揚げ物

Last-modified: 2019-07-26 (金) 16:21:54

概要

揚げ物とは、食べ物および調理法の一種である。

きれ生では、

  • aisssyさんの『UTOPIA』放送で注目を浴びた要素
  • aisssyさんが食あたりを起こしたカツカレー唐揚げ
  • がもうレオンさんの『魔界村』放送で難敵として活躍したウッディピッグ(通称:エビフライ

以上が主な揚げ物として名を残している。
この記事では、上記の3つを中心に解説する。

その1:UTOPIA編

※揚げ物の登場は『aisssyさんの UTOPIA【実況プレイ】中編』ですが、流れを説明するにはシナリオ後半の内容に触れてしまうため、折りたたみ形式にしています。さいしょから視聴する場合は『前編』からどうぞ。

 

内容を表示(ネタバレあり!)

記憶喪失の少女ゆいの夢の世界に迷い込んだあかねは、夢の中で彼女と母親を再会させることに成功した。
ゆいは記憶を取り戻しつつあり、喜ばしい状況に思えたが・・・

(18:30~)

ゆいの母が食事の支度をしている部屋の方へ近付いたあかねが

なんか、揚げ物のいいにおいがしてきた

と言った直後、ついて来ようとしたゆいの顔が青ざめ、動かなくなってしまう。
ゆいが記憶喪失の原因そのものを思い出し、その火災の発生前後が夢の中に再現されたのである。

やがて火災現場から脱出するアクションパートとなるが、ここで出火前にガスコンロの上の鍋を調べると、

揚げ物をしている。

とシンプルなメッセージが表示されるようになっている。 (26:20)
aisssy「揚げ物をしているそうです」

過去の事実であるため火元をどうすることもできず、「揚げ物なんかやめとけって・・・」「煮物にしましょう」等と言うことしかできないaisssyさん。
視聴者コメントでも

揚げ物をしてるならしかたないな

揚げ物なら仕方ないね

等と言われ、覆すこと叶わぬ絶対的な脅威である揚げ物にフォーカスが当てられる流れに。
これには、揚げ物の語感がきれぼし脳になじみの深い「おじもの」「持ち物」に似ている点も後押しとなったかもしれない。

続くアクションパートでaisssyさんは「回避ー、早くー、急ぐー」といつもの掛け声スタイルを取るが、この時も火のダメージで力尽きてしまう。
これに対して「ジャンプ 滑る 撃つ 痛い!」を応用した

速く 急ぐ 熱い

熱いまでがセット

といったコメントが寄せられ、もはやストーリーのシリアスさはどこへやら、という状況になりつつあった。
脱出パートは逆(?)枠調整でクリアしたものの、何度かリトライを繰り返している内に、揚げ物をネタにしたコメントの流れが確立するのに十分な時間が与えられてしまった。
次枠(動画では後編)でも揚げ物ネタが止まることはなく、その痕跡は3枠目および4枠目のタグにも見られる。

また、『後編』ではグッドエンドを目指すプレイに突入しているが、再び当の場面まで来た際に
「もうやだ、揚げ物にネガティブイメージが付いてきましたね」
「元々あんまり、揚げ物はそんなに好きじゃないけど」
との発言を残している。 (18:30~)
今思えば、これは食あたり編のフラグだったのだろうか?

なお、何を揚げていたかは定かではない。
ただ、揚げ物火災の原因に材料等は影響せず、強火なら8分程度で油が発火するという。基本目を離さないように。
きれ生的には、今回は具体的な料理名が上がらなかった分、フライや天ぷらが後のと結び付けられなかったことが幸いと言えなくもない。カツと唐揚げは別のダメージを受けることになったが。

余談

この『UTOPIA』の生放送当時は2015年3月であり、どうして燃やしちゃうんだよぉ!が普及する前だった。
そのため、明確な火事の描写があるにもかかわらずコメント欄にストーカー^日^は湧いていない。
今となっては貴重な光景かもしれないが、シリアスな場面では自重する傾向が今後強まる可能性もある。


その2:食あたり編

それは2016年11月のことであった。
ハンガリー日本国外に滞在中のaisssyさんから、カツカレーで食あたりに見舞われたとの衝撃的なツイートが投稿される。
カレーラーメンの一翼を担うカレー要素を含んだ食べ物の話と悲しい話(?)を兼ね備えたこの一件は、しばらくの間何かにつけて話題に挙がることになった。

帰国したaisssyさんは、自コミュでの放送より先にnicoさんのコミュニティでの放送に参加する形で復帰した。
その枠は『nicoさんとバグクエコンビと ま視聴者の ま雀【実況プレイ】その43』として動画化されており、最初の方でも早速コメントで話を振られている。

(1:38~)

aisssyさんがトラウマを克服し再びカツカレーを食べられるようになったのは、かなり長い期間をおいてからだったと言う。

 

翌月、ナニフツウさんの『ドラクエ8』放送では・・・

(27:41~)

