モンスター/【アビスウォーム】

Last-modified: 2023-10-31 (火) 20:05:07

不気味な赤い色をしていることが多い、芋虫のモンスター。


abyss【名】
地の底、溝、深淵、どん底、断崖絶壁、(底なし)地獄、底の知れない深い穴、奈落の底

砂地に棲息するからサンドウォーム、海岸に棲息するからシーウォーム
地の底、地獄に棲むからアビスウォームなのだろう。


FF1(GBA版以降)

ソウルオブカオスの砂漠フロアに稀に登場する。
パープルウォームラーバウォームの強力版。
HPが弱いボス並みに高く、同じフロアに登場する他のモンスターと比べてその差がかなり激しい。

  • そのHPは2500となんとあのデスマシーン(HP2000)をも超えており、FF1の全雑魚モンスター中トップの高さを誇っている。

アースの洞窟クリア直後に大地の恵みの祠に挑戦した場合、こいつに出くわすと全滅フラグ。

  • リッチを倒したすぐ後の時期だと、たとえその時点で手に入る最強防具で全身を固めた戦士だろうと一撃で400超のダメージを喰らって消し飛ばされる…。

攻撃力は95もあり、アースの洞窟クリア直後はもちろんのこと、
追加ダンジョンを回って防具を最強にした後でも攻撃が当たると結構HPを削られてしまうので油断はしないようにしよう。


GBA版ではそれなりにレアモンスターだが、PSP版の時の迷宮では嫌というほど戦うことになる。

  • GBA版では出現するのは大地の恵みの祠の砂漠フロアのみと非常に限られている。
    初挑戦時等でこちらの戦力が貧弱な時に運悪く遭遇するのに、後々戦力が充実して図鑑埋めをしたい際に限って中々出会えなかったりするのはもはやお約束か。
  • 時の迷宮では滞在時間35分以降に出現する。
    手早く迷宮をクリアしてしまうと遭わない事も。
    意図的に稼ぎでもしなければ大量にエンカウントする事は考え辛い。
    その一方で、一度に3体出たりもするので面倒なら逃げるのが吉。

FF2

FFシリーズ初登場。ジェイドに出現する。
高威力の「たつまき(竜巻)Lv13」(FF8版が風に関係があるのはこの由来か)をPT全体に使ってくる上、ヒット数が高くダメージがデカい。おまけに4体ほどの多勢で出現するのもツライ。
加えて、アイテムを何もドロップしないので、遭遇したらさっさと逃げてしまうのが良い。


最大MP量が多いため全体化アスピルでは一発でMPを吸い尽くせず、竜巻を完全に封じることは困難。
ミニマム等の即死系の魔法で頭数を減らしてから各個撃破するといいだろう。

  • ただし、死属性は吸収するのでデスは使えない。
    • 悲しいかな、デス自体があまり役に立たない魔法なので大抵のプレイヤーがそもそも覚えさせておらず、デスが効かなくても大して困らないプレイヤーが多数。
      単に本作におけるデスの不遇さをより強調する一因になってしまっている。

HPをある程度高めていればどうということのない敵だが、回避率のみに頼ってきたプレイヤーには辛い相手。


炎属性を吸収するあたりが嫌らしい。
普通ファイアは最初から使ってることもあってかなり育ってるのだが、調子にのってコイツにぶっ放すとエライ目にあう。


FC版では、ジェイドの泉周辺の草原地帯にレアモンスター扱いで出現するため、パンデモニウム内でテツキョジンなどのレアモンスターを狩るときの目安になる。

FF4

サンドウォームフラッドウォームの亜種。
ギガースウォームのいるGBA版より前まではこの系統で最上位。
月面や月の地下通路に出現。
7000オーバーのHPを誇り、吸血を使用する。


弱点は炎属性のファイガ。ブレイク、デスも有効。


吸血は主にカウンター攻撃。大したことはないので無視して良い。


下位種のサンドウォームやフラッドウォームと違って、銀のリンゴのようなレアアイテムは落とさないので、旨味がない。
(北極の風エーテルしか落とさない)


解析データを覗いてみると、
どうも『ミステレグから孵化して登場する』行動設定がされている様子。
だが、モンスターのパーティ編成データにて『ミステレグ状態でエンカウントする』という設定が為されていない為、死に設定と化している。
何故『月のモンスターであるコイツがミステレグから?』と思うかもしれないが、同じく解析にてモンスターデータを見てみると、地底のモンスター達の中に混じったような位置に配置されている為、ひょっとしたら他のミステレグから孵化するモンスター達同様、『元々は地底世界に登場させる予定だった』可能性もある。
上記の『アビス(abyss)』の意味を考えるとこれなら納得が行くのではなかろうか。

FF4イージータイプ

イージータイプでの名前は「ルナウォーム」。

FF4(DS版)

