GalnetNews3304年9月

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GalnetNews3304年10月
GalnetNews3304年8月

3304年9月29日- 今週のニュースハイライト

 このコーナーでは今週の主要なニュースをお伝えします。

 同盟の大統領選の候補者3名は、先週の大半を其々キャンペーンでの演説に費やしました。現職のGibson Kincaid大統領が同盟憲章の改革を掲げていますが、ライバルとなるFazia Silva候補とElijah Bec候補は、それぞれ経済成長、市民の自由に焦点を当てており、より慎重な姿勢をとっています。同盟の新大統領選の結果は、10月に発表される予定です。

 連邦情報局(FBI)は、カルト宗教『遠き神教』の調査を終了しました。FIAは声明の中で、潜入記者のGethin Okonkwo氏から提供された情報が一派の容疑を晴らしたことを確認し、拘束された信者ら全員も釈放したと明かしました。

 別のニュースでは、ライバル企業のHerculean MachinesとSupratechは、公的支援を得る事に成功した後、新型パーソナルコンピューターの開発を再開しました。両社は今、Rackham Ultratech Expoを重視しており、新製品の技術試験機を発表する予定です。両社が受け取った物資の量が、商業的に成功するか否かを決定付ける要因になると思われます。

 一方、最近、ビジネス界の大物として知られるLloyd Hardacre氏の犯罪を暴露した個人管理ロボットですが、隠し監視プログラムが仕込まれていたことが明らかになりました。連邦安全保障局(FSS)によれば、ロボットのコアウェア内で特定のデータを秘密裏にコピーするプログラムが見つかったとのことです。 FSSは現在、Hardacre氏が密かにスパイ活動の標的になっていたものと見ています。

 最後に、Bhaguiシステムの市民は、は何世紀も前の地球の伝統を元にオクトーバーフェスという祭典を復活させようとしています。 Mold Federal Mining Incorporatedはこのイベントの資金調達に応じ、様々な商品の公開注文を出しています。同社の広報担当社は、この祭典を「他には存在しえないパーティー」と言いきりました。

 以上、今週のニュースでした。

3304年9月29日- 遠き神教への捜査が打ち切られる

 連邦情報局(FIA)がカルト宗教『遠き神教』の捜査を終えました。

 上級捜査官のMicah Whitefield氏がメディアに詳細を述べています。

 「Okonkwo氏より提供された遠き神一派内部の動きに関する情報が事実であると確認された。サーゴイドと通じているという証拠がない以上、捜査は打ち切りだ。拘留された信者ら全員も自由の身だ。」

 「Okonkwo氏の詳細なリポートは実に有難かった。このような調査内容は我々自身が送り込んだ潜入捜査官から得たかったのだが、まだ彼からの報告待っている状態だ。」

 遠き神教を研究していたことにより逮捕・拘留されていた異星宗教学者のAlfred Ulyanov氏より、コメントが寄せられました。

 「遠き神教の本質的に無害である事を証明したGethin Okonkwo氏に対しまして、私は言い表せないほどの賛辞を贈らせて頂きたく思います。今回の一件は、私達人間が種としてどれだけ進歩していようとも、本質的に『違い』へ対する不寛容さや恐怖心が深く刻み込まれたままなのだということの表れと言えましょう。悲しいことですが。」

3304年9月28日- ロボットから監視プログラム発見

 ビジネス界の大物として知られていたLloyd Hardacre氏。最近、自身の保有する個人用管理ロボットにより犯罪の証拠を暴露・逮捕されましたが、このロボットに隠し監視プログラムが仕込まれていた事が明らかになりました。

 連邦安全保障局(FSS)捜査官、Ramesh Thorne警視はメディアに対しこう発表しています。

 「FSSの専門家によりロボットのコアウェア内に高度に洗練された監視プログラムが見つかりました。このプログラムは特定のデータ、つまり何かしらの違法なデータを秘密裏にコピーするようになっています。軽微な不具合のため、ロボットが会社用プレゼンテーションの中にデータを紛れ込ませるような事態となったようです。」

 「FSSとしての見解を申し上げますと、Hardacre氏は密かにスパイ工作の標的にされていたと考えております。ですがいかなる法的機関もこれを行ったという事実はありません。何者かがHardacre氏に疑念を持ち、証拠を探していたのは明らかです。」

 ロボットについて質問を受け、Thorne警視はこう補足しました。

 「ロボットの製造元はAchilles Corporationで、情報の調整・管理作業用に設計された比較的古いものでした。このようなロボットは自律行動ができないため、今回使われたものが包括的な再プログラミング処理を受けているのは確実でしょう。」

3304年9月28日- コンピューター企業、開発を再開

 ライバル関係にあるHerculean Machines社とSupratech社が、パーソナルコンピューターの開発を再開しました。

 近く行われるイベントを控え、The Federal Timesのテクノロジージャーナリスト、Harlow Nassryさんが伝えます。

 「Supratechの工場を焼失した謎の火事、そしてHerculean Machines社の投資家らを震撼させた謎のスキャンダル。その後、両社ともに新製品の完成には至らなかったようです。」

 「しかし、公的支援の求めに成功したことで風向きが変わりました。HerculeanとSupratech、それぞれの社を率いるMaddox Hurd氏とScorpio DeVorrow氏は、10月3日水曜日にRackham Ultratech Expoに向けて技術試験製品を投入するに十分な物資を手にしたのです。」

 「この展示会は、両社にとって非常に大きな意味を持ちます。Rackam Capital Investmentsをはじめとしたスポンサー企業も細心の注意を払うものと思われ、Zachary Rackham氏も自ら最新のガジェットを手に取ろうと出席するものと見られています。」

