純粋なる器

Last-modified: 2024-04-17 (水) 13:22:23
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聖なる殻の深き沈黙
与えられた釘と、名付けられた騎士
鎖と卵と魔法にしばられた者よ
我らの願いを聞き、その光を見せたまえ!
- 器への祈り -
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概要

神の家、騎士の神殿(第4)のフィナーレを守る。
ホロウナイト汚染される前の姿。

  • 神々の間 石像
    強力なる虚無の神

行動パターンと各種対策

基本的にホロウナイトに準ずるが、攻撃速度が速く全体的に隙が無くなっている。すべての攻撃が2ダメージ
汚染を用いた自傷や弾幕などの攻撃は無くなった。そのため回復のチャンスはダウン中のみになる。
各フェーズの概念はあるが、移行時の雄叫びなどはカットされているため単純に行動で判断する必要がある。
一連の攻撃を終えるとワープで消え、次の攻撃に移る。

フェーズ1

  • 3連切り
    振りかぶった後に突進しながら3連続で切りつけてくる。基本的にはホロウナイトのものと同じだが、当たり判定が非常に大きくなっている。発生も早いので釘が届く間合いで予備動作を見てからの対処ではまず避けられず、使われることを常に警戒しなければならない最も危険な攻撃である。
    大きく足を開いてアクションする事、2撃目が後方上段まで振り抜く事から地上~低空での影の衣回避もかなりギリギリのタイミングになる。なるべく2段ジャンプか、ジャンプ下斬りでの相殺で上を取りたい。上を取れればジャンプ下斬りと着地時の横斬りを2回当てたいところ。
  • 突進突き
    釘を構え長距離で突進してくる。基本的にはホロウナイトのものと同じだがモーションが格段に速い。同じくジャンプ下斬りと着地時の横斬りを2回当てたいところ。構え時に固有の効果音がある。
  • カウンターの構え
    一度攻撃を当てると、弾く音とともに半歩下がって上段霞に釘を構え、そこに斬りかかるとカウンターしてくる。
    基本的にはホロウナイトのものと同じだが、やはり踏み込んで反撃してくるため、距離をとるようにダッシュするとしっかり追撃を貰う。影ダッシュを消費した状態でこれに攻撃してしまうとほぼ被弾確定。
    後述のフォーカス後に発動されると視認しづらい。
  • ソウルの短剣を射出
    ある程度離れたところに現れ、弧状に短剣を7本投げつけてくる。直線的な軌跡が攻撃の始めから見えるが影の衣で抜けるのが無難。回避後は攻撃のチャンス。純粋なる器の攻撃の中で、これだけがボス上空を強くカバーしている。場合によっては離れるように影の衣回避を打ちたい。
  • ダイブ&地面から大釘
    その場からジャンプ、もしくは遠距離から上空にワープ後、垂直~やや斜めにダイブし、等間隔に地面から長い大釘を生やす。ホロウナイトの火柱と似ているが発生がかなり早い。さらに根本が太く攻撃範囲も広い*1。釘の配置は等間隔だが、初撃のダイブが必ずしも正確に自機を狙ってくるわけではないので、確実にかわせる方法というものがダッシュ→ダイブ以外に存在しない。とはいえ釘が生える位置は純粋なる器の位置を基準に固定されているので、何度も練習して素早く安全地帯を把握すれば攻撃チャンスになる。重心安定チャームがあれば釘2~3回、釘奥義が中心ならグレイトスラッシュやサイクロンスラッシュが有効
  • ジャンプ
    ただのジャンプ。なのだが、比較的安全とされている上空をばっちりカバーしている。発生も失われた同胞のごとく凄まじく早いのでとても避けにくい。
    こっちが空中にいるときしか出してこないので、対策したければジャンプしなければ良い…のだが地上にいると他の強力な攻撃の対処が難しくなる。詳しくは下記立ち回りの項を参照。
    中盤以降に間合いが狂ってくると出されがち、咄嗟の判断は厳しい。幸いにも使ってくることは非常に稀で、戦闘中に一度も使用しないことも多々。対策を諦め、被弾しても仕方ないと割り切ってしまうのも手。
     
