魔法/【ラ系魔法】

Last-modified: 2023-01-26 (木) 21:04:47

関連項目:【ガ系魔法】【ジャ系魔法】


全般

「○○○ラ」のように語尾に「ラ」がついた魔法。初期作品では一部語頭に付くものもある。
FFにおいては以下の2つの意味合いがある。
 

  1. 各属性魔法の効果が少し強化されたもので、中位に位置する魔法。
    多くの場合、物語が序盤と中盤の境目に差し掛かってきてから登場する。
    ただし一部の作品では、上位にガ系が存在しないために、実質的に最上位であることも多い。
    また、FF1のスリプララスロウは、効果範囲が狭まる代わりに
    成功率や効果が高まっている珍しい例である。
    ドラクエ4で言うところのラリホーマのようなポジションである。
  2. 広範囲に影響を及ぼす魔法。
    シェイラのように、語尾に「ラ」がつくことで、
    効果範囲が敵単体→敵全体に拡大される魔法も多く存在する。
    また、FF11では語尾に「ラ」がつくことで、効果範囲が「自身を中心とした範囲」に
    拡大されるものが多い。プロテアもラ系魔法に含まれて復活し(英名では「Protectra」)、語尾に「ラ」が付くのは補助系魔法が多い。
  • GC版FFCC では2つ以上の魔法を組み合わせて放つ魔法。
    着弾点を中心に2つの弾が旋回し、それぞれに判定がある。単発の威力は基本魔法より低いが、中心近くで当てれば3HITする為総威力は上。
    ユークなら系アクセサリを装備して使う事でガ系魔法すら凌駕する火力を叩き出す。

FFシリーズ以外のスクエニ作品にもラ系魔法が登場していることがあり、中には本家FFに無いオリジナル魔法もある。

  • キングダムハーツシリーズには、本家FFにはない「ストプラ」「リフレラ」や、KH独自の磁力魔法「マグネ」の強化版「マグネラ」等がある。
    • マグネは後にLRFF13でFFシリーズに逆輸入された。
    • 後期の作品では、他の様々な独自魔法にも、ラ系やガ系等が登場している。(詳しくはガ系魔法を参照の事)
  • サガシリーズのサガ3時空の覇者SoL(リメイク版)では、「レイズラ」「エスラ」(否エスナラ)がある。

「ア系」及び「ダ系」は数が少ない上、同じ中位魔法ということでこのページで扱う。

  • FF4ではケアルを引き合いに出して「ア系」「ラ系」「ダ系」の三段活用を言うじいさんがいる。
    • バロン城の白魔道士が「白魔法3段活用『ケアル』『ケアルラ』『ケアルダ』!」って言うだけだった気が…。

黒魔法(又は攻撃魔法)の場合、多くの作品において「柱」を連想させるエフェクトをとる。
(例として渦を巻いた火柱地面から迫り上がる氷柱複数本の落雷で形成された雷柱など)


元ネタはWizardryの魔法体系か。
同作では語頭に「マ」がつくと強力に、「ラ」がつくとさらに強力になる。
また、回復・復活の魔法は「バ」がつくと攻撃・即死魔法に反転する。

ラ系魔法一覧

ア系魔法

初代FFでは白魔法の中位は「ア系魔法」だった。大半が廃れてしまったが、
例外的に「アレイズ」は複数の作品で登場している。

  • プロテアはFF11で、ケアルアはFF13でそれぞれ復活。

ダ系魔法

初代FFでは、白魔法の段階として「ラ(ア)系」と「ガ系」の間に「ダ系」も存在した。

  • ケアルダのみFF4まで存在、FF12で復活した。

FF9にはファイダが登場。・・・だが演出用の偽魔法なので効果は無い。


GBA版FF6の追加魔法「グラビダ」は、ガ系であるグラビガよりも高位となっている。

  • グラビダの項でも語られてるように文字数制限でグラビジャにしたかったが断念した説あり。

FF13では新たな「ダ系」の魔法がいくつか追加された。
これが付いた補助系魔法は、能力を短時間だけ大きく向上させる効果を持つ。


ごく一部だが、名前の後ろではなく前にダが付く魔法も存在する。
ダテレポを「駄テレポ」「堕テレポ」などと脳内変換した人は自分だけではないはずだ。