 「カスタマイズ可能なDuradriveとウェアラブルなTorc、どちらも大衆の想像力を掻き立てるものでしたが、鍵となるのは試作品のパフォーマンスであり、両社が受領した物資の量が商業的に成功するか否かを決定付ける要因となるのかもしれません。」

3304年9月27日- CGニュース:Bhagui星系のオクトーバーフェスト

 Bhagui星系の市民たちは何世紀も前の地球の伝統を元にオクトーバーフェストという祭典を復活させようとしています。

 このイベントの規模はこれまでにないものとなり、その莫大な需要により現地の供給業者に大変な負担がかかっています。その結果Mould Federal Mining Incorporatedは必要な資源を供給する緊急手段を講じるための資金提供を行っています。

 同社の広報担当社は次のような声明を発表しました。

 「このような人々が集い、命と愛そしてビールを祝福するようなパーティーは他に存在しえないでしょう。私達はこのような祭典を支えることができて光栄に思っています。私達にとってこのコミュニティを助けること以上に重要なことはありません」

 Mould Federal Mining IncorporatedはAnimal Meat、Fish、Beerの公開注文を出し、これらの商品をBhagui星系のLeavitt Portに配達するパイロットに報酬を与えることを約束しました。

 計画は3304年9月27日に始まり、1週間実行されます。最終目標が予定より早く達成された場合、計画は直ちに終了します。

3304年9月27日- コンピュータ企業支援物資募集の取り組み終了

 Supratech社とHerculean Machines社という二つの技術企業が競争的に行っていたキャンペーンが終了しました。呼びかけに応え、大量の技術資材が提供され、新しいパーソナルコンピューターの製造に使用される予定です。

 キャンペーン終了にあたり、Supratech社のScorpio DeVorrow CEOは以下の声明を発表しています。

 「銀河系コミュニティからの支援には感謝しきれません。我々はTorcが真に特別なものになると信じており、この支援によってすぐにでも生産をはじめることができます。」

 彼のビジネス上の競争相手であるHerculean Machines社のMaddox Hurd CEOもこのように述べています。

 「みなさんの支援は、すべてのパイロットが耐久性の高い技術を求めている証しなのだと畏怖の念をもって受け止めています。」

 Supratech社を支援したパイロットにはFedmich星系のRoberts Portで、またHerculean Machines社を支援したパイロットにはAnima星系のCowper Dockで報酬の支払いが行われています。

3304年9月27日- 同盟大統領選挙:各候補者の演説について

 同盟の大統領選の候補者3名は、先週の大半を其々キャンペーンでの演説に費やしました。

 現大統領であるGibson Kincaidは再選を狙い、更には同盟憲章の改革を掲げ、以下のように述べました:

 「他の2つのスーパーパワーと同じ土俵に立つには、我々にも絶対的な主導を握るリーダーが必要だ。皆の信頼と力を預かり、同盟を新たなる力とさらなる団結の時代へと導きたい。それが私の思い描く未来だ」

 事業家でもあるFazia Silvaは経済の強化に焦点をあて、こう述べました:

 「現大統領は、他の専業政治家と同じようにエゴに突き動かされているようですが、経済こそがこの宇宙を回しているのです。交易と工業に投資してこそ、同盟は更に強くなれるのです」

 Elijah Beck評議員は、ライバル達に批判的な意見のようです:

 「Kincaid現大統領は我々同盟の価値観にまったく敬意を払わず、Silva女史については自分の事業の利益についてしか考えていません。同盟には、身勝手な動機ではなく、公共の福祉こそを追求出来る大統領が必要なのです」

 同盟の新大統領選の結果は、10月に発表される予定です。

3304年9月25日- スターポートステータス最新情報

 このレポートでは、Thargoid Sensorの干渉により技術的問題が発生しているスターポートをお伝えします。

 

 以下のステーションは閉鎖状態に陥っています:
 ・Bester Terminal, Jen Nik
 ・Black Station, Lausang
 ・Burton Vision, Dimocorna
 ・Cauchy Dock, Decht
 ・Klink Dock, Inino
 ・Mouchez Platform, Deacon's Star
 ・Pook Dock, HIP 35873
 ・Rennie Hub, Kupol Bumba
 ・Semeonis Hub, Nuwach
 ・Sinclair Colony, San Qin Gu
 ・Smith Landing, Amber
 ・Somerset Station, I Carinae
 ・Wingqvist Terminal, NLTT 57216

 

 一方、以下のステーションは問題悪化のため、閉鎖の危機に瀕しています:
 ・Chomsky Terminal, San Tu
 ・Cowper Dock, Anima
 ・Margulies Dock, Cornengu
 ・Mars High, Sol
 ・PRE Research Base, HIP 17225
 ・Ramsay City, Anagori
 ・So-yeon Hub, Coma
 ・Strekalov Gateway, Ross 733
 ・Warren Prison Mine, Ross 128

3304年9月22日- 今週のニュースハイライト

 このコーナーでは今週の主要なニュースをお伝えします。

 政治ジャーナリストのVanya Driscoll氏がその分析をThe Alliance Tribune誌に寄せています。彼女によると、Elijah Beck氏は、唯一の現状容認派とされる候補と見られ、Fazia Silva氏は景気の加速を公約し、現職のGibson Kincaid氏は大統領職に実権を持たせるべきと提案しています。

 別のニュースでは、Lloyd Hardacre氏が企業不正の疑いで逮捕されました。ビジネスの世界では大物として知られる同氏ですが、事件が起こったのはBurnell Stationで、Hardacre氏が設立した惑星間輸送商社であるCopernicus Shipping Ltdの年次総会の最中でした。連邦安全保障局(FSS)の捜査官補佐、Ramesh Thorne氏が引き続き操作にあたっています。

