ハートレス/【レッドノクターン】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 19:53:58

「エンブレム」に属する飛行タイプの小型ハートレス。通称「魔法使い」。

  • 名前はレッド(赤)とノクターン(夜想曲)。

見た目はFFシリーズの黒魔導士のようで、先が丸まったオレンジのとんがり帽子を被り、襟が立ったケープの様なランタン型の赤い胴体をしている。胴体の裾から見える鳥の足の様なあんよが可愛い。
ファイア系の魔法で遠距離攻撃をしてきたり、体当たりで攻撃してきたりする。ファイア系の攻撃は吸収して回復する。うっかり使わないように。
弱点はブリザド系。KHIならばTechを取りつつ大ダメージを与えられる。
相手は体が小さく攻撃を当てにくい上に複数同時に出現することも多く、広範囲を攻撃できるブリザドは色々な意味で相性が良い。


スタッフ内人気が高かったようで、KHIのアルティマニアのコラムでレッドノクターンを模したグミシップが制作されている。
特徴的な足はライブラグミを使って再現したとか。
 
更に、KHIIIではスペシャル設計図として「レッドノクターン?」が存在する(エネミーそのものとしては出てこないが)。


同じような姿をした派生種が大量に存在する。
特徴としては名前が「色の名前+音楽関連の単語」となっていること、一応色から類推できる魔法や技を使うこと。
本項目ではそれらの類縁種を全て取り扱う。


KH

レッドノクターンの他、ブルーラプソディイエローオペラグリーンレクイエムが登場。
これらはレッドノクターンの派生種であるが、KHI、Re:COMではそれぞれ種類ごとに動き方が違う。
そのためまとめて出ると地味にめんどくさかったりする。
どいつも自身が担当するタイプの攻撃を吸収する特性があり、魔法で殲滅する時はうまく合わせないといけない。

ブルーラプソディ

KHI、COM、coded、χに登場。黄色の帽子に青い胴体。ブリザドを使って攻撃してくる。

  • 名前はブルー(青)とラプソディ(狂詩曲)。

浮遊するハートレスと同系統と思えないほどよく跳ねる。
KHIでは移動パターンが接近型でブリザド使用直前のみバックステップで距離をとる。
弱点はファイアタイプの攻撃。ファイア系の魔法を使う場合、一発で一体しか倒せないが、高いホーミング性のおかげで当てやすい。

イエローオペラ

KHI、COM、Days、coded、χに登場。オレンジの帽子に黄色い胴体。サンダーを使って攻撃してくる。

  • 名前はイエロー(黄)とオペラ(歌劇)。

同種の中でももっともアクティブに動き回り、落雷はこちらの位置を直接狙ってくる。しかし攻撃時には動きを止める。
弱点が存在しないため、Techも狙えず地道に戦う必要がある。当てやすい意味でブリザド系の魔法がオススメ。

グリーンレクイエム

KHI、COM、coded、Uχに登場。オレンジの帽子に緑の胴体。攻撃はせず、ケアルを使って他のハートレスを支援する。

  • 名前はグリーン(緑)とレクイエム(鎮魂歌)。

KHIとCOMではファイア・ブリザド・サンダータイプの攻撃を全て無効か吸収するため、物理攻撃で攻撃するのが基本となる。
Uχでは頭上に攻撃を受ける度に減る数字が浮かんでおり、その数字がゼロになると一緒に出現しているエネミーのHPを回復する。そしてシリーズで初めて光の弾を使って自ら攻撃してくる

KHFM

ブラックバラード

KHFM追加ハートレス。金具の付いた赤紫の帽子に藍色の胴体。

  • 名前はブラック(黒)とバラード(譚詩曲)。

ディープジャングルの竹やぶで待ち構えている。
XIIIキノコNO.10の原型とも言える存在。しかしこちらの方が必ず難しい。五体に分身した後、本物が飛び跳ねるような動作をした後に分身とシャッフルされる。本物を叩けばダメージを与えられるが、偽物を攻撃するとサンダーで反撃されてしまい、4回程間違えると逃げられてしまう。

