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4位赤星、ハア?

Last-modified: 2017-11-15 (水) 15:40:17

2000年に阪神タイガースがドラフトで指名した選手に対するある個人サイトの考察中に出た一文。


概要 Edit

同年のドラフトで赤星憲広を4位指名したことに対する個人サイトでの批判が由来。同サイトでは赤星以外の指名選手についても強烈な意見が並んでいる。

ちなみにこの批評はことごとく外れ、赤星を筆頭に低評価の選手ほど活躍するという筆者にとって最悪の結果に終わった。さらに指名された7人の活躍度を逆順とはいえ完璧に当てるという離れ業は奇跡的とも言え、絶許ネタとして定期スレにまで発展。最近では筆者を「史上最高の正岡民」と呼ぶこともある。

 

なお、現在当該のサイトは閉鎖されている模様。


本文(原文ママ) Edit

2000年ドラフト会議を振り返る

1位 藤田 太陽 投手  右投右打 21歳 川崎製鉄千葉

2位 伊達 昌司 投手  右投右打 25歳 プリンスホテル

3位 狩野 恵輔 捕手  右投右打 17歳 群馬前橋工高

4位 赤星 憲広 外野手 右投左打 24歳 JR東日本

5位 加藤 隆行 投手  右投右打 17歳 長崎工高

6位 沖原 佳典 内野手 右投右打 28歳 NTT東日本

7位 藤本 敦士 内野手 右投左打 23歳 デュプロ

8位 梶原 康司 内野手 右投左打 22歳 九州東海大

 ∬総評∬

 ☆評価できる指名  藤田 梶原

 ☆評価できない指名 伊達

 ☆最低の指名    赤星 藤本 沖原

 1位藤田に関しては2位指名で獲ってこその選手。確かに巨人に競り込まれ、
厳しかったが、素材買いの選手でもあり、できれば2位でいってほしかった
 ただ、3年後の20勝投手を確保できたのでよしとしておこう。

 2位伊達は、個人的に評価しているし、藤田と違って1年目から先発で回せて
10勝を期待できるのでいい指名ではあるのだが、4位でも残っていた選手
何故ここで根市を指名しなかったのか。「今年は挑戦する」と野崎*1の言葉だが、
こういう繰り上げは「敵前逃亡」と言うのをご存じか?

 3位狩野、捕手としての能力は近鉄3位の近沢*2より上と見るが、だったら
北照上村、いや、遡れば去年の米野を指名しておけばよかった。巨人4位指名を
恐れたのかもしれないが、4位でも充分残っていた可能性はかなり高い

 4位赤星、ハア? 何故この程度の選手を4位指名なのかが理解できない。
ノムラが強く押し込んだのかもしれないが、どうせ来年の春にはアンタの愚痴の
対象に成り下がってることだろうよ。ここで土谷を指名しておけばと死ぬまで後悔しろ!

 5位加藤は、見たことがないので、何とも言えない。コメントパス。

 6位沖原は阪神以外はどこも指名予定に入っていない選手。こういう選手は
普通最下位指名にするものなのだが、オリンピック代表って名前にでも敬意を
払ったってか? テメーらフロントは所詮温室サラリーマンだな。氏ね。

 7位藤本沖原を指名しておいてほとんど年齢の変わらない、しかも
似たようなタイプの藤本の指名は私のような凡人には到底理解できない
おそらくノムラの遠大な計画の一旦なのだろう(アザワラ

 8位の梶原はロッテ5位の噂もあり、正直ここまで残っているとは思わなかった。
ただ、ダイエー1位山村*3の150kの速球に力負けすることもなくスタンドへ
弾き返すそのパワー、スイングの鋭さは特筆すべき。今年最高の指名


総評の評価 Edit

後の赤星の活躍を見せたかは省略するが、それを評価の代わりとする。

なお、この文章は他にも

  • おおむね「赤星<藤本<沖原<狩野<伊達<藤田<梶原」という評価を与えているが、実際の活躍は「赤星>藤本>沖原≧狩野>伊達>藤田>梶原」であり、ほぼ完璧な逆順になっている。
  • 根市寛貴(公式戦出場なしで引退)、上村和裕(現役通算4安打で引退)など「指名すべきだった」と主張している選手には全く活躍しなかったケースが多い。
  • 他球団に指名された選手も含めて、やたらと高卒選手を高評価し、大学・社会人出身選手を酷評している。
  • 23歳の藤本を28歳の沖原とほとんど年齢が変わらないと主張。
  • 大抵の選手はもっと下位で獲得できるという楽観的・ご都合主義的な思考で、特に2位指名の「1年目から先発で10勝」の伊達を「4位でも取れる」と豪語。
  • フロントに対し脈絡もなく「温室サラリーマン」呼ばわりし、自身がニートであることを匂わせる痛恨のミス
  • なぜか指名についての評価でスルーされる狩野だが、この7人のうち一番長く現役を続けた選手である(2017年限りで引退)。
  • 終始アンチ野村克也的視点に偏っている。しかし指名を主張した土谷鉄平が本格的に頭角を現したのは、皮肉にも野村監督時代の楽天であった。

など、非常に突っ込みどころが多い。
結局、2001年には赤星が新人王・盗塁王のダブル受賞を果たすなど大活躍したことで懲りたかと思われたが、実はこの筆者、2001年のドラフト指名についても批評を行っている(後述)。なおこの中で赤星を酷評したことに対する弁明はなかったものの、8人中3人を「評価保留」とするなど2000年と比べてかなり慎重な論調となっている。

