青魔法・敵の技/【死のルーレット】

Last-modified: 2023-09-04 (月) 00:59:40

敵味方の中からランダムで一人を選び出し、即死させる青魔法
使用するとルーレットが回り、当たったものが即死する。
うっかり選択しても二重決定しなければキャンセル可能。
リアルラックが絡むので使いにくい。


敵が使ってくると厄介だが、こちらが使う事はまずない。
やはり雑魚キャラ1体とプレイヤーキャラ1体は命の価値が違うのだ。同確率で殺されるギャンブルなんて全く割りに合わないのである。
即死耐性を持って使うにしろ、結局目押しなどが重要なのでそのへんがネック。

  • 使い勝手が非常に悪いにも関わらず、登場作品全てでラーニング可能。
    青魔法or敵の技コンプリートの障害のために存在するような技である。
  • 使用モンスターが単体で出現することもあるのに対し、こちらは常時複数人なので嫌でも当たる確率は味方のほうが高くなってしまう。
    とことん味方が使いづらい魔法である。

FF5

ルーレットが回って敵味方の中からランダムで一人を選び出し、即死させる青魔道士の『青魔法』。
アンデッドには無効で、逆にHPが全快してしまう。消費MP1。命中率99。リフレクを貫通する。
戦闘不能者やジャンプ・かくれる中の仲間はルーレットの対象にならない。


SFC版ではコムサ ベラデスディーラーアポカリョープス神竜の4体しか使ってこない。
コムサ ベラが出現するフェニックスの塔は逃げられないので、数人に当たると厄介。
この技を使う敵がいるダンジョンを進む場合は、少なくとも一人にボーンメイルリボンなどで即死耐性を付けておくと安心。

  • 神竜の場合、自分がターゲットになっても即死耐性で無効。反則技である。

FF5ではラーニングする場合、対象に選ばれて実際に効果が発動する必要がある。
デスディーラーが頻繁に使うため、ラーニングには苦労しないだろう。
全員が青魔道士、またはラーニングをアビリティセットしておけば、高確率で覚えることが可能。

  • ラーニングするときは普通にくらって死亡後、フェニックスの尾やレイズ・アレイズで復活させれば良い。
  • ボーンメイル装備で「吸収」してもラーニング成立。
  • 調合『ライフシールド』は死のルーレットそのものを無力化してしまうのでラーニングにならない。

防ぐだけでいいなら、ボーンメイルが足りない分はリボンで問題無し。
無力化されるのでリボンで防ぐとラーニングにはならない。

FF5(GBA版以降)

GBA版なら、アンデッド状態であるネクロマンサーにPT全員がなる事で、リスク0で使える(自身に当たるとHPが全快)。


追加敵の中ではハーデスが使用する。敵自身にルーレットが止まるとアンデッド種族により全回復しつつ魔法カウンターが発動するので非常に危険。

FF5(iOS/Android版)

旧スマホ版では死のルーレットをライフシールドで防いでもラーニング出来るようになった。

FF5(ピクセルリマスター版)

ライフシールドではエフェクトが発現せずラーニング出来ない。リボンによる即死耐性も同様。
ボーンメイルはエフェクトが発動して吸収・全回復しラーニング可能なのを確認。


現状のver1.0.7ではそれまでのバージョンであった以下の様々な不具合は修正されている。

  • ジャンプが発動している間は青魔法から死のルーレットを発動できなかったが、ver1.0.7では出来る。
  • 明らかなバグとして、ver1.0.3でもかくれる中に死のルーレットの自爆で使用者が死に、自動で逃走になった後など、次の戦闘なのに死のルーレットの対象として前に戦った敵名が表示され使用できなくなっていた。死のルーレット使用後に逃走するなどすると前の戦いのモンスターがルーレット対象に残り、食い違いにより使用不能になる模様。
    • ver1.0.7では死のルーレットの対象が敵の名前でなくなったので正常に使用できるのを確認。

