GalnetNews3304年6月

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GalnetNews3304年7月
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3304年6月30日-今週のニュースハイライト

 このコーナーでは今週の主要なニュースをお伝えします。

 Kay Kilbride警部が、テロリスト団体であるLeague of Reparationによって殺害されていたことがわかりました。事件が起きたのは、同盟首都星Turner’s WorldのNew Rossyth市です。警部の殉職に伴い、同盟国際警察機構ではMara Klatt警視に合同対策本部との連絡任務を命じています。

 Aisling Duval姫とJordan Rochester連邦大使が結婚するというニュースに、様々な反応が寄せられています。インペリアルパレスから祝福のメッセージが送られているものの、現皇帝Arissa Lavigny-Duvalからの個人的なコメントは公開されていません。Zemina Torval元老院議員は率直に不満を述べる一方、Caspian Leopold議員は肯定的な発言をしています。

 Aegisはサーゴイドとの戦いの効率を全体に底上げするため、テクノロジーブローカーに生産物に対する要求量の削減を認めました。Aegisの広報担当者によると、銀河系各コミュニティがサーゴイドと活発に交戦していたことを受けて独立系パイロットが高度な武装やハードウェアをより入手しやすくすると述べています。

 一方Aegisの緊急報告によると、サーゴイドがDeciat星系に大規模攻撃を開始したとの事です。Garay Terminalスターポートを本部とする団体は星系防衛のため、銀河系コミュニティに支援を求めています。

 サーゴイドを崇拝する泡沫教団が敵意の対象となっており、多数の市民活動家が彼らのサーゴイド容認の姿勢に怒りを向けているようです。当局では教団の無害を保証、犯罪行為は起訴に繋がる恐れがあると警告しています。

 次です。Coloniaの科学者たちは、Coloniaの人口と資源を観測するための科学調査用アウトポストを星系内に建設する計画を発表しました。この計画を指揮しているAlexei de la Vega教授は、予定されているアウトポストは拡大を続けるColonia一帯のため長期的にみて十分な資源を確保するのが目的であると述べています。

 最後のニュースです。AegisのPleiades Sector IR-W d1-55星系における軍事施設建設計画を支援する取り組みが成功裏に終了しました。多くのパイロットが構想を援助するために採掘された資源をThe Oracleに運び、同時に星系内の交易業者を護衛しました。

 以上、今週のニュースでした。

3304年6月29日-敵意を向けられるサーゴイド崇拝カルト

 治安維持報告によると、サーゴイドを崇拝する泡沫教団に対する社会の反応に不信感や敵対心がみられるとのことです。

 この教団に名前はなく、遠き神(Far God)と呼ばれる存在の顕現とそれに続く人類の絶滅を教義としています。サーゴイドのデザインにインスパイアされた彼らの集合礼拝所は、ごく少数ではあるものの連邦と同盟星系に存在する独立惑星上に建てられているもようです。

 現在彼らに対する軽犯罪が相次いでおり、現地治安部隊では逮捕件数の急増を確認しています。この中には落書き、器物損壊、暴言、傷害が含まれていますが、一方で教団側からの報復や自己防衛、支援の要請が行われたという記録はありません。

 市民保護を求めるキャンペーンを運営しているJuanita Bishopさんは本当の危機について社会に警告しているのだと主張します。

 「もし彼らのようなサーゴイド愛好家がもう人間でいたくないというのであれば、望みどおり人類と共に生きるのをやめればいいんですよ!政府はああいうクサいフリークどもを船に詰め込んで、彼らが愛してやまないエイリアンのもとへ仲間として送り届けるべきです。そうでなきゃ私たちがやるだけですよ。こんな変質者どもが夜中に家に忍び込んできて、エイリアンのナニで家族と行為に及んでいたらあなたどう思いますか?」

 Aranbarahun星系のQuinn Damico顧問はこのような意見を述べており、当局の多くが同様の見解を示しています。

 「奇妙に思われるでしょうが、遠き神を崇拝する人々は本質的に無害であると保証します。加えて暴力行為を含む、彼らに対する犯罪行為は起訴につながる可能性があります。さまざまな宗教学派が存在する全ての星系において、信仰の自由は法により保障されている点を理解していただきたく思います。」

3304年6月28日-CGニュース:Fousang治安回復指令

 Fousang星系の治安部隊は当地域の犯罪組織が民間船舶に対して頻繁かつ大胆な襲撃を行っていると報告しています。

 FousangセキュリティーのHoratio Montange中佐は次のように述べています。

 「我々のリソースがサーゴイドの脅威への対応に割かれている間に犯罪者どもが勢いづき、星系内での存在感を高め、貿易船団を攻撃している。我々の軍は秩序を維持しようとしているが、それと同時に外部の脅威からも星系を守らなくてはならない。しかし我々は双方どちらに対しても有効性を発揮しきれずにいる。これを打開すべく我々はBlue Creative Companyの助けを借りてこの急激な犯罪の増加を抑制し、エイリアンの攻撃に対処することに我々のリソースを集中させていきたいと考えている」

 この脅威に対抗するため、Blue Creative Companyは指名手配リストにあるすべての船の撃墜命令を発し、懸賞金証票をAkers Orbitalに届けたパイロットに報酬を与えることを約束しました。

 計画は3304年6月28日から1週間の予定で行われ、早期に目標に達した場合その時点で終了となります。

3304年6月28日-CGニュース:Coloniaで科学調査基地建設

 Coloniaの科学者たちは、Coloniaの人口と資源を観測するための科学調査用アウトポストを星系内に建設する計画を発表しました。

 この計画を指揮しているAlexei de la Vega教授は以下の声明を発表しました。

 「地域の人口に関する最近の調査によると、Coloniaの人口が現在の水準で増加し続けると将来のある時点で資源の深刻な枯渇に直面するという結果が出ました。」

 「インフラ、テラフォーミング、物流などの問題を監視するには資源管理専用のセンターを建設する必要があります。これにより集計されたデータを調査し、潜在的な問題を回避する構造化ソリューションを策定できるのです。」

 この計画はColoniaのパートナー組織のの1つであるTir Technology Servicesによって実行されており、パイロットがTir星系のBolden's Enterpriseに商品を配送するよう依頼しています。

