読んで名のごとく、相手の血を吸って自分のHPを回復する。
作品ごとにいろいろな形で脅威になっている。
関連:青魔法・敵の技/【吸血】、アビリティ/【吸血】、バトル/【吸血】、バトル/【吸収】
FF4
コウモリ系が使うが、FF5の青魔法とは違い、威力は微々たるもの。
恐怖の特殊攻撃。
といっても、効果は微小ダメージ+スリップでそう強烈なものではない。
その真の恐ろしさはテンポの悪さである。
やけにスローテンポであり、しかもコウモリ系は6匹ほどまとめて出てくるのでたまらない。
早急に全体魔法で片づけたいところだが、魔法に詠唱時間のある4では発動前にまた血を吸われる。
- バックアタックや不意打ちでコウモリが出てくるからたまらない。そしてこの時は、逃げようにも逃げられない。しかもコウモリはどいつもやたら速い。
- 性能自体が脅威ではない、つまり基本的にFF4のスリップ状態は脅威になりにくい。
アビスウォームも主にカウンターで使用する。
FF4(DS版)
DS版ではテンポの悪さが更にヤバいことになっている。
FF4TA
続編であるTAにも登場。
キャラクターが喰らいポーズをとるため、イライラ度がSFC版FF4より高くなっている。
カルコのアビリティ「おどる」で発動する。
敵単体にHP吸収とスリップの効果。
FF4CC
今までよりも多少エフェクトが早くなった他、セレクトボタンでオートバトルを発動させると戦闘そのものを倍速にできるため、イライラ具合がある程度緩和された。
ただし6匹組に先制されたりすると相変わらずウザいことこの上ない。
FF6
ナンバー128が、ライトブレードかレフトブレードが残っている場合に使う攻撃。HPを吸収する。
また、ブレードのあるなしに関わらず攻撃へのカウンターでも使用する場合がある。
そこそこの頻度で使用するが威力は通常攻撃と同程度なので、
通常の攻撃力と防御力があればほとんど問題ない。
ガウがアンデッド系モンスターで暴れても逆吸収できなかった。
普通の吸収攻撃とは性質が違うのかもしれない。
「スケッチ」で使用可能。
但し、実践可能なのはGBA版で魂の祠にて再戦した場合のみ。
FF7
ブラックバットが使ってくる物理攻撃技。
相手のHPを吸い取り、自分のものにするドレイン系統の特技。
神羅屋敷のモンスター達が使ってくる特技の中では可愛い方だが
常に通常攻撃の感覚で使ってくるので、冷静に考えると結構ウザい。
FF8
【レッドマウス】の使用する特殊攻撃。
HPを吸収してくる。物理攻撃扱い。
FF9
シーカーバットが時折使用するが、ダメージは少ない。
しかし、こいつは1体だけになると「吸血」→「もっと吸血」→「もっともっと吸血」を連続して使い、
それ以降は「もっともっと吸血」のみを使用し続ける。
「吸血」のパワーは17、「もっと吸血」のパワーは32、
「もっともっと吸血」のパワーは64とこの時点では猛烈に高く大ダメージは必死。
手早く倒すか、まとめて倒すかのいずれかが求められる。
FF11
コウモリ族の特殊技。ラーニング可能。
対象からHPを吸収する。吸収量はそれほど多くないが、
連発されると長期戦になることも。
詳細はこちら→吸血
FF12
基本威力は使用モンスターの通常攻撃の攻撃力と同じ数値。
物理攻撃扱いだが、防御無視・回避無視・くらやみ無視・プロテス無視・逆転無視。
与ダメージぶんHP吸収。
スティール族・ミミック族・ゾンビ族が多用する技。特に大群で行動するスティール族が危険。
ヘネ奥のアビスは最たる例で、ドンアクやスリプガで迅速に無力化しないとLv99でも歯が立たない。
ルース奥のパンドラは攻撃力が120以上あるため、吸血のダメージが4000を超える。
2の割合吸収攻撃とTの必中・吸血化能力に並ぶ凶悪な攻撃である。
防御特化したキャラがデコイ等で敵の注意を引きつけ捌くのが今作の基本戦法だが、
最強の盾やグランドアーマーでさえ、吸血の前ではただの飾り物になる。
最大HPを高めるか、それで耐えられないなら吸血そのものを使わせないようにする以外に対策がない。
FF12RW
敵専用技で、使用者はヴァンパイア
説明文:敵1体に牙を立てHP吸収
基本ダメージは15で、射程1の単体攻撃。
ダメージ値の80%を回復する。
FFT
バンパイアがまじゅう使いキャラと隣接することで使える技。
MaxHPの1/4吸収し、一定確率の追加効果で吸血が付く。
ボスのエルムドアやザルバッグも使ってくる。
対策が不充分だと、泥沼戦闘になりうる。
- 正直エルムドアとザルバッグはアンデッド体質+吸血耐性持ちで良かった気がする。
射程は隣接範囲。
状態異常「吸血」になったらこれしかしなくなるため、近くのユニットを優先的に襲う。
ただし吸血耐性を付けるだけで対象にならなくなる。
バンパイアがまじゅう使いで覚える吸血と、アークナイトが使う吸血は細かいところで仕様が違うらしい。
前者は上述の通り一定確率で吸血にするのに対し、後者のは確実に吸血にする。
また、バンパイアの吸血は白刃取りで回避できるが、アークナイトの吸血は白刃取りが無効となる。
- さらに、バンパイアの吸血では例のセリフが出なかったり、
アークナイトが使う吸血の方がエフェクトが大きいといった違いもある。- 効果音も違う。
ついでにヘルプの文も微妙に違う。
バンパイアのは
相手の血をいただいてHPを回復する。
アークナイトのは
相手の血を吸ってHPを回復する。
どちらも射程&効果1で垂直0である。
以上のことからバンパイアの吸血とアークナイトの吸血は別物と考えて良く、更にはアークナイトの吸血の方が上位互換だと看做して良い。
ちなみにバンパイア、アークナイトのどちらの吸血でも、それで吸血鬼化したユニットが使ってくる吸血はアークナイト側の様だ。
FFTA2
ブラッディボールの「寄生」の技。
隣接した単体に物理攻撃+与えたダメージ分自身のHPを回復する。
光の4戦士
ブラッディバット系が使う技。
単体にダメージを与えた分、HPを吸収する。同ドレイン。
- 序盤に出てくるモンスターが使ってくるせいか大した威力ではない。
ヘイトみたいなシステムがあるので、本作の吸血もFF12仕様かと思ったのだが。
一応、割合ダメージである。
FFL
貪り兎やバンパイア等が使ってくる。
妙に威力が高いが、物理攻撃扱いなのか、後列にいるとダメージが軽減される。
PFF
ヴァンパイアやバンパイアガールなどいわゆる吸血鬼などが使ってくる。
これを使わなくても通常攻撃が吸血攻撃なアンデッドもたくさんいる。
仕様は敵によりけりだが、大体の敵が与えたダメージ分のHPを回復する。
FF12イベントで出てくるFF12仕様のヴァンパイアは、自身の最大HP分のダメージ攻撃になっていてかなり脅威なので、出てきた時は速攻で倒す必要がある。