    全てにおいてそうだが殴りすぎは禁物。純粋なる器は本作に登場するボス敵でもトップクラスに攻撃から次の攻撃への移行が早い(ジャンプで攻撃を回避したと思ったら着地に次を重ねられるほど)。余分な釘振り1回すら危険な出遅れになり得る。

フェーズ2

HPを約2/3まで減らすと移行。

  • 純粋なるフォーカス
    • 白く発光するオーラを纏って集中、円形の残像の後に攻撃判定が発生。初撃は必ず自分中心、その後は小さい円をランダムで発生させる。さらに、攻撃持続判定が少し長い。小さい円の配置は上→下→上→下で固定。
    • 初撃を避けた後は飛び込んで1度殴り、離れるのが無難。連打すると防御からの反撃をモロに食らう恐れがある。ダッシュスラッシュが有効的。
    • 迅速なフォーカスがあれば回復も可能だが逃げの判断が遅れると被弾する。
      ウヌの形態があれば安全圏に逃げられるのでオススメ。迅速と合わせることで確実にライフを2回復できる
    • この攻撃自体は発生も大して早くなく避けやすい部類だが、
      問題は画面全体がフラッシュする事で次の攻撃の予備動作を視認しづらいこと。
      特に下突きと、後述の触手は予備動作の音が小さめで把握しづらい。
      相手の硬直が解け次第こちらも全ての攻撃を回避できるよう心構えを。

フェーズ3

HPを約1/3まで減らすと移行。

  • 虚無の触手
    • ワープ後距離をとって出現、虚無の触手のようなものを腹から飛び出させ、真横に長距離攻撃。
    • 出現距離が短剣投げよりもやや近いのだが、とっさの判別は難しい。中距離開けられたら1度前方向に大ジャンプ→判断後にダッシュ、…と覚えたいが難しいか。
    • 持続時間があまり長くないので大きく2段ジャンプでも回避できる。純粋なる器の方に飛んでいけば下斬りを2,3度当てるチャンス。
    • タイミングはシビアながら影ダッシュ単体の無敵時間でも一応抜けられる。射程も画面横幅の2/3ほどなので、距離を開ければ当たらない。早めにダッシュで逃げれば回復チャンスになる。

立ち回り

ホロウナイトの単純強化のような性能だが段違いに強い。第4/第5神殿のどちらでも連戦の最終盤に出てくるという意味でもプレッシャーが違う。

  • 基本
    まずはステージ中央付近を陣取り、ボス本体のモーションを見失わないように。ボスをリング際に追い詰めてもしつこく間合いを詰めてはいけない。
    3連斬りやカウンターの間合いがズレて影の衣回避を失敗しやすくなる上、リング逆側にワープされたら見失う。
     
    基本的にボスの攻撃はジャンプからの見切りでよけられる。ダイブ&大釘も空中での左右移動で場所確保&反撃可能。
    相手の出現時(何らかの攻撃モーションをしてくるタイミング)でとりあえずジャンプをして空中でボスの攻撃を見切るようになれば勝ちは近い。
    また、純粋なる器の攻撃には短剣飛ばしやフォーカス以外には下切りが有効。例えば3段斬りには大きく振りかぶった時点で、突進は構えた直後にジャンプ&下斬りで攻防一体の動きとなる。
     
