文字通り猫系の敵が使う蹴り技。
ただ使うモンスターの名前は外国語読みが多いため「キャットキック」でないのが気になるところ。
海外版FF5・FF6ではCat Scratch(ネコひっかき)となっている。
FF5
ゲイラキャットの専用技。単体に1.5倍物理ダメージ。
次作FF6ほどのインパクトはない。
- 某ゲーム誌でのFF5座談会では、一人が「ラーニングしたかった技」に挙げていた。
FF6
ストレイキャットの専用技で、さりげなくケフカの破壊の翼と同じ特性の攻撃。
使用すると通常物理攻撃(たたかう)の4倍のダメージを与える強力な技。
ガウも暴れる(ストレイキャット)で使用可能。
ガウの「あばれる」物理技では最も強力であり、初めて獣ヶ原に到達した段階で習得可能、「あばれる」欄の中でも上の方にあるので選ぶのも容易と、様々な点で非常に優秀な「あばれる」の定番技。
物理防御依存なので防御力の高い敵にはダメージが激減してしまう。
例えば防御力254のヴァリガルマンダに対しては2桁しか食らわせられない。
特殊な防御性能を持つ敵以外には十分な火力を発揮するので、防御無視効果まで持っていたならゲームバランスもへったくれも無くなってしまうだろう。
注意点として、ストレイキャットには即死耐性がない。セーフティビットなど即死耐性の装備があっても、ピクセルリマスター版以外では即死耐性がないモンスターであばれると即死魔法が効いてしまう。即死魔法の使い手と戦うときにはやめたほうが無難。
序盤から4倍強化物理攻撃を繰り出せるのはかなり強力で、ガウの一軍起用に一役買う。
ガウは沙悟浄の槍を装備しないと二刀流での攻撃ができないので崩壊後になるが、二刀流および乱れうちと併用可能な点もポイント。
これならば通常物理攻撃の16倍ものダメージを与えられる上、皆伝の証が持つ敵全体へ均等にダメージを与える特質から雑魚戦においても凄まじい殲滅力を発揮する。
ゴゴならば、普通に武器が装備できるのでさらに強力。
マンイーターなどの種族特効も適用される。
流石に後半は誘惑や愛の宣告等の反則技の存在で少し影が薄くなってくる。
とはいえ、純粋なダメージソースとしてはガウの使える他の○倍物理攻撃と比べると頭一つ飛び抜けている。
次点のビックベアで使用できる「えぐる」でさえ、2.5倍なのでこれの強力さは際立っている。
敵しか使えない技で、これと同等以上の倍率のものは、
- なぐる、頭突き、溜め殴り、メガクロー、突きあげる、魔神の怒り(回避無視)、破壊の翼(4倍)
- さいごっぺ、まきつきしめる、しっぽ、のどわ、すいつく、ちょくげき、羽ばたく、押し潰す、しゃくりあげる、鋭い牙、ベアナックル(5倍)
- ぶん回す(6倍)
- 噛みつき(7倍)
- 包丁(8倍)
<GBA版追加>
以上?意外と多い。「あばれる」では旧スマホ版は1/2、それ以外ではピクセルリマスター版も含め3/4の確率でネコキックが発動する。
- このレベルの物理技をガウがほいほい使えたら、ひどい状況になるので仕方ないか。
- 序盤で覚えられること、安定性が無いことを踏まえればもう一段階上の技があっても良かった気はする。
- 獣が原に出現し飛び込めるが覚えられないトンベリーズは内部的には8倍撃の「包丁」が設定されている。
ネコキックでこれなのに、包丁なんて使えた日にゃぶっ壊れどころじゃない性能になっていた可能性大なので、獣が原のテーブルには残ったまま急遽あばれるリストから消されたのではないだろうか…。- 確かにピクセルリマスター版以外ではぶっ壊れ性能になっていただろうが、ピクセルリマスター版ではあばれるの特技が二刀流やみだれうちの対象外になったので(しかも本作は絶対に限界突破しない仕様)、仮に(ピクセルリマスター版で)使えるようになったとしてもそれほどのバランスブレイカーにはならなかっただろう。勿論低レベル等の制限プレイでなら話は別だが。
発動時のガウは手をあげた直立姿勢。ちっともキックしてない。
- 目視できないほどのスピードで蹴りを放っているのかも知れない。
……というかそれ以前に、「あばれる」で発動する物理技はみんな似たようなものなんだけど。 - 前作を知っていればそこまで違和感は無いと思う。前作のネコキック使いとポージングが似てるので。
ストレイキャットにあやつるやスケッチを使った時にも発動させられる。
勲章でホークアイやスナイパーを装備させれば、さらにダメージがすごいことになり(崩壊前でも9999)、加えて後列攻撃も可能になる。
強制装備によるなんでも装備でも同様。
- ホークアイとスナイパーにはクリティカル時のダメージが3倍になる特性(浮遊状態の敵に発生しやすい)があるが、このネコキックの4倍ダメージとなんと重複可能である。つまり、ネコキック使用時にクリティカルが発生すれば、4倍×3倍で12倍ものダメージとなる。ネコキックとメッセージウインドウが表示された状態で、ホークアイの投擲アニメーションが表示された場合が12倍のダメージとなった瞬間。参考までにLV25 (力70)のガウがヴァルチャーを相手に約9800ものダメージを叩き出したことがある。
- 更に恐ろしいことに源氏の小手や皆伝の証の2回攻撃、8回攻撃とも重複可能であったりする。つまり、源氏の小手で2倍のため24倍、皆伝の証も併用することで48倍もの攻撃力を発揮することが可能(実際には8回連続でクリティカルになることはまずないが)。世界崩壊前でも、ホークアイを二刀流してネコキックを使用し、運が良ければ9999×2を叩き出すことが可能。アルテマウェポン(HP24000)もびっくりである。
