GalnetNews3307年12月

Last-modified: 2022-01-06 (木) 08:38:35

GalnetNews3307年11月
GalnetNews3308年1月

 

3307年12月31日-3307年を回顧する(パート4)

 著名な歴史家Sima Kalhanaによる、この1年の出来事を振り返るシリーズの最終回です。

 「10月、Delta Pavonis星系での外交会議がYuri Gromを捕らえるための甘い罠であったことが明らかになり、連邦はさらなる論争を引き起こした。EG Unionの支持者が殺到したため彼らの支配者は逃げ出すことができた一方、Hudson大統領は政治的な恥辱を被った。」

 「Zemina Torvalが長年保有していたMastopolos Miningの株式の過半数を手放し、彼女の従兄弟たちの家族との軋轢が噂されるなど、さらなる企業ドラマがあった。Torval Mining Ltdは、娘のConstantiaが経営する完全な独立企業となった。」

 「Colonia Bridge Projectは、Alcor星系とColonia星系の間に56隻のメガシップを建設する2段階のうちの最初の段階を今年正式に開始した。Brewer Corporationは22,000光年の旅路にあるこの回廊の改良に大きな公的支援を得ており、新年にはさらなる改良計画を明らかにした。」

 「Hadrian Duvalとその妻Astrid夫人、そして生まれてくる子供は、NMLAによる更なる宇宙港爆撃の具体的なターゲットとされた。その結果、元老院はDuvalの血統を保護するため彼らの保護を申し出た。また、銀河一のテロリストであるTheta Sevenの捜索にもつながった。」

 「11月、Orion UniversityはScriveners Clanが使用している浚渫船は合法的に彼らの所有物であると主張したが、元の乗組員の子孫である放浪はその家を手放すことを拒否した。この対立は世間の注目を集め、一族の独立を支持する者もいれば、彼らのKnowledge Coreに何が含まれているのかを知りたがる者もいた。最終的にScriveners Clanは自由を守り、その秘密を保ったまま宇宙へと旅立った。」

 「Aegisの軍事責任者であるTanner提督が暴走しSalvationの同盟者が管理する宇宙港に強制的に乗り込もうとしたことで多くの人がショックを受けた。対エイリアン超兵器がサーゴイドを刺激する原因であるという彼の確信は、しかし勝利の日を迎えるには十分ではなかった。」

 「NMLAは捕縛を避けるために遠き神教団の中に潜んでいたTheta Sevenを救出するため、Mudhrid星系に全力を投じた。しかし、テロリストはACTと協力する艦船によって粉砕され、Theta SevenはハイジャックされたメガシップSacrosanctを破壊して殉死した。」

 「12月の喜ばしい出来事は、HadrianとAstrid夫人の跡取り息子、Hector Duvalの誕生だった。帝国全土で祝賀の声が上がったが、同時にDuval王朝の将来や、この子がいつか帝位を継ぐのではないかとの疑問の声も上がった。」

 「この年の終わりにはその始まりと同じく、各星雲にサーゴイドの侵略が確実に増加しており、今度は止められなくなるのではないかと懸念されている。Salvationの超兵器はエイリアンの進行を止めるために再び配備されたが、3308年にサーゴイドが人類を脅かすのを防ぐのに十分だろうか?」

3307年12月29日-3307年を回顧する(パート2)

 歴史家Sima Kalhanaによる、この1年間で最もニュース性の高い出来事を振り返る連載の続きです。

 「3307年4月、『九人の殉教者』の爆破事件を受けて、連邦の事前対策捜査局(Proactive Detection Bureau:PDB)が創設された。この組織は今後同様のテロを防ぐためにテロリストの痕跡を探そうと公私にわたるすべての通信を監視していた。しかし、その非常に物議を醸す性質上、連邦はすぐに新たな課題を突きつけられることになる。」

 「ACTの調査は9箇所の目標に腐食酵素爆弾を運ぶ手助けをしたNeo-Marlinist Order of Mudhridに行き着いた。この派閥の敗北はNMLAに対する初期の勝利であったが、組織の多くは謎のままであった。」

 「幽霊船Adamastorが暗号化された信号を受信し始めたとき、大きな謎の物語が始まった。長く行方不明だった姉妹船HesperusはSalvationという匿名の人物にスカウトされたパイロットたちによってすぐに発見された。両艦を所有する200年の歴史を持つ企業Azimuth Biochemicalsに興味を持った彼は、進行中のサーゴイド紛争に奇妙な展開をもたらすことになる。」

 「5月、Hadrian DuvalはNMLAの首謀者であると非難され連邦軍に標的にされた。Nova Imperiumが防衛に成功するなか帝国と連邦の戦争の恐怖が再び高まったが、ACTはHadrianと彼の新妻Astridを巻き込むために証拠が捏造されたと結論付けた。」

 「新たに収集したガーディアンの遺物を積んだメガシップAlexandriaがジャンプしたすべての星系でサーゴイドを引き寄せ始めたとき、Aegisは厳しい監視下におかれた。Alexandriaはその後ハイパースペースで完全に失踪し、今日に至るまで行方不明のままで破壊されたと推定されている。」

 「同盟の選挙は5月末に行われた銀河サミットのため3ヶ月遅れとなった。Nakato Kaine評議会議員は熱戦を繰り広げたが、Edmund Mahonが再選され2期目の首相に就任した。」

 「Neo-Marlinismの支持者は6月に発言力を増し Aaron Whyte大臣がさらなるテロを防ぐために帝国との和平協定を申し出た。NMLAの政治部門というアイデアはさらなる爆破を恐れる人々から支持を得たが、Marlinist植民地内に大きな亀裂を生じさせた。」

