FF4で初めて登場した、ハイポーションやエクスポーションと似たエーテルの強化版。
分かり易いポーション系やエーテルターボに比べて、ドライの意味が不明確。
英語ローカライズは本品が登場する全ての作品で"Dry Ether"となっている。
ニュアンスとしては水分を飛ばして濃縮・乾燥させたエーテルといったところか。
- ドライビールが由来説。
ドライビールとはアルコール度数を従来のビールより高めて辛口に仕上げたものであり、従来より効果の高いエーテルといえる。
FF4開発時、日本国内において大手ビール会社による「ドライ戦争」が巻き起こっており、この説の信憑性は低くない。 - 効果がエーテルの3倍なのでドイツ語の「3」(drei)説もあるが、こちらは若干こじつけ臭い。
FF1(GBA版以降)
GBA版以降で登場のアイテム。
エーテル・エーテルターボの上位。MPを全回復する。
アースの洞窟のリッチが稀に落とすが、エーテルの値段の関係上、無理に粘る必要はない。
ソウルオブカオスで好きなだけ拾えるし。
FF1(ピクセルリマスター版)
MPシステムが回数制に戻った本作でも続投。全てのレベルのMPを5回復する。
非売品で、SOCも削除されたため本編の宝箱とリッチ(1戦目)のドロップアイテムからしか手に入らない完全個数限定品である。
デスアイから無限入手可能なエリクサーよりよほど貴重。
FF4
MPを150回復する。
ハミングウェイの洞窟の道具屋で買えるが、50000ギルという法外な値段。
これを買うくらいならエリクサーを買った方がまだ得になる気が…
- 正確なMP回復量は144。バトル中に使うとこれより少ないことが多い。
- DS版や次作の5のエリクサーの値段と同じだからねえ…。
地下水脈の南口の滝にある隠し部屋,トロイアの町の奥の茂み,トロイア城の宝物庫(2個),バブイルの塔7F,エブラーナの洞窟の深奥,幻獣の町の隠し部屋,トメラの村の宝物庫,封印の洞窟B3Fの木箱のある小部屋で拾える。
いずれも中々見つけにくい所に置いてあり、うっかりすると見逃しやすい。
最速で地下水脈で拾えるのだが、売値はエーテルと同様1ギルなので、金策には使えない。
敵からは暗黒魔道士,ソーサルレディ,トーディウィッチ,プリンプリンセス,ミニマジシャンから手に入る。
しっぽ狙いの副産物として入手しがちだが、プリンプリンセスは一番上のテーブルなので盗む事も可能。
FF4(GBA版)
月の町(1・2つ目共)の道具屋でも販売されている。
また、試練の洞窟B6Fや月の遺跡の随所の宝箱でも拾える。
加えて、同ダンジョンの心理の館で「魔道士タイプ」と認定されたら『マジカルボックス』でソーマのしずくとセットで貰える他、白魔道士の試練で6~8人救助するとご褒美で貰える。
追加敵だとゴールデンプリン,ダストムース,ラミアクイーンが持っており、いずれも一番上のテーブルにあるためプリンプリンセス同様に盗める。
FF4(DS版)
MP回復量は100に減少。アイテムの知識やくすりの組み合わせによる利便性の向上が係わった影響からか。
その代わり、戦闘中に於ける回復量のランダム変動はなくなり、価格も20000ギルと大幅値下げされた。
磁力の洞窟のB4Fと、バブイルの巨人の「巨人の腹」と、月の地下渓谷のB4Fをそれぞれ踏破率100%にすると
磁力の洞窟・バブイルの巨人では1個ずつ、月の地下渓谷では3個貰える。
ミニゲームの「セシルとゴブリン100匹討伐」、「カインと100メートルジャンプ」、「エッジと手裏剣100投」、「ローザと100秒瞑想」、「リディアと宿題100問できるかな」で9999点を取ると、ランダムで貰える場合がある。
終盤で暗黒魔道士やプリンプリンセス狩りをしてると余りがち。
貯まったら、「いのり」や「せいしんは」を取り払って普段使いで始末していいだろう。
FF4TA
効果や値段はFF4と同じ。
終章前編・後編のネミングウェイから購入可能である他、
ギルバート編のチャレンジダンジョン最深部の宝箱から、通常アイテム枠で時々出る。
- ギル編のエーテルドライは通常枠じゃなくてレア枠。
FF14
英語版の「ドライエーテル」表記になっている。
文字通りエーテルを乾燥させた粉末で、回復アイテムとしては使えない。
ただ乾燥させたモノでは使えないためか、通常の方法では入手できないゾディアックウェポン用の錬金術素材。
詳しくはこちら→ドライエーテル
FFL
対象のMPを150回復する。