一応この筆者の擁護をしておくと、当時の阪神ファンは長期にわたる低迷や「高卒選手がチームの主力になる」と主張する小関順二の影響もあり、ドラフトに対して歪んだ意見を持っていた。特に「アンチ野村・大艦巨砲主義者・高卒信者」などは相当数おり、彼らが赤星・藤本・沖原といった野村の獲得した俊足タイプの社会人選手を叩くのは自然な流れであった。実際に2chなどにおいても筆者と同様の主張は数多く見受けられ、このドラフト評とその後の顛末は、筆者個人の正岡民ぶりはもとより、当時の阪神ファンの歪み具合を象徴した結果と捉えることもできる。

ネット上のドラフト評論家である蔵建て男のサイト「迷スカウト」でも、2000年の阪神のドラフトに対する批判が阪神ファンの間では少なくなかった事が記載されている。

以下「迷スカウト」より抜粋。

『赤星が指名された年の阪神のドラフトは、後の常勝阪神の礎を築いた年だと云えよう。ただドラフト直後のファンの評判は、けして芳しくなかった。特に当時の阪神ファンは、極端な高卒待望論が強く、社会人中心のこの年の指名には否定的な意見が多かった。特に非力な打撃をする、この赤星への風当たりは強かった』

『(赤星について)私は、4位で使える長距離砲など、何処にいるのだ。4位でも特徴のある選手を取れた阪神の指名は間違ってはいないと、何度も反論したものだった。むしろ当時の反響では、8位で指名された強打者候補・梶原(九州東海大)の方が、期待が高かったぐらいだ』

『(赤星や藤本について)この選手達に共通するのは、当時の阪神ファンが極端に嫌っていた高齢の社会人出身の選手だったことである』


おまけ Edit

筆者による指名 Edit

この批評の筆者は自分ならどのような指名を行うかについても述べている。
赤星と藤本の2人を除外し高卒の根市・玉山・土谷・大卒の前嶋を追加、他の選手の指名順位は軒並み下がるが「狩野以外は間違いなく全員獲れる」という楽観思考に立っており、総評本文の傾向そのままのラインナップである。
ちなみに根市は公式戦出場なし、玉山は現役通算1勝で引退しており、この中で活躍したのは土谷鉄平だけであった(中日時代は通算5安打に留まり、筆者が憎む野村監督の楽天へ移籍してから才能が開花したことは何とも皮肉である)。
また、狩野に代わる捕手として挙げた小川将俊・小川正博・北野良栄*4・飯田庸介の4名のうち、公式戦に出場したのは小川将俊のみで通算5安打に終わっている。それどころか、前嶋・小川正・飯田はプロ入りすらしていない。なお、根市寛樹(正しくは寛貴)、前嶋宏和(正しくは広和)の2名は誤字である。

 ちなみに、ドラフトから1日置いて冷静になった私ならの指名
1位 藤田太陽 投手
2位 根市寛樹 投手
3位 玉山健太 投手
4位 伊達昌司 投手
5位 土谷鉄平 内野手
6位 狩野恵輔 捕手
7位 加藤隆行 投手
8位 梶原康司 内野手
9位 前嶋宏和 投手
10位 沖原佳典 内野手

 狩野以外は間違いなく全員獲れる。狩野がどこかに獲られるだろうが、
別に獲られて困る選手でもない。どうしても捕手を指名したければどちらかの小川を
指名すればいいだけ。それか、来年の北野(星陵高)、再来年の飯田(東洋大)を
獲得すればいいだけの話なので。
 しかし、左腕はどうする?


2001年ドラフト評価 Edit

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筆者の日記 Edit

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小関順二さんも酷評 Edit

http://web.archive.org/web/20050309190925/http://www.byakuya-shobo.co.jp/kozo/2000list/00draft/00t.lisuto.html

今回の指名選手は3つに分けられる。
 1:日本代表候補の合宿に参加した選手。
 2:日本選手権に出場した選手。
 3:高校生2人。
1と2はまとめて見られるわけだから、スカウトは1人で充分。高校生は関東と九州なので2人必要としても、3人のスカウトで指名選手が決定できたということになる。情熱の感じられない指名には、12球団中11位の評価を差し上げたい。
最下位(西武)との差は、1位の藤田(川崎製鉄千葉)の獲得。球に速さと角度があり、フォークもいい。1年目からのローテーション入りが濃厚だ。
日本代表の沖原(NTT東日本)は安心して見ていられるショート。28歳という年齢を考えて、スタメンで使うかの結論は早めに出すべきだろう。


関連項目 Edit


外部リンク Edit



Tag: ドラフト 阪神 コピペ






*1 野崎勝義専務(当時)。
*2 近澤昌志。大阪近鉄→東北楽天→引退。通算5年で4試合2打数1安打。
*3 山村路直。福岡ダイエー・福岡ソフトバンク→引退。通算8年で2勝。なお2007年開幕戦の勝利投手である。ちなみに通算25試合中、23試合は同年の登板。
*4 福岡ダイエー・福岡ソフトバンク→引退。通算5年で一軍出場なし、引退後は競輪選手に転身。
*5 実際には捕手としてはほとんど活躍できず、2008年以降外野手に転向して活躍して2013年引退。
*6 実際にクビになったのは2011年、オリックス・広島を経て3度目のトレードで入団した横浜でのことである。
*7 広島→引退。通算4年で一軍出場なし。なお、元々故障持ちだった。
*8 オリックス→引退。通算4年で14打数2安打。俊足だが極度のスペ体質でテーピングや痛み止めが欠かせなかったという。
*9 ジョージ・アリアス。
*10 高橋勇丞。阪神→引退。通算5年で一軍出場なし。
*11 新井亮司。阪神→引退。通算5年で一軍出場なし。当たれば飛ぶが当たる確率が低いスラガガータイプの選手だった。