モンスターチーム*1のオーナーとなった主人公(なすび)は、まずチームの名前を決めることになった。
ナニフツウさんは「これねー、もう考えてたんですよ」「これ強そうでしょ」と言いながらカツカレー命名

その後、『その120』にてモンスター・バトルロード最高ランクの戦いにカツカレーが挑む最中、aisssyさんからのニコニ広告が入る。(10:24)
かつて思い出したくもないと語っていたカツカレーを、あたかも自ら応援するかのような形となった。
ちなみに、この時のカツカレーにはオクトセントリー*2が加入しており、シーフードカツカレーとも呼ばれた。

食あたり編 第2部

カツカレー事件から2年と少し経った2019年1月、aisssyさんを再び災難が襲う。
今度は唐揚げで食あたりになったというツイートを投稿。
シーガさんからは『揚げ物になんか恨まれることでもしたんすか』揚げ物で括った冗談交じりの心配をされている。

そして復帰後初のゲーム配信でのaisssyさんは、主人公の名前に 唐揚 を採用。自らネタにする寛容さを示した。

(2:20~)

「なんで私、見たくないのにこの名前・・・はいOK、これでOK (2:44)
こうして、年頃の女の子なのに脂っこい名前という、犠牲者ポイントの高い主人公が誕生したのであった。

なお、主人公の誕生日を「えーと、いつだったっけ」と言いながら設定しているが、これは唐揚げにあたった日のことと思われる。

続いてEVSの設定に移ると、名前の読み方には当然「からあげ」と入力。
キャラクターたちが声付きで「唐揚」と呼んでくれることを期待したaisssyさんは、「このゲームをやってたら唐揚げが大丈夫になるかもしれない」と早くも希望を見出した。 (3:49)
さらに、名前とは関係ないことにまで「唐揚」と関連付けた発言をしており、唐揚げに対して積極的な姿勢を見せていく。

その後、折に触れて「早く唐揚って誰か呼んでくんねーかな」等と繰り返すaisssyさん。 参照:『その2』(3:51, 5:16, 8:38, 14:04)
『その3』 (1:21)では、ついに友達の水島さんから「唐揚さん」と呼ばれた。「初めて呼んでくれましたね!」
喜ぶ一方、その発音が「カァゲさん」と日本語的ではなかった点も面白がられていた。

さらに『その3』 (3:18)では初対面のクリスからいきなり「唐揚ちゃん」と呼ばれた。「やっぱりカァゲなんですね」
なお、あれだけ呼ばれたがっていたのに数分後には「その呼び方なんとかしてくんねえかな・・・」と反応が変わっていた。

 

亜依師 唐揚の名場面集*3

動画概要備考
その1 (9:02)亜依師「わたし、亜依師 唐揚。よろしくね!」
佐伯「名前についての感想は無し。」
「感想言ってくださいよ!」
「絶対感想言うだろこの名前!」
その2 (15:30)aisssy「唐揚げ食わすぞてめぇ^^」毒が入っている!
その2 (18:48)『亜依師 唐揚こだわりのカレー』「唐揚げカレーですねこれは」
その2 (19:26)亜依師(おいしくなかったんですね……。)「おいしくなかっただけなら良いんだけどな・・・」
その6 (8:39)水島「はい、これプレゼント」→レモンのバスソルト「なるほど!それはしかし論争が起こるぞ」

唐揚げ編 その後

「今回は割とすぐ食べられるようになった」という趣旨ととれるツイートを投稿している。
カツカレーの経験から精神的な耐性ができていたのだろうか?

また、その数日前には『揚げダボラ作ろう』という迷言も残している。
奇しくも同月に『スーパーマリオメーカー2』が発表され、ダボラシリーズの復活も噂されることになった。
まるで、揚げ物事件の再来とaisssyさんの飛躍的発想*4が組み合わさることで『マリオメーカー』の再来を予知したかのようである。 カンケイネエヨ

その3:魔界村編

揚げ物としての印象は比較的薄いかもしれないが、がもうレオンさんを苦しめたエビフライについてもここで触れる。

ここでのエビフライとは、魔界村の強ザコ敵ウッディピッグの俗称である。浮遊しながら急突進を仕掛けてくるのが特徴。

その風貌がエビフライのようにも見えるので(特にきれ生界隈に限った話ではなく)そこそこ通じる呼び方になっているようだ。
また、ウッディピッグが下に向かって発射する飛び道具は長ネギに似ており、主にネギと呼ばれる。
がもうレオンさんも基本的にはエビフライ呼びであり、放送中には「やべーエビフライ」「舞台袖エビフライ」等、がもうさんの発言を元にしたタグが誕生した。参照:『村』

2018年の年末に『魔界村』(FC版)を始めたがもうレオンさんは、ほぼ毎日放送を続け、なんとか年内に真のエンディングを拝むことができた。
2019年2月現在、その放送はまだ動画化されていないが*5その挑戦中にaisssyさんの放送で話題に上がった。
その様子は『aisssyさんの アマガミ【実況プレイ】その138 -中多さんナカヨシルート編-』で確認できる。

(19:33~)

この時、がもうさんの『村』枠とaisssyさんの『でであま 9th season』枠は同時に配信されていた。
aisssyさんの『アマガミ』では、中野タエ中多さんに作ってもらった弁当のおかずを主人公(斗魂)と美也が取り合う場面。

美也「じゃあエビフライは無しね」

という台詞*6を受け、がもうレオンさんの枠も同時に見ていた視聴者から

エビフライならがもうさんの枠で暴れてますが

といったコメントが3件ほど寄せられた。

魔界村の方は俗称に過ぎないが、この時、きれ生内で二つのエビフライがクロスした!(?)