  • 攻撃を一回当てる毎に10%でとどろくしずくのドロップ判定があり、4回成功すると倒したことになり確定で1個落とす。
    4回成功の難易度はかなり高いが、ラックアップが乗るので1~3回成功を狙って地道に集めるのが吉。

COM

KHIと同じく、レッドノクターン、ブルーラプソディイエローオペラグリーンレクイエムが登場。
エネミーカード効果はそれぞれファイアアップ、ブリザドアップ、サンダーアップ、ケアルアップとなっている。
属性強化とストック技の相性が良いため、序盤から稼ぎ対象として狙いたい。


Re:COMでは行動パターンがそれぞれKHIのものと同様に差別化されるようになった。
特にイエローオペラは動きが激しく狙いにくくなっている。
ただしKHIの時とは異なり、ちっちゃい足をバタバタさせながら飛び回ることはしない。
また目のデザインがKHII以降の派生種同様ほぼ真円になっている。やはり若干可愛げがなくなった気がする。

KHII

前作ではレッドノクターン系統の眼は縦長の楕円形だったが、本作以降ではほぼ真円形になっている。
モーションもよりダイナミックになり、若干可愛げがなくなった気もする。

シルバーロック

白黒のストライプの帽子に銀……というよりは白い胴体。

  • 名前はシルバー(銀)とロック(ロックミュージック)。

光の弾に変化し対象の付近に転移、一定時間後光を爆発させて攻撃。
だが光の弾に変化している時にリアクションコマンド「シフトショット」を発動させると、他の敵を巻き込みつつダメージを与えられるのでいささか哀れではある。
反撃技は急接近した跡に急降下し、小規模な衝撃波を発生させたり、KHIのイエローオペラよりも短い予備動作で体当たりしたりと結構激しい。
色といい攻撃といいホーリー系がモチーフ。

エメラルドブルース

黄緑の帽子に青緑で風の模様が描かれた胴体の中くらいのハートレス。風を用いた攻撃が多い。

  • 名前はエメラルド(翠緑色)とブルース(哀歌)。

まずは風を体に纏った後にプレイヤーにじわじわ近付いてくる。当たればもちろん痛い。
だがHPがかなり減ってくると、ブレイクダンスをしながらトルネドで竜巻を起こしつつプレイヤーを吸い込み、竜巻の中でかき回し打ち上げるとんでもない攻撃を放つ。HPが少なめなところが助かる点ではある。

クリムゾンジャズ

赤い帽子と赤地に黄色で炎のような模様が描かれた胴体のかなり大きいハートレス。

  • 名前はクリムゾン(明るく濃い赤)とジャズ(アメリカのポピュラー音楽)。

頭の部分を膨らませながら機雷を容赦なく仕掛ける厄介な特徴を持つ。
マグネ系で捕らえつつ倒したい。
低体力時、及び反撃時には大きな機雷を3つ仕掛け、起爆する攻撃を行う。爆発タイミングだけに気をつければいいが通常の機雷よりダメージが大きいので注意。起爆する前にクリムゾンジャズが倒された場合、爆発タイミングが変わる。

  • 初期段階だと小さい機雷をばら撒きながら突撃してくるため非常に危険。Lv1ではこれだけであっという間にやられかねない。
    体力が減り大型機雷のみを使うようになると、見た目のインパクトは大きいが行動は隙だらけになるため却って戦いやすくなる。速やかにマグネで行動を封じてHPを削りたいところ。
  • 後半戦になると、モーニングスターと同様にビーストキャッスルアグラバーなど出現が大幅に増えて厄介者になる。案外トラウマになりやすいかも。
  • 更に魔法攻撃も効かず、ファイア系が無効になる。ただブリザド系なら効きやすいかもしれない。

