長戸大幸 音楽 1992 C

Last-modified: 2016-04-13 (水) 16:42:28

ZARDが次のシングル候補曲としてレコーディングを始めたのは「眠れない夜を抱いて」でした。

この曲はコード進行に特徴があります。

Aメロの8小節はキーがBで、ベースが1小節ずつド→シ→ラ→ソ→ファ→ミ→レ→と下がっていきます。

この1小節毎にベースラインが下がって行くのは2枚目のシングル「不思議ね…」と同じです。

次のAダッシュの8小節はキーがDに転調(短三度上がる転調)しており、ここがこの曲の印象を決定付けていると思います。

ちなみにAメロ同様にベースが1小節ずつド→シ→ラ→ソ→ファ→ミ→レ→と下がっていきます。

次のBメロの8小節はキーがBmに転調(平行調)します。

そしてサビでは、キーがDに転調(同主調)して、Aメロのキーに戻っているわけです。

このサビでは、1小節に2拍ずつベースが一小節ずつド→シ→ラ→ソ→ファ→ミ→レ→と下がっていきますが、このベースラインが2拍ずつ下がっていくというのは6枚目のシングル「負けないで」のサビと同じです。