 計画は3304年6月28日から1週間の予定で行われ、早期に目標に達した場合その時点で終了となります。

3304年6月28日-サーゴイド、Deciat星系を強襲

 Aegisからの緊急報告です。サーゴイドがDeciat星系に侵入、主要人類圏に舞い戻ってきたとの事です。

 Aegis軍事連絡長官であるAden Tanner提督から声明が発表されています。

 「サーゴイドの後退に続き、彼らの地上基地が休眠状態に入ったことをあらゆる情報が示唆していました。しかしEagle Eyeネットワークの新たなデータは彼らが再度活性化したことを示しており、データのスターマップは現在Deciat星系を指し示しています。どうやらPleiadesからの増援を確保するまでの、ほんの一瞬の空白だったようです。」

 「最新の諜報データによると現在Deciat宙域に膨大な数のサーゴイド船舶が認められます。Garay Terminalスターポートは警戒態勢が敷かれ、今後も安心はできない状況です。また、この一帯ではいくつかのメガシップが活動しており、サーゴイドの目標となる可能性は否定できません。」

 「Aegisを代表し、各銀河コミュニティの皆さんにDeciatを守るための支援をお願いしたい。独立系パイロットたちの援護がなければ星系内のあらゆる資産が脅威に晒され、数千の人命が失われる恐れがあるのです。」

 Aegisの報告に加え、Deciat星系で活動中だったあるCMDRからの通信が公開されています。

 「攻撃を受けている。…相手が何なのかわからん!間違いなくサーゴイドだろうが俺のコンピュータじゃコイツが何なのか識別できん。Scoutの新型か何かか?」

 以降の通信は判読不能です。

3304年6月28日-Aegisがテックブローカーの要求量を削減

 Aegisはサーゴイドとの戦いの効率を全体に底上げするため、テクノロジーブローカーに生産物に対する要求量の削減を認めました。

 Aegis Researchの上級エンジニアのHenrik de Lacerda氏が、この新事実を明らかにしました。

 「Aegisは主要人類圏においてサーゴイドに対峙するために銀河コミュニティが非常な激務に従事していることを理解しています。我々の感謝を示すためにも、独立系パイロットが先進的な武器と装備を入手することを容易にしようとしています。」

 「我々は登録済みのテクノロジーブローカー全てに連絡を取り、彼らに追加の資金、物資および製造設備を供給しました。結果として、彼らから設計を購入するにあたり必要な物資と素材は少なくなりました。」

 「我々が望んでいるのは、パイロットが船を強化することを手助けすることで、彼らの生存率を高めるとともにより多くのコマンダーがサーゴイドとの戦いに参加するよう勇気付けることなのです。」

3304年6月28日-Aegis基地計画完了

 AegisのPleiades Sector IR-W d1-55星系における軍事施設建設計画を支援する取り組みが成功裏に終了しました。多くのパイロットが構想を援助するために採掘された資源をThe Oracleに運び、同時に星系内の交易業者を護衛しました。

 Aegisの報道官は以下のような声明を発表しています。

 「この計画に貢献してくださった全てのパイロットの皆さんは、自らが成したことに大きな誇りを感じるべきです。この軍事施設を建設することで、外部からの攻撃に対するより効果的な抵抗が可能になるでしょう。

 Pleiades Sector IR-W d1-55星系のThe Oracleでは貢献したパイロットへの報酬の支払いが行われています。

3304年6月28日-スターポートステータス最新情報

 このレポートでは、Thargoid Sensorの干渉により技術的問題が発生しているスターポートをお伝えします。

 以下のステーションは閉鎖状態に陥っています:
 ・Charlois Enterprise, T'ien
 ・Guth Dock, Azrael
 ・Hansen Platform, Jimavi
 ・Kennan Vision, NLTT 14879
 ・Kube-McDowell Enterprise, Kakas
 ・Rennie Hub, Yorua
 ・Singer Orbital, Matsya
 ・Stabenow Survey, Cerno
 ・Thomas' Claim, Telin
 ・Vaucouleurs Vision, Veroklist
 ・Walker Port, HIP 14886

 以下の各ステーションでは技術的問題に見舞われています:
 ・Sturckow Port, SPOCS 253

 一方、以下のステーションは問題悪化のため、閉鎖の危機に瀕しています:
 ・Arend Dock, HIP 17838
 ・Gehry Gateway, Checha
 ・Gentle Survey, Jolagro
 ・Gordon City, Anagori
 ・Morgan Port, Kuan Yin
 ・Morten's Paradise, Desy

3304年6月27日-同盟警察機構警部、League of Reparationに殺害さる

 同盟国際刑事警察機構に所属するKay Kilbride警部が、テロリスト団体であるLeague of Reparationによって殺害されていたことがわかりました。現場では同機構に所属する4名の捜査員も亡くなったとのことです。

 事件が起きたのは、同盟首都星Turner’s WorldのNew Rossyth市です。同機構の広報担当者から短いレポートが発表されています。

 「Kay Kilbride警部は、New Rossythの放棄された工場群でLeague of Reparationの構成員が作戦行動中との情報に基づき、捜査にあたっていました。テロリストを確保するために強襲部隊を率いてです。予備的な検証も行われていますが、どうやら工場群全体が秘匿された爆薬で爆破されたようです。警部と、4名の隊員が即死。7名が負傷しています。」

 Kilbride警部はLeague of Reparationを捜査している、3大国合同対策本部の創設メンバーでした。同じく創設メンバーであるNiamh Seutonia警部とTanya Ramirez上級捜査官は、帝国国家保安局と連邦情報局に代わり、異例とも言える共同声明を出しています。

 「今日は悲しい日です。我々はテロリストとの戦いの中、偉大な人物であり卓越した捜査官でもあったすばらしい人を失ってしまいました。警部は偽情報を握らされ、彼女自身を標的とした罠に誘い込まれた…これは最近彼女が挙げた捜査実績に対する報復であることは明らかでしょう。」

 「我々はKilbride警部の死を悼んでいますが、捜査活動が終わる訳ではありません。同盟国際警察機構でもMara Klatt警視に対策本部との連絡任務が命じられたとの事です。我々は彼女と協力し、この狂信的グループを排除できる日を楽しみにしています。」

 なお、Klatt警視のコメントは得られませんでした。

3304年6月27日-連邦・帝国間結婚について様々な反応が寄せられる

 Aisling Duval姫とJordan Rochester連邦大使が結婚するというニュースに、様々な反応が寄せられています。

 インペリアルパレスから祝福のメッセージが送られているものの、現皇帝Arissa Lavigny-Duvalからの個人的なコメントは公開されていません。帝国首都星であるCapitolの報道機関は、皇室は今回公開された縁談について何の説明も受けておらず、皇帝自身もこの婚姻を承諾していないとの噂を報じています。