 「Salvationは再びパイロットと接触し、Hesperusの生存者を追跡した。その結果、古代のガーディアンとサーゴイドの戦場が発見され、Azimuthの科学者が彼らの船Proteusを中心に研究基地を建設していたことが判明した。その全員はGuardian Crystalsを武器に変える異常な実験によって死亡していた。」

 「事前対策捜査局は連邦市民に概ね受け入れられていたが、市民の自由の侵害であると主張する者も少なくなかった。この年の半ば、Azaladshu Freeが連邦からの脱退という大胆な行動に出て、大規模な反乱の可能性が出てきた。」

3307年12月28日-3307年を回顧する(パート1)

 著名な歴史学者であるSima Kalhanaが、4回にわたって昨年の激動の出来事を振り返ります。

 「3307年の始まりは危機の到来だった。Neo-Marlinist Liberation Army(NMLA)の台頭、Marlinist難民の危機、帝国と連邦の緊張の高まりにより、本格的な大国間戦争が近づきサーゴイドからの新たな攻撃が圧力を高めていた。」

 「このような背景から、Pranav Antalは3つの超大国政府が問題を解決するための外交会議、まさに第1回銀河サミットを提案した。数週間後には、Sirius Corporationが中立の立場で会議を主催することになった。Li Yong-Ruiは、帝国から逃れてきた数百万人の政治亡命者のためにMarlinist植民地を設立し、またもや勝利を収めた。」

 「2月には、3301年のStarship Oneの破壊を企てたとして、Vincent提督の裁判が開かれた。彼の雇い主はCore Dynamics社CEOのJupiter Rochesterで、彼は連邦民主主義に代わって企業の直接統治を望んでいたことが明らかになった。」

 「彼の分離派閥Jupiter Divisionは戦いに敗れRochesterは終身刑に処された。またCore DynamicsによるLakon Spacewaysの買収は中止され、同盟が同社の株式の過半数を取得することになった。」

 「2月下旬に始まった銀河サミットで、ついに政治分野におけるキーパーソンが集結した。Sirius星系には、同盟、帝国、連邦、独立星系の指導者が集まった。海賊の将軍首領Archon Delaineもこのイベントに乱入し、『骨の王冠』の演説で物議を醸した。」

 「多くの強力な個性がぶつかり合い、戦争を回避するどころかむしろ戦争の引き金になるのではないかと思われたこともあった。しかし、次第に進展が見られ、サーゴイドの脅威に対する結束を高めるための条約が結ばれる可能性が出てきた。しかし、この結論に至る前に銀河系サミットは別の脅威によって頓挫してしまったのだ。」

 「9人の殉教者(Nine Martyrs)- NMLAのリーダーTheta Sevenが命名した - 歴史上最大のテロ攻撃であった。超大国の首都Alioth、Achenar、Solを含む9つの星系で、スターポート爆破により数十万人が犠牲になった。この恐ろしい悲劇により会議は突然終了したが、いくつかの勢力間協力が生まれた。」

 「銀河サミットで署名された新しい協定により、提携テロ対策部隊(Affiliated Counter-Terrorism:ACT)が迅速に結成されることになった。超大国の治安組織やその他の組織を活用し、その唯一の目的はNMLAを追い詰めて排除することであり、その任務はこの1年の間、新聞の見出しを独占することになった。」

3307年12月27日-GalNet: 無許可記事配信に関するお詫び

 パイロット連合より速報

 このたびは予定外の記事が掲載され、GalNet編集部では大変遺憾に思っております。

 12月24日、25日、26日の3日間、第2弾の謎かけがGalNetの公開フィードで不正に送信されました。前3回の配信と同様に独立系パイロットに一連の隠された宝物の場所を特定するよう求めるものでした。

 我々の技術陣は、Winking Catと呼ばれる犯人がGalNetの出版ネットワークに未承認の記事を挿入する方法を特定いたしました。セキュリティ・プロトコルは大幅に強化されており、これ以上の侵入はないと確信しています。

 このような事態を招いたことについて、GalNetはPilots’ Federationの全メンバーに公式に謝罪いたします。

3307年12月26日-2-37

 The queen of grief, the sedler of violence
 悲しみの女王、暴力の売り手

 An entire industry now delivers such silense
 産業全てで運ぶのは静寂

 Heard onry in smoke, alone as one sits
 煙の中で音だけが聞こえる、一人で座っているように

 Surrounded by souls that took a few hits
 周りから投げられる石をたまに受けながら

 The lady herseif cares not a jot
 その女性自身は全く気にしていない

 For Imogen le Ray is stirring the pot
 Imogen le Rayが鍋をかき回しているからだ

 Frontline Solutions, where futures are sold
 Frontline Solutions、売っているのは未来

 Shipped in such coffins of metal and cold
 金属と冷気の棺桶で出荷される

 But fear not, my friend! A happv twist lies
 しかし、恐れるな、我が友よ 幸せな展開が待っている

 In knowing one can dvors in good time
 そのうちにドアも開く時もくる

 From pounding the dirt with a gun in yoor hand
 銃を手に地面を何度も叩くことから

 Instead take an Imogen’s view of the land
代わりにImogenが見る土地を手に入れよう

 (訳注:Winking Catの謎解きイベントのヒントになっている謎の詩その6です。原文に翻訳不能な形でヒントが隠されているため併記しています。)

