leatrix元老院議員はAchenar星系、帝国首都惑星Capitolにある彼女の邸宅での１週間の派手なパーティーの計画を発表しました。

　議員はメディアに以下のように話しました。

　「我々帝国人は例え政治的混乱の最中であろうと、より良い物を評価いたします。そこで私はこの年末を特別に改装された山頂の別荘での豪勢なパーティーによって祝いたいと思いますわ」

　何百人ものセレブリティを饗し邸宅を飾るため、Leatrix元老院議員はCemiess Imperial Societyに対しCemiess星系のMackenzie Relayに食料や新品の宝石を調達するよう要請しています。

　計画は3304年12月20日に始まり、1週間実行されます。 予定より早く目標が達成された場合、計画はその時点で終了となります。

3304年12月20日－ Wally Bei星系紛争終結

　Wally Bei星系における対立する派閥間で起きていた紛争が終結しました。Wally Bei TechnicalとTraditional Wally Bei Constitution Party双方の艦隊は長引いた一連の戦闘によってその数を激しく減らしました。

　二つの組織のリーダーが共同声明を発しています。

　「我々はお互いになされた非難に対して、それぞれの軍事的指導者が過剰に反応してしまったと考えています。人道的見地から、我々は敵対関係を終わらせることに同意しました。一方で、両陣営に参加した独立系パイロットの方々の名誉も讃えるものであります。その皆さんはWally Bei星系において報酬を受け取ることが可能です。」

3304年12月20日－ 新たな採掘用品が登場

　新しい小惑星採掘装備のシリーズ発売により、鉱石や鉱物資源の可能性がより増えると予想されています。

　Industrial Mining Guildのスポークスマンはこの新たな装備に関し、業界シンポジウムで説明を行っています。

　「既存のマイニングレーザーを用いて小惑星表面の堆積物を取り除くのは難しいものです。新たな剥離発破装置(Abrasion blaster)は飛翔体を発射し、より簡単にそうした行程を行う事ができます。」

　「最後に、小惑星内部の希少資源を得る方法を紹介しましょう。発破を用意する際に入念な配置を行った場合、小惑星が割れて核にあたる鉱石が出てくる事があります。」

　「スキャナーやProspector limpetといった既存装備もアップグレードされており、これらの新たな道具が個人採掘活動の急増につながると確信しております。」

3304年12月19日－ 遠き神教を扱った本に差止めを求める声

　反サーゴイド運動家から政治家に転身したものの議会に反発され、その面目を失ったJuanita Bishop氏。彼女は現在、近日発刊予定の遠き神教を扱った本を差し止めるよう求めています。

　「著者であるUlyanovとOkonkwoはエイリアンシンパですよ。一人は内通の疑いで逮捕され、もう一人は遠き神教徒である事を自ら認めたんです！」

　「連中が書いたこの本は親サーゴイドプロパガンダ以外の何者でもない！私たちを守るために散った全ての勇敢な魂を侮辱しているんです。当局はこの本が悪辣な考えで純真な人々を汚染しないよう対処する必要があります。」

　当事者の一人であり、遠き神教団に何ヶ月も潜入取材を行っていたジャーナリストのGethin Okonkwo氏はこう反応しています。

　「この本にはBishop氏のシンパが遠き神教徒を襲撃したという聞き取り調査も含まれています。あの時の彼女の活動に犯罪捜査の手が入らないよう手を打っている、出版を止めようと必死なのはそういう理由でしょう。」

3304年12月14日－ Week in Review

Here are this week’s major stories.

A new networked system named the Codex has been released to the galactic community.

The Codex is a joint initiative from the Pilots Federation and Universal Cartographics, which announced that the system had been automatically uploaded to all vessels registered with the Pilots Federation.

Two new ships marketed towards independent pilots have been released. The Mamba, from Zorgon Petersen, is reputedly one of the fastest ships in production, while the Krait Phantom, manufactured by Faulcon DeLacy, has been envisaged as a multi-role vessel.

Hadrian Augustus Duval, the long-lost grandson of Emperor Hengist Duval, has broadcast a message to the Empire in which he emphasised his humble background and stressed that he had lived an ordinary life. He concluded with the words: “I’ve seen how diminished the Empire has become, and I know that new leadership is sorely needed.”