FF6

ストラゴスの『おぼえたわざ(青魔法)』。必中。消費MP10(FF5より上がっている)。
デスと違い体力による失敗判定が追加されない。


FF6は見るだけでいいので、敵がくらっててもラーニングできる。
敵のオニオンスケッチしても発動するので、それでラーニング可能。

  • 最初の使用者はネラパだろうが、時間も押しているので無理にラーニングさせなくてよい。
  • ラーニング自体は瓦礫の塔ブラックフォース相手でも充分間に合う。
    • ブラックフォースは「クエーサーをラーニングしたい」と回復準備態勢で放置しておいても、使ったコレを自陣にブチ当てて退場してしまうことが多い。このケースでもやはり迷惑な技である。
  • 同じくがれきの塔のアーリマンもカウンターで使う。

敵味方の中からランダムで一人を即死させるが、前作FF5と少々異なる点もある。
実は敵が使うものと味方が使うもので性能が違っており、敵が使うとアンデッドに吸収され、消費MPも0。アーリマンをラスピルでMP0にしても使ってくる。
味方が使うとアンデッドに吸収されず有効となる。このため味方が使った死のルーレットは死者の指輪のアンデッド属性で吸収出来ない。

  • 本作のみルーレットが回ってる最中にもATBゲージがストップしない。
  • 敵が三体の時はある場所でボタンを押せば必ずある場所のモンスターが死亡する。
  • ガウの「あばれる」で発動する死のルーレットは、味方を含まず敵の中からだけランダムで対象を決定する。

ガウだけでなく、リルムが使った場合も必ず「敵に」当たる。
もしかしてこの2人、セッツァー以上のイカサマ師なのでは?

  • この2人はそもそも「ルーレット」すら回していない。
    敵の方をキっとにらんだ(←防御の姿勢と同じ)瞬間、デスと同じ死神が対象モンスターの魂を抜いていく。
    内部処理的にはルーレットを敵だけに回しているのだろうがプレーヤーサイドではただの「対象ランダムの必中デス」にしか見えない。
    • 魔法版のデスは非必中かつヒットした場合でも体力による失敗判定があるので必中である点は死のルーレットの強み。

ガウの「あばれる」ではアーリマンを指定することで使用可能。
上記の通り対象が敵側だけになる。

  • オニオンをスケッチ、またはアーリマンをスケッチ・操るでも使用可能。本作では「アーリマンと言えばこの技」という事なのだろう。

完全攻略編には「アンデッドにも有効」と書いてある。
GBA版で試してみたところ、アンデッドにも有効。旧スマホ版・ピクセルリマスター版ver1.0.6でも味方が使う死のルーレットがアンデッドに有効なのを実際に確認。

  • SFC版パンドラ(アンデッド)の使う死のルーレットをパンドラ自身が吸収を確認。

FF6(GBA版以降)

追加モンスターではアーモデュラハンプレイグも使用する。

FF7

対象がランダムなため、覚えるのに苦労する割りに全くといっていいほど使えない「てきのわざ」。消費MP6。リフレク貫通。
大空洞に出現するデスディーラーが使用してくる。
一苦労必要だが、メンバー全員に即死耐性をつけてやればあやつる事で何度でもトライできる。
無論デスディーラーにもデスフォース等で即死耐性をつけてやろう。

  • ただでさえ使いにくいのに、習得できるのがラストダンジョンの深部という遅さなのが最大のネック。
    ジョーカーあたりに使わせても良かったのかもしれない。

発動時のエフェクトは、死の宣告と同じもの。

FF9

クイナの『青魔法』。覚えるにはゴースト(通常版)ゾンビヘクトアイズ食べる必要がある。
消費MPは18。実はアンデッドにも効く。


元々どの作品でも使いにくい青魔法だが、FF9版は他の作品と比べても厳しい要素が多い。

  • 終盤の敵は一体での出現が多いため、敵に当たるケースが少ない。
  • 味方側に即死を防ぐ手段がない。
  • 消費MP18は他作と比べても格段に多く、デス(消費MP20)と大して変わらない。しかもクイナは自前でMPを回復させる手段が少ない。

一応メリットや有利な点もあり、

  • 敵側も即死に耐性を持っているモンスターが少ない。
  • おまじない(&いつでもリジェネ)で一度だけなら特に仕込みもなく死んでもすぐ立て直せる。
  • 魔法のデスは低ステータスだと命中率が低く、これはこれで使いづらい部分がある。