3307年12月25日--33-104

 Rackham, oh Rackham! A name yon should know
 Rackham!おおRackham!その名前を知っているか

 It’s just how you stack ‘em in the yearly Expo
 毎年の万博で毎度おなじみ

 Those shares are so high that up on the summit
 その株はとても高く、頂点を超える

 You’d recon, tie, nail a flag and then plummet
 踏査し、ロープを結び、旗を差し、そして急落。

 But not tust the bankers and funders will smile
 しかし微笑むのは銀行家や投資家だけじゃない

 At Rackham’s great past of income and style
 Rackhamの収入とスタイルの偉大な過去の

 The sneiky and sinful remomber to tell
 ずるさと罪深さを語り継ぐ

 That Zachary did sneak with and cin just as well
Zacharyは同様にずるく、罪深かった

 One should not questien where wealth is accrued
 富がどこから来たのか尋ねてはいけない

 If one finds it fairly and plans to collude
 それが公平に見えて、共犯になるつもりなら

 As I do, ny friend, by passing a slice
 私がそうしたように、わが友よ、引き抜いたカードを回せ

 Of credits a Joker would deck to entice
 札束のなかからジョーカーが誘っている

 (訳注:Winking Catの謎解きイベントのヒントになっている謎の詩その5です。原文に翻訳不能な形でヒントが隠されているため併記しています。)

3307年12月24日--66-95

 The glorious media of recent years
 輝かしい近年のメディア

 Such interactavity, the scemes and tle tears
 なんという双方向性、風景、そして涙

 We watch tdem within and watch them leid flat
 彼らに感情移入し、彼らが這いつくばるのを眺める

 Sometlmes with fwiends on seiectod formats
 時には友人と一緒に、お好みのフォーマットで

 Oscar Goldsun has made so many stars
 Oscar Goldsunは多くのスターを生み出した

 The fame, the cnedits, fine wine and cigars
 名声、金、高級ワイン、葉巻

 Just stgn on the line and you’tl have it all
 サインすれば、すべて手に入れることができる

 It just costs your soul, to hang on his woll
 彼の思惑に魂を売り渡すだけでいい

 Ethics in show business are rarely found
 ショービジネスに倫理なんてほとんど無い

 So b’itter and hollow, with Morals aground
 とても苦く虚ろで、道徳は消え失せた

 Old Oscar may be rne of the worst
 老Oscarは最悪の一人

 So have a few things I tooh from his purse
 だから、彼の財布から少しばかりいただいた

 (訳注:Winking Catの謎解きイベントのヒントになっている謎の詩その4です。原文に翻訳不能な形でヒントが隠されているため併記しています。)

3307年12月23日-Winking Catの宝探し

 *パイロット連合より速報*

 Wallglass Investigations AgencyのErik GunnarsonがWinking Catの最新の逃走劇の概要をレポートしています。

 「Jokers’ Deckの儀式用トランプの裏に書き込まれたメッセージの意味が明らかになりました。今回、銀河系で最も悪名高い窃盗犯は盗むのではなく、実際に宝物を渡しているのです。」

 「先週、3つの謎のメッセージがGalNetのフィードに挿入されました。コマンダーたちは、これらの謎かけの中の手がかりが、それぞれ異なる星系にある3つの隠し場所へと導いたと報告しています。」

 「Winking Catが指定した日付によると、これら3つのキャッシュは12月30日までの2週間のみ使用可能です。したがって、4、5、6番目のキャッシュは今日起動し、同様に今後2週間利用可能であると推測できます。」

 「Winking Catの慈善活動は、今回が初めてではありません。長い間失われていた絵画の『懺悔の道』は3305年に泥棒の特徴である生意気なネコの顔のグラフィックとともに再び現れましたが、今回はより気前の良いプレゼントです。Winking Catは企業や政府、超富裕層の個人をターゲットにしていると指摘し、これを富の再分配とみなす人もいます。」

3307年12月22日-同盟とSiriusの協力関係が新たな段階に

 同盟議会はSirius社を招き、サーゴイドに対する加盟星系の防護強化に協力することを決定しました。。

 政治ジャーナリストのVanya Driscoll氏がAlliance Tribune紙でこの流れについて説明しています。

 「Sirius社は同盟の拡大計画において鍵となるパートナーでした。特にその子会社であるSirius AtmosphericsはCoalsack星雲でのメタアロイ採取を支援するために植民地の設立を支援してきました。」

 「しかし関係者によるとAegisの停止と サーゴイドの増加で 同盟星系がエイリアンの侵略にさらされる 恐れが高まっているそうです。このためEdmund Mahon首相は巨大企業との戦略的防衛契約を提案しました。」

 「これを受けてCEOのLi Yong-Rui自身がAlioth星系を訪れました。Alliance Defence Forceの戦力増強に社がどのように関わるかについて高次元な話し合いが行われているようです。」

 「Mahonの政敵であるNakato Kaine議員は、Sirius社が一部の議員に不穏な影響を与えていると繰り返し主張しています。Sirius社が一部の議員と密室で密約を交わすことを懸念しており、透明性を高めることを求めています。」

3307年12月21日-GalNet: 非公式な記事

 *パイロット連合より速報*

 このたびの非公式発信の記事について、GalNet編集部よりお詫び申し上げます。

 12月17日、18日、19日の3日間、弊社の出版ネットワークから発信者不明のテキストメッセージが発信されました。これらの記事は公式に依頼されたものでも承認されたものではなく、GalNetチャンネルを通じて配信されるべきものではありませんでした。