 これに対し、Zemina Torval元老院議員はより明確な不賛成を表明しているようです。

 「今回の婚姻、これはかの姫様が世間に注目して貰いたいがための行動で、危険な一手ですわ。このようなやり方で帝国の政策に影響を与えるなど、過ぎた行いでございます。彼女自身がロマンチックな幻想に浸るならまだしも、帝国を巻き込んでこんな見境のない政治誘導に走るなんて賛同できるものではありませんもの。」

 同じく元老院議員であり、最近までAisling Duval姫への懸想を噂されていたCaspian Leopold氏はこの件には肯定的な意見を述べています。

 「多くの元老院議員、後援者、国民たちがこのニュースに喜んでいる事は間違いないでしょう。Aisling姫とRochester大使の婚姻を目の当たりにできるのは私にとって名誉な事であり、魅力的で愛情深いカップルとなるに違いありません。お二人に銀河全ての幸せがある事をお祈りしておりますよ。」

 Zachary Hudson連邦大統領からの反応はありませんでしたがこれは帝国同様、連邦にとってもこの婚姻は予想外であったことを示唆しています。しかし新郎の母である、Isolde Rochester連邦議会議員から声明が発表されました。

 「私は息子とDuval殿下との関係を応援しております。これは全ての関係者にとって前向きな一歩だと考えておりますし、帝国と連邦との結びつきが強まることで潜在的な利益も大きいでしょう。特に貿易や防衛への影響は推し量れないほどです。私を含めて連邦議会の多くはこの幸せな出来事を通し、新たな協力の時代を築ける事を望んでいます。」

 独立星系からの反応は喜びから怒りの声までさまざまです。同盟から唯一の公式な反応として、Edmund Mahon総理大臣のオフィススポークスパーソンからお祝いが述べられています。

 「この婚約の意図が現実のものとなるかはまだわかりませんが、同盟からお二人へ心からお祝いを申し上げます。」

3304年6月23日-今週のニュースハイライト

 このコーナーでは今週の主要なニュースをお伝えしていきます。

 Aegisは銀河コミュニティの多大な努力により主要人類圏におけるサーゴイドの活動が著しく現象していることを確認しました。サーゴイドは依然としてプレアデスに深く食い込んでいますが、主要人類圏においては最初の橋頭堡であるBhal星系まで後退しています。

 銀河系コミュニティの献身的な努力によってサーゴイドにより攻撃され被災した三つのスターポートの修理が完了し、完全な機能を取り戻しました。該当スターポートはBhal星系Armstrong Enterprise、Nauni星系Beaufoy Vision、Merope星系のReed's Restです。

 次のニュースです。Aisling Duval姫がJordan Rochester連邦大使との婚約を発表しました。Duval姫やRochester氏はこの結婚が連邦と帝国の連帯を強める事を期待すると述べています。インペリアルパレス及びホワイトハウスからの公式コメントはありません。

 テログループLeague of Reparationによる殺人が未然に阻止され、容疑者らが拘束されました。同盟国際刑事警察機構のKay Kilbride警部は、同グループの重要な存在であるNexusの身元割り出しのため逮捕者が捜査のための安全な施設に護送されたと発表しています。

 一方、Rackham Capital Investmentsのオーナーであり、著名な億万長者として知られるZachary Rackham氏。今回彼はColonia地域に新たな造船所を建設するため、大規模な慈善寄付を行いました。Colonia Hubを除く、一帯の全惑星基地ですぐにでもサービスが提供される予定です。

 AegisはPleiadesに軍事基地を建設する計画を発表しました。Aegisのスポークスマンによると、先日の敵対的な不穏分子によるAegis Core本部が置かれるSocho星系占領を踏まえての対応であるとのことです。Aegis Researchでは建設に使用される鉱物資源の公開調達依頼を出しています。

 Caspian Leopold帝国元老院議員から、Niflhel Corpと協同で行われた物資調達依頼は各銀河系コミュニティにより熱烈な反響があったとの発表が行われました。これらの物資は戦争の影響を受けた難民センターの建設に使用されます。

 以上、今週のニュースでした。

3304年6月22日-Aisling Duval、連邦大使との婚約を発表

 昨今まことしやかに囁かれていた帝国のAisling Duval姫とJordan Rochester連邦大使との関係について、電撃発表がありました。

 惑星Emerald上のDuval姫の宮殿で行われた記者会見で、メディアに対し姫自身の口から述べられました。そのさまは喜びに満ちている様子であったとの事です。

 「Jordanが公式訪問でこちらに訪れていた際、私たちが親しい仲となったのはもう皆さん知っておられるでしょう。私たちが夫と妻になる事をお知らせする時がやってきました。」

 「型破りな判断であり、議論の余地があると考える方がおられるのは承知しています。ですが愛に国境が無いのも皆さんご存知でしょう。私たちの結婚が帝国と連邦の恒久的な橋渡しになれることを二人とも望んでいます。」

 Rochester大使の声明はFederal Times紙の号外に掲載されました。

 「連邦の代表として生きることがこれまでの私の仕事でした。ですが殿下にお会いした事で…ああ、Aisling、ですね…彼女の側にいる事はもっと大きな意味合いを持つと感じたのです。私たちの婚約が二つの超大国における新たな協力時代のさきがけとなれることを願っています。」

 メディアの反応の中にはエンターテイメント系ジャーナリスト、Solomon Heliosのこのような発言もあったようです。

 「Duval姫のロマンチックな生活をしばらくお届けしてきたんだけど、こんなときが来るとは思って無かったね。Aishlingは本当に結婚までやり遂げる事ができるのか?それに連邦のカレは実際に皇室と結婚が叶うのか。皇帝Lavigny-DuvalとHudson大統領は式でダンスすることになるのか?それともこの婚姻を承認しないか?銀河はこれまでとは全く違う姿になるかもしれないね!」

 帝国のインペリアルパレス及び連邦のホワイトハウスからの公式コメントはまだ得られていません。

3304年6月21日-CGニュース:Aegis基地計画

 AegisはPleiades Sector IR-W d1-55にて軍事施設を建設する計画を発表しました。

 Aegisのスポークスマンはメディアに以下の声明を発表しています。

 「先日の敵対的な不穏分子によるSochoの占領を踏まえまして、AegisのPleiades Sector IR-W d1-55の維持力を強化することが不可欠です。軍事施設の建設はサーゴイドとの戦いを外圧によって妨げられることなく継続することを可能とするでしょう」

