地名・地形/【磁力の洞窟】

Last-modified: 2023-11-27 (月) 10:12:15

FF4

ダークエルフの魔法によって恐ろしく強い磁力を帯びた洞窟。
金属製の武器防具を装備していると身動きが取れなくなり、エンカウントした途端に麻痺状態になってしまう。
また、パーティーメンバー全員が麻痺した状態で戦闘に突入すると全滅扱いになる。洞窟に入る前にセーブは必須。


洞窟の前には川があり徒歩では辿り着けず、飛空艇でも降りられない。
トロイアから北上した隠しチョコボの森にいる、黒チョコボに乗って行く必要がある。ここでは白チョコボでMP全快できるのでLv上げに最適。


伝説のパーティーで赴くことになる伝説の洞窟である。

  • 磁力が満ちている間はシドの肩コリが治っていたらしい。

ゲーム中での会話を見るに、セシルとシドがまともに戦えない分テラとヤンが奮闘したらしい。

ヤン「私の爪ならば平気なようです。」 テラ「あんずるな!私の魔法がついておる!」

ヤン「セシル殿!」 テラ「ここは私等に任せておけい!」

後のDS版の一言メッセージでも、同じような状況で心情が描かれている。


洞窟の特徴に対しては全く情報がないわけではなく、最初に入ったときにシドが喋っている。
シド「なんちゅう磁力じゃ!こんなところで金属製の装備なんかしてたら身動きとれんぞ!」

  • 金属装備を全員でしていると「せんせいこうげきのチャンス!」→「パーティはぜんめつした…」となってビックリ。
  • ミスリルの村で装備を固めておくとあっさりと全滅する。ヤンの言葉を曲解しないように。(あれは爪に限ったお話であって防具とは別問題)

トロイアの城下町でも情報が聞ける。「宝石を採る為北東の洞窟に金庫を持って行ったらくっついてしまい取れなくなった」という旨の台詞を話す住人がいる。
これだけで「金属製の武具を装備していたら戦えなくなる」ということまで予想を立てるのは流石に厳しいが。

  • トロイアの武器屋・防具屋では非金属製の装備が売っている。
    RPG慣れしているプレイヤーなら「この後これらが必要になるかも知れない」と予想を立てられる人もいるだろう。
    初心者向けのイージータイプでは(入手場所はここではないが)子豚の竹刀などがあるためより顕著である。

ここで普通に戦うのは面倒なことこの上ないので、ハイポーションなどを買って所持金を減らしておき(逃走時にお金を落とさないようにするため)、敵からは逃げまくる攻略方法が有効。
素早さが最もこの時点で高く、防具が軽いヤンだけを動ける状態にしておき、1人だけ動ければバトルで逃げる事ができる。前列1、後列3のPT編成にしておく。
ここで逃げまくっても他でちゃんと戦っていればレベルは足りる。

  • 手間を厭わないなら、セシルあたりがテレポを毎回使うようにする手も。こちらも所持金は落とさない。
    セシルの素早さを低くして逃げやすくする戦法を取る人にとっては、併用が難しい。

雑魚全逃げをせずとも、非金属装備をそろえたうえで普通に進めばそれほど苦労はしない。
セシルはグレートボウで聖なる矢でも射っていればいいし、シドはもともと木槌がある。
 
例えば布製防具はバロンの防具屋で見たばかり。武器はトロイアで弓矢を買うだけ。

  • セシル用が、グレートボウ(2000)、聖なる矢(20x50)、三角帽子(700)、大地の衣(500)で4200ギル。
    シドは羽根付き帽子(330)、拳法着(4000)で4330ギル。あとは普段の装備と拾ったルビーの指輪で揃う。
    シドは初期装備が囚人の服なので、この後も使える拳法着の値段を抜きで考えれば、磁力の洞窟専用装備は5000ギルもかけずに用意できる。

見ての通り装備はたいして変わってない&敵がちゃんと弱めに配置されてるので十分に戦える。

  • 二人ともねじり鉢巻(450ギル)にするという手もある。
    そちらは防御力こそ低いものの力がアップするため、武器の弱さをカバーできるのが利点。
  • ここのモンスターの大半は聖もしくは炎が弱点のため、矢の使い分けで弱点を突きやすいように配慮されているのもポイント。
    シドにも木槌ではなく弓矢を持たせて戦うのもあり。

ボスのダークエルフを倒せば磁力が消え、金属製の装備でもマヒ状態にはならない。
クリア後も入れるダンジョンなので、攻略1回目は全逃げでボスを倒し、後で宝を取りに行くのが正しいと思われる。
聖剣やミスリル系装備も磁力の影響を受ける。『聖剣なら大丈夫だろう』とか思っているとオーガにリンチされるので注意。