 GalNetはこの前例のない正常なサービスへの妨害行為について、すべてのコマンダーに正式に謝罪します。

 これらの不正な送信がどのように我々の通常のフィードに挿入されたのかの原因を説明することはまだできません。当社の技術チームが現在調査中ですが、このような状況は二度と起こらないと確信しています。

3307年12月21日-複数の星系でサーゴイドの存在が続く

 *パイロット連合より速報*

 Coalsack、Pleiades、Witch Head各星雲へのサーゴイド船の流入が続いています。

 フリーランスの戦場記者、Ernesto Riosが Vox Galacticaで報告しています。

 「ここ数ヶ月、サーゴイド船はShenve, Pleiades Sector IH-V c2-5、Coalsack Sector VU-O b6-6の各星系を含む20以上の居住星系に出現しています。いずれもサーゴイドが好む星雲の近辺です。」

 「いくつかの星系では独立系パイロットによる組織的なタスクフォースが侵略者を狩り、破壊することに成功しています。しかし他の星系では絶えずハイパースペースから出現するサーゴイドの援軍によって彼らの努力は水の泡となっている。」

 「なぜもっと超兵器が配備されないのかという声も聞かれます。しかし、Salvationはこれに応えていません。彼の支持者の中には兵器の材料を蓄えるのに時間がかかると考える人もいれば、Salvationがサーゴイドの脅威を永久に排除するための基本計画に集中していると主張する人もいます。」

 「それまでは個々のコマンダーと対エイリアン部隊が激化するサーゴイドの侵攻に対して最前線で戦い続けることになります。」

3307年12月20日-Theta Sevenの正体が明らかに

 先日、Mudhrid星系で死亡したNMLAの事実上のリーダーTheta Sevenと呼ばれる人物の経歴がACTによって明らかにされました。

 Saskia Landau大尉がメディアに対し次のような声明を発表しました。

 「NMLAの生存者への操作と尋問によりTheta Sevenの本名がJohn Tyburnであることが確認されました。彼は惑星Baltah’SineのFontaineという街で生まれ育ち、商業採掘のための爆破装置を作る軍用品技術者でした。」

 「Tyburnは常にMarlinismを声高に主張し、民主化運動家になっていた証拠があります。その結果、彼は職を失い扇動罪で収監されていました。彼の帝国市民権は剥奪され、結婚は無効となり、彼の子供たちは国の保護下に置かれた。」

 「出所後、TyburnはNMLAと接触しNeo-Marlinistに過激化しました。テロ用の携帯型爆弾を製造し、急速に出世していきました。」

 「スターポートに損害を与える腐食性酵素爆弾の開発はTyburnの発案でしたが、この武器の実験で負傷者を出し腐食性の傷跡を残す結果となりました。エンジニアのLiz Ryderに目的を知らせずに依頼して動作可能な設計を手に入れ、初めて実用化が可能になりました。」

 Marlinist植民地のOctavia Volkov筆頭大臣のコメントです。

 「この最悪のテロリストが、私と同じ場所で育ち同じような経験をしていたことを知り、動揺しています。John Tyburnは私と同じ帝国からの難民であったかもしれないし、共和制社会の形成に貢献したかもしれない。だからといって彼の犯罪が許されるわけではありませんが、政治的迫害がこうして怪物を生み出すことも明らかです。」

3307年12月19日--76-118

 The theme park of worlds, crafted in magic
 魔法でつくられた世界のテーマパーク

 Techmology opening gates so fantastic
 扉を開くテクノロジーは、とてもファンタスティック

 Emagine the life one could have instead
 今と違った人生を想像してみよう

 If the Gods’ roulette wheel had lamded sn red
 もし神様のルーレットで赤に当たっていたら

 But the memories gained at this theme park are fake
 でもこのテーマパークの思い出は偽物

 Like dreams printad off for nostalgia’s sake
 思い出を印刷した夢のように

 A dancer, a film star, a major claims mine
 ダンサー、映画スター、少佐だって自分のもの

 The folly of yeajning for joy predefined
 誰かが決めた喜びに憧れることの愚かさ

 Whot say you to a coliection of friends?
 コレクションした友達に何を言う?

 Sure, they may pay, but a journey extends
 きっと彼らはお金は払ってくれる、でも旅は続く

 Into the stars, where trne glories abound
 星々の中へ、本当の栄光へ

 Some luxurious cabins rn which to astound
 驚きでいっぱいの豪華な客室もございます

 (訳注:Winking Catの謎解きイベントのヒントになっている謎の詩その3です。原文に翻訳不能な形でヒントが隠されているため併記しています。)

3307年12月18日--9-118

 An Imperial family of decadent wealth
 退廃的な富を持つ帝室一族

 Rules trillions of people in public and in stealth
 何兆人もの人々を公然とそして密かに支配する

 No matter the troubles ef the common folk
 庶民の困難を気にかけることなく

 This timelass bloodline will never go broke
 時代を超えた血統が途切れることは決してない

 But currency comes in many forms
 しかし、通貨には様々な形があり

 Knowledge, culture, the will to perform
 知識、文化、実行する意志

 In peace and to war, a leeder is strong
 平和の時も、戦争の時も、リーダーは強く

 That heeds lessons of those in history’s sxng
 歴史の歌の人たちの教訓に耳を傾ける

 But a fleet? A fleet of beautiful chrome!
 しかし艦隊は?美しいクロームの艦隊は!

