長戸大幸 プロデューサー 2

Last-modified: 2016-03-12 (土) 00:07:21

このように日本のロック黎明期にバンドをやっていた人物は、今も現役でアーティストやミュージシャン、作曲家として活動する者や、プロデューサーとして活躍している者も少なくない。その中でも特に長戸は異色の存在だった。
その後、GSブームが衰退すると、69年にフォーク・ロックバンド「赤と黒」を結成、長戸はリーダー、ボーカル、作詞&作曲を担当。同年テイチクレコードより「Mr.DJ」でデビューを果たした。
バンドはあまり売れず活動停止になり、長戸は東京を離れ、京都でブティックを開店、見事に成功した。
しかし長戸はあえて全てを捨てて、もう一度音楽をやる決心をして1975年に再び上京。吉田拓郎、井上陽水、泉谷しげる、小室等らで設立したばかりのフォーライフレコードの第一回目のオーディションに合格した。その後阿久悠に作曲家として認められて、オフィス・トゥワンに所属、作曲家・編曲家として活動を開始した。