長戸大幸 プロデュース 3

Last-modified: 2016-03-11 (金) 20:06:09
 

2004年に結成したOOM(ウーム) (2009年に活動休止)は大賀好修さん(Gt.)を中心に、大楠雄蔵さん(Key.)、望月美玖さん(Vo.)の3人編成。大賀さんは結成までに95年から開始したRumble Fish、Steel and Glassやnothin’ but loveとしての活動や、ZARD、倉木麻衣さん、愛内里菜さん、稲葉浩志さん(B’z)を始め様々なアーティストのライヴやレコーディングにギタリストやアレンジャーとして参加してきました。大楠さんも同様に結成までにZARD、愛内里菜さん、三枝夕夏IN dbを始め様々なアーティストのライヴやレコーディングに参加、またhillsパン工場の初期に開催されていたTHURSDAY LIVE(洋楽カバー中心)に多数出演する等、様々なジャンルにも取り組んできました。
OOMは、望月さんの力強いヴォーカルを打ち出すべく、リスペクトしていた米国のラモーンズ(Ramones)等パンク系のサウンドに傾倒していきました。大賀さんの作曲は、あえて音域も広くないメロディラインにする事で、彼女のパワーを最大限に活かしました。CDデビューは2005年11月の1stミニアルバム「REVOLVER」ですが、それ以前からオリジナル作品、カバー曲を交えたライヴを重ねて、楽曲披露してリリースまでに改良していくという、正にバンドらしい柔軟な制作方針を貫きました。このデビューALには、特典DVDとして、2005年7月の愛内さんのライヴに参加した「里菜祭り2005」(大阪城野外音楽堂)、2005年9月に開催したOOM NIGHT(hillsパン工場)の模様を収めたDVDが付いている事からも、彼らの音楽に対する姿勢が伝わってきます。
この二つのバンドは現在活動休止ですが、彼らは今も様々なシーンで活動をしています。次号はさらにもう一つバンドを紹介して、今の音楽シーンに繋いでいきます。お楽しみに。