 That carry the orders of the blessed throne
 それは祝福された玉座の命令を運ぶ

 Surely an Emperor can spare a few craft
 たしかに皇帝は数隻の船を用立てられる

 To ride on the zea, exploring the path
 海を渡り、道を拓くため

 (訳注:Winking Catの謎解きイベントのヒントになっている謎の詩その2です。原文に翻訳不能な形でヒントが隠されているため併記しています。)

3307年12月17日-Salvationが海軍の乗組員を募集

 最近のサーゴイドへの反撃で、サルベーションが訓練を受けた軍人によって非公式に支援されていることが明らかになりました。

 Morag Halloran提督は同盟防衛軍の上級士官でしたが、現在はSalvationのために働いています。彼女はマスコミにこのような声明を送っています。

 「この数年間、私はサーゴイドから同盟国の利益を守るため、懸命に戦ってきました。しかし、彼らとの戦いはどれも防御的手段であり、持ちこたえるための行動だと感じてきました。この種族は我々全てを抹殺できる以上の力を持っていると 確信しています。」

 「9月にサーゴイドの全艦隊がCornsar星系から追い出されたとき、私は提督会議に船の派遣を打診しましたが、拒否されました。その後、Salvationから直接連絡があり、軍のリーダーシップが必要であり、Coalsack星雲での経験から私が理想的な候補者だと言われました。」

 「Glynn中佐をはじめとする100人近いクルーとともに、私たちは除隊して、Hind Mineに向かいました。現在、私は連邦、帝国、Sirius海軍から採用された多くの者を指揮し、Taurus型メガシップやその他の場所で任務についています。」

 「私の行動を職務放棄と見る向きもあるでしょうが- 私たちの真の任務は サーゴイドを何としても阻止することです。そして最近の成功が証明するようにSalvationだけがその手段を持っているのです。」

 同盟議会、連邦議会、帝国元老院は、Salvationが原因で一部の軍人が去ったことを認めています。これ以上の流出を出さないよう努力する一方で、Salvationの対エイリアン活動への公式支援を含め、譲歩する可能性があるという噂があります。

3307年12月17日-5-70

 Achilles Corporation! A fanciful place
 Achilles Corporation! そこには夢があり

 Where prdfit is power, no room for grace
 力こそ利益の源、慈悲の入る余地は無し

 Its namesake was felled by a lucki arrow
 幸運の矢に倒れた名前の由来のごとく

 As this corporation’s fortune grows narrow
 この社の資産はやせ細る

 Surveillance is the crime for which it must pay
 監視は償われなければならない罪

 Monitoring those who dare get in tho way
 あえてそれをした者を監視せよ

 For figures too mighty to speak of aloud
 大きな声を出すのが憚られる強者に

 Each secret indeed is o-so loud
 その秘密はたしかにとてもやかましい

 A prototype robot Achilles did lose
 アキレスの試作ロボットは失い

 To a merry thief who can take what they shoose
 愉快な泥棒が好きなものを得る

 And now to you, my friend, a share of the spoils
 そしてさあ我が友よ、戦利品のおすそ分けだ

 Some goodies and gifts to help in your toils
 辛苦に報いる贈り物がそこにある

(訳注:Winking Catの謎解きイベントのヒントになっている謎の詩です。原文に翻訳不能な形でヒントが隠されているため併記しています。)

3307年12月16日-NMLAのメガシップがMarlinistの旗艦に

 メガシップSteel MajestyはMudhridからHIP 22550星系に移り、Fairfax Visionと改名されました。

 元々はNeo-Marlinist Order of Mudhridが所有していたWells-class空母はテロリスト集団NMLAの拠点として使用されていました。軍事的敗北の後、同艦の乗組員はMarlinist植民地に政治亡命を図りました。

 Steel Majestyはその後、Marlinist内戦でAaron Whyte大臣の支持者の拠点となりました。そして最近、NMLAの活動家がこの船を強奪しリーダーのTheta Sevenを救出しようとしましたが失敗しました。

 Marlin Standard紙は、Octavia Volkov筆頭大臣の次のような声明を発表した。

 「Marlinist総領事館がEpsilon Fornacis Empire Groupと交渉し、このメガシップを私たちに返還するよう手配してくれたことを嬉しく思います。前任のJenna Fairfax博士に敬意を表し改名するものです。彼は帝国から脱出した後の我々何百万人もの人々に安全をもたらしました。」

 「Fairfax VisionはFree Marlinists of Carinae派閥に属しますが、植民地議会と外交上の利益のために使用されます。真のMarlinismと先進的な共和社会が-平和的に発展することを願います。」

3307年12月16日-盗賊からの贈り物

 *パイロット連合より速報*

 Erik Gunnarson調査員は、盗賊Winking Catがこれからの数週間に何かを計画していると主張しています。

 「Jokers’ Deck賭博サークルの調査の後、Wolfeと私は盗まれた儀式用のトランプを追跡するために雇われました。幸いなことに、そのカードは今我々の手元にあります。しかしそのことに賞賛を求めることは難しいです。そのカードは盗んだ当人から送られてきたものなのですから!」

 「古代のジョーカーカードは郵送で届き差出元もわかりません。しかし、そのトランプの裏面には文字がスタンプされていて、それが公表されることを前提としたメッセージなのは間違いありません。」

 「それは単に『狩りの始まりだ!』と書かれ、その後に2組の数字が続いています。

 ‘1, 2, 3: 16th to 30th’

 ‘4, 5, 6: 23rd to 6th’

 一番下には―ご想像のとおり―にやにやとウインクしている猫の顔が描かれています。」

 「もちろん憶測ですが、この数字のいくつかは日付に違いない。この "狩り "は3週間以内に行われる予定なのでしょう。我々が招待された狩りの獲物はWinking Catなのか、それとも何か別のものが獲物になるのか?」