レッドノクターンの派生種だが、他の連中よりデカい。
モチーフは恐らくフレア系で、シルバーロック(多分ホーリー系)に対応するものと見られる。
……が、こちらの方が数段強い。とにかくひるみにくく厄介。
だが、アーマーナイトサーヴィランス と一緒に出てきたらリアクションコマンドで瞬殺できるのでおすすめかも。

KHIIFM

スプリングメタル

エメラルドブルースの強化版。強烈な風で攻撃してくる。
追憶の洞に出現する、白に近い水色の帽子に上が青、下が帽子と同色で風の模様が描かれた胴体のハートレス。青+白=春色、というなのことだろうか。

  • 名前はスプリング(主に明るい色を指す総称)とメタル(ヘヴィメタル)であると思われる。

トルネドだけでなくエアロにも引き寄せる効果が付いている。
登場と同時にくるくる回り始める奇妙な敵。しかし、それを放置しているとエアロを使った後、トルネドを使いながら突進してくるとんでもない相手。
基本技はこれだけなので、放置したらトルネドが飛んでくると思って間違いない。
反撃技ではエメラルドブルースの使った技も使ってくる。
移動しながらのエアロの引き寄せる挙動がおかしい。敵は移動してるのに引き寄せ判定の中心が移動してないため、誰もいない場所に引き寄せられる。


トルネドの攻撃力が恐ろしく高く、クリティカルモードの場合リボンなどの防護手段なしでは生半可な防御力ではHPMAXからの即死もありうる危険な相手。機関部では出現数もやたらと多く、2体同時に現れる事もある。
だが何より危険なのは出現エリアで、最初の強制戦闘では純粋に狭く、通常出現する機関部では足場が動いたり蒸気に吹き飛ばされたりとエリア的にも非常に戦いづらく、トルネドが猛威を振るう条件が揃ってしまっている。
特にLv1では一切行動させない覚悟でいないとまず勝てない。マグネ系の魔法が有効なので、真っ先に使って動きを止めてしまうのが有効である。

  • Lv1でトルネドを食らって耐えきるにはリボン×3&ハイエストリボン&クライシスハーフまで詰め込まなければならない上、ここまでやってHP最大からギリギリ耐える程度。
  • Lv1でクライシスハーフを発動するためにはキングダムチェーンを装備するしかない。武器選択まで縛られるハメに…。
    もちろん他の敵に追撃されるとあっさりやられる。しかもハイエストリボンの入手はもともと追憶の洞の攻略が必須であるため、本攻略中には使えない。
    うだうだ書いたが、結局の所Lv1でトルネドが直撃したらほぼ確実に死ぬと考えて間違いない。

機関部の敵出現パターンは2種類あり、片方のパターンにはスプリングメタルは一切出現しないので、スプリングメタルを相手取る理由がないなら別パターンの敵が出るまで粘った方が比較的安全。

  • ちなみに、もう片方のパターンで出現する対となるハートレスはルーンマスター。こっちもこっちで前方常時ガード状態で魔法を乱射してくるので相当危険な相手であり、結局マグネに頼らないとまともに戦えないのは変わらない。
    ただルーンマスターは基本的に属性攻撃なので、リボン系の軽減効果がより強く働くため多少マシではある。

Days

既存の種はイエローオペラしか登場しないが、多くの派生種が新登場した。どいつもこいつも特徴的で厄介な性質を持つ。
今作のイエローオペラのサンダーは途中で詠唱を妨害しても何故かしっかり発動する。

