ボリューム
構成
1回路あたり3つの端子をもつ。両端の抵抗は一定だが、
軸を回すことで真ん中の端子の接点が内部で移動し、抵抗比が変化する。
抵抗値は1K~500kくらいまである
端子を端から1,2,3とすると1と3の間の抵抗(=Rとする)は必ず等しい
また、必ず(1,2間の抵抗)+(2,3間の抵抗)=R
特性
Aカーブ、Bカーブといったものが存在する。
オーディオの音量調節には通常はAカーブを用いる
2連ボリューム
2回路を内蔵し、一つで2つ調整できるものを
2連ボリュームという。アンプ回路ではこれが使われることが多い。
トラブル
ガリ、ギャングエラー
安物ボリュームでは接点不良によるガリノイズが
軸の回転時に現れることがある。
2連ボリューム特有
2連ボリュームの場合、2つの回路の誤差が大きいと
音量に差がでることがある。
トラブルを避けるためには
一つとしてはALPS製のRK27といった物を買うか
安いのを何個か買い、選別すればよい。