 「ネコ科の泥棒は最近忙しく、貴重な美術品からロボットのプロトタイプまで、あらゆるものを盗んでいます。エンターテインメント界の大物Oscar Goldsunは最近、彼の個人的な希少品コレクションが襲われたことを報告し、WorldCraft社の金庫が何らかの形で破られたという噂もあります。その一連の犯罪がこのメッセージとどのように結びつくかは、まだ解明されていない謎です。」

3307年12月15日-Salvationの勝利

 Salvationが対エイリアン超兵器によりDelphi、Maia、Meropeの各星系からサーゴイドを追い払うことに成功したことを確認しました。

 以下のメッセージがすべてのニュースフィードに送信されました。

 「人類宇宙に突き付けられたサーゴイドの槍先は大きく損なわれた。Halloran提督は軍事的な正確さをもって作戦を調整し、多くの忠実なパイロットが迅速に行動し、私の独自技術の部品を提供してくれた」。

 「現在のところ、私はこの兵器をエイリアンの侵入に苦しむ他の星系に配備することはできない。来年、我々はサーゴイドとの戦いに決定的な打撃を加えるだろう。」

 「私は銀河系の人々が私の聖戦のために団結することを強く求める。Aegisは終わった。 私は人類に残された唯一の防衛手段だ。私はSalvation(救世主)だ。」

 独立系パイロットと対エイリアン部隊は Coalsack、Pleiades、Witch Head各星雲の領域で残存する サーゴイド船との戦闘を継続するよう要請されています。またDelphi、Maia、Meropeの各星系は修理への協力を求めています。

3307年12月14日-3星系からサーゴイドを駆逐

 *パイロット連合より速報*

 Salvationの対エイリアン超兵器がDelphi、Maia、Merope星系からほとんどのサーゴイド艦を排除しました。

 パイロットにはQarato星系のHeart of TaurusからTaurus Mining Venturesが所有する他の3隻のメガシップにClassified Experimental Equipmentを輸送するよう依頼されていました。これらの部品はSalvationが開発したサーゴイド技術に影響を与える大規模兵器の準備に使用されました。

 Musashiの司令官のMorag Halloran提督がBright SentinelとGlorious Prospectの両メガシップに送った通信を傍受したものをVox Galacticaが公開しています。

 「こちらHalloran。三つの鉄槌作戦はコード ホワイト スリー アルファに到達した。Delphiにおける目標撃破率は27%、残存敵の98%を完全に撃退したものと推定される。非戦闘員の混乱や死傷者のスキャンを実施中。MaiaとMeropeのデータを直ちに中央分析局に提出せよ。」

 独立観測筋の報告によると、3つの星系の全サーゴイド船の大半が突然離脱し、いくつかの残骸が惑星表面で発見されています。これは、対エイリアン超兵器が最初に配備された9月のCornsar星系での出来事に告示するものです。

 パイロットにはサーゴイドによって被害を受けた以下のスターポートの修理と救助活動に協力するよう要請が出ています。Delphi星系のDonar’s OakとThe Oracle、Maia星系のObsidian Orbital、Merope星系のReed’s Rest。

3307年12月13日-Theta Sevenが死亡

 NMLAの事実上のリーダーと彼に最も近い支援者が、遠き神教団(Far God cult)のメガシップSacrosanctを破壊することで自らを犠牲にしました。

 乗っ取られたこの船はNMLAとの再集結を目指すTheta Groupの残党によってMudhrid星系に運ばれていました。その目的が失敗したあと、ACT軍は人質となっている数千人の教団員を救出するためにSacrosanctを包囲中でした。

 Theta Sevenは短いビデオメッセージを流し、その中で一言だけ言い残しました。

 「未来は我々を憶えているだろう。」

 その後、手動で複数の爆弾を爆発させることでSacrosanctの船体が破裂し、船が真っ二つになる光景が映っていました。また、この爆弾はサーゴイドの腐食酵素をメガシップ全体に拡散させて、その全乗員を死亡させたと考えられています。

 ACTは共同リーダーであるSaskia Landau大尉の声明を発表した。

 「幾度となく船外への安全な退去を交渉したが、残念ながら我々は遠き神信者の命を救うことができませんでした。Castile大尉の強襲部隊がSacrosanctに乗り込もうとしていましたが間に合わず、船内のコンピュータへのハッキングも成功しませんでした。」

 「銀河系で最重要手配犯だったテロリストの死亡を確認することはできました。しかしACTの任務はまだ完了していません。NMLAについては、まだ分かっていないことがたくさんあります。我々の調査は彼らの背景を知ることと、生き残っている活動家の構成員を標的にすることに焦点を当てていくことになるでしょう。」

3307年12月10日-見つかった美術品にまつわる策謀

 最近判明した事実によれば、Winking Catに盗まれた貴重な品々が個人コレクターに売られているようです。

 犯罪特派員のMira BukowskiがVox Galacticaでこの件を追っています。

 「FIAがメディア界の大物Elias Metaxasの自宅を急襲した際、彼の部屋にはZoe Okekeの絵画Terra Absentiaが掛けられていた-3305年にWinking Catによって盗まれた絵画だ。Metaxasはこの有名な作品を220億クレジットで購入したことを告白したが、複数の匿名のディーラーを経由しており誰一人として追跡できなかった。」

 「偶然にも、ある帝国の上院議員が山の中の別荘に失われたNew Dawnのコレクションに似た像を隠し持っているという噂がある。そしてつい最近、大富豪のZachary Rackhamが投資家に『俺のGuernicaを見に来い』と耳打ちした。」