Meanwhile, the Interstellar Health Organisation has delivered a preliminary report on the nanomedicines recently developed by Vitadyne Labs. The report states that Vitadyne’s nanomeds are more sophisticated and reliable than any existing product, and that Vitadyne’s data regarding healing, disease treatment and extension of longevity has been verified.

In other news, conflict has erupted between two factions in the Wally Bei system. Hostilities were triggered after the Wally Bei Technical claimed to have discovered stolen food shipments aboard their rival’s transport vessels. This was denied in an official response by Traditional Wally Bei Constitution Party. Military leaders from both factions have issued calls to independent combat pilots, offering rewards for their support.

Finally, an initiative to deliver rare commodities to an esoteric cult in the Zlota system has concluded. Barnabas Cole, leader of the Children of Tothos, submitted a handwritten message to the media that read: “By helping us, you free yourselves. You will feel the light of our testament fill you, just as it fills the heavens.”

And those are the main stories this week.

3304年12月14日－ Vitadyneのナノ医薬品に肯定的評価

　Interstellar Health Organisation (IHO)から、最近Vitadyne Labsによって開発されたナノ医薬品に関する先行レポートが発表されました。概要はこうです。

　「ナノ医薬品は医学においてとりわけ慎重に扱われてきた分野で、一般に用いられているものはごくわずかである。しかしVitadyneのナノ医薬品は既知のものより洗練されており信頼性も高い。さらに開発者側のデータによると外傷の治癒、疾病からの快癒、寿命の延伸が確認されている。」

　「IHQチームでは本製品の有効性を確認するため、臨床現場における独自試験を実施するものである。」

　この件について、メディア誌のVox GalacticaはヘルスケアアナリストであるHimari Grey博士の見解を載せているようです。

　「Vitadyneのような小さな会社がこうした高度なものを作り出せたことについて製薬業界は驚きを隠せないようです。もちろんKatrien Rook教授を信用するにはまだ早いですが、それでもこれはまさに天才の所業ですよ。これらのナノ医薬品は今後の医学界で何十年も語り草となる可能性があるのですから。」

3304年12月13日－ Children of Tothosの運動終了

　Zlota星系を拠点とする謎めいたカルト教団が々な希少品をを求める運動を行なっていましたが、完了しました。

　独立系パイロット達はAganippe Rush、Motrona Experience JellyやOnion HeadをChildren of Tothosの行う儀式のために運びました。他のパイロットは希少品を海賊から守るために戦いました。

　Children of TothosのリーダーであるBarnabas Coleが手書きのメッセージを報道陣に提供しました。

　「我々を手助けすることにより、あなた達は自らを救済した。我々の信仰の光が天国を満たすのと同じようにあなた達の心の内を満たすのを感じることができるだろう。」

　この運動はカルト教団のメンバーが幹部職員に含まれると伝えられるZlota Federal Holdingsによって組織されていました。貢献したパイロットにはZlota星系のNusslein-Volhard Settlementで報酬の支払いが行われています。

3304年12月13日－ CGニュース：Wally Bei星系にて戦闘勃発

　Wally Bei星系の２つの対立する派閥の間で紛争が発生しました。

　この敵対関係はWally Bei Technicalが相手方の輸送船から盗難された食料コンテナの積荷が発見されたと主張したことが発端となります。同組織のスポークスマンは以下のように述べています。

　「無辜の市民から生活必需品を強奪することは戦争行為に等しく、私達は彼らがそれを行うような組織だと見なしています」

　これをWally Bei Constitution Partyは以下の公式回答で否定しました。

　「この過激な告発は我々の取引相手を遠ざけ、経済を悪化させようとしている。我々はこのような中傷を容認しない！」

　Wally Bei TechnicalとWally Bei Constitution Partyの両組織の軍事担当者は独立系戦闘パイロットに支援要請を出し、彼らに報酬を約束しました。