 フリーのリポーターのGethin Okonkwo氏が過去3ヶ月にわたって遠き神教内部に潜入していたことが明らかになりました。彼の記事によれば、教団はサーゴイドとの直接的接触を行なっておらず、ほとんどの信者は害のない運命論者だとのことです。Okonkwo氏は隠しカメラを使って教団内部での経験を記録しており、を証明し、彼らへの迫害を終わらせるために連邦情報局にこのデータを自発的に提供するとのことです。

 一方で、Supratech社とHerculean Machines社、この2つのライバル同士のテクノロジー企業が今後の製品のリリースを支援するための物資を要請しています。Supratech社はTorcと呼ばれるパーソナルコンピューターを開発しており、Herculean Machines社はDuradriveと呼ばれる機器に取り組んでいます。両社は銀河系コミュニティの支援によって10月3日に行われる技術展覧会に動作する試作品を出店できるよう期待しています。

 最後に、Libertas Cooperativeは銀河各コミュニティからの圧倒的反応を受け、物資調達は無事成功したと発表しました。先週の間、Ocrinox's Orbiterには土地改良システム、動物観測モニター、アクアフォニックシステム、海洋機材が運び込まれ、manateeの養殖用メガシップの建造が可能となりました。

 以上、今週のニュースでした。

3304年9月21日- 遠き神教の内側

 行方不明と思われていたフリーのリポーターのGethin Okonkwo氏が過去3ヶ月にわたって遠き神教内部に潜入していたことが明らかになりました。

 コラム記事の中でOkonkwo氏が自身の体験を披露しています。

 「Ulyanov博士の研究に魅了され、この終末論的宗教についてさらに理解したいと切望したために、私は信者を装って遠き神教について潜入取材を行うことを決めました。」

 「この期間中、私は複数の星系の集合礼拝所を訪れ、その一つが“永遠の無教会”(Church of Eternal Void)に襲撃された際には辛くも生き延びました。多くの場面で、Juanita Bishopの運動参加者を含む一般大衆からの攻撃を肉体的にも言葉のうえでも受けました。」

 「サーゴイドとの直接の接触の証拠は一度も見ることはありませんでしたし、異星人の遺物を聖なるものとして特別に使用することも禁止されていました。信者のほとんどは本質的に運命論者でこの世の終わりという概念に惹きつけられていました。遠き神教の教えのまま、自分達だけが生き延びることができると確信している者も一部にいました。それは奇妙に矛盾した信念ですが、他の宗教にもよくあるものです。」

 「私は隠しカメラを使って教団内部での経験を記録していました。遠き神教が危険ではないことを証明し、彼らへの迫害を終わらせるために連邦情報局にこのデータを自発的に提供するつもりです。」

3304年9月21日- 同盟大統領の権力闘争

 佳境を迎えている同盟の大統領選。政治ジャーナリストのVanya Driscoll氏がその分析をThe Alliance Tribune誌に寄せています。

 「新大統領を選ぶ選挙は、いつもであれば同盟の顔を選ぶための形式的なものなのだが、今回は本物の権力闘争だ。大きな影響を及ぼすだろう。」

 「Elijah Beck氏は、唯一の現状容認派とされる候補者だ。対照的に、Fazia Silva氏は経済を重視し、通商政策の強化を公約している。彼女が掲げる新たな財政政策には星間企業や中小企業も歓迎ムードだ。」

 「しかし、最も物議を醸しているのが現職のGibson Kincaid氏だ。大統領職に実権を持たせるべきとの彼の提案を、議会は本気で受け止めている。Kincaid氏は、同盟は鶴の一声を持つことで『他国の支配に抵抗』できると主張している。」

 「この好戦的ともとれるレトリックには驚くほどの支持が集まっている。『同盟はもっと強くなることが出来、Mahon首相は官僚主義に雁字搦めになっている。』と、多くの人々が同意しているのだ。関係筋によれば、今回の選挙には帝国と連邦もいつになく注視しているようだ。」

3304年9月20日- マナティー養殖メガシップ建造計画終了

 Libertas Cooperativeは銀河各コミュニティからの圧倒的反応を受け、物資調達は無事成功したと発表しました。先週の間、Ocrinox's Orbiterには土地改良システム、動物観測モニター、アクアフォニックシステム、海洋機材が運び込まれ、manateeの養殖用メガシップの建造が可能となりました。

 計画終了にあたり、Libertas Cooperativeの創業者Selena Conley氏は次の声明を発表しています。

 Munshinの人々や、我々のパートナーであるMunshin Manatee Meat社ではプロジェクトを支援して下さった皆さんに感謝しています。manatee肉の生産量増は、Munshin星系の経済に重要な影響を与えることでしょう。」

 現在、Munshin星系Ocrinox's Orbiterにて報酬の支払いが行われています。

3304年9月20日- CGニュース:コンピュータ開発支援

 Supratech社とHerculean Machines社、この2つのライバル同士のテクノロジー企業が今後の製品のリリースを支援するための物資を要請しています。

 Supertech社の最高経営責任者であるScorpio DeVorrow氏は次のような声明を発表しました。

 「Torcは最先端のホログラフィック技術を搭載した最新鋭のパーソナルコンピューターです。このウェアラブル端末によって次世代の幸福を享受したい皆様はぜひこの製品の開発を援助してください」