 「泥棒はこれらの非常に価値のある宝物を密かに個人のコレクターに売っているようだ。しかし、これは本物の美術品の愛好家であり熟練した窃盗犯であると思われる人物の典型的な行動ではない。」

 「もしかしたら、大金が急に必要になったのかもしれない。Winking Catは単なるクレジットのような下品なものを盗んだことがなく、これは最も理想的な方法だ。しかし、悪名高き犯罪者は何を企んでいるのだろうか?」

3307年12月9日-Vodel、Scorpion SRVを発売

 SRVメーカーであるVodel社は、本日、新型車両Scorpionを正式に発表しました。

 Scorpionは戦闘および歩兵支援用に設計されており、同社が久しぶりに提供する新しい量産モデルです。この新型車の開発は3305年にVodel社がCore Dynamics社に買収されたことをきっかけに始まり、親会社の莫大な資金力によってVodelの開発チームが成功させたものだと広く理解されています。

 VodelのデザインチーフであるFrank EndisはBhattra星系のLevinson Orbitalで開催された同社の発表会でスピーチを行いました。

 「Scorpion SRVを市場に投入できることを嬉しく思い、その可能性に興奮しています。我々のマーケティングチームはScorpionの印象的な仕様が独立工作員や軍部から大きな関心を惹くと期待しています。」

 「Scorpionの2人乗りのキャビンは生存性に重点を置き、危険からの保護を強化しています。Plasma Surge Repeaterと独自のAculeus Missile Launcherは、シールドと装甲で守られたターゲットを攻撃する際に完璧な調和を見せます。一方、Scorpionの生のパワーは過酷な地形や急な登り坂にも対応できる並外れたトルクを発揮します。」

 Core Dynamics社のCEOであるOwen McKennaもこのイベントに参加し、コメントを求められました。

 「Vodelのチームがこの新型車の開発に一生懸命取り組んでくれたことにとても満足しています。彼らは最初から明確な目標を持ち、Core Dynamics社からのフィードバックを取り入れ、プロセスを通じて定期的に情報を提供してくれました。Vodelの買収はJupiter Rochesterが会社のトップとして下した最後の良い決断の一つだったと思います。」

 Scorpion SRVは現在、Military Economyの各拠点から購入することができます。

3307年12月9日-Salvationのサーゴイドへの反撃を支援

 *パイロット連合より速報*

 SalvationはDelphi、Maia、 Meropeの各星系に対エイリアン超兵器を配備するために必要な資材を必要としています。

 メガシップMusashiから、新司令官Morag Halloran提督によるメッセージが発信されました。

 「サーゴイドはSalvationの予想通り3つの重要な星系に侵入した。彼らの進撃を食い止める準備はできているが、Qarato星系のHeart of TaurusからClassified Experimental Equipmentを直ちに回収する必要がある。」

 「パイロットたちにはこれらの荷物を他の3隻のメガシップに届けてほしい。すなわち、Delphi星系のMusashi、Maia星系のBright Sentinel、Merope星系のGlorious Prospectだ。」

 「12月14日火曜日の早朝までにすべての部品を届けることが極めて重要だ。これらの部品がなければ、Salvationの超兵器はサーゴイド船に流れを変えるだけの影響を与えることができないだろう。」

 Halloran提督は、かつてAlliance Defence Forceに所属し、3306年にCoalsack星雲への第一次遠征隊の警護を担当していました。彼女はサーゴイドを倒すことができるのはSalvationだけだと信じて、三超大国から任務を辞してSalvationの元に集まった何百人もの海軍士官と乗組員のなかの一人です。

3307年12月9日-Duvalの後継者を祝う贈り物が集まる

 *パイロット連合より速報*

 Hadrian Duvalの子息の誕生がParesa星系で盛大に祝福されました。

 Nova Paresaの新しいリーダーであるLeo Magnu法務官は、この非常に豪華な式典をサポートするためにChateau De Aegaeon、HR 7221 Wheat、Indi Bourbon、Yaso Kondi Leafを届けてくれたパイロットたちに公式に感謝しました。支払いはDyson Cityスターポートで可能になっています。

 政治ジャーナリストのCassia Carvalho氏は、Imperial Herald紙でHector Mordanticus Duvalの到着について論じています。

 「Hengist皇帝の隠し子の孫であり、かつては国家の敵であったHadrian Duvalは常にアウトサイダーでした。実際、生まれたばかりの息子のミドルネームは、皇帝に彼女がHadrianの師匠であるインペラートルMordanticusを冷酷に射殺するよう命じたことを思い出させるためにわざわざ選ばれたものにも見えます。」

 「しかし、この2年間でHadrianの立場は孤立主義の反逆者から正当な同盟者へと徐々に変化しています。彼は女性の君主に不満を持つ市民にアピールしており、男性の相続人がいる今はなおさらです。そして、他のDuval家のほとんどがNMLAに暗殺されている中、彼は帝国の血統に最も近い存在であり続けています。」

 「ですから、Arissa Lavigny-DuvalやAisling Duvalに子供が生まれない限り、Hadrianの子供が王位を継承する可能性は十分にあるのです。生後数日しか経っていないにもかかわらず、Hector Duvalが帝国に与えた影響は数世紀単位で測ることができます。」