スカーレットタンゴ

オレンジの帽子に縁取りがオレンジ、裾が赤、間が黒の胴体。地面を跳ねていく火球を放つ。

  • 名前はスカーレット(緋色)とタンゴ(社交ダンスの一種)。
    公式ページではこいつの名前が「フレイムオペラ」になってる画像がある。

攻撃を受けると炎上しHPが徐々に減っていくが、この種のハートレスの中では戦いやすい部類。
主にアグラバー、中盤以降のトワイライトタウンで登場する。

グレイカプリス

灰色の帽子に藍色の胴体。自分と相手の位置を入れかえる弾を放つ。

  • 名前はグレイ(灰)とカプリス(イタリア語で奇想曲)。

魔法を使う時以外はプレイヤーから離れるように移動し、一定距離はなれないと攻撃してこない特徴を持つ。
律儀に追いかけているとあっという間に行動範囲外に飛び出してしまい逃走される点は地味にめんどくさい。
ハートポイントが45と非常に高い。しかもコイツばかりが出現しChainも簡単に繋げるという、まさに稼げと言わんばかりの配置となっているミッションもある。
それなりの魔法力があればエアロガで一網打尽。
主にワンダーランドに登場。下記3種(ピンクコンチェルトまで)も同様。

ストライプアリア

上が黒、下が桃色の帽子に桃色とクリーム色のストライプ柄の胴体。時の力を球状にして放つ攻撃を繰りだす。武器で殴るとかなり固いが、魔法ならあっさりと仕留められる。

  • 名前はストライプ(縞)とアリア(詠唱)。

サファイアエレジー

暗い青緑の帽子と胴体。帽子に幻の力を宿して突っこんでくる。

  • 名前はサファイア(サファイア色)とエレジー(悲歌、挽歌)。

目を回してない状態で攻撃しても一定確率で別の場所に逃げるので、ストレスが溜まりまくったプレイヤーが多いとか。

  • あまりにひどいと思われたのか、海外版ではHPが大幅にダウンするという弱体化がなされた。

ピンクコンチェルト

薄い黄緑の帽子にピンクの胴体。帽子に花の力を宿して突っこんだり、毒霧を吹き出す攻撃をする。

  • 名前はピンク(桃色)とコンチェルト(イタリア語で協奏曲)。

他の連中より一回り大きめ。
この敵の出てくるミッションでは必ずルクソードが同行する。
毒霧のうっとうしさと同時にカードに巻き上げられて勢いよく回転してる姿も印象的。

ターコイズマーチ

縁が白の水色の帽子に上下が青、真ん中が水色の胴体。水属性(吸収)の弾で攻撃し、地面に着弾すると水柱を打ち上げる。

  • 名前はターコイズ(ターコイズブルー)とマーチ(行進曲)。

主にネバーランドに出現する。

エメラルドセレナーデ

緑がかった黒の帽子にエメラルドグリーンと白のストライプ柄の胴体。

  • 名前はエメラルド(エメラルドグリーン)とセレナーデ(夜曲)。
    • ちなみに同じ「エメラルド」がつくが、KHIIのエメラルドブルース、後述のUχのエメラルドソナタとは別物である。

ディザーターと同じで珍しいハートレスらしい。
一定のルートをひたすら動き続けるだけで何の攻撃もしてこないが、HPが減れば減るほど動きが速くなるので待ち伏せして攻撃するのがベスト。
防御力はないに等しいがHPが非常に高いのでブリザラで凍結→ファイガで大ダメージ+炎上状態を狙うのが良い。サンダー系は高速で移動するというコイツの特性ととことん相性が悪いので非推奨。
ミッションの討伐対象としてのみ出現する、ある意味哀れな敵。

  • 体力が残り少ない時に炎上状態になると、炎を纏いながら高速回転+高速移動というシュールな光景を見られる。機会があったら見てみてほしい、盛大に笑える。

BbS

ハートレスとしての派生種は登場しないが、レッドホットチリブルーシーソルトイエローマスタードメディシンボトルといった、類似した造形のアンヴァースが登場する。

coded

レッドノクターン・ブルーラプソディ・イエローオペラ・グリーンレクイエムが登場した。
Re:codedでは、データコストを抑えるためか全て同じような飛び方をしている(他作でのレッドノクターンのようにソラとの間合いを一定距離とるように飛ぶ)。
ついでにエンジェルスターも同じ動きになった。
通常の敵として以外にワンダーランドとホロウバスティオン後編のシューティングステージにも登場。ここではさらにレッドノクターンの巨大なものも登場している。

