FF1
アンデッド系の敵にダメージを与える白魔法。
系統はディア→アディア→ダディア→ガディア
FF2以降は、白魔法におけるアンデッドにダメージを与える効果はケアル系に吸収され、ディア系は登場しなくなった。
ただし、FF2のにんにくやFF5のレクイエムなど、
アンデッドにダメージを与える攻撃自体は以降も登場している。
- 霊に関係する力(霊力)に秀でている僧侶と幽霊が切り離せないように、アンデッドと白魔道士もまた切り離せない関係なのだろう。
- 効果が地味な「コーズ・ウーンズ」系(D&D)や「バディオス」系(ウィザードリィ)でなくて良かった。(両者とも威力が地味な単体攻撃)
っていうか死体に生命力を送り込んでダメージってどういう理屈なんだろう?
死体にじゃなくて、その死体の腐食を進めてる微生物に回復魔法をかけてるんじゃない?
そうすれば微生物の活動が活発になって腐食が進み、すぐに腐り落ちて体が消えるって感じで。
- ゴーストとかの幽体系は?
- マイナスの生命力で動いてるから、プラスの生命力を注ぎ込むと、打ち消し合ってゼロ(死)に近づくって事では。
- 鬱病患者に「頑張れ!お前ならできる!」と言うようなものか。これはダメージ大きそう。
ダディア、ガディアは脳筋の強さ、その他の魔法(アレイズとか)で忘れられがち
- ディア、アディアは使ってみると、意外と重宝したりする。
必中、かつ全体攻撃というだけでも貴重な時期に、その破壊力まで図抜けているため。
ただしケアル・ケアルアを惜しんでしまう心理から、使ってもらえないことも多い。
起源的には他のRPGでの僧侶系職業が持つアンデッド解呪能力を再現したものらしい。
- ディスペル・アンデッド だね。FFTA・FFTA2の破邪や浄化に不死昇天あたりも、効果はともかく設定のルーツは近い。ディアとしてダメージ攻撃にしたFF1に比べると、他の作品は即消滅、という効果が多いね。
個人的には…
HP: 生(+)→消滅(±0)←死(-)
←方向で回復…だと思う。で、±0になると消えるとか?。
攻略本や図鑑ではアンデッド系の弱点欄に「ディア系」と記されていることが多いが、
実際は(例えば炎属性のように)弱点判定が存在するわけではない。
あくまで「ディア系が有効(アンデッド種族)である」という程度の意味である。
FF1(WSC版)
このバージョンのみ必中魔法となっている。
攻撃魔法は命中判定に成功するとダメージ判定が2回行われるので、つまり最低保障ダメージが倍増しているようなもの。
例えばアディアの威力は、本来は弱点を突いたファイラに劣るが、
この仕様のせいでダメージ期待値ではアディアのほうが上回るケースがほとんどである。
ライトアクス入手後はアンデッド退治が大幅に楽になる。
FF1(GBA版以降)
知性によるダメージアップとMP制への変更により、使い勝手が良くなった。
それぞれ覚えた直後に活躍できる先がある。
ディア→沼の洞窟、及び周辺フィールド
アディア→アースの洞窟
ダディア→氷の洞窟
ガディア→海底神殿
黒魔法も同様に強化されているので必須というほどではないが、覚えておけば頼りになる。
FF11
11ではアンデッドを浄化するのではなく防御ダウンの魔法として扱われている。
詳細は【ディア】の項目を参照。
FF14
パッチ6.x現在、ディア一種のみが該当。
白魔道士が習得する、継続ダメージを与える魔法。
FF16
召喚獣バハムートをセット時、△の魔法ボタンでディアを使用できる。
△長押しで溜めることでディア→アディアと変化する。
今作には属性の概念がないが、設定上バハムートは光の召喚獣であるため、いちおう光属性魔法という位置づけか。
PFF
対象に聖属性の魔法攻撃を行う黒魔法アビリティ。
対象はアンデッドに限らず、他の黒魔法と同様のダメージ計算である。
ディア、アディア、ガディアが実装されている。
それぞれ、ディア→ディアII→ディアIII→ディアIV→ディアVのように錬金で強化することができ、威力が増加する(アディアとガディアは限界突破によるダメージ上限も増加する)。
生命エネルギーとかではなく、光による攻撃魔法。
強すぎる光は、色々とダメージを与えるようだ。
FFRK
対象に聖属性の魔法攻撃を行う白魔法アビリティ。
本作ではアンデッドにケアルをかけることができるからか、対象をアンデッドに限らないホーリーのような聖属性魔法攻撃となった。
系統はディア→アディア→ダディア
シリーズでもこんな感じで登場出来ないかな…