 一方、Herculean Machines社の代表であるMaddox Hurd氏は次のように述べています。

 「このDuradriveにパワーやカスタマイズの分野において比肩する製品は存在しません。この挑戦的な時代に人々が必要としているのは強固な製品であって、強風にさらされただけで誤動作を起こすような軟弱なおもちゃではありません」

 彼らの製品を市場に出すべく両社は商品の公開注文を出しました。Supertech社にはConductive Fabrics、Robotics、Microcontrollersが必要です。Herculean Machines社はConsumer Technology、Hardware Diagnostic Sensors、Computer Componentsを必要としています。Supertech社を支援したいパイロットはFedmich星系Roberts Portに商品を届け、Herculean Machines社を支援したいパイロットはAnima星系のCowper Dockに商品を輸送してください。

 計画は3304年9月20日から1週間行われ、最終目標が予定より早く達成された場合その時点で終了となります。

3304年9月20日- ロボットが企業不正を暴露

 Lloyd Hardacre氏が企業不正の疑いで逮捕されました。ビジネスの世界では大物として知られる同氏ですが、彼が個人保有する管理ロボットが不正の証拠を明らかにしてしまったようです。

 事件が起こったのはBurnell Stationで、Hardacre氏が設立した惑星間輸送商社であるCopernicus Shipping Ltdの年次総会の最中でした。

 証人の一人である同社株主は、記者団に対しこう語ります。

 「Hardacre氏の財務プレゼンテーションの途中ですね、プレゼン書類に混じってどう見ても明らかに違法なログが映されたんですよ。Hardacre氏はロボットに停止を命令していたんですが、そのまま内部データの投影が続きました。彼はパニックに陥っていたようで、最後にはホールから飛び出してしまいましたよ。」

 連邦安全保障局(FSS)捜査官であるRamesh Thorne警視は本件にこう言及しています。

 「FSSではHardacre氏を拘束しており、複数の詐欺や会社資金の横領を確認しております。現在、彼の個人用ロボットがそうした情報をどうやって入手したのか、またこのタイミングでデータ公開を行ったのは何故か捜査を進めています。」

3304年9月20日- 歴史的彫刻が盗難被害に

 Eotienses A 3惑星の帝国文化ミュージアムで、歴史的価値のある芸術コレクションの盗難がありました。

 地元メディアは次のように伝えています。

 「この博物館の展示物の中で最もよく知られているのはNew Dawn Collectionでしょう。これは伝説的アーティストLal Candromirが製作した彫刻群で、1000年前、Eotiensesの初期入植者たちが帝国への参加に同意したことを記念して作られました。」

 「今朝、来場者が全展示物が無くなっているのをを発見。Candromirの像も一つ残らず消えうせていたとの事です。壁にはウインクする猫の絵が描かれていました。博物館ではどのようにセキュリティーシステムを完全に回避されたのか把握できていないようです。」

 帝国国家保安局(IISS)のMadoc Evander警部は次のようにコメントしています。

 「現在犯罪科学的分析を行い、博物館の全スタッフと来場者への聞き取り調査を進めています。本件と3ヶ月前にAlioth星系で起こった盗難事件の関連性ですが、『ウインクする猫』のモチーフが共通する一方、事件同士の関わりはまだ確認できていません。IISSは犯罪者を捕らえ、盗難に遭った貴重な文化遺産を取り戻すためにあらゆる手を尽くす所存です。」

3304年9月19日- スターポートステータス最新情報

 このレポートでは、Thargoid Sensorの干渉により技術的問題が発生しているスターポートをお伝えします。

 

 以下のステーションは閉鎖状態に陥っています:
 ・Alexandria Dock, Chanab
 ・Rond d'Alembert Lab, HIP 88595

 

 一方、以下のステーションは問題悪化のため、閉鎖の危機に瀕しています:
 ・Black Station, Lausang
 ・Pook Dock, HIP 35873
 ・Somerset Station, I Carinae
 ・Bester Terminal, Jen Nik
 ・Burton Vision, Dimocorna
 ・Cauchy Dock, Decht
 ・Klink Dock, Inino
 ・Semeonis Hub, Nuwach
 ・Sinclair Colony, San Qin Gu
 ・Asimov Landing, LHS 2441
 ・Mouchez Platform, Deacon's Star
 ・Smith Landing, Amber
 ・Descartes Terminal, Nu Guang
 ・Rennie Hub, Kupol Bumba
 ・Wingqvist Terminal, NLTT 57216

3304年9月15日- 今週のニュースハイライト

 このコーナーでは今週の主要なニュースをお伝えします。

 匿名の人物がハイテク企業のHerculean Machines社のオーナーのMaddox Hurd氏がかつて連邦保安局(FSS)から捜査されていたことを明らかにしました。この人物が明らかにしたところによると、Hurd氏は自社の設立の際、組織犯罪ネットワークに関係のある複数の個人からの財政的支援を受けていたとのことです。このニュースを受けて、Herculean Machines社に出資する多数の投資家が支援を打ち切りました。

 同盟の大統領選の候補者が公表されました。Fazia Silva候補はVamm星系の企業家として成功した人物であり、「Elijah Beck候補はLeesti星系出身の非常に経験のある政治家です。Kincaid、Silva、Beckの3人の候補者の支持率は概ね拮抗していることが分かっています。

 一方で、Juanita Bishop氏は連邦議会にサーゴイド信仰を死刑に値する犯罪とし、全ての遠き神教信者を処刑することを要求しました。何人かの議員は彼女に同調して、“サーゴイドへの強硬策”を熱望しています。しかし、他の人たちはBishop女史の“非人道的な修辞”や連邦市民を裁判無しで処刑するという提案を非難しています。