また、『その140』 (16:47~)ではaisssyさんがててお?宣言をしているが、この時ほぼ同じ時間にがもうレオンさんもててお?に行っていた。*7
一夜にして2回もシンクロ(?)を発生させるというレアな日となった。

その後、魔界村を制覇したがもうさんはリアルでエビフライを食べたことをツイッターで報告することもあった。
また毎年恒例の『リトラバ』では主人公に「海老 ちゃん」と命名した。

(6:46~)

エビフライには何度も苦しめられたが、縁起の悪いもの扱いにはならなかったようだ。

ちなみに翌年の3月、がもうさんは「ゲームで苦しんだ敵」という題目のツイートで『魔界村』の大男とウッディピッグを挙げている。

 

ちなみに上記の『アマガミ』のエビフライの直前には、翌月に注目を浴びることになるから揚げも登場していた。

  • 中多「あ、はい。から揚げと甘いたまご焼きが食べたいって美也ちゃんが」 (18:13)
  • 斗魂「このから揚げも美味しい」 (19:16)

これも揚げ物が紡ぎ出す奇妙な縁なのだろうか?

さらに魔界村のエビフライもといウッディピッグの名前を解釈すると、ピッグ→豚カツと繋がることから、上記の場面は「カツ」「唐揚げ」「エビフライ」という揚げ物三銃士が勢揃いしたことになる・・・と、こじつけられなくもない。

パにゃん編

『がもうさんの パティシエなにゃんこ~かなで編~ 33【実況プレイ】』にて。

(24:33)

そのものズバリ、

ミオ「エ・ビ・フ・ラ・イっ!」

という台詞があり、がもうさんの音声リストに登録されている。
コメントの「はい、今日のおかずは?」および「はい、今日のおかずはっ?」に対する自動返信(ランダムで10種類以上)に含まれており、普段から耳にする機会がある。

『魔界村』放送でも、エビフライの活躍を讃えて(?)コメントで使われることがあった。

オプーナ編

『がもうレオンさんの オプーナ その58【実況プレイ】』にて。

(22:49)

持病で動けない探偵の代わりに仕事を請け負ったオプーナ達は、ひとまず依頼人と会うことに。すると・・・

カーベノー「そっか! ミス・メープルの
 かわりに エビフライ
 さがしに来てくれたんだね!?

という珍妙な台詞が飛び出し、がもうさんは困惑。
すぐにエビフライは依頼人の飼い猫の名前であることが分かるのだが、魔界村の死闘が思い返されたことは言うまでもない。
^日^「そいつ、ネギ持ってませんか?」

ちなみに、20分以上に渡る捜索の結果エビフライは発見、保護された。(46:26) やっと見つけたよ
結局、エビフライと命名した理由については語られなかったが・・・

用語として

「揚げ物」自体が用語として確立しているかというと、微妙なところかもしれない。

『UTOPIA』の放送後も、ある程度は「揚げ物」という単語が持ち出されることはあったが、程なくフェードアウトしていった様に感じられる。
また、カツカレー事件については「カツカレー」自体の印象が強いため、揚げ物という切り口で扱われる傾向はあまりない。
魔界村のエビフライについても同様である。

しかし、後発の唐揚げの登場によって、揚げ物という括りの存在感が増す可能性は出てきた。
今度の動向に要注目といったところである。

余談

「カツ」の衣と「天ぷら」の衣の違いについては、がもうレオンさんの放送でクイズに出されたことがある。

(26:58)

上記リンクは動画番号のコピペミスや放送事故の類ではなく、『ポケモン金』内で自動カセギコインをしている間に『食通DS』をプレイした時のことであるため。

関連項目

○○もの関連


*1 冒険の中でスカウトしたモンスター達の中から3体選んで1つのチームとし、戦わせることができるシステム
*2 下半身がタコ足になっている兵士の姿をしたモンスター。
*3 名前関連という意味で「名」場面
*4 もっとも、揚げ物についての苦しい経験とダボラをプレイする際の苦しみという共通点から連想したと考えられるので、全くもって不可解な飛躍というわけではない。
*5 がもうレオンさんによると、録画ファイル自体は保存してあるが、通算40時間以上にも及ぶといった理由で動画化は保留とのこと。
*6 ここではボイスが飛ばされてしまった。
*7 aisssyさんの枠でもそれに言及したコメントがあったかもしれないが、動画上ではカットが入っているため確認できない様子。