魔法/【サイトロ】

Last-modified: 2023-07-09 (日) 17:58:19

全般

FF3・4に登場したマップ表示魔法。
地図の概念のない3と4において、非常に役に立った魔法。
だが、地図を見るのにいちいちMPを消費するのは少々解せない。
同作品に出るこびとのパンという道具は、これと同じ効果がある。

  • 正確な地図が安価に手に入る現在と違って、地形と目的地を正確に知るというのは非常に重要なことである。
  • 効果はウィザードリィに登場する呪文「デュマピック」の影響を受けていると思われる。
  • 発動の呪文はきっと、「とくれせんたぼーび」に違いない。
  • 地図を見る程度で、と思っているのだろうが現代でも正確な地図が簡単には手に入らない国や地域は少なからずある。

現在地を的確に教えてくれるという意味では、現代ですら充分に重宝できる効果ではなかろうか。
最新技術であるGPSナビとほぼ同等かそれ以上ですよ。地図が作られていない場所も見られるなら、地図以上という事になりますな。


FF1&2では、いつでも無消費で地図を見ることができるため、この魔法は存在しなかった。
そして、FF5以降自動更新制かつGPS機能付きの便利な地図が手に入るようになり、
この魔法の存在は闇に葬られた。
しかし、DFF で奇跡の復活を成し遂げる。


いま気づいたが、ひょっとして、語源はsite locationかな? 子供の頃はサイコロとなんか関係あるのかとよくわからないことを考えていた。

  • ああ多分それだ。よく気づきましたね。言われてみればケアルはcureだし英語由来が多いっすね。

FF3

クラス1の白魔法古代人の村で100ギルで販売。
ケアルと同クラスの魔法であるため、ケアルの使用回数を削ってまで使うのには抵抗がある。
サイトロよりもこびとのパンを使うことをオススメする。

  • 最初期はともかく、中盤以降はMP余るからサイトロの方がいいような。
    アイテム(資金&所持スペース)とMPのどっちをケチるかって話に過ぎないけども。
    • ワシは上位の回復魔法の節約の為にケアルをよく使うからのう。

FF3ではこれを使った裏技もある

  • サイトロが買える古代人の村あたりからやたらと資金難になるので活用した人は多いはず。

これが役に立つのは最初に浮遊大陸を脱出した時。
一面海であり、なおかつ沈没船や水の洞窟がある島が小さめなのでなかなか見つけにくい。
これを使ってこまめに確認すればそこそこ簡単に辿り着ける。
ちなみに、水に沈むクリスタルタワーの頂点部分もちゃんと地図に表示されている。

  • この時は場所が悪ければ使用しても全て海しかうつらない事もザラなので、頻繁にお世話になる事になる。
    1や2のとくれせんたぼーびと違い、マップの表示位置をズラす事は出来ないのだ。

戦闘中に使うと「こうかがなかった」ではなく「せんとうちゅうは こうかでない!」と具体的に表示される。
…しかしその効果音はなんだろう?

  • 正しくは「せんとうちゅうは いみがなかった!」。効果音はライブラの音。
    詠唱のオーラはこの魔法独特の色だし、妙に凝ってる気はする。

上にも書かれてる様に戦闘中に使っても無意味なので、ケアルとポイゾナの使用回数を無駄に減らす事になる。
カーソルの誤操作で誤って選択してしまうという懸念もあるので、注意。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

更にDS版のFF3ではフィールドマップだと上画面に地図が表示されるため、途端に有り難味が減った。
一応行ったことのない町やダンジョンも表示されるようになるという利点はある。

  • 海上・海底移動時に便利。うん、まぁ一度きりだけど。

DS版の移植であるPSP版および携帯版でも、スタートボタンやMAPボタンを押せばマップが表示されるので、同じく利用価値は薄い。


重量は1。

FF3(ピクセルリマスター版)

各種拠点の位置や町にある施設内容(魔法屋、武器屋防具屋等)やアイテムと宝箱の数を教えてくれる
実績を気にする人には使いやすい魔法になった

  • アイテムと宝箱の数はXボタン(デフォルト)を押す事でも表示できる。
    サイトロの利点は、まだ行った事のない町やダンジョンの位置も灰色の点で表示するというもの。初見でも次の目的地が分かりやすくなった。
    • この機能はリマスター版ではFF1・2の隠しコマンドや、FF5のアイテム「世界地図」にもあり、デフォルトのマップ機能と差別化するリマスターの共通仕様となっている。

戦闘中では使用できない様になった。
カーソルを合わせて決定ボタンを押すとストッパーが働く。
誤用によってMPが無駄に減るリスクが無くなったと思えば親切設計といえる。

FF4

白魔法。消費MP2。データ上は命中率0%・待ち時間0で対象は味方単体、リフレク貫通する。
セシル(パラディン)はレベル3、リディア(幼少時)はレベル4で修得し
テラ試練の山イベント後に使用可能になり
ローザポロムフースーヤは初期修得している。
オリジナル版では地図を表示するのではなく、一時的に縮尺が小さくなるだけ。
かと言ってこのまま移動することができるわけでもない。
現在位置周辺に何があるか確認する以外に使い道はないだろう。


空高く天に舞い上がり、周辺の地形を眺められるようになる(NTT出版 設定資料編より)。

  • 某笑顔動画では「カインの視点」と言われていた。

戦闘中にリフレクがかかったキャラに使わせるとエフェクトを見ることができる。
しかし効果は全くない。


月面にて魔導船を見失ってフィールドをウロウロしているときに、
この魔法を乱発したのだが、実は周辺地図が表示されるだけで魔導船は表示されない。
おそらく飛空艇も同じであろう。
ますます存在が疑問視される魔法である。