  • SFC版なら、バーサクをかければ攻撃することも可能。
  • 限定された装備で戦うことを想定されているためか、貰える経験値のわりに敵は弱め。
    まともな装備なら楽勝なので、ボスを倒したらここでレベル上げをするのもいいだろう。
  • 入手できるアイテムのうち、一番重要な妖精の爪は必ず通る部屋にあるので安心。
  • 負けバトルを終えて本戦に入る前にメニューを開いて装備変更ができるが、そのままクリスタルルームを出ることもできる。
    洞窟内で敵とエンカウントするが、この時点で磁力の影響はなくなっているので、宝箱を回収してもいい。
    ちなみに、城にいるギルバートのもとへ行くとベッドで寝たままになっている。竪琴を弾いていたのでは?

もともとなんと呼ばれていたのかが気になる。

  • 鉱物に磁石が多く含まれていて「磁力の洞窟」と呼ばれていたのかも知れない。
    ダークエルフは単にそれを魔力でさらに強化して行動不能なほどにした、という。

あの立派なクリスタルルームは誰が作ったのだろうか。なにしろ、ダークエルフがクリスタルを盗んでくるまで、あそこにクリスタルは無かったはずである。
彼がクリスタルを盗んだらここに飾ろうと思って事前に作っておいたのか。それともクリスタル自体に周りをキラキラした空間に変える力があるのか。

  • 元々は遥か昔にトロイア人が建てた『自国が万が一有事に巻き込まれた際の予備のクリスタル安置所(隠し場所)』で、ダークエルフが後から乗っ取った。という考え方もできる。
    トロイアの領土と磁力の洞窟(北東の島)は海に分断されていて、更に森林に覆われている。
    • 飛行手段が無ければ普通に通行や侵入が困難な筈である為、土のクリスタルを隠すにはうってつけの場所だったのだろう。
      現に続編の4TAではパロムが土のクリスタルを敵の手から奪われるのを避けるためにここを利用している。

人面の蛇や双頭の大蛇、醜い巨人やテンポの悪い特技を集団で多用する女吸血鬼やコウモリなど、とにかく醜悪で不快なモンスターが多い。
幸い聖属性弱点の敵が多いので、セシルにせいなるやを使わせるといい。

  • エーラパトラもフェイスバットもでんせつのつるぎでは千以上のダメージを受けるのだが、命中率が低く50%を切るようなグレートボウ+せいなるやでは数十から数百にとどまる。
    • 聖属性弱点はちゃんと機能している。
      グレートボウ+聖なる矢では伝説の剣よりも命中率も攻撃力も低いので、属性が同じで純粋に性能差があるならダメージが減る。

「聖属性弱点」のモンスターは多いがその一方でアンデッドや霊体種族はいないため、残念ながら種族特効の方は効果が発揮されない。

  • フェイスバットは聖と空属性が弱点だが、グレートボウ(空属性)+聖なる矢(聖属性)で攻撃しても弱点ダメージが重複したりはしないので注意。

麻痺していてもかばうは発動するため、鎧を装備させてセシルを後列に置いておくとすごく簡単になる。
ただし、ケットシーを1匹だけ残すと発動するブラスターには注意。


DS版以外はこのダンジョンの障害物の描写が怖い。どうも鎧を身にまとった死体のようだが…。
首が離れているものまであるようだ。丸い盾とは思えない。
特にボスの部屋の前には数多くある。ボス部屋に並んでる蜀台6個くらいからすこし右上の障害物。

  • モンスターの出没するダンジョンに行き倒れた人の骨があるのはごく自然のはずだが、そうした描写が少ない分、逆に目立つのかも。

イージー版ではこぶたのしないという磁力に影響されない上に現時点ではセシル用の最強の武器が登場し、セシルも存分に戦うことが出来るようになった。
しかし、ダークエルフに苦戦するシーンはそのまま残っており、「剣さえ使えれば……」の台詞に違和感が発生してしまう。
どうやらセシル的には剣(刀)型の武器ではなく、金属製の剣でなければダメなようだ。

  • 設定上ダークエルフの弱点が「金属製の武器」。
    ゲーム的にもダークエルフへのダメージは伝説の剣>こぶたのしないとなるので、セシル個人が「金属製でなければ剣とは認めない!」という嗜好を持っているわけではない。
    • イージータイプではこの時点で使える剣は他に珊瑚の剣がある。これも非金属製で良さそうなものだが、何故かこちらは磁力の影響を受けてしまう。

