釘師シオ
そんなに変わりはない。
世界に切り込みを入れて
さらにその奥深くをのぞきこむってわけだ。
-絵師シオ-
概要
- 釘の奥義を教えてくれるNPCの1人。グレイトスラッシュ担当。
元は釘師の名に相応しく才能ある剣士だったようだが、新しい道を探すために現在は絵筆を持っている。
釘の奥義を教える際も釘に持ち替えることはしない。
また、釘鍛冶が自分の家に来た後は五大騎士の像を作っているあたり、芸術といっても絵ばかり描いている訳ではない模様。
- 緑の道、ウヌの湖からひとつ下のエリアにいる。トゲと酸に満ちた道中であり、デュランデューやデュランダの背中を下斬りで渡りながらシオの家まで向かうことになる。
…住んでいる場所が辺鄙なんてレベルではない。一体どうやってこんなところに居を構えたのだろうか…
神の家
兄弟弟子とは別の道を歩むことを決めた元・釘師。第2神殿 芸術者の神殿のトリを務める。
釘を手放し、新たに絵筆を握り……え、それでも戦えるんです?*1
攻撃手段はユニークだが、性能自体は分かりやすい造りをしている。
シオの攻撃は特殊であり、攻撃と同時に着弾した絵の具がアリーナをべちゃべちゃにする。色の違いにもしっかり対応しているが、絵の具が付く場所は決まっており、踏んでも特に戦闘への影響はないので安心を。インク切れの心配はない
攻撃パターン
各攻撃の予備動作中は、持っている筆に技の色の絵の具が付いている。
- 青
振り上げた筆を前に振り下ろし、更に筆から飛距離の異なる青い絵の具弾を3つ放つ。
絵の具弾は大きく放物線を描いて落ちる。ルートは固定。
シオの攻撃の中では最も出が早く、至近距離に居ると避けにくい上、絵の具弾が覆いかぶさるように飛ぶためジャンプしても回避できない。
常にある程度の距離を取ることを心掛け、出掛けの絵の具弾の下をダッシュで潜りたい。
- 黄
「フオー」という掛け声と共に突きの構えを見せたらこれ。
やや溜めの後、僅かに前進しながらアリーナの横幅ほぼいっぱいまである超長リーチの黄色い突きを放つ。
ジャンプすれば回避できるが、うっかり距離を離そうとダッシュなどしてしまうと被弾する。
タイミングはややシビアだが、影ダッシュの無敵で抜けることは一応可能。反応が遅れてジャンプが間に合わない場合は狙ってみよう。距離が適当ならついでにダッシュスラッシュでカウンターが取れる。
オロやスライのダッシュスラッシュと違ってステージの端に行かずとも中腹から放ってくるパターンがある為、距離に関わらず用心しよう。
- 赤
「ハッ」という声と共に自機の頭上やや手前に跳躍して筆を振るい、
真下を起点に±20°間隔程度の赤い絵の具弾を6つ放ち、そのまま本体がスタンプ攻撃。
跳躍を確認したらやや後ろに下がり、弾の間に入れば躱せる。真下にいるとそのまま踏まれる。
スタンプの攻撃範囲はさほど広くないが、後ろに下がれない壁際で撃たれた時は切り返す判断を早目にしたい。
一番内側の弾とシオの間は丁度入れそうな隙間があり、カマキリの王感覚で避けたくなるが、ここは着地時の衝撃波でカバーされているので素直に距離を取るのが吉。
- 桃(グレイトスラッシュ?)
