FF2で初登場したアイテム。一部の作品を除きスロウの効果がある。
FF1(GBA版以降)
戦闘中に使うとスロウの効果がある。
宝箱や敵から入手可能。宝箱から漁る場合は追加ダンジョンでどうぞ。
- 地味に燃え盛る火の大穴では絶対に入手不可能。
もっとも、このアイテム自体そこまで利用価値の高いアイテムでもなく利用する機会がほぼないため1個も入手できなくても困ることは特にない他、火以外の3つの追加ダンジョンのランダム宝箱からなら腐るほど大量に手に入るので全く問題はない。
上記宝箱からの入手以外には、15パズルの3位更新時の景品として入手する方法と、サソリからドロップ入手する方法がある。
もっとも、先述の通り火以外の3ダンジョンのランダム宝箱から腐るほど大量に手に入るので、追加ダンジョン禁止プレイ等の特殊な事情でもなければ頼ることはないだろう。
- 宝箱から入手する場合や15パズルの景品として入手する場合、他のアイテム狙いの時に意図せず入手してむしろ邪魔に感じるプレイヤーの方が大半と思われる。
意外にも名前の割に肝心の蜘蛛系統のモンスター達は一切落とさず、上述の通り唯一サソリのみが落とす。
FF2
敵全体にスロウ9の効果が発動するアイテム。使い捨て。低確率で壊れる。
使用者の精神のステータス次第とは思うが、全体効果ということもあり、あまり使えないような…。
フィン城の地下の宝箱で手に入る他、ジェネラルなどが落とす。
- ジェネラル「など」といっても、本編で落とすのはジェネラルとアスタロートのわずか2種類のみ。
また、アスタロートはこれよりはるかに有用かつレアアイテムでもある防具の白のローブもドロップするためどう考えてもそちらを狙ったほうがよく、実質ジェネラルからのみ量産できるといっていい。 - 宝箱からはフィン城地下の他に南の島とミシディアの塔で入手できる。
南の島のみ2つも宝箱から手に入る。
本作では発動するスロウの効果自体が当たったところで攻撃回数を精々1~2回減らす程度と弱いうえに、耐性を持つ敵が多い神経属性のためそもそも無効な場合も多いため、正直なところあまり実用性のあるアイテムではなかったりする。
秘紋の迷宮のないバージョンでは、ジェネラルはパラメキア城をクリアすると二度と戦えなくなってしまうため、量産できるのはパラメキア城突入~クリアまでという短い期間だけ。
そこまで実用性の高いアイテムではない&効果は落ちるがスロウ8が使えるスロウの本がフィンの町で普通に購入可能なのでゲーム攻略面では入手できなくなっても特に困らないが、個数を気にするコレクターの場合には要注意。
- わざわざ書くまでもないだろうが、持ち物制限のかなり厳しいFC版の場合はこんなもの1個に持ち物所持枠を割く余裕なんてないため全く関係ない。
- FC版ではアイテムをまとめて持てない(10個入手してもクモのいとx10のように所持できず、クモのいと1個ずつでアイテム欄が10枠埋まる)ため、むしろ邪魔で入手次第即捨てられる。
FF2(GBA版以降)
GBA版からの追加シナリオSORではスロウの本が入手できない&本編でも時期的にリチャードにしかスロウを覚えさせられないため、SORで誰でもスロウを自由に使える貴重なアイテムに。
一方でSORではジェネラルと同じドロップテーブルを持つカオスライダーと謎の宮殿内でいつでも戦えるため、落とすまで粘る手間こそあれど入手期間を気にせずに入手できるようになった。
- とはいえアイテムの性能自体はもちろんそのままのため、やはり大して実用性の高いアイテムとはいえず、実際に使う機会はほぼないだろう。
SORでもアスタロートと同じドロップテーブルであるルシファーからも入手できるが、本編と同じく白のローブを狙ったほうがいいため、まず狙われない…どころか、むしろクモのいとを落としたらハズレ扱いで即リセットされる。
- ルシファーとは一度しか戦えないため、クモのいとを量産したいコレクターはカオスライダーを延々と倒しまくって地道に集めるしかない。