χ

レッドノクターン・ブルーラプソディ・イエローオペラが登場。
さらに期間限定で様々な派生種も登場。ただしこいつらの名称は見た目そのまんまのものがつけられている。


ちなみに、ストーリー中にオリンポスコロシアムでレッドノクターン、ブルーラプソディ、イエローオペラ2体ずつを倒す際、ゲーム内の説明では「オペラの群れを倒そう!」と表示される。

ウォーターメロン

名前の通り、ローブと帽子がスイカのようなデザインになっている。

  • 名前はwatermelon(スイカ)。
  • 氷をぶつける攻撃をするため、ブルーラプソディの亜種なのかもしれない。

夏期限定のハートレスとしてファイヤーワークス系と共に追加された。
各ワールドに出現する。


大型の「ラージウォーターメロン」も存在する。
こちらは帽子のスイカが成長して葉が生えており、本体もスイカのように赤く光っている。
2年目の夏季限定イベントではさらに巨大で強力な「ヒュージウォーターメロン」も追加された。

ファイヤーワークス

名前の通り、花火がモチーフのデザインになっている。ローブと帽子は夜空をイメージさせる黒地で、ローブには花火の柄が描かれている。

  • 名前はfireworks(花火)。
  • 炎攻撃を得意とするため、レッドノクターンの亜種なのかもしれない。

夏期限定のハートレスとしてウォーターメロン系と共に追加された。
各ワールドに出現する。


大型の「ラージファイヤーワークス」も存在する。
こちらは帽子の先端が線香花火のように発光し続けている。
こいつのクリティカル攻撃は軽く4万ものダメージを叩き出す。
消費APも膨大なため、イベント開始早々、こいつに嫌悪感を持ったプレイヤーは多かっただろう。
2年目の夏季限定イベントではさらに巨大で強力な「ヒュージファイヤーワークス」も追加された。

ジャックオーランタン

ハロウィーンイベントで用意されたハートレス。カボチャのランタンの中に潜んでいる。

  • 名前は「Jack-o'-Lantern」(カボチャの提灯)。

炎を飛ばす攻撃をする。レベルも3と低めになっているので、同じ攻撃を行うファイヤーワークスと比べると、まだまだ可愛いレベルである。

ラウンドライスケーキ

年始特別ミッションで登場。レベルは3で固定。
その名の通り鏡餅型のハートレスである。餅は3段で、2段目と3段目の間から顔をのぞかせている。

  • 名前はround ricecake(鏡餅)。

なぜか氷魔法で攻撃してくる。冬だからだろうか。
登場レベルは3で、初心者でも倒しやすい。


大型種に「ラージラウンドライスケーキ」がいる。
頭に扇がついていたりとより一層おめでたいデザインになっている。
登場レベルは200。

ビターマカロン

バレンタイン特別ミッションで登場。
マカロンが3つ重なった姿をしている。バレンタインらしく、マカロンの中身はチョコレート。名前からしてビターチョコなのだろう。とてもおいしそうである。

  • 名前はbitter(苦い)とmacaron(フランスの洋菓子)。

出来立てで熱いからなのか、彼への熱い思いの表れなのか、炎攻撃を行う。
 
ホワイトデー特別ミッションにも登場するが、個体数は大幅に減少。


Uχではその姿にふさわしく、ゲーム・セントラル・ステーションから繋がっていたキャンディ・キングダムというエリアのクエストに登場する。

タワーマカロン

2年目のホワイトデーイベントで登場。広告を見ただけではビターマカロンが白くなっただけに見えるが、実際には普通のビターマカロンよりもはるかに大きくなり、ベヒーモスもびっくりなサイズの敵になった。
ファイア(というよりフレア?)を放ったあと画面中にキラキラが広がってきれい。

バイオレットワルツ

期間限定ミッションの討伐対象として登場。濃紺の帽子に紫の胴体をしている。

  • 名前はバイオレット(すみれ色)とワルツ(円舞曲)。

χに登場する魔法使い系ハートレスの派生種としては初めて本編と同じように「色の名前+音楽関連の単語」の法則の名前が付いた。
攻撃方法も闇(毒?)の弾を放って攻撃するという独自のものになっている。
Uχでは期間限定ではなく通常のクエストで出現するという出世を果たした。が、とにかく脆いので印象に残りにくい。