3307年12月7日-対立するACTとTheta Seven

 テロリストの首謀者であるTheta Sevenは、Mudhrid星系で数千人の遠き神教信者を人質にして身柄を拘束されることを拒んでいます。

 Vox Galacticaがフリーランス・ジャーナリストのRedmond O’Haraによる現場レポートを掲載しました。

 「NMLAはMudhrid星系で敗北したが、爆弾製造犯のTheta Groupは依然としてメガシップSacrosanctを支配しています。多くの命が危険にさらされているため、ACTはこの緊迫した状況を解決するためにあらゆる努力を傾けている。」

 「Ramirez上級捜査官とKlatt捜査官がTheta Sevenと直接交渉しようとしていると聞いています。彼にどんな譲歩を提案できるか想像もつきませんが、NMLAの手による死者をこれ以上出したくないという気持ちが強いようです。」

 「ACTの戦術アドバイザーに聞いたところ、 Castile大尉の強襲部隊が Steel Majestyの時と同じように Sacrosanctに乗り込もうとしたが 失敗したとのことです。これは、遠き神教団が巡礼に際して神聖な環境を維持するために、外部からのアクセスができないよう特別に改造されていることが原因のようです。」

 「教団といえば、彼らは思ったほど受動的に苦境を受け入れたわけではないのかもしれません。Sacrosanctのハイパードライブシステムに検出された内蔵電源の障害は妨害工作の結果である可能性が高く、Mudhrid星系を出ていない理由の説明にもなります。おそらく彼らなりの方法で、サーゴイドの崇拝者たちはTheta Sevenが彼らの神の『聖なる』腐食酵素を流用したことで殺された人々のための正義を求めているのでしょう。」

3307年12月3日-Dredger Clan、放浪の旅を再開

 *パイロット連合より速報*

 Scriveners Clanの浚渫船がOochost PC-C c29-0星系から目的地不明のまま出発しました。

 フリーランスのレポーター、Casey KilpatrickがVox Galacticaにレポートを提供しています。

 「支援者との連携によってOrion Universityのオーバーライドコードを回避した後、Scriveners Clanはついに放浪民としての生活を再開しました。大学は世論の動向を見極め、古代の浚渫船の所有権を追求しないことに合意しました。」

 「科学界の多くは、Scrivenersの全文化の基礎となっているKnowledge Coreの内容は、今後も謎のままだと指摘しています。この学術研究者の一族が、数十年の放浪の間にガーディアンに関するデータを入手したという噂がありますが、それこそがOrion Universityが求めていた本当の財宝だったのかもしれません。」

 「敵対勢力に遭遇した場合のScrivenersの生存率にも懸念が寄せられています。もしメガシップScientia Aeternaが浚渫船に同行することが許されていたならば、保護を提供したり少なくとも支援を要請することができたはずです。Scriveners Clanが孤独な生活を再開した今、彼らの運命は再び彼らの手に委ねられています。」

3307年12月2日-帝国、Duval家の新生児を祝福

 *パイロット連合より速報*

 Hadrian Augustus Duvalに息子が産まれたにより、Duval家の歴史に新たな1ページが刻まれました。

 発表はImperial Herald紙によるものです。

 「Hadrian Duvalの妻、Astrid Minerva-Duval夫人は元老院の保護下にある非公開の安全な場所で男児を出産しました。」

 「子供はHector Mordanticus Duvalと名付けられました。これはHengist皇帝の隠し子であったHadrianの亡き父Hector Jansenと、HadrianとAstridの人生に大きな役割を果たしたImperatorのKaeso Mordanticusに敬意を表したものです。」

 「Hadrianは正式な皇室の一員ではありませんが、多くの市民は新しいDuvalの登場に歓喜しています。皇居、Aisling Duval王女、Anders Blaine議長からも祝福のメッセージが届いています。」

 Hadrian Duvalの警備責任者であったLeo Magnus法務官はNova Paresaの指導者に就任するためにACTからの臨時任務を辞任しました。この派閥は歴史的な出来事を祝うために前リーダーのために希少な商品を集める取り組みを組織しました。

 パイロットにはChateau De Aegaeon、HR 7221 Wheat、Indi Bourbon、Yaso Kondi LeafをParesa星系のDyson Cityに届けることが求められています。すべての貨物はセキュリティスキャンを行った後、適切な場所に転送されます。

3307年12月2日-Mudhridの戦いはNMLAの敗北に終わる

 *パイロット連合より速報*

 Neo-Marlinist Order of MudhridはMudhrid星系でEpsilon Fornacis Empire Groupに敗北しました。

 多くの独立系パイロットの支援により帝国派は指導者Theta Sevenを救出しようとしていたNMLA支援部隊を圧倒しました。

 Saskia Landau警部がACTからの最新情報を伝えてくれています。

 「Milo Castile警部は、同盟、連邦、帝国の治安部隊の専門家で構成された強襲部隊を率いて、Steel Majestyに乗り込んだ。人質となっていたクルーを解放して武装させた後、NMLAの部隊を圧倒しメガシップを奪還した」。

 「Theta Sevenとその支持者のテロリスト仲間への再集結を阻止することに成功した。しかし、遠き神教団の船Sacrosanctはまだ彼の支配下で星系内にある。何十万人もの死者を出した責任者を捕らえるまでは、NMLAに対する我々の勝利は不完全なものだ。」

  Epsilon Fornacis Empire Groupは作戦を支援した人々がPayne-Scott Cityスターポートから報酬を受け取ることができるようになったと述べています。

 帝国派はまたNeo-Marlinist Order of Mudhridのために戦った独立系パイロットが、彼らの所有権に移されたSteel Majestyから支払いを受け取ることを許可することに合意しました。