 Aegis Researchは鉱物資源の公開調達依頼を出し、これらをPleiades Sector IR-W d1-55のThe Oracleに供給したパイロットに報酬を与えることを約束しました。また、同組織は依頼品が安全に配送されるよう全使命手配船撃墜命令を発動しています。

 計画は3304年6月21日から1週間の予定で行われ、早期に目標に達した場合その時点で終了となります。

3304年6月21日-難民センター計画が完了

 Caspian Leopold帝国元老院議員から、Niflhel Corpと協同で行われた物資調達依頼は各銀河系コミュニティにより熱烈な反響があったとの発表が行われました。何百ものパイロットがBiruni Portへの物資輸送やNiflhel星系の輸送船保護に努め、この取組みをサポートしました。

 Leopold議員のスポークスマンはメディアに以下の声明を発表しています。

 「多くの勇敢なパイロットの方々のお陰で、罪のない人々を戦争の荒廃から守る難民センターの建設が開始できるようになりました。Leopold議員はこれはほんの始まりであり、さらなる慈善活動を通じて銀河全体に平和を広められれば良いと考えておられます。」

 現在、Niflhel星系Biruni Portにて報酬の支払いが行われています。

3304年6月21日-サーゴイドの襲撃からスターポートが回復

 サーゴイドにより攻撃され被災した三つのスターポートの修理が完了し、完全な機能を取り戻しました。

 Aegis Coreの管理責任者のCarter Armstrongが報道陣にこう述べています。

 「我々がサーゴイドに襲撃されたスターポートの修理への援助を求めた時、銀河コミュニティが暖かく応えてこれるだろうと期待していましたが、実際にはそれをはるかに超えるものでした。途方もない量の物資を頂いたことにより、主要人類圏における二つのステーションの修理がが記録的短時間に可能になりました。」

 「Bhal星系のArmstrong EnterpriseとNauni星系のBeaufoy Visionが営業を再開したことを喜んで報告させていただきます。これらのスターポートの操業を維持することでサーゴイドの襲撃で命を奪われた人々を弔うことができます。貢献してくださった全ての人々へ最大限の感謝を申し上げます。」

 平行して行われたプロジェクトを取りまとめたAegis Researchの上級エンジニアのLilith Gallowayも同様の声明を発表しています。

 「ここプレアデスにおいて生存は保障されたものではありません。しかしMeropeのReed's Restは耐え抜きました。銀河コミュニティからの比類なき援助に感謝を。再建し、より強くなる-これこそが困難に陥ったときに我々がすることなのです。」

 3つのステーション全てが完全な機能を回復し、幅広いサービスを提供しています。

3304年6月21日-サーゴイドが主要人類圏から後退する

 Aegisは銀河コミュニティの多大な努力により主要人類圏におけるサーゴイドの活動が著しく現象していることを確認しました。

 Aegis主席軍事担当のAden Tanner提督が以下の声明を発表しています。

 「これは非常に明るい進展です。我々のEagle Eyeネットワークを用いて、銀河コミュニティの勇敢な人たちが鉄と炎による障壁を形成することで、サーゴイド船のさらなる浸透を防ぎました。この活動によりいくつものスターポートへの襲撃が防がれ、何千もの人命が救われたのです。」

 「それに加えて、多くの地域でサーゴイドの進出を押し戻しています。彼らは依然としてプレアデスに深く食い込んでいますが、主要人類圏においては最初の橋頭堡であるBhal星系まで後退しています。」

 「我々の敵に命をかけて立ち向かった全てのコマンダー一人一人にAegisは深い感謝の念とともにお祝いの言葉を送ります。この大胆なパイロットのみなさんは人類の精神が挫折から程遠いことを証明しました。サーゴイドに勝利することには大きな困難があるでしょうが、これら守護者の砲と手腕によりいつの日か達成されることに私は何の疑いももっていません。」

3304年6月20日-League of Reparation所属エージェント逮捕

 テログループLeague of Reparationによる殺人が未然に阻止され、容疑者らが拘束されました。

 今回の逮捕劇は合同対策本部の一員である、同盟国際刑事警察機構のKay Kilbride警部によって成し遂げられました。警部からはこのような声明が発表されています。

 「League of Reparationによる新たな暗殺の試みは未然に阻止され、同グループのメンバー数人の逮捕が確認された。これは喜ばしいことだと考えている。」

 「今回の事件はINRAに雇用されていたTrystan Law氏の子孫、Dinah Lawさんの所在が明らかになった事が関係している。League of Reparationはいつもの手法通りLawさんの殺害を企てていたため、彼女の協力のもとエージェントを彼女の自宅に配置した。幸いにもこれが功を奏し、テロリストどもを圧倒することができた。」

 「逮捕者は捜査のため、安全な国際警察機構基地に護送された。我々の優先目標は同グループのメンバーに指示を与える'Nexus'の身元割り出しに置かれており、既に予備尋問によっていくつか重大な事実が発覚している。」

 「これはLeague of Reparationの終わりの始まりであり、対策本部の献身がすぐにでも効果を上げると確信する。」

3304年6月20日-投資家がコロニアの造船設備に資金提供

 Rackham Capital Investmentsのオーナーであり、著名な億万長者として知られるZachary Rackham氏。今回彼はColonia地域に新たな造船所を建設するため、大規模な慈善寄付を行いました。

 業界では‘Calico Zack’の異名をとるMr Rackhamですが、彼からこのような声明が出されています。

 「機体はLife-supportモジュールから空気が漏れてる中古のSidewinderで、ポケットの中には50クレジットだけ。その状態での銀河一周旅行でもし思い出深い事が一つあるとしたら、それは探検のスリルでしょうね。Coloniaは文明の最前線であり、まさにそうした探検精神の権化と言えるでしょう。」

 「私としては新たな造船施設の開発に資金を提供し、その精神をサポートしたいのです。Colonia Hubを除く、一帯の全惑星基地ですぐにでもサービスを提供できるようにする予定です。貧困や危険と戦い続ける若者に祝福を与え、次世代の探検家を後押しする事ができればと考えています。」

 Federal Times紙の金融ジャーナリスト、Bryanna Blanco氏からも声明が発表されました。

 「Coloniaとその周辺で活動する人々にとって大きなニュースである事は明らかでしょう。Rackham氏が寄付を行ったこのタイミングですが、実に興味深いことに会社全体に監査が入る直前の出来事なんですね。そうした巨額の税金を税務当局の手の届かないところに置いてしまったわけですから、氏の経理スタッフは夜も安心して眠れるようになったでしょう。」