 別のニュースでは、Ram Tah氏が最近リリースされたXG戦闘機を開発するXGプロジェクトについて、より多くのことを明らかにしました。インタビューの中で、エンジニアは最初にガーディアンの遺跡が発見されて以来、私は彼らの技術を我々自身のものと融合しようとしてきたと明かしています。彼はXGプロジェクトが技術開発の新時代の始まりになることへの期待を述べてインタビューを締めくくりました。

 Libertas Cooperativeは食品メーカーのMunshin Manatee Meatに代わってマナティーファームを建設する計画を発表しました。このファームはマナティーが飼育、処理、流通に乗せる準備までを行うメガシップとして建造されます。マナティーファームの建設を容易にするため、Libertas Cooperativeは複数の物資の公開注文を出しました。

 終わりに、Alioth Independentsは珍しい食べ物や飲み物の募集が銀河系コミュニティからの圧倒的な支援を受けて成功したことを発表しました。大量のEsuseku CaviarおよびCeremonial Heike Tea、Live Hecate Sea WormsがSmith Landingに一週間に渡って輸送され、これからの開催される祭典に供されます

 以上、今週のニュースでした。

3304年9月14日- 同盟の大統領候補出揃う

 同盟の大統領選の候補者が公表されました。

 The Alliance Tribuneの政治記者Vanya Driscollの解説です。

 「候補者は二期目を狙うGibson Kincaid大統領と争うことなり、既に運動を開始しています。」

 「Fazia Silva候補はVamm星系の企業家として成功した人物です。政治的経験はありませんが、彼女はビジネスにおける見識を武器に同盟全体の貿易を増やし、経済を加速したいとしています。」

 「Elijah Beck候補は対照的に非常に経験のある政治家です。Leesti星系出身で、40年に渡って同盟議会に参加してきました。彼は信頼できる人物だと広く見られていますが、大統領として特筆すべき変化をもたらすのはありそうもないことです。」

 「最近の世論調査ではKincaidとSiva、Beckへの支持率は概ね拮抗していますが、まだ始まったばかりです。3人共に10月16日火曜日の投票日に向けてこれからの数週間の選挙運動を精力的に行うことになるでしょう。」

3304年9月14日- 投資家がHerculean Machines社を見捨てる

 匿名の人物がハイテク企業のHerculean Machines社のオーナーのMaddox Hurd氏がかつて連邦保安局(FSS)から捜査されていたことを明らかにしました。

 この人物は最近機密解除されたFSSの記録を提供するとともにRewiredニュース番組で語りました。

 「5年前にHerculean社が設立された際、Maddox HurdはRed Familyのような組織犯罪ネットワークに関係のある複数の個人からの財政的支援を受けていました。Hurdが厳密には法を破ってはいないとはいえ、FSSは以後彼から目を離すことはありませんでした。」

 このニュースに続いて、Herculean Machines社の出資者の多くが支援を打ち切りました。報道陣へのMaddox Hurdの発言です。

 「これは中傷行為であり、裏ではSupratechが手を回しています!」

 ライバル企業のSupratech社CEOのScorpio DeVorrow氏はコメントを拒否しましたが、The Federal Timesの技術部のHarlow Nassry記者はこう観測しています。

 「Herculean Machinesが出資を失い、Supratechの工場が破壊されたことで、両者は不安定な状態です。10月のRackham Ultratech Expoで新製品を公開することは、追加の支援を受けられない限り両者ともできないでしょう。」

3304年9月13日- 同盟の祭典準備完了

 Alioth Independentsは珍しい食べ物や飲み物の募集が銀河系コミュニティからの圧倒的な支援を受けて成功したことを発表しました。大量のEsuseku CaviarおよびCeremonial Heike Tea、Live Hecate Sea WormsがSmith Landingに一週間に渡って輸送され、これからの開催される祭典に供されます。

 募集の終了にあたり、lioth Independents代表のDurien Ballas氏は以下の声明を発表しました。

 「この催しは他に例を見ないものになり、我々はFazia SilvaとElijah Beckを銀河系の舞台に紹介できることを誇りとします。Gibson Kincaidを加えて、来たる彼らの選挙戦が紳士的かつ激しいものになると確信しています。」

 貢献したパイロットにはAmber星系のSmith Landingで報酬の支払いが行われています。

3304年9月13日- CGニュース:マナティー養殖メガシップの建造

 Libertas Cooperativeは食品メーカーのMunshin Manatee Meatに代わってマナティーファームを建設する計画を発表しました。このファームはマナティーが飼育、処理、流通に乗せる準備までを行うメガシップとして建造されます。

 Libertas Cooperativeの創業者Selena Conleyは以下のような声明を発表しました。

 「これまで長い間Munshinの人々は銀河中で最高級の肉を食べることができるという幸運に恵まれてきました。ここでMunshin Manatee Meatと提携してより多くの消費者に彼らの食品を提供できることを誇りに思っております」

 マナティーファームの建設を容易にするため、Libertas Cooperativeは土地改良システム、動物観測モニター、アクアフォニックシステム、海洋機材の公開注文を出しました。これらの商品をMunshin星系のOcrinox's Orbiterに配達したパイロットに報酬を与えることを約束しました。

 計画は3304年9月13日に始まり、1週間実行されます。最終目標が予定より早く達成された場合、計画は直ちに終了します。

3304年9月13日- 遠き神信者根絶の呼びかけ

 Juanita Bishop氏は連邦議会にサーゴイド信仰を死刑に値する犯罪とし、全ての遠き神教信者を処刑することを要求しました。

 彼女の選挙運動のなかでの集会で、Bishop女史が語っています。

 「私はサーゴイドの浸透の恐怖の中で暮らす全ての人々に向けて言います。当選したならば、私はこの邪教を非合法のものとし、その信者全てに死を与えることに全力をそそぎます。連邦議会にはこうした異星人好きの内通者たちから家族を守る義務があるのです。」