    回復チャンスはボスがダウンした時か、フォーカスの初動モーション時にこちらがフリーだった時。
    どちらもチャームによる補正なしでは1ライフの回復が限界。欲張れば被弾あるのみ。ライフが最大9の場合、1回のみの回復だと5被弾目で死亡することは変わらないため、基本的に回復に頼っていては死ぬ。逆に言えばソウルがあり余るので、ボスがフォーカスした時や3連斬りを遠くで外した時などにシェイドソウルをありったけ撃ち込んであげよう
  • 縛り
    問題は下切りの威力が激減する釘縛り。無縛りの感覚で下切りばかりしているといくら攻撃しても倒せず、時間と集中力がどんどん削り取られていく。
    安定して0~1被弾で済ませるためには、単発の釘だけでなく的確に魔法や奥義を当てていく必要がある。
    特に第五神殿に挑んでいる時は無縛り時以上に重要な青ライフを守りながらの戦いになる。ここでの疲労や被弾は最終戦の勝敗に大きく響いてくるため、ミスで被弾する前になるべく早急に決着をつけたい。
    狙い目の攻撃は3連切り。動作が長く、上空に逃げれば余裕をもって漆黒のダイブを全段当てられるので積極的に狙っていきたい。
    ダイブ&地面から大釘も反撃チャンスとして活用していきたい。最大反撃のサイクロンスラッシュを全段ヒットさせれば一気に96ダメージを稼げる。
    難度は高いが、奥義が溜まっていない場合はアビスの叫びを狙うのもよい。純粋なる器と重なる大釘と、その隣の大釘の中央に素早く陣取ることができれば安全にフルヒットさせられる。
    なお、この攻撃の直後にそのまま三連切りをしてくることがあるので、こちらの攻撃が終わったらすぐ垂直に2段ジャンプして空中に退避すること。

  • プランB
    上記のジャンプからの立ち回りが苦手な人は「相手の動きを待って影ダッシュで回避」戦法を試そう。
    鋭利な影をつけておけばダッシュ距離を伸ばして回避しやすくなるし、回避しながらダメージを蓄積できる。突進の連発をされると影ダッシュのリチャージが間に合わない事には注意。
    三連斬りをちょうどよいタイミングでかわせば即座に追いかけてダッシュスラッシュが入るのでメインのダメージソースにする。
    短剣投げに合わせたダッシュスラッシュも有効。直後に影ダッシュが使えない状態で近接間合いになるのでリスクはあるが、そこだけとりあえずジャンプしておけば大体はしのげる。ソウルが余っていればダイブでもいい。中盤以降はフォーカスや触手なども撃ってくるので慎重に。
    触手は相手のワープを見てから歩いて近づき、発動ギリギリで影ダッシュ裏回りが間に合う(鋭利な影か健脚の師が必要)。ただし突進だったときに即影ダッシュ回避する心構えをしておくこと。見切りに自信がないならジャンプなどで逃げておく。
    上記に加えて紡ぐ者の歌+幼虫の歌でソウルを貯めておき、回避用のダイブにつぎ込むと安定する。特にダイブ&大釘の安地入りに自信がないなら、ダイブからダッシュで離れたあと決め打ちすると良い。

ちなみに接触しないと表示されないので分かりづらいが、両端には壁があるので、2段ジャンプやダッシュが切れた時に壁を蹴って復活させられることも覚えておくと良い。
 
大変な強敵だが「歩き」を一切しないため、どのモーションにも『一度攻撃したら、次の攻撃の距離を合わせるために一旦テレポートかバックステップかジャンプする』というアルゴリズムがあるのでターン制の動きとなる。*2
グリム・悪夢の王と同じく練習すればするほど上達する相手。連戦ラストで負けても石像部屋で練習すればいつか必ず勝てるようになる。HPも極端に高くはない。
ここまで来たあなたならきっと勝てる。ちなみにゲッドゥーはない。





小ネタ

  • 釘の持ち方
    ホロウナイトと純粋なる器の釘の持ち方は「逆手」。主人公や壊れた器のように順手持ちではない。
  • 両腕がある
    ホロウナイトとして登場する際には失われている(恐らく)右腕が、ちゃんとある。
  • 没ネタ(夢見の釘台詞)
    最終的にはカットされたものの、当初は夢見の釘台詞の設定が検討された模様(現在は夢見の釘を当てても無効化される)。
    ボツネタとしてデータが眠っている。
    考えるな…
    話すな…
    希望を持つな…
    決して…

*1 ただ、時として根元で当たっているように見えても当たらないことがある。どうも実際には当たり判定が単に大きいのではなく、見た目の中心から左右どちらかにずれているっぽい?検証待ち。
*2 攻撃後の間合いが適正距離だと即座に次の攻撃を出してくるので注意