3304年6月20日-スターポートステータス最新情報

 このレポートでは、Thargoid Sensorの干渉により技術的問題が発生しているスターポートをお伝えします。

 以下のステーションは問題悪化のため、閉鎖の危機に瀕しています:
 ・Swift Vision, Lu Pao
 ・Klimuk Station, LHS 336
 ・Guth Dock, Azrael
 ・Charlois Enterprise, T'ien
 ・Hughes Port, Gadjali
 ・Stabenow Survey, Cerno
 ・Kube-McDowell Enterprise, Kakas

3304年6月16日-今週のニュースハイライト

 このコーナーでは今週の主要なニュースをお伝えしていきます。

 Aisling Duval姫の実施していた反奴隷キャンペーンの、独立系慈善団体であるUniversal Libertyとの合併が発表されました。合併後の団体は"Unchain"と再命名されています。旧 Universal Libertyの指導者であるJarl Toredo氏はこの合併への喜びを表明していますが、一方Aisling Duval姫との交際疑惑については否定しています。

 Lori Jameson氏がLeague of Reparationに関する公開声明を発表しました。テログループはINRAが彼女の祖先である伝説的パイロット、Commander John Jamesonに行った裏切りに対し正義を求めると主張しています。彼女はテログループとの関与を否定し、その行いを「間違っており、無用で邪悪」であるとして非難しています。

 一方独立系ジャーナリストが、League of Reparationが現在関与が疑われているよりもさらに多くの殺人に関わっていた可能性について提言しています。これに対し同盟国際刑事警察機構のKay Kilbride警部はそうした過去の事件はテログループと何の関係もないと否定しています。

 新たな学術論文により、サーゴイドを崇拝する過激派宗教が注目されています。この宗派は正式名称が無く、サーゴイドは遠き神と呼ばれる全能の存在の伝令役と信じているようです。宇宙宗教学の権威であるAlfred Ulyanov博士はこの宗派について詳細に記述しています。

 次のニュースです。主要人類圏においてサーゴイドとの紛争が激化していることを受けて、Caspian Leopold帝国元老院議員は紛争の影響を受けた人々のために難民センターを建設する構想を発表しました。Leopold議員のスポークスマンによると「サーゴイドと人類両者による敵対関係の拡大により、食料や避難所のない無辜の民間人が多く取り残されてしまっているのです。そしてLeopold議員は彼らの助けを求める叫びを聞き、難民の安全が保証されるような聖域を建設しようとしているのです。」とのことです。

 最後のニュースです。Lave Radio NetworkとLave Jet Familyの競合キャンペーンが終了しました。両勢力とも十分な報酬を公約し独立系パイロットの支援を受けましたが、最終的な勝者は一方のみとなりました。

 以上、今週のニュースでした。

3304年6月15日-Lori Jameson、テログループを非難

 エンジニアのLori Jameson氏がLeague of Reparationに関する公開声明を発表しました。テログループはINRAが彼女の祖先である伝説的パイロット、Commander John Jamesonに行った裏切りに対し正義を求めると主張しています。

 彼女のメッセージはスターポートJameson Memorialで録音され、いくつかのメディアネットワークを通じて放送されました。

 「ここ数週間で多くの人々を殺害した、いわゆるLeague of Reparationが何と結びついているのか、沢山の推測が行われてきました。答えは何も無い、無です。皆さんと同じように、私はこの奇妙な系統的テロリズムのやり口にうんざりしています。」

 「公的な場で私の一族について話すような準備はしていません。ですがこの件で私は個人的に侮辱を受けている事、そして当局に対しできる限りの支援を行っている事。これだけは皆さんに知っておいていただきたい。」

 「Nexusと呼ばれる存在が誰であれ何であれ、このメッセージを聞いていると確信しています。だからこそ言わせてください。『やめて』。私の曽祖父のためにこんな復讐を行うのは間違っている。無用で、邪悪なやり方です。あなたが本当に曽祖父に敬意を払っているのなら、私たち曽祖父の子孫が恐怖を感じず平穏に暮らせるようにすべきです。」

 三国合同対策本部のメンバーである上級捜査官Tanya Ramirez氏はこの声明にこう加えています。

 「Loli Jamesonさんが我々の捜査活動に協力して下さっている事は私が保証します。彼女や彼女の家族、彼女の同僚がLeague of Reparationとは全く無関係であるという報告には捜査本部も納得しました。彼女のメッセージがNexusを納得させ、この無意味な暴力が止む事を期待します。」

3304年6月15日-サーゴイド崇拝

 新たな学術論文により、サーゴイドを崇拝する過激派宗教が注目されています。

 執筆者であるAlfred Ulyanov博士は宇宙宗教学有数の専門家であり、メディア向けに要約文を公表しました。

 「Gethin Okonkwo氏による最近の報告では、サーゴイドの帰還に呼応して出現した終末論を唱えるカルト団体が強調されている。しかし私の現在の研究対象である、サーゴイドを単なるエイリアンではなく神性と認識するような団体、こうした面妖な人々はほとんど存在しない。」

 「この不可思議な宗派に正式な名称はない。この宗派の中心的となる教義は、我々人類がこれまでに遭遇したサーゴイドたちはメッセンジャーであるという事だ。この暗き天使たちは真の神聖な存在に向けて人類に準備させるために遣わされた…。彼らはこの存在を遠き神(Far God)と呼んでいる。」

 「多くの一神教的信仰構造と同様、教団ではこの遠き神を不可知かつ全能の存在と考えており、かつ黙示の概念も持つ。自分たちのようなまことの信者だけがそれを生き残るとしている。」

 「教団の集合礼拝所の一つを訪問したがこれは落ち着かない経験であった。非常に暗く、壁面のほとんどは黒いサンゴのような材質で覆われていた。いくつか配置された脈動するような緑色のライトを除いては。信徒たちの祈りはサーゴイド船舶のようなヒトデ型に似る祭壇に向けられ、この祭壇はまるで八角形の十字架のような扱いをされる。そして場所全体がアンモニアの臭いに包まれている点も無視できない。」

 「カルトのメンバーたちは模様のないシンプルなフード付きローブを着る傾向にある。彼らはいたって真剣であり毅然としているが、多くは健康を害しているように見える。この様式は社会で爪弾きにされた人々…自尊心が低くアイデンティティを傷つけられて自身の信念が脆弱となったような人々を引き付けると考えられよう。」