　2つの派閥は、3304年12月13日から1週間の作戦を開始しました。

3304年12月13日－ Hadrian Duvalの帝国に向けたメッセージ

　長く存在を知られていなかったHengist Duval前皇帝の孫のHadrian Augustus Duval氏が帝国に向けてメッセージを送りました。

　「私は権門での裕福な元老院議員ではなく、普通の人生を送ってきたものです。多くの帝国市民が直面する困難が分かる人間です。」

　「Hadrian Jansenとして、私は父親以外の家族も無い貧しい子供でした。父と二人で独立商人として生活をしのいでいました。父は二年前にこの世を去る時でさえ自分の過去について語りませんでした。それから、父の船を受け継ぎコマンダーになりました。」

　「ImperatorのMordanticusが私の出自を教えてくれた時、Duval家としての自覚を持たなければいけないと知りました。私は帝国が小さくなっていく様を見てきました。そして新しいリーダーシップが本当に必要とされているとわかっていました。」

　「私はみなさんにDuvalの血筋の遺したものに名誉を与えることを望みます。Nova Imperiumと共に愛する帝国を救いましょう。」

3304年12月11日－ MambaとKrait Phantomが発売開始

　独立系パイロットにむけて２隻の新型船が市場に登場しました。MambaとKrait Phantomの発売開始です。

　Zorgon Petersonは自社の新しい船について以下のようにプレスリリースを出しています。

　「あなたが火力とスピードを求めているのなら、Mambaはあなたのものです。レース用試作品をベースとした、一般に販売されるものとしては最速の宇宙船であり、圧倒的な武装を装備できる十分な数のハードポイントを誇ります。競争相手に恥をかかせるか、はたまたうるさいサーゴイドを圧倒するのなら、Mambaをご検討ください！」

　Faulcon DeLacyもその最新機種について声明を発表しています。

　「Krait Phantomが提供するのは本当の多目的用途です。戦闘用、採掘用、交易用にカスタマイズすることも可能です。そして探検家にとっては、衝撃的なジャンプレンジによって星々に手が届かせることができます。この船はそれらすべてに応えるのです。」

3304年12月11日－ Codex公開

　Pilots FederationとUniversal Cartographicsが共同で制作した新しいネットワーク・データベースシステム"Codex"が本日公開されました。同組織は次のような合同声明を発表しています。

　「Pilots Federationに登録されている全ての機内システムへのコーデックス実装がなされたことを発表するのを嬉しく思います」

　「コーデックスはCMDRの成果を含めた全ての艦船データを照合し、銀河の最も顕著な組織から個人に関する情報までを引き出すことができます」

　「Discoveriesセクションは深宇宙探査をサポートするように設計されており、自分以外の探索家やCMDRが発見した天体やその他現象の目録を作成します」

　「コーデックスが全てのCMDRにとって価値あるものになることを願っており、コーデックスへと新たな発見が追加されることを楽しみにしています」

3304年12月08日－ Week in Review

Here are this week’s major stories.

Two corporations have merged to form one of the largest pharmaceutical companies in the galaxy. Allied Medical Industries has united with Neosalve Inc. to create Neomedical Industries, which will sell drugs, equipment and services to both Alliance and independent systems.

Independent company Vitadyne Labs has developed new pharmaceuticals that use nanoscale materials to repair cell damage on a molecular level. The company claims the nanomeds can heal injury in a fraction of the normal time, and even slow the ageing process. The Interstellar Health Organisation is reviewing the new medicines.

Nova Imperium has revealed its choice for Emperor – an eighteen year old man named Hadrian Augustus Duval. The group claims that Duval is the grandson of former emperor Hengist Duval, and that he has a legitimate claim to the Imperial throne. The group’s leader, Imperator Mordanticus, has called for Hadrian to replace Arissa Lavigny-Duval.

Journalist Gethin Okonkwo has commented on the Far God outposts found in the Etain system, saying that the logs recovered from the outposts illustrated how the faith attracted people from varied backgrounds. Okonkwo also said that the book he is writing with Dr Alfred Ulyanov would reveal much about the Far God religion.

An obscure cult based in the Zlota system has requested a range of rare items for an arcane ceremony. A handwritten statement from Barnabas Cole, leader of a group named the Children of Tothos, elaborated on the nature of the ceremony. Zlota Federal Holdings, which is thought to have some connection to the cult, is overseeing the initiative.

Finally, a goodwill initiative from the Achilles Corporation has concluded. Chairman Gus Weaver of Achilles confirmed that the company had acquired enough commodities to manufacture replacements for the robots destroyed in the wake of the spy robot scandal. He also reminded consumers that the surveillance program at the heart of the scandal was safely deleted by the company’s latest coreware update.

