みちびかんことを
- マーコス -
概要
今や殆ど存在しないという蛾の一族の一人。
王国のはずれ、影の衣を使用しないと通れない壁の先で朽ちている。
蛾の一族の中では数少ない戦士の一人だった。
安息の地の魂の水辺に弔われている蛾の一族から、武器を取って王国のはずれに向かったという同族の話が聞ける。
行動パターン
夢見の戦士内では恐らく最も難易度が高い。
夢の盾を周囲に展開しながら上空を漂い、こちらに向かって釘を生成して、飛ばしてくる。
一定時間経過すると停止し、夢の盾を高速回転させながら回転半径を拡げて攻撃してくる。
この繰り返し。体力が残り50%以下になると盾が二枚になり、釘の発生スピードが上がる。
- 夢の釘射出
次々に発射される釘。マーコス戦はひたすらこれを避け続けながらの戦いになる。
出現するのは自機の周囲。壁や床の一切を無視し、かつ射出する角度や間隔もランダム。
床と平行に飛んでくることも。
出現(音あり)-位置合わせ-射出(音あり)で1セット。この位置合わせで場所と角度を調整し直す。
位置をずらしてから元の位置に戻るように避ける(いわゆる切り返し)は自機狙い弾の定番の回避法だが、
射出角度・間隔がランダムなこの技の場合は半端な距離でやると丁度当たりやすい。
こう動けば全て躱せる、というものが存在しない。しっかり一本一本狙いを確認して避ける癖をつけた方がいい。
- 夢の盾
夢の盾が常時本体を旋回している。旋回方向は一定でなく、停止したり逆回転を始めたりとランダム。
これがマーコスのふらふらした挙動と合わさり、絶妙に足場を抉る様に狙ってくる。
- 夢の盾・大回転
一定時間釘を射出したあとマーコスは動きを止め、盾を高速回転させながら徐々に回転半径を拡大→縮小させる攻撃に移行する。
小中大の軌道で6回転分。盾の動きを見切れれば攻撃チャンス。
アビスの叫びあたりを撃ち込んでやれば大ダメージを与えられる。
後半になると盾が二枚に増えるが、増えた盾は回転攻撃時も本体の周囲を回転する。
攻略
- 攻略プラン①
特にストーリー進行時向け
地面に陣取って釘を横移動と影ダッシュでよけて
降りてくるマーコスを上斬りとアビスの叫びで追い返すように攻撃
- 攻略プラン②
盾回転の時以外は回避に徹する。
盾回転の時だけ始まりと終わりにダッシュスラッシュを差し込む。
あまったソウルはシェイドソウルかアビスの叫びに使おう。霊媒師の石で威力を上げるのも良い。
- 盾回転中は安全に回復出来る上に最大の攻撃チャンスでもあるため、ここで滑り込みアビスの叫びを繰り出すと大ダメージを与えられる。
- 攻撃時以外は大目に間合いを取っておく。夢の盾とマーコス本体の当たり判定が近くなるか遠くなるかはっきりしないため。
- 盾のせいでとにかく接近戦が難しい。
誇りの証を装備すれば盾の外ギリギリから本体を斬れるがグレイト/ダッシュスラッシュを活用したい。
- 復讐の魂/シェイドソウルは2段ヒットを狙える。
頭上にいる時は亡霊の/アビスの叫びも有効。
- とにかく後半の攻撃が苛烈
前半でソウルを溜め込み、後半は魔法連打でゴリ押すのも有効。特に神の家ではこの戦法は非常に有効。
- 盾回転中は安全に回復出来る上に最大の攻撃チャンスでもあるため、ここで滑り込みアビスの叫びを繰り出すと大ダメージを与えられる。
神の家・上位攻略tips
上位、および第5神殿ではステージの変化に伴いただでさえ高い難易度が理不尽なほどに爆騰。
サイコロの5の目のような放射状に配置されたプラットフォームのみという地獄のような地形になる。
第5神殿では、長期戦になりがちのソウルの圧制者、ランダムすぎる灰色の王子ゾートに挟まれて出現。疲れてきた終盤ということもあり、道中最大の鬼門とも言える。
- 地形の変化
地面が無くなったので落下死を警戒しなくてはならない。落下死防止のためにも上の足場で垂直ジャンプするだけで釘を誘導して回避。
後半になると、発生頻度が上がるため垂直ジャンプだけでは難しくなる。壁張り付きも駆使するべきだが真上・真下にも生成されるので壁にひっついて縦移動だけでよけることはできない。
画面左側では外壁のさらに外の半不可視領域に釘が生成されることもあるので、出来る限り右上の足場と右壁を使って回避しよう。右でも壁内に釘は出現するが見えるだけマシ。
- 下段から上段への移動
ギリギリ2段ジャンプで届くのを覚えておくと移動ルートが広がる。
- 着地
特に下段に降りる時は釘の出現に注意。足場にモロ被りする極悪パターンもちょくちょくある。理不尽。非人道兵器マキビシ!