 「宇宙宗教学者として、非人類による社会学的影響には大いに魅了されるものがある。しかし科学者としては、同種である人類よりも敵対的な種族に対してより親近感を持つ人々というのは、哀れみと…恐らくこれはほんの少しの嫌悪感であろう…を感じざるを得ない。」

3304年6月14日-League of Reparation、過去の殺人にも関与か

 最新の報告によると、テロ団体であるLeague of Reparationは現在関与が疑われているよりもさらに多くの殺人に関わっていた可能性が提言されています。

 独立系ジャーナリストのFlint ‘Firemaker’ Lafosse氏はRewired Newsfeed上でこのような自説を展開しました。

 「本グループの連中が、先祖がINRAのために働いていた人々を抹殺してまわっている事は周知の通りである。そして事の発端は帝国元老院議員が毒殺された事件と考えられている。しかしこれが最初の殺人ではなく、単に本件で初めて犯行声明を出したものと考えるとどうだろうか。彼らは既に何年も活動していて、誰も気付いていなかったとしたらどうであろう。」

 「私はこれまで過去の未解決殺人事件に関する記録を調査してきた。元老院議員や他の数名のように、ある種の『神経作用物質』が死因であったケースは連邦だけでもごまんとある。すべての犠牲者を特定した訳ではないが、過去にINRAと関わりがあった人物が4名見つかった。彼らはつい最近まで存命だったが、みな1年から5年以内に死亡している。偶然だろうか。」

 「連中は標的を宇宙に放り出すのも好きだ。放り出された標的は何年も宇宙を漂ったのち、原因不明の難破船として発見されるものと考えてほしい。随分長い事忘れられてきたINRAとの繋がりを持つ人物がクルーの一人として乗り組んでいる船が一体いくつあったのだろう。何十か…何百か。連中はどれくらい長い間人々の間に紛れ、普通の人々を音も無くさらっていったのだろうか。そして次は誰がそうなるのか。」

 同盟国際刑事警察機構のKay Kilbride警部はLeague of Reparation捜査を進めている統合対策本部の代表として次のように述べています。

 「これらの事件がLeague of Reparationとは何の関係もないといったような事を証明するのは不可能だ。この種の根拠の無い推測は混乱を生むだけであり、そうしたやり口にも注意していきたい。我々は現在もさらなる具体的な痕跡を追跡しており、すぐにでも突破口を見出したいと考えている。」

3304年6月14日-CGニュース:難民センター建設構想

 主要人類圏においてサーゴイドとの紛争が激化していることを受けて、Caspian Leopold帝国元老院議員は紛争の影響を受けた人々のために難民センターを建設する構想を発表しました。

 Leopold議員のスポークスマンはメディアに以下の声明を発表しました。

 「サーゴイドと人類両者による敵対関係の拡大により、食料や避難所のない無辜の民間人が多く取り残されてしまっているのです。そしてLeopold議員は彼らの助けを求める叫びを聞き、難民の安全が保証されるような聖域を建設しようとしているのです」

 この取り組みを監督しているNifelhel Corp.はコバルト(Cobalt)、半導体(Semicondactor)、合成繊維(Synthetic Fabric)の公開注文を行い、Niflhel星系のBiruniステーションにこれらの商品を配達するパイロットに報酬を与えることを約束しました。組織はまた、この計画のための商品が安全に配達されるよう全指名手配船に対する撃墜命令を出しました。

 取組みは3304年6月14日から1週間の予定で行われ、早期に目標に達した場合その時点で終了となります。

3304年6月14日-Lave Jet Familyの取組み終了

 Lave Jet Familyから、Lave Radio Networkの年次カンファレンス放送を妨害する取組みが成功したとの発表が行われました。記録的な数のパイロットが放送波ジャマーを製造するための物資を持ち寄り、Lave Radio側の配信活動を妨害したとの事です。

 Lave Jet Familyは後援者らに対し、感謝を述べています。

 現在、Lave星系Lave Stationにて報酬の支払いが行われています。

3304年6月14日-Lave Radio Networkの取組み終了

 Lave Radio Networkから、取組みが成功したとの発表が行われました。記録的な数のパイロットが物資を積んでLave Stationに押し寄せ、本計画をサポートしました。これにより全宇宙に向けて年次カンファレンスのネットワーク配信が可能となり、Lave Jet Familyの行っていたLave Radio側への妨害計画は独立系パイロットらの援助を受けたにも関わらず失敗に終わったと言えましょう。

 キャンペーン終了にあたり、主催者の一人から声明が出されています。

 「放送波がどんどん広がりつつある。これを可能としてくれた銀河系の方々に感謝を申し上げたい。」

 現在、Lave星系Lave Stationにて報酬の支払いが行われています。

3304年6月14日-反奴隷団体合併

 Aisling Duval姫の実施していた反奴隷キャンペーンの、独立系慈善団体であるUniversal Libertyとの合併が発表されました。合併後の団体は"Unchain"と再命名されています。

 旧 Universal Libertyの指導者であるJarl Toredo氏のメディア発表は次の通りです。

 「帝国には貧困や苦悩があふれていますが、ほとんどの人はそれを表に出そうとしません。そうした事実に目を向ける勇気がある人は限られていますが、Duval姫にはその意志がある。ですので今回、奴隷制を終わらせるために活動している彼女と我々が合流できた事は非常に喜ばしいと思っています。」

 「私は奴隷として生まれました。私の両親に至ってはこの世から去るその瞬間までずっと奴隷でした。奴隷として扱われる人々のため、そして他人より軽んじられているすべての人々のため、法に基づいた奴隷制度の廃止を求めます。Unchainの一員として、帝国に我々のメッセージを広げていく事を光栄に思います。」

 Aisling Duval姫との交際疑惑についても質問を向けられていますが、簡潔な回答のみに留められました。

 「殿下の関心はもっと他のところにあると思いますよ。」

3304年6月13日-スターポートステータス最新情報

このレポートでは、Thargoid Sensorの干渉により技術的問題が発生しているスターポートをお伝えします。

 以下のステーションは閉鎖状態に陥っています:
 ・al-Din Prospect, Alpha Centauri
 ・Forbes Terminal, Algorab
 ・Mayer Hub, Kulici
 ・Thornycroft Settlement, Kulici
 ・Schwann Port, Hajangai

 一方、以下のステーションは問題悪化のため、閉鎖の危機に瀕しています:
 ・Ocrinox's Orbiter, Munshin
 ・Galileo, Sol
 ・Kraft Works, Alberta