筆を高く掲げて溜めた後、前に振り下ろす。この振り下ろしはシオもう一人分程度のリーチがあるのに加え、
同時に上空に桃色の絵の具弾が吹き上がり、時間差でランダムに5つ落下してくる。
溜め後の一撃は距離を離せば回避できるが、時間差で落下してくる絵の具弾は次の攻撃に被るタイミングとなる。
ほぼ柱のような攻撃判定なので、壁際に詰められた状態で撃たれると回避困難。
早めに反応して接近→影ダッシュで裏回りできれば最大の攻撃チャンスになる。遠距離で出された場合は素直に退いておこう。
なお、絵の具弾は振り下ろし時にシオがいた場所には落ちてこない。
攻略
付かず離れずな距離をキープしてくるため、こちらは中央付近に陣取りたい。
シオは前ステップや後転で距離を調整して攻撃、一拍置いてまた距離調整して攻撃、を繰り返す。
基本的にシオに戦闘開始と同時に接近した場合相手は即後退し、そこから青か黄攻撃が飛んでくることが多い。
壁際だと回避が困難になるので、攻撃後に相手を後退させるように圧を掛けていこう。
距離を調整する必要が無いとそのまま仕掛けてくる。詰めてくる距離、後退する距離を見極めると一気に攻略難度が下がる。
相手を壁に詰め過ぎるとジャンプ移動も行う。(この時、魂の叫び/アビスの叫びが入る。)その場合赤と違って掛け声が無いので、踏まれないように。
鋭利な影で影ダッシュの距離を伸ばしているなら、退き気味に動いて前ステップを誘い、少し前に歩いてから影ダッシュ、で赤以外を安定して裏回りできる。
黄色は距離があっても出してくるので、その場合はジャンプでかわしておく。自信があるならタイミングを合わせて影ダッシュスラッシュでもいい。
- チャーム「釘師の栄光」を組み込めるならば、グレイトスラッシュとダッシュスラッシュが至極噛み合う。
シオ自体が攻撃の後すぐに移動することが多いため、継続して釘で殴るには少し物足りないが、相手の攻撃中に溜めておき、後隙に1発見舞って距離を取る、という流れはかなり有効。
赤と黄色はそれぞれ歩きや滞空で避けた後にグレスラ、青と桃色はダッスラで距離を詰めつつ攻め込める。
桃色は相手の攻撃に影の衣の無敵を被せるように扱うと丁度いい。
どの攻撃もタイミングよく斬り返せば、1度は釘で普通に殴れるので慣れてきたらついでに殴っておくと時短になる。- 赤については距離感によって、ダッシュスラッシュを撃つのが良さそうに見える時もあるが、ダッシュの距離が丁度シオにぶつかる程度なこともあるのでその辺の間隔はシビアに見極めよう。
青も出の速さ故に距離の調節を見誤ることがあるので注意されたし。
- 赤については距離感によって、ダッシュスラッシュを撃つのが良さそうに見える時もあるが、ダッシュの距離が丁度シオにぶつかる程度なこともあるのでその辺の間隔はシビアに見極めよう。
攻撃密度が高く視認しづらい弾幕を交えてくるため、光輝においては上記正攻法ではどうしても事故が起きることがある。
その場合、「成虫の哀歌」を装備し、青の直撃をくらわない距離をキープして衝撃波の先端をチクチク当てる戦法が非常に有効。壊れぬ力+高速斬りがあればそれほど時間もかからない。
台詞
- 初回
訪問者か! なぜこんなところに忍び込んだ? ひょっとしておまえもおれと同じように、新しいことの発見に喜びを見出すタチか?
おれの名はシオ。かつては釘師だった。とにかく強くなることと、釘の技術を磨くことしか考えていなかったよ。
おれにはそれしかないと思ってたんだな。だがその気持ちも徐々にうすれてきて、おれは新しい道を探すようになった。おれの魂に訴えかけ、おれを前に進ませる道をな。
だからおれはこうしてここに引きこもって、創作の技術を極めようとしているのさ。絵画や彫刻… こうしたものは今までにない喜びをもたらしてくれる。
フム… おまえ、おれの話にあまり心を動かされていないようだな。おまえが求めているのは釘師のシオのほうか? おまえは釘の奥義を学びにきたのか? どうしてもというなら教えてやってもいいが… - 拒否
なんだ、おまえも釘の重さに疲れたタチか? その気持ちはわかるぜ。なんならここにしばらくいてもいい。一緒に芸術作品を作ろうじゃないか。 - 再び会話
その物腰… おまえはまだ釘の道を捨ててはいないようだな。もし望むなら少し教えてやってもいいが… - 奥義習得後
ところでだ! おれの作品、どう思う?
