長戸大幸 プロデューサー 3

Last-modified: 2016-03-12 (土) 00:07:31

【音楽制作会社の立ち上げ】
長戸は、その頃からアーティストという表舞台よりも、プロデューサーや作曲家等、どちらかというと裏方的な、端的に言うとクリエイティブな存在志向が強くなっていた。作曲家として本格的にスタートした長戸は、すぐに和田アキ子、舘ひろし等著名なアーティストの作曲・編曲を依頼されるようになる。
そしてポパイのテーマソングを当時大流行していたディスコサウンドでアレンジした「ポパイ・ザ・セーラーマン」(スピニッヂ・パワー)をプロデュースした。これはボーカリスト、ミュージシャン、作曲家、作詞家など様々な才能が集結したグループで、長戸は集まってきた若き精鋭を中心に、音楽制作者集団を立ち上げる事になる。
その発想が母体となって、長戸大幸は1978年11月、音楽制作会社・ビーイングを立ち上げた。