FF4(WSC版以降)

WSC版以降はちゃんと地図が表示されるようになったので格段に便利になった。


次の情報が得られる。

  • 世界全図(広角の全体図↔拡大地図の切り替えが可能)
  • 現在位置・各種飛空艇の位置
  • 一度行ったことのある場所の地名(および場所)

WSC版以降のFF1~2のマップと同じ仕様である。

FF4(GBA版)

GBAのFF4では、ありえない現在位置が表示されるといったバグも確認されている。


チョコボに乗った状態で使うと表示位置がおかしくなるらしい。
E4版では修正済み。

FF4(DS版)

DS版では消費MP5に増えたものの、ダンジョン内で地図を表示することが可能。
宝箱の場所までわかるためかなり便利に。
新しい階層に来たらとりあえず一回は唱えてみよう。

  • 踏破した場所がわかるという機能がついてるため、地味ながら大変重宝する。

今回は子供リディアも初期修得している。

FF4(ピクセルリマスター版)

FF3PR版とほぼ同じ仕様。未到達ポイントを表示し、デフォルトの地図機能と差異化している。

FF4 Interlude

移動可能範囲が非常に狭く、大半の人は同梱の本編をやった後にプレイすると思われるので使い道はない。
使うとしてもホブス山-ファブール間くらいか。

FF4TA

引き続きセシルやローザが使える。
しかし、フリーシナリオでは基本的に地図を見る必要があるほど広範囲を動き回るようなことはなく、
唯一ワールドマップを駆け回ることになる集結編では白魔法を使えるキャラがパーティーにおらず、
サイトロを使えない。
終章ではワールドマップはなくひたすら広大なラスダンを降りていく事になるので、まず使わない。
見事な死に魔法である。

  • 月面を歩き回る月の民編では使える。むしろそこでしか使えないとも言うが。

次の情報が得られる。

  • 世界全図(広角↔拡大の切り替えはできない)
  • 現在位置・町などの場所

FF4(WSC以降)より弱体化している。また、使うにしてもこびとのパンの方だろう。


修得可能キャラはNPC含めてセシル、ローザ、ポロム、レオノーラ、フースーヤ、ミシディア長老の6人。
ミシディア長老はともかくセシルに至ってはレギュラーメンバーで唯一使用できる場面が一度もない、完全な死に魔法となってしまっている。

FF4TA(スマートフォン版)

DS版仕様になった。
一方で通常マップには開けてない宝箱が表示されず、視界も狭いため、新しいマップではとりあえず使っておきたい。

FF14

ディープダンジョンにおいて入手できる魔土器を使うことで効果を発揮する魔法。
その階層のマップ、宝箱の位置、トラップの位置がすべて開示されるという優れもの。
ディープダンジョンにおいてマップはランダム生成なので重要なアイテムとなる。
魔法そのものではないが、ナンバリングタイトルとしてはかなり久しぶりの登場となった。


ロゴスアクションでラ系魔法として「サイトラ」が登場。
しかし効果範囲内での罠の位置が分かるという、全範囲のサイトロより弱い感じになっている。

DFF

何とマップスキルとして復活。効果はそのマップの?マスの正体を全て明かすというもの。
オニオンナイト編をクリアすると入手できるが、役に立つマップが非常に限られており、
欲しい時にいてくれないので実にもどかしい。
1回クリアすれば大抵何がいるかはすでに覚えているので、ほぼ死にスキル。


敵の居場所だけならアースシェイクでも分かるため、
あれば便利という程度で収まっているのがもどかしい。
基本的に?マスは全て接触するだろうし。


2周目以降、?マスのうちどれがクリア済みでどれが未クリアなのかを知るのに便利。
特にDPボーナスを同時に狙っている場合はほぼ必須になる。
……まぁ一度手当たりしだいピースに接触してすぐにステージリトライすればいいだけの話なんだけど。


リジェネみたいにステージ中常に有効だったらよかったのに。

TFF

常時適用系アビリティ。FMSモーグリとの遭遇確率が増加する。
サイトロの書を使用することでLv1を誰でも修得可能。

レベルCP効果
レベル116遭遇確率7%アップ
レベル224遭遇確率15%アップ
レベル334遭遇確率25%アップ

効果の割に必要CPがかなり多い上、元々モーグリの出現確率は特別低くもない。
大量のCPを消費してつける価値があるかは微妙。

TFFCC

常時適用系の特殊アビリティ。
FMSで常時適用され、モーグリでぶチョコボとの遭遇確率を上昇させる。

レベルCP効果
Lv116FMSで、常時適用。
モーグリとの遭遇確率が7%上昇。
でぶチョコボとの遭遇確率も7%上昇。
Lv224FMSで、常時適用。
モーグリとの遭遇確率が15%上昇。
でぶチョコボとの遭遇確率も15%上昇。
Lv334FMSで、常時適用。
モーグリとの遭遇確率が25%上昇。
でぶチョコボとの遭遇確率も25%上昇。

シド(Lv1)、ファリス(Lv1)、クルル(Lv2~3)、ロック(Lv2~3)、バレット(Lv1~2)、ティーダ(Lv1~2)、アフマウ(Lv1~2)、バルフレア(Lv2)、ヤ・シュトラ(Lv2~3)、ユウナ2nd(Lv1)、リュック2nd(Lv2~3)、レム(Lv1)、セラ(Lv1~3)が覚えられる。
また、サイトロの書を使用することでLv1を誰でも修得可能。