3304年6月9日-今週のニュースハイライト

 このコーナーでは今週の主要なニュースをお伝えしていしていきます。

 INRA幹部の一人だったAmaro Hemの子孫がテロ組織のLeague of Reparationによって殺害されました。殺害はコマンダーJohn Jamesonの死の状況を再現しており、League of Reparationの詩的正義を表現するものだと解釈されています。Tanya Ramirez上級捜査官はLeagueが、彼らのメッセージがメディアに確実に届くように劇場的手法を用いていると述べています。

 別のニュースではこの週末にAisling Duval姫が一人だけではなく二人の花婿候補– Jordan Rochester連邦大使とCaspian Leopold元老院議員に会ったとのことです。前者は惑星Emeraldの姫の宮殿の行事に招かれ、後者は翌日に非公式訪問したようです。

 一方、Lave Radio Networkは年次カンファレンスの模様をDiso星系から放送する計画を発表しました。Networkは銀河系全体とイベントを共有できるよう様々な商品の注文を出しています。しかし、 Lave Jet FamilyはLave Radioの計画を妨害するためであることが明白な対抗キャンペーンを開始し、通信妨害網を構築するための商品を提供するようパイロットに依頼しました。

 サーゴイドによって被害を受けたステーションを修復する二つの計画が成功裏に終了しました。何百人ものパイロットたちがこの呼びかけに応え、Socho星系のDantec EnterpriseとプレアデスのThe Oracleに建設資材を運びました。

 最後のニュースでは、謎めいていて腕のいい犯罪者に価値のある美術品が盗まれました。Alioth星系の惑星Turner’s WorldのGarden City Galleryの犯罪現場には壁には猫がウインクしているように見える絵がスプレーで残されていました。Garden City市警が捜査を行なっていますが、手がかりは見つかっていません。

 以上、今週のニュースでした。

3304年6月8日-盗難事件に警備専門家も困惑

 謎めいていて腕のいい犯罪者に価値のある美術品が盗まれました。

 Alioth星系の惑星Turner’s WorldのGarden City Galleryで盗難事件が起きました。市警察のFemi Abram巡査部長が事件について語ります。

 「今のところ、我々の警備専門家はこれがどのようにして行われたか説明することに途方にくれております。問題の場所はプラズマ格子と近接警報装置と熱感知機器に囲まれたチタン製の金庫の中です。今朝、その金庫が開けられ、全ての警備装置が解除されていることが発見されました。壁には猫がウインクしているように見える絵がスプレーで残されていました。」

 「問題の品物は'Youscape'という題名のデジタル絵画です。この非凡なサイバー芸術品にはAIにつながった微小なカメラが仕込まれており、観客の反応を観察しています。オーナーの嗜好に合わせて画像がひとりでに変わっていくのです。」

 「ならずもののろくでなしの誰かが、驚天動地の偉業を美術界から強奪したのです。同時に私には数百万クレジットの損害です。現場に残されていたつまらない落書きは完全なる侮辱であります!」

 Garden City市警は捜査を行なっていますが、手がかりは見つかっていません。

3304年6月7日-ステーション修復計画完了

 Aegis Coreが行なっていた人類圏中心領域でのステーションの修復基金の取り組みが終了しました。多くの建設資材がDantec Enterpriseに運ばれました。

 この計画の管理責任者のCarter Armstrongは感謝の意をあらわしています。

 「銀河系コミュニティの皆さんによって、我々は困難を切り抜けられそうです。これらの物資はサーゴイドの襲撃によって被害を受けたステーションの修復に大いに有効に使われるでしょう。我々は一刻も早くこれらのステーションを復旧し、みなさんが期待する高品質なサービスを提供できるようにいたします。」

 現在、Socho星系のDantec Enterpriseではこの計画のために輸送を行なったパイロットへの報酬の支払いが始まっています。

3304年6月7日-プレアデスの修理計画成功

 プレアデス星雲のスターポートを修理基金への取り組みに好意的な反応が寄せられました。大量の建設資材が集められ、これらはサーゴイドによって被害を受けた多くのステーションの修復のために使われる予定です。

 上級エンジニアのLilith GallowayがAegis Researchを代表して声明を発表しています。

 「これほど多くの援助が頂けるとは予想しておりませんでした。しかし、ここにこそ我々はより強くなって戻るというプレアデスの精神があるのです。我々が必要とする物資を供給していただいた全ての人たちに感謝します。

 この計画に貢献したパイロットには、Pleiades Sector Ir-W D1-55星系のThe Oracleで報酬の支払いが始まっています。

3304年6月7日-CGニュース:Laveで衝突

 Lave星系の独立系組織、Lave Radio Networkは今年6月24日から25日にかけてDiso星系で開催される同組織の年次カンファレンスの模様を放送する計画を発表しました。

 Lave Radio Networkは銀河系全体とイベントを共有できるよう様々な商品の注文を出しており、これらの商品を運ぶパイロットにはLave星系のLave Stationで報酬を与えると約束しています。

 しかし誰もがイベントに熱狂しているわけではありません。 Lave Jet FamilyはLave Radioの計画を妨害するためであることが明白な対抗キャンペーンを開始し、通信妨害網を構築するための商品を提供するようパイロットに依頼しました。

 2つの組織は、目的を達成するために1週間の作戦を開始しました。これは3304年6月7日に始まります。

3304年6月7日-INRAの子孫殺害される

 INRA幹部の一人だったAmaro Hemの子孫がテロ組織のLeague of Reparationによって殺害されました。彼の遺体は墜落した船の残骸から発見されました。

 Leagueを捜査している三大勢力合同タスクフォースのTanya Ramirez上級捜査官は記者会見で詳しい状況を述べました。

 「犠牲者がAeternitas星系Houtman City在住の失業中の建設作業員Luca Hemであることを確認しました。二週間前に彼の家族から彼が失踪したと報告されていました。彼がINRAの運営管理に携わっていたAmaro Hemの曾孫であることも確認されています。」

 「Luca Hemの遺体はコマンダーJamesonが使用していたのとの同じ型の古いコブラMk3の座席に固定された状態で発見されました。検死官によると、Aeternitas星系のAベルトの小惑星に衝突した時には彼はまだ生存していたようです。コブラの遺棄状態から見てそれ自身の推力で航行していたのではなく、この目的のためにスクラップ置場から発掘されたものであることが強く疑われます。」