FF2(PSP版以降)
PSP版では追加ダンジョンの秘紋の迷宮の一部フロアにていつでも宝箱から入手できるようになり、期間限定品ではなくなった。
- ちなみに「暗黒」「仮面」のフロアにて入手可能。
PSP版では同じく秘紋の迷宮にていつでもジェネラル及びアスタロートと戦えるようにもなっているが、2体ともこれよりもっといいものを落とすためそちらを狙ったほうが良く(むしろこれを落としたらハズレ)、上述のフロアにて宝箱から入手したほうが楽。
FF4
敵全体にスロウ2回分の効果であり、これ1個でスロウ重ねがけ効果の上限に達する。
- 1回の使用で、待ち時間が通常の100%分増加する。
宝箱や敵から入手可能で、実は激レアアイテム。対Boss戦で威力を発揮する。(ラスボスでも有効)アイテム欄を圧迫させるが所持しておいた方が良い。
魔法スロウと似ている。
しかし、効果はクモの糸>スロウ。スロウは2回まで重ねがけができるが、クモの糸だと1回だけでスロウ2回分の効果が出る。
ATB採用の本作では存分に猛威を振るう。
後半はローザが忙しいので、素早いエッジに開幕で使ってもらうとよい。
- その気になれば下記のように盗みで入手できるので、さほどレアじゃない。
糸で絡ますのではなく、この糸を敵に浴びせかけると神経組織に作用して
行動が鈍るという神経毒系の原理。
- という原理だがゲーム的には当然ながら機械の敵相手にも有効。なんのこっちゃ。
- 神経に相当する伝達回路に染み込んで悪影響を及ぼすという事では。
となると、金属装甲や防水加工すら通過する程浸透力が強いのかも。
- 神経に相当する伝達回路に染み込んで悪影響を及ぼすという事では。
アントリオンの洞窟B1・B2F,ファブール城王の間の隠し部屋,昔の水路B3F,磁力の洞窟B3Fの南東の小部屋,エブラーナの洞窟抜け道1(エブラーナの町の先)で拾える。
敵からはアラウネ、アルケニー、アンダグランダから手に入り、いずれもほぼ一方的に安全に盗める。
レビテトさえかけておけば攻撃をほとんど受けない。
- 特にアルケニーはレビテトを使っておけば、盗みの失敗以外でダメージを受けることは無い(魔法攻撃を使わないことが条件ではある)。
魔法カウンターが強烈なゼロムスには、できればスロウではなくこっちを開幕直後に使って、カウンターの回数をできるだけ減らす形で行動を遅くさせたい。
売値は50ギル。
FF4イージータイプ
登場していない。
FF4(GBA版以降)
スロウ効果自体がSFC版より強いため、ニュートラルな状態からであれば1回で限界までかけられるこのアイテムの重要性は高い。
SFC版と違って、コマンド入力する行動とコマンド入力しない行動の優先順位が同じなので、スロウの状態の重要性はさらに高まっている。
FF4(DS版)
DS版ではトメラの村で売られるようになった。
- 1000ギルなので、比較的お手軽に使用することが出来る。
しかし、この時点では既にエッジが仲間に加わっているので、
金銭的に厳しいDS版ではわざわざ買うよりも盗んだ方がいい。- 因みに、売値は50ギルのままなので、金策には使えない。
今回は魔法のスロウと全く同等。
1回で100%効果を発揮+重ね掛け不可になった。
FF4(携帯版)
いくつかの店で売られるようになった。砂時計もそうだがアプリ版の高難易度に伴う救済措置の一環である。
エッジあたりに開幕で投げさせるといい。それでもどうしようもないくらい早い敵はいるが。
オリジナルとは異なり、リフレク貫通。
フェイズやダークバハムートの初手にこれを打つか打たないかで大違い。
FF4TA
本作において超重要アイテム。これがあるのとないのとでは難易度に相当差がでる。
カイポの村、バロンの町、ダムシアン城で販売している。
一部フリーシナリオ(セオドア編・ギルバート編・カイン編・集結編)で購入できる他、
チャレンジダンジョンの報酬でも出てくる。
しっぽ狩りや終章で攻撃が激しいボスなどに多用することが多いのだが、
