・星の輝きを手に
依頼者:
マート(Maat)
/ ル・ルデの庭・大公私邸前
依頼内容:
マートが最後の試練を与えた。
指定されたアイテムを彼に見せれば
その最終試練が始まるらしい……。
- Lv66以上のジョブで、Maatに話しかける。
いろいろとつらいこともあったろう。
Maat : じゃが、初めて冒険者を
志したあの日を思い出してみるがいい。
今のお前さんは、あの時の姿を雲の上から眺めて
おるような気分じゃろう。
Maat : 上を見ればきりがないというが、
たとえ届かぬとしても、常に上を目指さねば
人は人でなくなる。
Maat : じゃが、長きに渡って
ワシとお前さんとで紡いできた限界をめぐる物語も
ついに最終章をむかえようとしておる……。
Maat : まずはその最初の1頁をめくるために
偉大なジョブの証を手に入れ、ワシに見せてくれ。
お前さんなら、たやすいことだろう?
Wolfgang : マート様!
Maat : ウォルフガングか。なんじゃ?
Wolfgang : そろそろ時間です、お願いします。
Maat : うむ。
Wolfgang : マート様、また冒険者を相手に
しておられるのですか? お遊びはほどほどに
していただかないと……。
Maat : フン、これはワシの趣味じゃ。
お前にとやかく言われることではない。
こやつなんぞ、もうお前がかなう相手では
ないかもしれぬぞ。
Wolfgang : ……。
とにかく私は先に行っておりますゆえ、
お手合わせよろしくお願いします。
Maat : 邪魔が入ってしまったな。
では、さきほど言ったように偉大なジョブの証を
手に入れ、持ってくるがいい。ワシはちょいと
ヤボ用をすませてくるとするか。
持ってくるがいい。それが限界をめぐる物語の
最終章の始まりなのだ。 - 指定されたアイテムをMaatにトレード。
なんでもないようじゃな。
Maat : これまで、きっとお前さんは
なぜこんな得体のしれない老いぼれに
無理難題を出されなければならないのだ、
などと思っとったことじゃろう?
Maat : フォフォフォ、お前さんの心の内は
分かっとる。じゃが、ワシとて闘士の端くれ。
お前さんのその秘めたる闘志に応えぬわけには
いくまい。
Maat : いやなに、お前さんがどれだけのものか、
自らの拳で確かめてみたくなっての。
ワシとサシで勝負してみようではないか?
Maat : ワシを得体のしれぬ老いぼれと判断するのは
その後でも遅くはなかろう。
これまでのお前さんの想いすべてを
ワシにぶつけてみるがいい。
Maat : 久々に手強い相手とやり合えるのだ、
ワシも楽しみだわい。
どうじゃ、早速やってみるか?
やる
準備がしたい
Maat : なんじゃ、この老いぼれが恐いのか?
まぁ、よかろう。準備を完璧にしたらまた来るがいい。
それぐらいのハンディキャップはつけてやらんとな。
フォッフォッ!
Maat : フォフォフォ、ではその偉大なジョブの証を
使ってバトルフィールドに入るがいい。
ワシは先に向こうで待っておるぞ。
(バトルフィールド入り口へワープ) - Burning Circleに指定されたアイテムをトレード。
では、お前さんの真の実力を
文字通り骨の髄までみせてもらおうかの。
お前さんの実力、しかとみせてもらったぞ。
顔を洗って出直してくるがいい。 - バトルフィールドに勝利し、Maatに話しかける。
あの戦いぶりを見させてもらえば、ワシも
安心じゃ……。
Maat : のぅ、お前さんは
この賑やかなジュノが、かつては寂びれた漁村だった
などと、信じられるか?
Maat : 今のジュノしか知らぬ者には
無理もあるまい……。
おぉ、そうじゃ、おもしろい話を教えてやろう。
Maat : かつてのジュノに、腕っぷしの強い
船長が1人おってな。
彼は、貧しくとも温かい人々が暮らす、
そののどかな漁村が大好きじゃった。
Maat : ところがじゃ。ある時、その船長が
大時化の海で不思議な2人組を助けてから、
運命の歯車はめまぐるしく動き出したのじゃ。
Maat : その2人組は、たいそうな
知識と指導力を持っておってな。短期間で
その村を大都市へと変貌させてしまったのじゃ。
Maat : 最初は船長も村の発展を歓迎したんじゃ。
じゃが次第に、本当にこれでいいのか、
彼らは何か別の目的があるんじゃないのか、
と疑問を持つようになったのじゃ。
Maat : じゃが、もう何もかも遅すぎた……。
すでにジュノに住む人々の心も考えも、
彼の知るジュノではなくなっていたのじゃな。
Maat : それでも船長は、自分の目が黒いうちは
自らの手でこのジュノを守っていこう……、
そう心に誓ったそうじゃよ。
Monberaux : やぁ、マートさん。
どうですか、調子は?
Maat : おう、モンブロー。
いつもご苦労だな。
Monberaux : 相変わらず元気そうですね。
Maat : うむ、ピンピンしとるよ。
お前さんは商売あがったりじゃろう、
フォッフォッフォ!
Monberaux : 結構なことですよ。
Monberaux : ところでマートさん……。
Maat : ん?
Monberaux : その船長さんが守ろうとしたものって
何だったんですかね。
Maat : ……。
そうさなぁ、しいていえばみんなの
笑顔とかではないかの。
Monberaux : フフッ、そうですね。
案外そういうものなのかもしれませんね。
Maat : じゃが、それを奪おうとする者は
案外近くにいたりするもんなんじゃよ。
彼はそれを許せんかったのじゃろうな。
Monberaux : ……マートさん。
Monberaux : じゃあ、私はまたいつものように
このあたりをまわって帰ります。
くれぐれもお気をつけて。
Maat : 心配無用じゃ。
それよりもモンブローよ、ウォルフガングのことを
頼むぞ。あやつももう少しいろんなものが
見えてくれば、また変われるんじゃろうが……。
Monberaux : えぇ……。
Maat : さぁてと……。
Maat : ワシはおそらく真実を知ることは
できぬだろう。それには少々歳を取りすぎた。
だから次代の若者たちにしっかりと確かめて
ほしかったのじゃ。
Maat : そして、自分の守るべきものを
全力で守ってほしい。今のお前さんなら、
それができるはずじゃ。そうでなければ、これまでの
努力が無駄になってしまうからな。
Maat : 何事にも始まりと終わりがある。
じゃが、終わらない想いもまた、あるのじゃよ。
Maat : これが得体のしれぬ老いぼれの、
ひそかな願いじゃ。
……では、な。
レベルの上限が75になった!
もうワシに用はなかろう。
それともまたサシで勝負したいのか?
腕試しなら、いつでも受けて立つぞ。
Maat : お前さんとならバルガの舞台で
戦おう。偉大なジョブの証を使って
バトルフィールドに入るがいい。
Maat : ただしワシとてヒマではない、
遊びで来られては困るのじゃ。お前さんが負けた時は
それなりの覚悟をしてもらうからな。
スリルがあっていいじゃろ、フォフォフォ!