And those are the main stories this week.

3304年12月08日－ 遠き神教の謎

　ジャーナリストのGethin Okonkwo氏がEtain星系で放棄された遠き神教の拠点について語っています。

　遠き神教信者として潜入していた数ヶ月の間、秘密の拠点については噂が囁かれる程度にしか耳にしたことはありませんでした。この二つの拠点がEtain星系の4aと4cに存在したことは、私にも不明なことが依然として多いことを証明しています。

　「拠点から発見された私的記録は様々な背景を持った人々がいかに信仰に惹きつけられるかについて描写しています。私はかつて私自身が遠き神の到来について熱心に議論したことのある人物の声を聞いて驚きました。彼が連邦のエージェントだっとは全くわかりませんでした。彼の信仰心は私のものと同じくらい偽物だったようです。」

　「Alfred Ulyanovと共同で執筆している書籍は遠き神教について多くを明らかにするものになりますが、その謎の多くが依然として闇の中であることも確かなのです。

3304年12月07日－ 明らかになるNova Imperiumの旗頭

　孤立主義グループであるNova Imperiumが次の皇帝へと推す人物が明らかになりました。わずか18歳の青年、Hadrian Augustus Duval氏です。

　グループのリーダー、”Imperator” Modranticus氏は下記の声明を発表しました。

　「この秘密を皆に伝えるのは私の責務であるが、実は先帝Hengist Duvalには一人（Aisling Duval姫の事）だけではなく、二人も私生児がいたのだ。先帝がFlorence Lavigny（Arissaの母）に出会う前、帝国奴隷の一人と関係を持ったことがあった。これを知った先帝の父はすぐさまこの奴隷を解雇したが、この時できた子がさらに自分の子供、Hadrian…Hengist先帝から見れば孫にあたる…をつくったのだ。Hadrianは自らの出生の秘密を知らずに今まで過ごし、我々が探し当て更に遺伝子情報の照会を経てようやく確証を持てたのだ」

　「Arissa Lavingy-Duvalは弱く、その座から引き下ろされなければならない。Hadrian Duvalこそが真に帝座を継ぐものに相応しい！」

　Imperial Herald紙の政治担当記者、Cassia Carvalho女史はこのように事態を見ています：

　「かの発表は帝国を根底から揺るがさんばかりです。Hadrianを旗頭に持ってくることで、皇帝は男性であるべきと考える強硬派にもかなりアピールできています。たった1つの声明で、Nova Imperiumはサポーターの数と世間からの信用を大きく増す事に成功したのです」

3304年12月06日－ CGニュース：カルト教団からのレアコモデティ要求

　Zlota星系を拠点とする謎めいたカルト教団がその秘儀のために様々な希少品を要求しています。

　"Children of Tothos"というグループのリーダーのBarnabas Coleから次のように書かれた手書きの声明文がメディアに届けられています。

　「この儀式こそが私たちの曇りを払い、私たち皆が、共に、自由に向かって、進む道を明らかにするのです」

　この教団と接触があるとされているZlota Federal HoldingsはAganippe Rush、Motrona Experience Jelly、Onion HeadをZlota星系のNusslein-Volhard Settlement に届けるよう求めています。またこれらのレアコモデティが安全に配達されるよう指名手配リストにある全ての船の撃墜命令を出しました。

　計画は3304年11月29日に開始され、1週間実行されます。 最終目標が予定より早く達成された場合、計画は直ちに終了します。

3304年12月06日－ Achilles Corpの物資調達完了

　Achilles Corporationの善意からの取り組みが終了しました。

　Achilles CorpのGus Weaver太陽系地域社長の発表です。

　「多くの独立系トレーダーの検診に感謝します。我々はスパイロボットスキャンダルの余波で破壊された全てのロボットを交換するために十分な物資を入手することができました。」

　「また私どもの顧客の皆さんには、違法な監視プログラムが最新のプログラムアップデートで安全に削除されたことを改めてお伝えします。常にAchillesは信頼できると忘れないでください。」