 フリーの政治アナリストのVihaan Niven氏のコメントです。

 「Juanita Bishopの声明は連邦議会でかなりの議論をまきおこしました。何人かの議員は彼女に同調して、“サーゴイドへの強硬策”を熱望しています。しかし、他の人たちはBishop女史の“非人道的な修辞”や連邦市民を裁判無しで処刑するという提案を非難しています。」

 「一方で、連邦情報局は遠き神教信者の逮捕と彼らに接触のあった人たちの勾留を続けています。サーゴイド紛争の犠牲者が増えるにつれ、このまずありえないような信仰がこれ以上生き延びるとは思えなくなっています。」

3304年9月12日- XGプロジェクト

 独立系放送局のVox Galacticaのインタビューの中で、エンジニアのRam Tah氏が最近リリースされたXG戦闘機を開発するXGプロジェクトについて語りました。

 「最初にガーディアンの遺跡が発見されて以来、私は彼らの技術を我々自身のものと融合しようとしてきた。商業的に成立する製造の見込みを持って設計を洗練するための技術者を招聘する以前に、私は最初の戦闘機、XG1の設計図を書き上げていた。」

 「7代目のXG7になって、人類とガーディアンを巧みに融合することに成功した。XG8 JavelinとXG9 Lanceがすぐに続いた。」

 将来の抱負を尋ねるとRam Tah氏はこう述べました。」

 「私の希望では、XGプロジェクトは技術開発の新時代のほんの始まりにすぎない。現在はサーゴイドの脅威に集中しているが、我々の銀河系の先達の業績はいつの日か社会のあらゆる面を改善することになるだろう。」

3304年9月9日- 今週のニュースハイライト

 このコーナーでは今週の主要なニュースをお伝えします。

 同盟議会はGibson Kincaid大統領が提案した大統領制の改革について投票を行うことで合意しました。Kincaid大統領は大統領職がより実質的な権力を持ち任期も6年にするよう運動を行っていました。投票は10月半ばの大統領選と同時に行われる予定です。

 コンピューター企業のSupratech社が所有する製造施設が火事にって消失されました。同施設内の従業員は炎を逃れて全員無事でした。消防隊が直ちに駆けつけましたが、火の回りが早く施設は全焼しました。Supratech社CEOのScorpio DeVorrow氏は工場の防火システムの不具合に疑念を表明しました。

 一方で、連邦情報局(FIA)は、カルト宗教『遠き神教』の捜査を続けており、サーゴイドシンパの可能性がある者を次々と逮捕しています。独立系オブザーバーはFIAがもぬけの殻となった遠き神教の集合礼拝所を発見したことを確認しました。そこにいたはずの支持者等数百名の所在は不明のままです。

 Gnosis(Canonn Interstellar Research Groupの旗艦)が、Thargoidからの攻撃をうけた後、動けずにいます。船の司令部クルーからのメッセージによれば、これによりFSDを含む複数のシステムに深刻な内部被害をもたらしたとのことです。Gnosisは、現在Outotz STI d9-6星系の第8惑星の近くを漂っています。

 別の記事では、The Mars Tribune誌が、有名な俳優であり、Jupiter Rochester(Jordan Rochesterの兄でCore Dynamicsの役員)の夫でもあるTomas Turaiのオリンピック選手との不倫をスクープしました。Tomas Turai氏と、Reagan Lord氏の夫であるAugust Lord氏は共にThe Mars Tribune氏を名誉毀損で訴訟することを表明しています。同誌のオーナーで富豪のKingsley Cordova氏は、個人的に両訴訟で生じるコストを負担すると発表しました。

 最後に、遠き神教のためのサーゴイドマテリアルの要求が銀河系コミュニティによって強く支持されたと発表しました。Reegan Tanner書記官は主催団体を代表して、この活動の成功は信仰の自由の勝利だと語りました。

 以上、今週のニュースでした。

3304年9月8日- Supratech社施設が全焼

 コンピューター企業のSupratech社が所有する製造施設が火事にって消失されました。

 同施設内の従業員は炎を逃れて全員無事でした。消防隊が直ちに駆けつけましたが、火の回りが早く施設は全焼しました。

 Supratech社CEOのScorpio DeVorrow氏が声明を発表しています。

 「我々の主力の製造施設が火事により潰えたことをお伝えしなければいけないのは残念です。何ダースものTorcの試作品も回復不能の被害を受けました。これにより我々の新製品開発は深刻な後退を余儀なくされます。」

 「捜査員は火元を特定することができておらず、また最先端の工場内の消火設備が全くの機能不全を起こした原因も分かっていません。監視カメラ、警報装置および火災報知器についても同様です。」

 ライバル企業のHerculean Machines社の社長のMaddox Hurd氏のコメントです。

 「全員無事に避難できたことを聞いて安堵しています。しかし、Supratech社の工場がそれほど貧弱な設計であったのなら、そこで作られるものがどのようなものだったか想像するに残念だと言わざるをえません。」

 両社の新しいパーソナルコンピュータ機器は10月のRackham Ultratech Expoで初公開される予定でしたが、Supratech社が展示会に参加できるかははっきりしていません。