その肝心の終章では販売されていないので入手に苦労する。
最もそれまでに99個購入している人も多いだろうが…。
リフレクすら貫通するので開幕でリフレクを使用するオメガなどには重宝する。
1個100ギルと効果の割りに破格の値段なので、出来るだけ99個購入し、集結編(真月編)に引き継ぎたい。
終章では出来るだけスロウで間に合わせて温存しておきたい。
一応終章前編に出現するバックドウォームが落とす。
スロット1なので、盗むでいくらでも集める事は可能。
ここでツキノワが大活躍する(エッジだとぶんどるで倒してしまうため)。
スマートフォン版では真月編でも地上に帰れるため購入可能。
ただしバロン城下町の道具屋の扉は閉まっており、ダムシアンはアントリオンが相変わらずウロウロしているため道具屋は営業していない。そのためカイポの村からしか購入できなくなっている。真月を進んでる最中に無くなったらわざわざ買いに戻らなくてはいけないので、真月に行く前に出来るだけ多く買っておこう。
FF7
全体に「スロウ」の効果を与える。
有効な敵には100%決まるため、セーファ・セフィロス戦などで地味に役立ったりする。
INT版ならルビーウェポンに対しても有効である。
ちなみに、ルビーウェポンにはしびれ針(マヒ)も有効である。
売値は1ギル。
グラシュトライクやインセクトキマラから手に入る。
後者は盗むのみだが、前者は盗む・お宝・へんかのいずれでも可。
FF8
青魔法アイテムとして登場。
キスティスに『超振動』を覚えさせることができる。
また、時空魔法精製で『スロウ』(1個につき20個)の材料にもなる他
キスティスの武器『チェーンウィップ』、ゼルの武器『マーベリック』に武器改造するための材料にもなる(各要1個)。
『ケダチクのカード』を1:1で変化させたり、ケダチクからぶんどるか倒すことで手に入る。
他、『おでかけチョコボRPG』ランクCでも拾える。
売値は50ギル。
FF15
オンライン拡張パック:戦友
本編では登場せず、DLCでのみ登場する。
過去作のような戦闘アイテムではなく、武器強化の素材として登場。
タランチュラを部位破壊した時に落とす。
わりかし簡単に手に入る方のアイテム。
粘着質で強靭なタランチュラの糸。
裁縫の素材として売れば、それなりの価値がある。
炎耐性+1%
習得アビリティ
【停止1】
- 攻撃したとき、一定確率で1秒間、敵をストップ状態にする。
FFTA2
戦闘用アイテムではなくおたからで登場。
蜘蛛の糸なんて何処にでもありそうなのに、糸の中では結構ランクが高い。
- お釈迦さまがカンダタに垂らしたとかそんな感じの曰くでもあるんじゃない?
まあ単に加工するのが難しいとかそんな理由だと思うけど。- エクスカリバーを筆頭に伝説由来のアイテムがゴロゴロある世界だから、本当にお釈迦様由来かも。
分類は布、ランク☆2つ。
赤のエーヴュア、正宗、ペルセウスの弓、地竜のロッド、ゲルミナスブーツの素材。
- クモの糸をどう使えば上の五品になるのか…。
- 現実では蜘蛛の糸を利用して強力な繊維をつくる技術が研究されている。
蜘蛛の糸は非常に衝撃吸収力が強く、軽くて強い。しかも高耐熱性をも備えており、バイオスチールとも呼ばれている。
密度は合成ゴムと同等で、強度も鋼の4~5倍、伸度はナイロン繊維の一種であるアラミド繊維の数倍、切れにくさは鋼の約20倍ともされる。
仮に鉛筆程度の太さの糸で作られた巣を用いれば、理論上は飛行機を受け止めることができるとされる。
蜘蛛の家畜化は難しい上、量産には適していないが、最新鋭のバイオテクノロジーにより量産可能と化し
クモの糸を使った新素材である「スパイダーシルク」というものが戦闘服や絨毯等に活用されつつあるという。
ファンタジー作品の虫以外も捕らえられそうなクモの糸ともなればさぞかし利用価値があるだろう。 - 正宗は柄の装飾部分かも。
- 現実では蜘蛛の糸を利用して強力な繊維をつくる技術が研究されている。