バトル/【武器属性】

Last-modified: 2023-11-10 (金) 15:30:08

概要・全般

武器の形状による属性。
この系統はサガ作品の方で有名であるが、FF作品でも用いられることがある。


関連項目:バトル/【属性(作品別)】バトル/【属性(性質別)】

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

DS版等の3DリメイクのFF3では斬・突・打・格の属性が採用されている。

  • 飛行タイプには突属性が、プリン系には斬属性、魔道師系には斬・打・突属性が有効、
    といったようにタイプごとに弱点とする武器属性の傾向が存在する。
    本作の魔道師系の敵(魔法攻撃を専門とする敵)がやたらと打たれ弱いのはこれのため。
  • 何かとFF11からの要素が取り入られている3Dリメイク版での中でもかなり目立つ要素。

FF3(ピクセルリマスター版)

詳細は不明だが、物理属性の有無が疑われている。
クムクムに対し素手以外の物理攻撃に大ダメージが入り、反対にアモン戦では物理攻撃のダメージの通りが非常に悪い等の報告が上がってる。
特にアモンはモンスター図鑑に表示されている防御力、回避率の表示に辻褄が合わないほど。

FF5

武器属性ではないが、カテゴリ弱点という設定が存在し、遠隔カテゴリと音波カテゴリの武器がある。
カテゴリ弱点の敵には必中となるもののダメージは上がらない。


解析によるカテゴリ弱点一覧。


厳密には攻撃カテゴリは武器だけの設定ではなく、魔法や特技等、攻撃全てに存在する。

  • 白・黒・時・召喚の各種魔法によるそれぞれの魔法カテゴリ
  • 歌・竪琴・ベルによる音波カテゴリ
  • ほぼ全ての近接武器による近接カテゴリ
  • 遠隔武器による遠隔カテゴリ
  • そして青魔法とほぼ全ての敵専用特技による青魔法(敵の技)カテゴリ

例外としてロッド全てとルーンアクスは黒魔法カテゴリ、円月輪は近接カテゴリ。
しかし戦略に組み込めるほどの複雑な機能が無く、効果を実感できるのが武器と歌だけというのが実情。


遠隔と音波はそれなりに弱点持ちがいるので役に立つ場面もある。


しかし遠隔と音波以外は、

たったこれだけである。しかもこのカテゴリ弱点を突くとダメージ倍率が2倍になるはずだったのだが、機能していない。
弱点の設定が少なすぎることも併せて考えると、開発中に仕様が変更されて放棄されたのではないだろうか。

  • 一応上記以外でもカテゴリ弱点を持つ敵がいないわけではないが、
    そのほとんどは元々回避率が0=弱点を突いた際の必中効果が無意味となるケースばかりなので、弱点として機能していない。

カテゴリ弱点一覧はこちら

FF5(ピクセルリマスター版)

晴れてピクセルリマスター版からカテゴリ弱点に2倍撃効果が実装された。
必中で敵の防御は無視せず倍率部分が2倍となる。シェル・プロテスも貫通せず影響を受ける。


カテゴリ弱点の2倍撃と種族特効クリティカル・特定武器の8倍撃は重複する。

  • 例えば遠隔カテゴリかつ竜種族クリティカルの出る竜の髭を装備し、遠隔弱点敵を攻撃すると2倍撃、竜の口づけで竜属性を付与するとさらに2倍の4倍撃になる。
  • 音波弱点のバハムート(非竜種族)およびオメガに竜の口づけを使いアポロンのハープで攻撃するとカテゴリと種族8倍撃の両方が発動しているのを確認。

対応種族および種族特効を持つ鞭および弓矢が全体的な強化となっている。


音波属性が弱点のアンデッドにはレクイエムも2倍撃となるため、
普通のアンデッドに対するよりも大海溝の「正体不明」(音波弱点)に対してレクイエムが一層有効となっている。

FF7

実はFF7でも武器属性が存在する事が海外の解析でわかっている。
各キャラクターの武器の他、敵の物理攻撃の大半に設定されており、改造ツールで防具やアクセサリに耐性を付与することで効果を確認できる。
属性は斬る・殴る・突く・撃つ・叫ぶの5種類。
これらの属性に耐性・弱点を持つ敵はおらず、味方が耐性を得る手段は魔法「シールド」を除いて存在しないため、ゲーム中で意識することはまず無い。
開発段階でこれらの属性を実装する予定だったのが、最終的には放棄された名残だと思われる。

  • インター版付属のパーフェクトガイドにて各武器にわざわざ攻撃方法のデータが載っている。

FF11

武器属性は斬・突・打・格の4つ。

  • 斬属性…突・打・格以外の武器全て
  • 突属性…短剣・両手槍・弓術・射撃
  • 打属性…片手棍・両手棍
  • 格属性…格闘武器

敵の中には特定の属性に対して耐性や弱点を持つ物がおり(例…スケルトン族は突属性武器のダメージを軽減するが、逆に打・格属性武器のダメージは上昇する)、
狩る敵の物理耐性を考慮してパーティー編成を行うのが基本となっている。

  • 中には「例外属性武器」という、「通常攻撃のみ上述の属性に当てはまらない」ものも存在する。

FF12

銃・計算尺耐性を持つ敵がいる。

FF14

武器属性は斬・突・打の3つ。一部のアクセサリーで耐性を上げることが可能で、+1につき1%軽減できる。
かつては一部の味方アクションで特定の耐性を減少させダメージを増やせるなど戦略的要素の一つだった。
しかし使用者が少ない属性のジョブが不遇になるなど格差の原因となり、パッチ5.0にて実質的に廃止された。
現在は一部の敵が耐性ダウンを付与してくるなどギミックとして名残を見ることができる。

FF15

武器属性とは少し違うが、敵ごとに7つの武器種別(片手剣、大剣、槍、短剣、銃、盾、マシンナリィ)に対するダメージ倍率変化が設定されている。
例外としてファントムソードは基本的に倍率1.0倍。

FFUSA

FFUSAでは爆弾飛び道具の3種類の武器のみ属性がついており、一部の敵に特効となる。

聖剣伝説

聖剣伝説では、獣系、植物系の敵は全般に弱いという特徴がある。
湖畔の森奇岩山で活躍できるだろう。
他にも雷弱点、ミスリル弱点の敵はモーニングスターに弱いが、
鉄球系の武器は一つしかないので、こっちは武器属性というよりはモーニングスターの個別の特徴と言った方がいいだろう。

FF零式

FF零式にも採用されている。属性は銃弾・衝撃・貫通・切断の4種類。
メイスは衝撃、大鎌は切断、と大体分かり易いが、鞭剣のように○段目で属性が変わることもある。
また敵の攻撃にもこの属性は適用される。
火炎放射や電撃攻撃といった、いかにもな攻撃方法でない場合は大抵こちらの属性。