キャラクター/【暁の4戦士】

Last-modified: 2023-07-25 (火) 17:48:14

FF5

30年前エクスデスと戦い第一世界に封印した4人のこと。
メンバーはドルガンガラフゼザケルガー
「暁(あかつき)」とは日の出より前の、東の空に「光」が見えるか見えないかぐらいの時間帯を指す。
つまり「光の4戦士」の前座としての役割を宿命づけられていたともいえる。


ガラフとゼザは王族であり、ケルガーは一族の長である。ドルガンは田舎町の一住民。
バッツ以外のメンバーが王族のため、そこら辺は息子と変わりがない。


テーマ曲も存在する。「暁の戦士」。
ただ、ガラフ関連以外では全然流れず、「離愁」や「回想」の方が流れる事が多い。
勇ましい名曲でありもっと使って欲しかった。


ゼザは「王は性に合わない」という台詞から、4のセシルのように、エクスデスを封印した後に王族になった可能性もある。
他に家族がいる様子もないのに、サーゲイトの住人は後継者の事を気にしていない。

  • エンディングのクルルの台詞からして、血の繋がりのある人が国を継ぐと決まってるわけではなさそうだ。

この4人+1人は幽霊(?)となってエクスデスを倒す力を貸してくれる。
メインテーマと共に流れるこの曲はかなり爽快である。


メンバーは全員、第二世界の住民だったがエクスデスを追って第一世界へワープし4つのクリスタルの力が集まっている場所にエクスデスを封印。
ガラフ、ゼザ、ケルガーの3人は第二世界へ帰るが、自分たちの世界の邪悪を異世界に封印する事に責任を感じたドルガンは監視するためそのまま第一世界に残った。


この4人がどういう経緯で知り合ったのかが気になる。

  • レナとバッツ(とガラフ)の出会いは偶然だし、レナとファリスの血の繋がりはともかく再会も偶然。
    偶然出会って何かの理由で行動を共にしてたら暁の四戦士になってたんじゃないかな?
  • ドルガンとケルガーは、なんらかの誤解で決闘してルパインアタックを破ることで互いに実力を認め合う友人になったりしてそう。

暁の4戦士の呼び名の由来や、誰がいつ呼び始めたのか等、詳細に関しては全く謎である。

  • 暁とは反対に、一日のうち日没直後、雲のない西の空に夕焼けの名残りの赤さが残る「黄昏」という時間帯もある。
    闇・暁・光の各4戦士がこれまでに登場。いずれは黄昏の4戦士が登場する機会があるかも…
    黄昏には盛りを過ぎて衰えるという意味もあるし、前3者に比べて語感も微妙なので、それはないか。
    • キャラクターとしてではないが、FF5の最後の最後において黄昏を意味する名を持つ剣が手に入る。
      「暁」から始まった物語の最後にバッツたちの力になる「黄昏」、というのは狙った演出なのかそれとも偶然か。

当時の4人の戦士としての力量も謎。
「エクスデスを封印するしか他に手段がなかった」のは確かとはいえ、エクスデスを一度、もしくは数回は打倒に成功しているので、実力は高かったのではないか。
年をとってもあの強さだし。
いずれにせよ、5の外伝的な作品でも出ない限り明らかになりそうにはない。

  • 「やつは不死身か!?」という封印時の台詞にあるように、無の力を手に入れるまでのエクスデスは不死身だったようだ。
    同じく不死身だったエヌオーは無の力と引き換えに不死を失ったので、もしも無の力を手に入れてない状態だったら、バッツたちでも根絶は不可能だった可能性はある。
  • 実際、バッツ達もエクスデスを完全に倒す事はできなかった。ガラフが生命を燃やした時や第2世界ラストの決戦の時など、一時的に退ける事ができても時間を置かず直ぐに復活されている。
    最終的にエクスデスは無の力に飲み込まれて自滅したが、そうでなければ封印するしか無かったかもしれない。
  • バッツ達の時代にはクリスタルが砕けるという最悪の自体が起こっているのでもはや倒すしか手段がないという事情もあるかも。

エヌオーの産み出した『無』(GBA版ではエヌオー自身も)を消し去ることが出来ず、封印するに留めた12の武器の勇者たちといい、自分たちの代では解決できず、結果的に次世代にツケを残していった事になる。
彼らの代で解決されてしまってはバッツ達がやることがなくなってしまうとはいえ、エクスデスは『バッツたち+暁の4戦士の助力+クリスタルに眠る勇者の心』といった要素が揃っても完全に打倒するには至らなかったほどの強者なので、こればかりは相手が悪かったとしか言いようがない。


年齢は、ドルガン没年齢51(3年前)、ゼザ58歳、ガラフ60歳、ケルガー63歳。
つまりエクスデスを第1世界に封印した時点では、ドルガン24歳、ゼザ28歳、ガラフ30歳、ケルガー33歳。

  • 封印時は皆30前後。リアルでもスポーツ選手などの体力のピーク期とされる時期。
    暁の4戦士として名前が轟いているのは当然かもしれない。
  • 余談だがこの4人、実は若い順に亡くなっている。まず本編の3年前にドルガンが、続いてバリアの塔でゼザが、ムーアの大森林でガラフが、最後にエクスデス城の幻影を破るためにケルガーがこの世を去っていった。

天野喜孝氏によるこの四人の集合イラストもある。とても格好いいが氏はそのイラスト、あんまり好きじゃないとのこと。

  • なんでも理由がおっさんやじいさんばかりだったので描いてて楽しくなかったかららしい。
    • 天野氏がパッケージやイメージイラストには若者を多く書く傾向にあるのは好みの問題だったということか。
  • そのイラストではゼザのみモーニングスターを装備している(他3人は剣)。
    ゲーム中では「剣士ゼザ」を名乗っていたが、剣士だからといって剣以外の武器も扱えないとは限らない。

NTT出版完全攻略編44Pでは「Four Braves of Dawn~暁の4戦士~」として、天野氏のイラストと共にキャラ解説文が掲載されている。
「それぞれ最も得意とした武器を装備している。ジョブはなく、全員戦士系だ」との事。

FF13

冥碑ミッションのクリアを示すトロフィーのタイトルにこの4戦士の名前が使われている。
「ケルガーの賞杯」、「ゼザの玉杯」、「ドルガンの賜杯」、そして「ガラフの聖杯」である。

FF14

バルデシオン委員会の委員長であるガラフが若い頃に、バル島を飛び出し、
3人の仲間と共に結成した傭兵団の名前が「暁の4戦士」である。
「暁の4戦士」の残りの3人は、ケルガー、ゼザ、ドルガンを3D化した様な容姿をしている。