3304年9月8日- サーゴイドシンパの逮捕相次ぐ

 連邦情報局(FIA)は、カルト宗教『遠き神教』の捜査を続けており、サーゴイドシンパの可能性がある者を次々と逮捕しています。

 主要人類圏(俗称バブル)において最初に予言カルトの存在に注意を向けた独立系記者であるGethin Okonkwo氏が行方不明と報じられていますが、遠い神教に拘束されているものと目されており、他にも遠き神教一派を研究していたAlfred Ulyanov博士をはじめとした多くの人々も依然として拘束されたままです。

 また、FIAはGalactic Interfaith Communeを解体し、その広報担当を務めるJameelah Griffin博士を逮捕、Spiritual Freedom Movementを含むいくつかの同様の組織も閉鎖されました。

 独立系オブザーバーはFIAがもぬけの殻となった遠き神教の集合礼拝所を発見したことを確認しました。そこにいたはずの支持者等数百名の所在は不明のままです。手がかりを基にその実態を明らかにしようとする中、遠い神教の協力者や親族の逮捕劇は過熱の一途を辿っています。

 シニアエージェントのMicah Whitefield氏より短いコメントが出されました。

 「我々はサーゴイドの影響を見極めるという仕事を遂行する上で、障害となるものはあらゆる手段を用いて取り除く。遠き神教等失踪の一件は、明らかに人間あるいはエイリアンの組織的な作戦によるものだ。カルトメンバーを匿い、連邦の捜査を妨害する者達には刑事告発する用意があると警告しておこう。」

3304年9月7日- 遠き神教の計画終了する

 LHS 2541 Alliance Combineは遠き神教のためのサーゴイドマテリアルの要求が銀河系コミュニティによって強く支持されたと発表しました。

 多数のパイロットが運動を支援して、Zavijah星系のWheelock Ringlに物資を運び、Zavijahの不満分子を殲滅してトレーダーの安全を確保しました。

 LHS 2541 Alliance Combineを代表して、Reegan Tanner書記官が以下の声明を発表しています。

 「サーゴイドマテリアルを運んでくださったパイロットのみなさんに感謝の意を表したいと思います。これにより銀河系全体にわたり信仰の自由が守られました。また、ここで我々は遠き神教がより高度な生命体に進化することを期待して対象を実験に使おうとしているのではないかという現在流れている噂についても指摘しておきたいと思います。これは根拠のないゴシップだと、我々は断固として主張します。」

 Zavijah星系のWheelock Ringでは貢献したパイロットへの報酬の支払いが行われています。

3304年9月7日- CGニュース:同盟大統領選への祭典

 Alioth IndependentsはAlioth星系において同盟大統領選挙を正式に開始するための祭典を開催する計画を発表しました。

 このイベントでは後日発表される大統領候補者たちが同盟の上流社会の著名人たちと会談する機会となります。

 Alioth Independents代表のDurien Ballasは以下のように発表しました。

 「同盟総会の主要メンバーが招待されており、またEdmund Mahon首相と提督評議会の2人のメンバーも出席することが確認されています」

 このイベントを素晴らしいものとするためにAlioth IndependentsはEsuseku Caviar、Ceremonial Heike Tea、Live Hecate Sea Wormsの公開注文を出し、Amber星系のSmith Landingにこれらの商品を配達するパイロットに報酬を与えることを約束しました。

 計画は3304年9月6日に始まり、1週間実行されます。最終目標が予定より早く達成された場合、計画は直ちに終了します。

3304年9月7日- 同盟議会が大統領制改革を問う投票に合意

 同盟議会はGibson Kincaid大統領が提案した大統領制の改革について投票を行うことで合意しました。

 Kincaid大統領は大統領職がより実質的な権力を持ち任期も6年にするよう運動を行っていました。

 Edmund Mahon首相が報道陣に語りました。

 「長い議論の末、議会はKincaid大統領の提案について10月半ばの大統領選と同時に採決を行うことで同意しました。投票の結果が出次第、制度改正に関してお知らせします。」

 Alliance Tribune紙のMilo Vesper編集者がこの成り行きについて解説します。

 「Kincaid大統領の提案は、一部で長年の懸案であった政治改革だとみられています。現在の官僚的手続きに比べ、一人の人物が全ての重要な決断を行うことには明らかな魅力があるものです。とはいえ、議会の中にはこのような変革が大統領に皇帝のような権威を与えることになるのではないかと危惧する声もあります。」

 「Mahon首相はそうした不安を軽視していますが、“体制の危機”という言葉が議会内では既に囁かれています。何が起こるにせよ、今回の選挙は同盟の歴史の中で最も重要なものになるでしょう。」

3304年9月7日- Gnosis 座礁

 科学調査船は、Thargoidからの攻撃をうけた後、動けずにいます。

 Gnosis(Canonn Interstellar Research Groupの旗艦)は、数刻前Cone Sector FN-J B9-0星系方面へのハイパースペースジャンプを行いました。

 しばらくしてGnosis司令部クルーのMathius Leander船長から次のメッセージが届きました:

 「Gnosisは我々が出発したすぐ後にThargoid船の一群からhyperdictされました。実空間に戻った衝撃はFSDを含む複数のシステムに深刻な内部被害をもたらしました。」

 「同乗していたCMDR達がいなければ全滅していたのは間違いありません。彼らはmeta-alloyを自分たちの積荷から放出して、Thargoid達を誘い出しました。エイリアンは我々を攻撃するより、meta-alloyを回収することを優先していました。CMDR達は後にThargoid船は最近特定されたHydra Interceptorであると報告しました。」

 「Gnosisは、現在Outotz STI d9-6星系の第8惑星の近くを漂っています。我々は、重要な修理を開始しました。しかし、我々が星系を脱出する前に、Thargoid達が戻ってくるかもしれない危険は残っています。」

3304年9月6日- Rochester家にスキャンダル?!

