広島東洋カープに対する蔑称の一つ。
【目次】
概要
広島は2016-2018年に3年連続リーグ優勝を果たす一方で、交流戦や日本シリーズなど*1パ・リーグ相手では壊滅的な弱さを見せることから、セ・リーグ界最強を皮肉った蔑称が生まれた。
「セ界の広島」定着のきっかけ
特にリーグぶっちぎりの首位で臨んだ2019年交流戦は、
- ソフトバンク3連戦で甲斐拓也相手に盗塁を試みてやっぱり刺されまくる(2回しか成功しなかった)。
- 日本ハムの高卒新人・吉田輝星に5回を1失点に抑え込まれプロ初白星を献上*2。エース・大瀬良大地は8回2失点も完投負け。
- 絶不調のロッテ相手に交流戦初勝ち越しを献上。大瀬良は4被弾。
- 対オリックスには3試合目に10回表だけで9点を取られ敗戦する*3など、あの時の再来のような負け方で3タテを食らう。
など、例年以上に悲惨な戦績で交流戦最下位に沈んだ上にセ界首位を巨人に奪われてしまった。
ちなみに、交流戦最終カードで(1試合中止の影響で交流戦最終戦にずれ込んだ)、ようやくカード勝ち越しを達成した楽天戦最終戦では九里亜蓮がプロ初完封を記録するも、その記念のボールを西川龍馬がスタンドに投げ入れてしまい行方不明*4になるというなんとも後味の悪い事態が発生した。
余談
カープちゃんの呪い?
2016年、冠山総合公園(山口県光市)の池に頭に赤い「C」の文字をつけている鯉がいると話題になった。その後、「カープちゃん」と呼ばれるようになりカープのセリーグ3連覇をもたらしたとされている。しかし2019年5月末から行方不明になり、その頃から広島の負けが一気に込みだしたため一部では「カープちゃんの呪い」と言われるようになった。
カープに学べ。
Number982号の特集内容。球団記録の月間20勝を成し遂げた5月頃に計画された掲載内容と思われる。
しかし発売当日の7月11日ごろの状況(交流戦終了後勝ち星無しの11連敗で前半戦終了)がひどすぎたため「カープが学べ。」「カープに学べ、何を?」「(反面教師として)カープに学べ」など散々な言われ様となってしまった。