 「INRA施設のTaylor Keepの記録によれば、Amaro HemはJamesonがサーゴイドに対するミッションから生還できないようにする工作に関与していました。このJamesonの死を再現するよう演出された殺人は、明らかにLeague of Reparationの詩的な正義を表現する意図によるものです。」

 「Luca Hemの妻子は身の安全のため警備された場所に移送されました。Amaro Hemに関係する他の家族9名も同様です。」

 Ramirez調査官はこう結びました。

 「Leagueが、彼らのメッセージがメディアに確実に届くように劇場的手法を用いていることは明らかです。我々タスクフォースはこの組織に正義をもたらすため、懸命に捜査しています。」

3304年6月6日-Aisling Duvalが連邦大使を招く

 先週末、Aisling Duval姫はJordan Rochester連邦大使を主賓に迎えて外交行事を催しました。

 会場警備が厳重だったにも関わらず、エンターテイメント系ジャーナリストのSolomon Heliosは彼の番組で独占情報を入手することができたようです。

 「もしあなたが姫さまの夜会に招待されたら何が起きるか気にしているなら、僕のと同じブラックホールに吸い込まれちゃう結果になるだろう。しかし、僕はその閉められたドアの向こうをほんの少しお伝えしよう。」

 「帝室にとって、大使を迎えてパーティを開くことは珍しいことじゃない。今回特別なのは、AislingがJordan Rochesterのスタッフ全員を招いたってこと、彼の船の船長からクルーまで含めてね。FNS Pioneerの司令官は誰あろうJuno Rochester中将、Jordanの姉妹の一人で、これが将来の義理の姉妹に会う機会になったかもしれないわけだ。」

 「僕が聞いたところでは、いろんな制服や髪型やアクセントが入り乱れていたのに、その夜は本当に楽しいものだったそうだ。AislingとJordanは大使が連邦を代表して姫に挨拶する前からダンスしていたそうだよ。」

 「でもこれで終わりじゃない。翌日、惑星EmeraldにやってきたのはCaspian Leopold元老院議員、みんなの姫さまに思いを寄せていると噂がある人物だと覚えてるかな。おそらく彼はそこに公式な用事があって来たことになってる。彼の予定表には何も書いてなかったって僕には分かってるけどね。もしかしたら、彼への招待状は届くのが遅れたのかもね。僕のみたいに。」

 「姫さまは恋してるのか、それともただ謁見しただけなのか?いつものようにAislingはなんにも教えちゃくれないよ!」

3304年6月6日-スターポートステータス最新情報

 このレポートでは、Thargoid Sensorの干渉により技術的問題が発生しているスターポートをお伝えします。

 以下のステーションは閉鎖状態に陥っています:
 ・Ciferri Enterprise, Hidatsa
 ・Darwin Orbital, 82 Pegasi
 ・Kennan Vision, NLTT 14879
 ・Landis Orbital, Prajau
 ・Pirate's Lament, HIP 17519
 ・Rafferty's Mobius, Azrael

 一方、以下のステーションは問題悪化のため、閉鎖の危機に瀕しています:
 ・Schwann Port, Hajangai
 ・Meanwhile, the following starports are on the brink of closure:
 ・Mayer Hub, Kulici
 ・Thornycroft Settlement, Kulici
 ・Forbes Terminal, Algorab
 ・Guidoni Station, 79 Ceti
 ・al-Din Prospect, Alpha Centauri

3304年6月2日-今週のニュースハイライト

 このコーナーでは今週の主要なニュースをお伝えしていしていきます。

 Aegis Coreの本部が置かれる、Socho星系が犯罪勢力より奪取されました。星系は現在無秩序状態にあります。Mia Valencourt博士やAlba Tesreau教授を含むAegis関係者はSocho星系の犯罪者からの解放への協力を銀河コミュニティに訴えています。

 関連して、AegisからEagle Eye計画は成功を収め、Pleiades星雲からサーゴイド(Thargoid)勢力を撃退する上で大きな役割を果たしたとの発表が行われました。Aegisの軍事担当であるAden Tanner提督は、先週もEagle Eyeが発した早期警告のため、Lwalama星系及びLalande 4141星系でサーゴイドの進撃に対する激しい抵抗が行われたと述べています。

 パイロット連合はテロ組織League of Reparationにより5隻の独立船が撃沈され、全ての乗員が失われたことを報告しました。しかしLeague捜査タスクフォースは、League構成員がコードネーム'Nexus'と呼ばれる情報源から指令を受けていることを突き止め、捜査に大きな進展がありました。

 別のニュースでは、サーゴイドに襲撃され被災したプレアデス星雲のステーションを修復する二つのキャンペーンが開始されました。建設資材の公開調達が行われ、被災ステーションに送られたのち修理に使用される予定です。

 Los ChupacabrasはLFT 926星系で音楽祭を主催する彼らの計画が、銀河コミュニティからの熱烈な支持を集めたことを発表しました。多数のパイロットが取り組みの中心地であるMeredith Cityに物資を運び込むことでこの取り組みを支援しました

 最後にAutocracy of T’ienseiはT’iensei星系の扇動者を鎮圧する作戦が成功裏に完了したと発表しました。数百人のパイロットが呼びかけに王子、星系内で活動する犯罪者たちを排除するために船を繰り出していました。

 以上、今週のニュースでした。

3304年6月1日-League of Reparationにより複数の船が沈没の被害に

 パイロット連合はテロ組織League of Reparationにより5隻の独立系船舶が撃沈され、全ての乗員が死亡した事を報告しました。

 同盟領域で3隻、連邦と帝国領域でそれぞれ1隻が襲われたこと以外の船名や犯行現場などの詳しい状況は明らかにされていません。

 三大勢力合同捜査タスクフォースのNiamh Seutonia大尉が以下の声明を発表しています。

 「我々はこれらの事案がLeague of ReparationによるINRA関係者と血縁関係にある人々に対するテロ行為だと見ています。調査隊を5箇所の現場すべてに派遣しました。」

 「一方、League agentsはコードネーム'Nexus'と呼ばれる情報源から複数箇所を中継した暗号通信により指令を受け取っていることを突き止めました。このことは自律的な構成員の集団ではなく、中心を持った指揮系統があることを示唆しています。'Nexus'が個人、集団、組織のいずれかであるかはまだ分かっていません。」

 「同盟・帝国・連邦全域の市民がこうした恐るべき攻撃に恐怖していることは理解しています。タスクフォースがこの集団に関してより多くのことを究明し、根絶することをみなさんにお約束します。みなさんには警戒を怠らず、ささいな関連情報であっても地元警察に通報していただくようお願いします。」