 有名な俳優であり、Jupiter Rochester(Jordan Rochesterの兄でCore Dynamicsの役員)の夫でもあるTomas Turaiが、オリンピック選手との不倫をスクープされました。

 The Mars Tribune誌は以下の記事を載せました:

 「過去3年に渡って、Tomas Turai氏はAltair星系出身で複数の金メダル受賞歴のあるReagan Lord氏と秘密の交際を続けてきました。この関係は、Turai氏の夫、Jupiter Rochester氏や2人の子供達の預かり知らぬところで続けられてきたようです」

 Jupiter Rochester氏からのコメントは得られておりません。Rochester家は現在、Aisling Duval姫とJordan Rochester大使の結婚が取り止めになって以降、メディアとの接触を絶っています。

 しかしTomas Turai氏と、Reagan Lord氏の夫であるAugust Lord氏は共にThe Mars Tribune氏を名誉毀損で訴訟することを表明しました。誌のオーナーで富豪のKingsley Cordova氏は、個人的に両訴訟で生じるコストを負担すると発表しました。

 The Mars Tribune誌の編集長であるLana Sigridは以下のコメントを発表しました:

 「私達には真実を公表する義務があります。Tomas Turaiがやってきたことについては議論の余地が無いほどの証拠が揃っています。私達は連邦で最高の記者を揃えていますし、うなぎのぼりの購読者の数を見ても私達が市民の信頼を得ているのは疑いようがありません」

(訳者注:Jupiter×TomasカップルもReagan×Augustカップルも同性婚の模様)

3304年9月5日- スターポートステータス最新情報

 このレポートでは、Thargoid Sensorの干渉により技術的問題が発生しているスターポートをお伝えします。

 

 以下のステーションは閉鎖状態に陥っています:

  • Abetti Platform, Ross 1051
  • George Lucas, Leesti
  • Napier Station, HIP 94863
  • Chaviano Dock, Hapats
  • Sinisalo Holdings, HIP 18305
  • Thirsk Enterprise, Montet
 

一方、以下のステーションは問題悪化のため、閉鎖の危機に瀕しています:

  • Alexandria Dock, Chanab
  • Alexeyev Hub, HIP 36485
  • Extra Refinery, Azrael
  • Matheson Prospect, 45 Tauri
  • Rond d'Alembert Lab, HIP 88595

Wheelock Ring, Zavijah

3304年9月2日- 今週のニュースハイライト

 独立系パイロットがPleiades星雲及び主要人類圏の両者未知のサーゴイド船舶と遭遇した模様です。Aegis軍事連絡長官であるAden Tanner提督から、この新たな敵はHydra(ヒドラ、ハイドラ)と命名され、サーゴイドインターセプターの変種であるとの声明が出されています。

 Zachary Hudson連邦大統領から、Aegis CoreはSocho星系から連邦基幹星系である太陽系(Sol System)へと移転することが発表されました。これは犯罪組織のSocho星系占拠を受けてのもので、犯罪組織の台頭によりサーゴイドの攻撃予測地点を割り出すための軌道上施設が停止、AegisのEagle Eyeネットワークが一時的に動作不能になる事態となっていました。

 エンジニアのRam Tah氏がNGC 2451A sectorおよびIC 2391 sector、Synuefe EN-H領域で異常なエネルギー信号を検出しました。信号の正確な性質は不明ですが、氏は独立系パイロットによる調査を推奨しています。

 次のニュースです。Colonia Councilは4人のエンジニアがコロニア領域に基地を構え、独立系パイロット向けのサービスを開始したと発表しました。声明によるとCouncilは主要人類圏のエンジニアと協議し、類似のサービスをコロニアで提供できる人物を招待したとのことです。

 帝国のAisling Duval姫とJordan Rochester連邦大使の両者からコメントが発表される事のないまま、結婚式の予定されていた日程が過ぎ去ることとなりました。Arissa皇帝とHudson大統領は式の中止に安堵していると考えられていますが、当事者らの沈黙は二人の関係性について未だ疑問を残しています。

 Herculean Machines社のオーナー、Maddox Hurd氏は競合企業であるSupratech社の努力を公然と否定しました。Hurd氏はSupratech社のウェアラブル機器のアイデアを馬鹿げていると非難し、Supratech社CEOのScorpio DeVorrow氏はHurd氏が『想像力の限られた人物』であると反撃しています。

 一方Gibson Kincaid同盟大統領が、大統領職を首相や議会の上に立ったより実務的な権限のある役職にすべきとのロビー活動を開始しました。また、在職期間を最大2期2年から6年にすべきとも述べています。Edmund Mahon首相はこの提案に反対しています。

 反遠き神教キャンペーンを主導している事で知られるJuanita Bishop氏ですが、連邦議会へ立候補を行うとの発表がありました。Bishop氏によるサーゴイド崇拝への数々の非難声明は多くの連邦星系で強い支持を得ており、同氏は現在独立候補として選挙対策を進めています。

 「遠き神」と称される物を崇拝するサーゴイド崇拝教団がサーゴイドマテリアルの提供を要求しました。これらのマテリアルが礼拝の対象として崇拝され、決してエイリアンの生体実験のために使用されないことが明示されています。

 最後のニュースです。Betel星系当局はSilver Creative NetworkとBetel Freeの間で起きていた紛争が終結したと発表しました。両組織は報酬を約束された独立系戦闘パイロットによって支援されていましたが、勝者は一方のみとなりました。確執は終わり、平和がやってくることが期待されています。

 以上、今週のニュースでした。