ガウは強制装備をデメリット無し(装備を捨てる必要が一切無い)に実施できるので、裏技を許容できる場合は試してみると吉。唯一の弱点は、ホークアイ・スナイパーのクリティカル発生率がそんなに高くないこと。飛んでいる敵に対しても、体感で3~4回に1回程度か。一応、敵をレビテト状態にすることで発生確率を上げることが出来るが、運に依存するので注意。
ダメージ量について
ガウがLv99力94(力88にデュエルマスクの力+6の合計)で二刀流ネコキックみだれうち(沙悟浄の槍 片手分の攻撃力100)をブラキオレイドス(HP46050、防御190)に対して行うと、一発当たり7393~8416ダメージとなり、合計ダメージは最低でも59144で一撃確定。
- Lv99力50、他同条件の場合は一発当たり5148~5860ダメージ、最低ダメージは41184で1ターンキル確定にならず力を上げる必要がある。
カイザードラゴンはHP65500・防御200なので、レベル99力94だと6255~7121ダメージとなり8回攻撃のダメージは50040~56968。
- Lv99力128だと一発当たり7702~8768ダメージで8回合計61616~70144ダメージ。一回のネコキックで確実な撃破には最低ダメージが届かない。
上記のステータスのガウ、もしくは「グラディウスorさそりの尻尾」×2を装備したLv99ゴゴでワン(×8)キル出来ないのは無敵状態のガーディアン、ネスラグ(殻)、強化レッドドラゴン、強化スカルドラゴン、コロシアムの敵を除くと
の事実上4体だけ。(上記ゴゴは吸収属性を考慮した場合もっといるはず。)
FF6(Android/iOS版)
旧スマホ版ではネコキックにバーサクの与ダメ1.5倍化効果が乗らなくなっている。
FF6(ピクセルリマスター版)
ガウの「あばれる」で発動する特技に、二刀流やみだれうちの連続攻撃化が適用されなくなってしまった。
「あばれる」中1/4の確率で出る通常攻撃はピクセルリマスター版でも8連撃になるが、ネコキック8連発は不可能になり1発しか撃てない。
- ネコキックにガントレットの効果は有効。
バーサクがネコキックにも適用される仕様に戻った。
ストレイキャットで「あばれる」中も即死耐性の効果が発揮されるようになった。
FFT
レッドパンサー系のアクションアビリティの1つで、敵1体に連続でキックしてダメージを与える。
ユニットの物理攻撃力の1~10倍のダメージを与え、白刃取りでは防げない。
見た目はダダをこねているみたいであるが、10倍ダメージの時は可愛いなんてものではない。
寝転がって腹を見せた状態で蹴りをされ、可愛いと思っていたら大ダメージを受けた際はびびった。
- 腹をわっしゃわっしゃしたくなる。見た目だけなら。
性能はモンクのアビリティ「連続拳」に近いものがあるね。
コイツの場合蹴りだから「連続蹴」と言ったところか。
DFFOO
ガウがクリスタル覚醒20で習得するアビリティ。使用回数は6。
- 土属性全体魔法BRV攻撃+単体HP攻撃。
- 自身に3ACTION固有バフ「獣の教え」付与(最大BRV・攻撃力・素早さ上昇の効果)
- 使用後3ACTION、「BRV攻撃」と「HP攻撃」が変化。
「BRV攻撃+(ネコキック)」:土属性全体魔法BRV攻撃
「HP攻撃+(ネコキック)」:土属性全体魔法BRV攻撃+単体HP攻撃 - 3ACTIONライフシェイバー使用不可
タイガーファング【VI】またはパッシブ「モンスターの習性」装備で性能変化。
- BRV威力アップし、ターゲット以外にも50%分のHPダメージ
- ネコキック・BRV攻撃+(ネコキック)・HP攻撃+(ネコキック)使用時、攻撃対象が単体だとBRVダメージ中アップ
- 「獣の教え」の効果がアップ
ネコキックエクステンドを装備で以下のように性能変化。
- BRV攻撃が3HITに変化し合計BRV威力も大アップ
- 奪ったBRVが最大BRVを越えて加算(上限150%)
- 「獣の教え」の効果+3ACTION
- 使用後3ACTION、味方が攻撃を受けた時カウンターが発動。
「カウンター(ネコキック)」:2HIT土属性全体魔法BRV+単体HP攻撃。対象が単体の時はBRVダメージ中アップ - 「BRV+(ネコキック)」のBRV攻撃が3HIT&合計BRV威力大アップ
- 「HP+(ネコキック)」のBRV攻撃が2HIT&合計BRV威力極大アップで奪ったBRVが最大BRVを越えて加算(上限120%)。ターゲット以外にも20%分のHPダメージ
味方が攻撃を受ける度にBRVを吐き出してしまうので、ガウがブレイクされる可能性が増える=スコアの減少にもつながる。
ネコキック中心に戦うなら「シールド」や「ターゲット固定」のサポートがあると安定するかもしれない。
モーションがエクステンド装備時の3HITを想定したものなので、カウンター(やエクステンド未装備)でHIT数が少ない時に違和感がある……というかスカってる感が強い。
PFF
ガウのプレミアムスキルで「ストレイキャット」を選択した時に、時々使う技。
敵単体に物理攻撃で5500ダメージを与える。
原作に準拠して、かなりの高威力。
またゲイラキャットが使ってくる、ちょっと強いだけの攻撃。