SFC版・PS版では隠し召喚魔法マインドFが唯一入手できる可能性のある場所。
GBA版・PSP版では追加ダンジョンミストクラーケンの方が落としやすく、出会いやすいようなのでそちらの方がいいかもしれない。


入り口付近のフロアではアラームが使えない。
使ったとしても、「パシパシパシパシーンッ!」っていう効果音と共に何も起きなくなる。


このダンジョンにアサルトドアーが出てきた報告があるが、バグの模様。


装備してると動けなくなるほど磁力が強いのに、装備していなかったら普通に持ち歩ける事や、戦闘に入った途端に麻痺するのは、なんとか歩く程度なら可能という事なのだろう。這って進むくらいは出来ても、そんな状況ではまともに戦えない。

  • 洞窟の磁力は人体に悪影響を与えそうだが、軽自動車すら引き寄せる高出力のMRIでも人体に与える影響は無視できる程度なので、磁力による直接的なダメージは無いと思われる。

普通の磁力は鉄やニッケルといった強磁性体だけを引き付けるが、ここの磁力は金属という括りだけでてもでも引き付ける。…実はメッキなのだろうか?
意外なところでは以外の源氏装備は非金属扱いだったりする。

FF4(DS版)

アダマンアーマーオニオン装備は非金属。
2周目以降の人は逆にオーガをリンチできる。


行動不能装備をしていると、ステータス画面に麻痺の表示がされるため、事前に確認しやすくなった。

  • 戦闘中に表示される状態異常は「じりょく」。細かい。
  • 地味に「じりょく」状態のキャラは、フィールド上の先頭メンバーにチェンジできなくなっているが、何故かメニュー画面で魔法を使う事は出来る。余裕のある場面でなら辛うじて魔法の詠唱は可能なのかも。

金属装備だと「かばう」が発動しなくなり、上記の金属セシルにかばわせる戦法は不可能になった。
バーサクで動かすのも無理。おとなしく逃げよう。

  • 2周目以降ならひきつけるで生ける盾と化す。

ゾットの塔クリア後、クリスタルルームにデカント「たつまき」が出現する。
アイテム回収はこれを取りに来る時でいいだろう。


DS版のセシルは弓矢が装備できなくなったので、ダークエルフを倒すまでは著しい火力不足に悩まされることになる。
特に、アダマンアーマーやオニオン装備のない1周目だと尚更である。

  • 系武器で弱点を突いても威力はたかが知れているので、セシルは一手目は防御させて盾役になった方がずっと役立つ。
    どうしても攻撃させたければ、攻撃アイテムで支援させるのも手。

踏破率100%にすると、B1Fではエーテル1個、B2Fではバンパイアの牙3個、B3Fでは静寂の鐘3個、B4Fではエーテルドライ1個がそれぞれ貰える。

  • 自分だけかもしれないけど、初回は入った直後に会話イベントが発生するためかB1F入口部分の踏破が認識されておらず、
    全部まわったつもりが99%で1から歩き直そうとテレポで脱出して入り直したらすぐ100%になったので入り口付近は注意した方がいいかも。

FF4(PSP版)

行動不能装備をしているキャラを表示して操作すると電気みたいなエフェクトが出るようになった。
これで確認は簡単になった。が、調子に乗ってそのまま戦闘に入ることのないように注意。

FF4TA

パロム編ラストで来る事になる。
今回も磁力の影響を受けるため、金属製の装備は厳禁。

  • 二人とも魔道士系なので、銀の腕輪など数種類しか該当がなく影響は小さい。
    むしろ、追っ手のバロン兵をまくためにここに逃げ込んでいる。
    • そして装備を外して追ってくるバロン兵。考える事はみな一緒である。
      それがたとえ操られ自我が機能していなくても…。
    • 装備無しでモンスターを倒してやって来るバロン兵は素直に凄いと言わざるを得ない。
      • ヤンが洗脳されていた時期に薫陶を受けたヒト達?
  • 土のクリスタルを安置することでダークエルフが復活してしまうのだが、
    それだとこれまでの磁力は誰が発生させていたのか?ということになってしまう。

集結編でも来る事になるが、この時は磁力は消えているので問題なく進める。


洞窟のある島の地形がちょっとだけ変わっており、飛空艇で着陸出来るスペースが出来ている。


内部はトロイアの人たちによって多少改造され、見えない足場ができている。

  • 地下5階が増えている。わざわざ掘ったのだろうか。