  • HP回復効果のある攻撃を使って来たりと自ら攻撃を行わないグリーンレクイエムの代わりのような立ち位置だったのだが、後にそのグリーンレクイエムが登場したため余計に影が薄くなってしまった。

スウィンギンスプーク

3年目のハロウィンイベントで登場。レベルは666固定。
ハロウィンの魔女とお化けが合体したような姿。やたらデカイのでわかりにくいがアニメーションで魔法使い系だと判別できる。

  • 名前はswinging(揺れる)とspook(幽霊)。

ウェイバリングスプーク

闇の回廊イベントで登場したスウィンギンスプークの派生種。
全体の色が紫がかり、ハロウィンの装飾が消えて闇の回廊のスコアを身に纏っている。

  • 名前はwavering(揺れる)とspook(幽霊)。どっちも揺れる幽霊じゃん。

エメラルドソナタ

通常クエストで登場。
グリーンレクイエムを巨大化させたような姿で、背中に羽のような部位が生えている。傘や体部分には模様が追加されている。

  • 「エメラルド」がつく派生種はこいつで3種類目となる。

基本的に出現時にカウントが設定されており、0になった時と自身のターンでHPを回復してくる厄介な奴。

オーピメントオペラ

通常クエストで登場。
見た目的にはエメラルドソナタの黄色い色違い。

  • 「オーピメント」とはパワーストーンとしても扱われる石のことで「雄黄」とも呼ばれる。

KHIII

既存種は全く出現しなくなった代わりに、ファイア、ウォータ、サンダー、エアロを司る新種が4種登場。
それぞれの属性のエネルギーを周囲に展開させ、そこから攻撃をしてくる。

バーミリオンサンバ

黒い帽子に赤い胴体で、それぞれピンクの炎の模様が描かれている。

  • 名前はバーミリオン(朱色)とサンバ(ブラジルの音楽)。

背後に太陽の意匠が付いた赤い円形のプレートを出現させ、そこから炎を飛ばすか体当たりをしてくる。
これまでファイア系の魔法使い型はブリザド系が弱点だったが、今作では同作初登場のウォータ系が弱点になった。

マリンルンバ

白地に青と水色の縞模様の帽子に青地に水色の水玉模様の胴体。今作初出のウォータ系で攻撃してくる。

  • 名前はマリン(マリンブルー)とルンバ(キューバの音楽)。
    • 某お掃除アイテムではない。

周囲に3つの水の玉を浮かし、それを飛ばして攻撃してくる。
サンダー系が弱点。

ゴールドビート

黒い帽子に黄色い胴体で、それぞれオレンジの雷模様が描かれている。

  • 名前はゴールド(金色)とビート(リズムや拍子)。

黄色い鎖のような円形のプレートを背後に出現させ、サンダー系の弾を撃ってくるほか、背後のプレートで直接攻撃をしてくる。
これまでサンダー系の魔法使い型に弱点は設定されていなかったが、今作はエアロ系が弱点になった。

マラカイトボレロ

青緑に白い風の模様が描かれた帽子と胴体。

  • 名前はマラカイト(マラカイトグリーン)とボレロ(スペインの音楽)。

周囲にエアロのエネルギーを纏い、風の刃や竜巻で攻撃してくる。
エアロ系が無効なので一網打尽にすべくかき集める常套手段が通用しない。
ブリザド系が弱点。できれば着弾すると周囲へ氷の結晶が炸裂するブリザラ以上が望ましい。

DR

レッドノクターン・ブルーラプソディ・イエローオペラが登場。
また、これらはカードとしても実装されている。
エメラルドソナタも登場。自分のHPを回復する行動をする代わりに、倒した時にこちらのHPが回復する。
今までの属性相性とは違い、どれも風属性が弱点。