といった要素はある。
まあ使いどころは他の味方が倒れてクイナ単騎になってしまい、そのままだと全滅確定の時の最後っ屁として使うくらいだろうか…。


これを使用して自滅するアーリマン多数。
記憶の場所のアーリマンはこれ一本槍なので出てくると怖い。


即死耐性によって無効化された場合、大半の即死攻撃は他のST異常と同様に「Guard」と表示されるが、
これと「レベル5デス」のみ何故か「Miss」と表示される。
どちらもアンデッドに効く点から、
即死攻撃ではなく“残りHPを0にする攻撃”と設定されているのかもしれない。

  • 効果発動時に、「Death」と表示されず戦闘不能となることからも、一撃必殺という部類ではないと思われる。
    • となると、ダメ表示無しで対象の現HP、ないし最大HP分のダメージを与える攻撃…といった所か?

FF14

アンラ・マンユが使う技。
円形のフィールドの1/4が順に点灯し、停止時に光っていた範囲にいるプレイヤーを即死させる。
時間経過で停止した場合は停止時にスタンを付与するため回避が困難になる。
回転開始時に出現する4つの砂時計を全て破壊すればその時点でも停止するが、この場合はスタンしないため回避しやすくなる。

FFTA

マップ上の全ユニット中、ランダムで選ばれた一体を即死させる。
青魔道士の『青魔法』として習得可能だが、リレイズ状態で自分に当たるのを待たないといけない。
アーリマンが使用する。
実用性はあまりないわりに覚えるのが大変でコストも高い(消費MP20)。
青魔法をコンプリートしたいのでなければ、無理に覚えなくていいだろう。
 
ファムフリート戦では、戦闘開始直後に味方が一人殺されて萎えること多し。


当然ながら自爆する可能性も無きにしも非ずなのだが、
いかんせん可能性が低い上に狙ったようにこちらのパーティーメンバーを一人殺していく。
使われると厄介なのでまずこいつから殺していくのが定石。


特にヤクトでやられるとかなり厄介。素早いので1ターン目で味方が殺されるなんてザラ。


リレイズ状態以外にもゾンビ状態で受けた場合もラーニングできる。
尤も、ゾンビになる手段は敵ヴァンパイアの「いざない」くらいしかないが。

  • ヤクトアーリーを拠点とする「渇きの血族」でこの組み合わせが見られる。
    こいつらはファムフリート戦を除けば最速の習得先でもあるため、利用するのもいいだろう。

序盤のファムフリート戦で習得するには天使の指輪=細工レベル20が必要になる。
普通にプレイしていたらまず不可能なので、通常はそれ以外の相手から習得するわけだが…
実は死のルーレットを使えるアーリマン(と青魔道士)はストーリー後半にさしかかるまで出現しないのだ。
このため青魔法の中では習得がもっとも遅い部類となっている。

FFTA2

青魔道士の『青魔法』。アーリマンが使用する。ラーニングのためにはリレイズ必須であり、根気がいる。
MPを回復する手段があったら、多少は早いと思う。


これをラーニングする際、開始MP0仕様を憎んだ。
面倒なのでヒュムばっかにして全員ラーニングにしたけども、青魔法はキャラで別個だし
MPは無くなるわ、アーリマン自体が引っかかるし。
実益はやっぱり低いのでコンプしないなら覚えさせなくてもいいものだけど。


「あやつる」で使用できないため、相手が自発的に使ってくるのを待つしかない。
手順の一例としては

  1. 「死のルーレット」持ちのアーリマン以外をすべて倒す。
  2. ラーニングキャラ、蘇生・リレイズ要員、MP回復要員(砲撃士など)、アーリマンにリレイズをかける。
  3. アーリマンの通常攻撃が届く範囲から全ての味方を遠ざける(死のルーレットの使用確率を上げる)。
  4. アーリマンのMPを回復させつつ、ラーニングキャラにルーレットが当たることを祈る。

うっかりアーリマンを倒してしまわないよう、「カウンター」などのRアビリティを外しておくといい。