自機の空中での挙動をマスターしていなければ回避も攻撃も覚束ない強敵中の強敵。苦痛の道とかで鍛えてくるのも一種の手かもしれない。
幸いマーコス自身の体力はさほど高くはないため、安定して削ることができれば勝利は見えてくる。第2形態に入ったらシェイドソウル2段ヒットなどを駆使して瞬殺を狙いたい。
エリア上側の方で夢の盾をぶん回している最中はアビスの叫びを当てるチャンス。狙えるのならば遠慮なく撃ち込もう。
レアケースだが、夢の盾1枚でぶん回しを行っている際にプラットフォームと挟みこむ事が出来れば殴り放題になり、第2形態をスキップして撃破まで持っていける大チャンス。
神の家・光輝&全縛り攻略tips
どちらもノーダメ攻略を目指すので共通項が多いためまとめて記載する。
- 心得
原則として釘射出中は手を出さないで回避に徹する。よっぽど隙だらけな場合だけグレイトスラッシュなどを差し込む。超低空飛行をしていたり、遠くにいたりする場合は攻撃を諦めるのも選択肢。忍耐強く5分以上戦闘する覚悟でいこう。と に か く 焦 る な
そして、マーコスから離れつつ飛んでくる釘を最小限の動きで避けるのも手である。
- 攻撃タイミング
盾回転の開始と終わりで各1回ダッシュスラッシュを当てる。盾1枚の場合はソウルを温存して釘奥義だけでなんとかする。
盾2枚になったらソウル技解禁。シェイドソウルだと2段ヒットが何回か発生しても殺しきれないケースがあるので出来ればアビスの叫びを混ぜたいが、慣れないと難しいかも。前半同様に盾回転中にダッシュスラッシュを当てていこう。
全縛りの場合は1発分しか溜められないので最初からソウル技も併用。盾2枚になっても忍耐強く回避に徹して盾回転中にだけダッスラを差し込むのの繰り返し。
- チャーム構成
[1]釘師の栄光
前半は釘奥義主体なのでタメ時間短縮は大きい
- [3]霊媒師の石
- [2]魔力の印
- [2]ソウルキャッチャー
- [4]ソウルイーター
後半のソウル技連発向け専用構築
釘師の栄光とあわせスロット制限超過の裏技で強引に装備する。
- [5]王の魂
まだ王の魂があるなら使おう。ソウル稼ぎが更に(多少マシに)なる。
台詞/テキスト
- 狩猟者の書
死んだ戦士が現世に残した夢。この者は忘れられた部族の一員であり、その中で唯一武器を手に取った。
「その努力がおまえを価値ある場所へみちびかんことを。-マーコス」
- 戦闘前
この世界の果てで死ぬために、はるばるやって来たというわけか。
いや、なにもいわんでいい。おまえのような輩からは、数え切れぬ言葉を聞いてきた。
おまえの誇り、おまえの欲望、おまえの焦り…すべて一緒にわたしがほうむってやろう。
武器をかまえろ。そしてこれまでにここにやって来た者たち同様に死ぬがいい。
- 撃破後
わたしはこれまで決して…戦いに敗れたことはなかった。
いまだ眠り続ける…自分の姿が見える。
わたしはどれだけの間、ここに隠されていたのだ?
この世界の片隅で、おまえが来るまでは…誰にも発見されることなく…
戦士、騎士、王、そして時間すらも…わたしを力で上回ることはなかった。それをおまえは…
おまえは暗闇そのものだ…わたしを呑みこみにきた…
- マーコスの亡骸
釘と盾を持った、戦士の死体がある。
- 神々の間 石像
夢より生まれし瞑想と孤独の神