HPが24000と3倍以上にアップし、攻撃力も大幅に強化されたが、吸血を使わなくなり力押しでしか攻めて来ない。
経験値は48000と多いのだが戦利品も従来と変わらず、
しっぽやリンゴ目当てにイエロードラゴングリーンドラゴンと戦ってきたプレイヤーにとっては大して魅力を感じないだろう。

FF4(携帯版)

赤い色合いであるためか、携帯版では「あかのしっぽ」を落とす。

FF6(GBA版)

Lv91、HP34000、MP60000、種族:なし。
攻撃力23、防御力180、命中100、素早さ42。
回避率0、魔力10、魔法防御150、魔法回避0。
弱点属性:聖。吸収属性:冷気。無効化属性:炎・雷・毒・風・地・水。
有効な状態異常:プロテス、レビテト、ヘイスト、リフレク、シェル。
行動:
通常

  • 1ターン:三連続行動。たたかう(100%)→ランドスライド(100%)→きょうさん(100%)
    2ターン:二連続行動。じゅうりょく50(100%)→マグニチュード8(100%)

ダメージ/回復カウンター

  • 1ターン:グラビティーボム/しょうげきは/きょうさん

操る:不可。スケッチ:マグニチュード8/たたかう。あばれる:不可。
盗み:通常枠なし/レア枠エリクサー。落とすアイテム:通常枠なし/フェニックスの尾。
変化:不可。
EXP:5000。獲得ギル:0。


竜の巣の試練の回廊でシンボルエンカウントする。
ゾーンイータースラッグクロウラランドウォームの色違いモンスター。赤色が基調。


通常攻撃の他、特殊攻撃としてマグニチュード8ランドスライドの地属性の攻撃を多用する。

  • 他の連中と違って、レビテト状態かどうかに関わらず重力50を使ってくる。

他にもグラビティーボム衝撃波の無属性攻撃に、スリップ効果のある「強酸」も使って来る。
その上、弱点である聖属性以外の属性攻撃は効かず、中でも冷気属性は吸収されてしまう。状態異常も有利な物以外は全て無効化してしまう鉄壁ぶり。
HPも34000と多く防御力も結構高いので、かなりの強敵となりうる。
ゴッドハンドエクスカリバーなどの聖属性の武器を用いたり、アルテマなどの強力な魔法を惜しみなく使うなどして、短期決戦で倒すのが望ましい。

  • この中ボスは味方のレビテトを重力50で解除してから地属性攻撃をしてくるが、そんなに強烈な火力はない。
    やはり魔法防御無視&魔法回避率無視の地属性魔法クエイクを使用しないことが大きい。
    同じダンジョンのザコ敵は使ってくるのに。
  • カウンターで使う衝撃波が無属性のため属性防御はできない。

MPは60000で、これはカイザードラゴンなどと同値。
全モンスター中でも堂々の3位(1位はオメガウェポン(MP65000)・2位はネスラグ(MP62000))。


魂の祠でも第2グループの第9戦目に稀にアースプロテクタピーピングベア×2の代わりに出現する場合がある。


レア枠でエリクサーを盗める他、レア枠でフェニックスの尾を落とす。


スケッチ」でたたかう、マグニチュード8が発動する。「操る」は効かない。

CCFF7

ウォーム系の敵で、黒と黄色の気持ち悪い芋虫。HP107280、MP2090。氷属性が弱点。
絶対停止糸、アスピル、APグラビジャを使用する。
絶対停止糸はその名のとおり、ストップ耐性を無視する嫌な技。
マインドストーンと「SPマスター」のマテリアを盗めて、ポーションマジックストーンを落とす。
ミッション「謎の大空洞>未知への扉」の「最強のモンスター」・「兵器暴走の理由」の2つに出現する。

FF8

主にガルバディア・ディンゴー砂漠やエスタ・カシュクバール砂漠に出現するミミズ型モンスター。
見た目が他作品に登場するサンドウォームにそっくりである。
対象全体の物理攻撃や『エアロ(LV30~)』『サンドシェイク(地属性の全体攻撃)』の魔法攻撃を行う。
その他に『プロテス』『シェル』『だえき(カーズ状態の発生)』を使うこともある。
風属性と水属性が弱点なので、『属性攻撃J』に『ウォータ』か風系魔法をセットすれば大ダメージが可能。


即死や石化に弱いため、『ST攻撃J』に『デス』か『ブレイク』をジャンクションした方が倒すのは楽。
ぶんどると『風車』が手に入るので、ジャンクションの価値が高い『トルネド』の確保に役立つ。
またLV30以上の奴にドローしても『トルネド』が入手できるので、プレイヤーにとってありがたい存在。
カシュクバール砂漠でエンカウントするサボテンダーとともに標的にされる運命にある。
ちなみにたべるとHP全快。

