ケース加工
ケースに取り付ける部品は全部で5つ。どれも丸い穴をあけるだけで済むような部品を買っているのでそれほど難しくはないけど、ズレの無いようにあけないと見た目が良くないので慎重に行いましょう。
取り付け位置
取り付け位置は個人的に右利きな事、電源ラインとライン入力・ボリュームは離れた位置に置きたいので、
[電源SW(LED)] [出力ジャック] [入力ジャック] [ボリューム]
の順に並べています。
上記は例なので、各自の好きな所に適切な穴をあけて取り付けてください。
位置決め
穴をあける前に位置決めをします。この時、
取り付け部品同士の干渉
つまみとジャックの干渉
つまみとケースの干渉
に注意しつつ決めてゆきます。穴をあけた後でつまみとステレオプラグと干渉するのが判明した!とかになると目もあてられません。
ざっくり位置を決めたらケースに線を引いて穴をあける位置が分かるような交点を作ります。濃いめの鉛筆等で構いません。
写真はもう小さい穴があいてますが、ナットとジャックである程度目安をつけてやると位置関係がつかみやすいです。
穴あけ
穴をあける道具
- センターポンチ
- ハンドドリル(もしくは電気ドリル)
- ドリル刃数種
が最低限必要です。ドリル刃は1mm、3mm、5mm、6mm、7mmくらいはあった方が良いです。
位置決めした場所にセンターポンチで窪みを付けます。これは最初の穴あけ時にドリルの刃が滑らないようにするため。センターポンチがなければプラスドライバーなんかで窪みをつければ多少は滑らなくなりますが推奨はしません。
1mmか3mmで小さい穴を一度あけます。いきなり大きい穴をあけてしまうとセンターがずれる場合があるためです。例えば7mm等の大きい穴をあける場合は1mm、3mm、5mm、7mmと順番に大きさを変えた方がセンターがずれずにキレイに穴をあけられます。
数mmの誤差はカバー出来ますが、あくまで慎重に。
ボリュームのズレ留め穴
ボリュームにはズレ留め用に出っ張りがあります。
ズレ留めの出っ張り位置にケース側に加工が必要です。
今回は安物のホビールーターで出っ張り位置に合わせた窪みを付けました。
基板の加工
ケース内側にあるビス取り付けの柱と基板がほんの少し干渉するため、基板を削ります。
ここではザックリとペンチで少しずつ切りました。
これで基板がある程度固定されるようにもなりました。