「キタノ・アンダーグラウンド」

Togetterまとめ

◆まとめ◆：#1／#2／#3／#4／#5
◆実況付◆：#1／#2／#3／#4／#5
◆note版（要ニンジャスレイヤープラス購読）◆：全セクション（#1／#2／#3／#4／#5）

登場人物

あらすじ

ネオサイタマ、キタノ・ストリートに佇む「キタノ・スクエアビル」。ここで情報とピザの店「ピザタキ」を営むタキは、その日もいつものようにビルの地下に構えたアジトでローライフな暮らしを送っていた。
だが、彼の平穏は長くは続かない。確かにあったはずの残高がいつの間にか消えて無くなり、時を同じくして同じビルの地下で生活する住人達が助けを求めてアジトに集まってくる。しかも大半がタノシイ・ドリンクの過剰摂取でゾンビーめいた有様という惨状。

「突然の賃料値上げ……このビル地下街の奴らは全員だ！到底払えッこないカネで俺らを追い出しにかかってやがるンだ！キタノスクエアビルの大家の野郎はよ！」
「なんてこった」

異変の原因は、彼等が突如として迫られた強制退去である。何者かが住人を排除すべく大家に圧力をかけて家賃を釣り上げ、さらには武装したクローンヤクザを差し向けたのだ。
行き場を無くした者達で溢れ返るピザタキ。いずれは自分も同じ運命を辿ると理解したタキは、血眼になって問題解決に着手する。

「ピザタキ無くなるぞ！どうするつもりだ」
「そうですよ！」

タキとコトブキにせっつかれる形で、ニンジャスレイヤーもこの事態に駆り出されることとなる。
果たしてキタノ・スクエアビルの住人達は、今日を生き延びることが出来るのか？

解説

第4部シーズン4のプレシーズンエピソード。長きに渡るネザーキョウとの戦いを終え、ネオサイタマに帰還して暫しの時を経たニンジャスレイヤー達が、ピザタキを巡る騒動に挑む姿を描く。
前説では「ある程度日常的なエピソード」と銘打たれているものの、それはあくまでネオサイタマ基準でのこと。暴力によるジアゲ、強制退去という名の虐殺、久方ぶりに本編の舞台となったネオサイタマは変わらぬサツバツとマッポーぶりでヘッズを出迎える。
シーズン3で出番がなかった分を取り返さんとばかりに暴れるクローンヤクザ。意外過ぎる人物の再登場。新たな己の道を定めるニンジャスレイヤー。そして、理不尽に見舞われつつも逞しく生きる「キタノの地下」の住人達。コンパクトながら見所の詰まった一編である。