  • 初めて見たとき、思わず放送コードを心配した。

エンカウント直後は頭だけを露出した状態で、サンドシェイクで攻撃しプロテス、シェルで守りを固める。
一定時間が経過すると地中から身を出し、通常攻撃(全体攻撃)、だえき、エアロで攻撃してくる。
さらに一定時間が経過すると身を地中に引っ込めて頭だけを露出した状態に戻る。
通常攻撃以外はすべて魔法攻撃扱い。


アルティマニアにはエスタ・カシュクバール砂漠(DISC2終盤)のモンスターとして紹介されているが、実はガルバディア・ディンゴー砂漠にも出現する。
つまり最速でDISC1の終盤に会うことができる。
この点はキマイラブレインも同様である。

ライブラ

ライブラの解説文

地面から頭だけ出して攻撃してくるモンスター
地面から現れているのはごく一部だけなのだが、それでも巨大である
攻撃されると地震攻撃をしてくるときがある

  • アビスウォームのHP方程式は「0.5(LV)^2+210(LV)」である(小数点以下切り捨て)。
  • 地面の下には長大な身体が埋まっているはずだが、トルネドなどを使っても当然のように地上に現れている部分だけ吹っ飛んでいく。

カード

レベル3、上7右2下3左5、地属性のカード。
カード変化風車を精製出来る。
風車は雷魔法精製でジャンクションに有用なトルネド×20に変えられる為、序盤はレベル3のカードを使うプレイヤーが標的に成り易い。
また「カード」使用でアビスウォームをカード化すると、稀にレアカードとして【アバドン】が手に入る事がある。


実物よりもカードの方が知名度があるかもしれない。

FF10

ビーカネル島のモンスターを全種類捕獲すると訓練場で戦える、地域制覇モンスターの1体。


この種族のモンスターはいずれも見た目の大きさ通りの高いHPを持っているのだが、コイツのHPは480000と、他の訓練場モンスターと比べても大差ない(むしろ低い)。
訓練場モンスターなのにダメージ限界突破能力を持っておらず、防御力も大して高くない。
唯一の全体攻撃「地震」は準備に1ターンを要する上に、ヴァルファーレを召喚するだけで回避可能。
ある程度手を出すと使用する「吸いこむ」→「吐き出す」についても、「連続魔法」で攻撃すれば使ってこない。
戦い方さえ知っていれば、ユウナレスカ撃破時点でのパーティでも充分倒せるレベルの相手だろう。

  • 「吐き出す」は9999の固定ダメージなのだが、実は「かばう」や「鉄壁」で吸い込まれていないキャラにダメージを肩代わりさせることが可能。
    鉄壁+プロテスならダメージを2499に軽減させることもできる。いきなりアビスウォームの口の前に移動して空中に平然と立っている姿は実にシュール。
    • ちなみにこの方法を使うと吐き出されたキャラは透明人間になってしまう。
      この状態で武器を変更すると武器だけで戦う不思議な姿が見られる。
  • 召喚獣を呼び出すと行動パターンが変わりただの打撃馬鹿と化す。
    「吸いこむ」はもちろん「地震準備」もしなくなるので、最初から召喚獣にまかせてしまうのもあり。

倒すと体力の秘薬を落とす。
魔力の秘薬と同じく、防具を改造することで高額で売却できる。


ランドウォームと同形のモンスターだが、あちらの出現場所が特殊なこともあり、
コイツの方が見た目の印象は強いかも。

FF11

ダンジョン「シャクラミの地下迷宮」に生息している、「ワーム族」のモンスター。
ワーム族はHPが低く倒しやすいので、ソロでレベル上げをしている冒険者の格好の標的である。
しかし、アビスウォームの生息域までは行くのが大変なので、あまり狙われていない。

FF14

ID「騒乱坑道 カッパーベル銅山(HARD)」の最終ボス戦のギミックとして登場。見た目はサンドウォームの色違い。
普段は砂地を潜行しており進行ルート上のプレイヤーへダメージを与えてくる。
「アビスウォームがエサを探している…」のメッセージのあとには吸引付きの全体攻撃「大流砂」を使用。
フィールド外周にある結晶石というオブジェクトを砂地に置けば使用を防げるため、適宜対応することになる。

FFCC(リマスター版)

蒼の洞窟のボス。
行動パターンはケイブウォームとほぼ同じだが、攻撃力やHPは上昇しているほか、お供のエレキクラゲが3体に増えている。

FFUSA

巨大老木内部をある程度奥に進むと出現する。色は赤ではなく、青紫。
(最下位種のサンドウォームが赤色、ランドウォームが赤紫)
が弱点なので、魔神の斧で攻撃すれば簡単に倒せる。
地・風属性も弱点なので、拾ったばかりのメテオの試し撃ちに最適。
しかし地属性弱点の敵はこいつで最後だったりする。


ウォーム系の敵でこの敵だけ海外名が異なり、単なる「Leech(ヒル)」になっている。

FFL

終章・後編の次元の山に出現する。

PFFNE

AREA16-1の2戦目に1体登場する。