　物資調達を組織したAdenets Pro-Alliance Bondは同時にトレーダーを襲撃から守る手配もしていました。この取り組みに貢献したパイロットはAdenets星系のHenslow Marketで報酬を受け取ることができます。

3304年12月06日－ 新しいナノ医薬品が発表

　独立企業のVitadyne Labsが新開発のナノ医薬品を開発しました。

　Katrien Rook教授が以下の報道発表を行っています。

　「Nanomedsは洗練された医薬品で、ナノスケールの素材を使って細胞の損傷を分子レベルで修復します。これは通常の何分の一の時間でいかなる怪我も治癒し、ほとんどの病気や感染症も治癒する能力を持っています。

　「それにくわえ、Nanomedsを常時服用することは細胞の老化を抑制し、劇的に老化現象を遅らせます。理論的にはNanomedsの服用者は30から50年長生きをし、延びた数十年の寿命をほとんど完璧に健康な状態で楽しむことができます。」

　「数ヶ月の試験期間の後、我々はInterstellar Health Organisationを含む医療分野の権威を招待して、我々のデータのレビューを行います。認可を待って、我々は早く市場にVitadyne nanomedsを出したいと希望しています。」

3304年12月05日－ 合併により巨大企業が誕生

　著名な二つの企業が合併し、銀河系で最大の医薬品企業にが生まれました。

　同盟領域を基盤とするAllied Medical Industriesは、非常に多くの独立系星系に医薬品を供給する複合企業のNeosalve Inc.,と合併しました。

　この新しい巨大企業Neomedical Industriesは薬と医療機材・サービスを同盟と独立系の星系で販売します。

　この合併は、医療科学の発展を規制するスーパーパワー共同の公式な組織であるInterstellar Health Organisation (IHO)により詳細に監視されていました。

　医薬品分野では連邦領域の医薬品供給を独占するVandermeer Corporationだけが、新しく誕生したNeomedical Industriesに匹敵する企業規模を持っています。

3304年12月01日－ Week in Review

Here are this week’s major stories.

Exothelogian Dr Alfred Ulyanov has commented on the abandoned Far God outposts recently discovered in the Etain system. In a statement, Dr Ulyanov said that information recovered from the sites would be invaluable to the book he is writing with Gethin Okonkwo about the Far God religion.

Aegis has announced a breakthrough that has effectively neutralised the disruptive effects of Thargoid Sensors on starports. New procedures in the application of meta-alloys mean that extremely small quantities are now sufficient to shield systems from disruption, resulting in a cure for what was once called ‘the technological plague’.

Meanwhile, several Imperial senators have spoken in support of isolationist group Nova Imperium. Senator Pal Vespasian said that Imperator Mordanticus would be invited to address the Senate and detail his policies, and gave his backing to Nova Imperium’s proposal to install a new Emperor.

Aegis has stationed a security force in the Meene system to protect the engineer Ram Tah. Professor Alba Tesreau said the force would provide continual support while allowing Ram Tah’s operation to remain independent. There has been no response from the Sirius Corporation, which recently arrested a cabal of officers from its private fleet for launching an incursion into Meene.

The conflict between two rival factions in the Loha system has now come to an end. Freelance correspondent Karleen Troy reported that it had been a harrowing week for the people of Loha, but said that overall control of the system had finally been established.

Finally, the Achilles Corporation has announced plans to replace all robots destroyed as a result of the recent spy robot scandal. The organisation has placed an open order for quantities of robotics, computer components and microcontrollers, which will be used to produce brand new PA912 administration robots.

And those are the main stories this week.

3304年12月01日－ 元老院議員がNova Imperiumを支援

　複数の帝国元老院議員が孤立主義グループのNova Imperiumを支援すると述べました。

　Pal Vespasian議員は以下の声明を発表しています。

　「我々の多くはNova Imperiumを過激派ではなくリアリストだとみなしています。市民はサーゴイドの侵略と同様に外星系と協力することで弱体化することも恐れ入るのです。彼らは皇帝に救済を期待していますが、彼女は何も与えてくれません。」

　「我々はImperatorのMordanticus氏を元老院に招致し、彼の政見を詳らかにしたいと考えています。これは皇帝の名誉と尊厳を回復する歴史的機会なのです。」

　「さらに、Nova Imperiumの新皇帝即位の提案も私は全力で支援します」