釘を振るうのも、筆を振るうのも、そんなに変わりはない。
世界に切り込みを入れて、さらにその奥深くをのぞきこむってわけだ。
とりあえず、おまえに教えられることはもうない。あとの道は… 自分で切り開くんだな。幸運を祈るぜ。 - 通常会話
筆と絵の具はたくさんある。釘を使うのに疲れたら、いつでもここに来て創作に打ち込むがいい。 - 再訪時
ほう、戻ってきたというわけだ。あれからなにを学び、どのように成長した?
おれか? おれは依然としてこの筆でなにかをつかみ取ろうとしている… それがなにかというのは、いまだによくわからんのだがな。 - 夢見の釘
わが兄オロよ… いったいなににかりたてられ、灰が墓を洗う王国のはずれにその身を隠したのだ?
誇りか、恐怖か、それとも恥ゆえんか? それらがその身を苛ますのであれば、その釘を置き、その魂を癒す新たな道を探せばよいのだ。
- サイクロンスラッシュ
おまえはサイクロンスラッシュを学んだようだな。そいつはメイトーの得意技だった。
おまえのような弟子を得て、メイトーは狂喜しただろう。やつはいつだって、自分が学んだ技術を次の世代に伝えたがっていたからな。
やつ自身はそれほど優秀な弟子ではなかったが、あの情熱と親切さはほかに類を見ないものだ。師匠になるという、やつの長年の願いがかなって嬉しく思うぜ。 - ダッシュスラッシュ
おれの兄弟のオロに会って、奥義を教えてもらったようだな。フム。
あいつとはもうずいぶん会ってない。きっとずいぶん変わっちまっただろうな。あいつはなんだか、いつもなにかに悩まされているように見えた。そいつがなんだかは結局わからなかったが。
どれだけ距離がはなれていようと、おれたちが兄弟であることに変わりはない。おまえに技術を伝授することで、あいつが少しでも喜びを感じたことを願うぜ。 - 釘師の栄光を装備した状態
そのチャームは! おまえは偉大なる釘の聖者からそれをさずかったというのか…
そこまで強くなったおまえの姿を見ていると… おれも、もう一度釘を持ちたくなるな。
だがそれはしない。おれは今の道を進み、美術の技量をさらにみがいていくつもりだ。もし偉大なる釘の聖者がここに来ることがあったら、自分の変わった姿を見せるつもりさ。
- 釘鍛冶が来た直後
おお、おまえか! この場所もずいぶんにぎやかになったもんだな!
このおっさんはたまたまここに迷い込んでな。落ち着かない様子で、自分の新たな道を模索している様子だった。
話をしてみたところ、お互いに物作りや技術をみがくことに対して情熱を持っていることがわかってな。ここで一緒に芸術を創作することにしたってわけだ!
ひとりで寂しさを感じてたわけじゃないが、連れがいるってのはいいもんだな。兄弟と一緒にいたころを思い出すぜ! おまえもよかったら、ここにいていいんだぜ! - 釘鍛冶が来た後の通常会話
こういったものを作るには忍耐力と繊細なタッチが必要となるが、ハロウネストの偉大な騎士たちがよみがえる様を目前にすると、苦労する価値はあると感じるな。
おれのお気に入りはいつだって”力の”ヘゲモルだった。ものすごくでかくて、しかしその身体に似合わず話し方はおどろくほど穏やかだった。
もちろんほかの騎士だってそれぞれに大したもんだったがな。”烈火の”ドライヤ、”優しき”イズマ、”神秘の”ゼ=メール、それと…残りの1体もな。*2
- 夢見の釘
おれたちはみんな、ちがうモノを求めてるんじゃないか?
最高の力だよな?
芸術家が神ではないなら、神とはなんだ?
- 神々の間 石像
才能あふれる芸術と創造の神