「E-ニンジャスレイヤー」

Last-modified: 2024-07-05 (金) 12:53:33

Togetterまとめ

◆まとめ◆#1
◆実況付◆:#1(中前中後
◆note版(要ニンジャスレイヤープラス購読)◆#1&N-FILES
◆note版実況付◆#1&N-FILES

あらすじ

Calydon Cup
~ロード・トゥ・カリュドーン・カップ~

世界全土を電子ネットワークが覆い尽くしストリーム技術が普遍化した未来。宇宙殖民など稚気じみた夢。人々は灰色のメガロシティに棲み、夜な夜な配信サービス「ニンッチ」へ逃避する。ニンッチ配信者は敬意と羨望を込め「ニンジャ」と呼ばれた。ここはイーサイタマ。鎖国体制を敷く日本の中心地だ。


解説

2024年のエイプリルフール企画の舞台は「Eスポーツ次元」!今度のニンジャは格ゲーだ!
物語の主役は、「ニンッチ」という言いづらい配信サービスで活動する配信者、すなわち「ニンジャ」。イーサイタマ最大の人気コンテンツの担い手である彼らが、格闘ゲーム「ニンジャスレイヤー7」のトーナメント番組「カリュドーンカップ」に臨み、互いのプライドを賭けて勝負を繰り広げる。
こうした背景から、本作で描かれている大会は比較的カジュアル寄りであり、格ゲーの試合のみならず、近年活発に行われているストリーマーとプロゲーマーの交流にもスポットを当てているのが特徴。第4部シーズン4にて開催された「ストラグル・オブ・カリュドーン」の要素をミックスした構成にも注目だ。

 

なお、今回の企画は昼と夜の2回に分けて連載が行われたが、後編が夜9時とやや遅い時間から始まったこともあり、連載途中で4月2日に突入するインシデントが発生している。

「なに?もうやめる?やめるワケがない。君はエイプリルフールの日付などという惰弱な言葉遊びに興味ないだろ?」

そして連載終了と同日、横スクロールアクションゲームニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上の発売が発表された。ゲームのジャンルこそ異なるものの、嘘から出た実めいたメディア展開に驚くヘッズが続出した。
ただし、ザ・ヴァーティゴ=サンがnote版にて語った所によると、タイミングがガッチリ合いすぎていただけで、特に本物のゲームの宣伝等のために当て込んだ企画ではないとのこと。

 

後日、ニンジャスレイヤープラスに加筆修正版が掲載された。N-FILESには作品の解説や、ニンジャスレイヤー7の代表的なプレイヤブルキャラクターの性能等の設定資料が収録されている。


登場人物

主人公と協力者

  • コトブキ
    「ナメないでくださいね!キアイ、見せてますから!最速ポン・パンチ練習してますから!」
    • VHSビデオ満載の棚に囲まれた心地良い一室で配信を行っている人気ニンジャ(ニンッチ配信者)。
    • 格闘ゲーム「ニンジャスレイヤー7」の配信がウケたことがきっかけで、トーナメント番組「カリュドーンカップ」のオファーを受ける。
    • ある目的を果たすべく出場を決めた彼女は、ガーランドから紹介された元プロゲーマーのマスラダ・カイとタッグを組み、大会に臨む。
 
  • マスラダ・カイ
    「おれも久しぶりに格ゲーで熱くなった」
    • 元プロのレジェンドプレイヤー。その腕前は今なお衰えておらず、ゲームセンターで108連勝を果たすほどの実力者である。
    • 現在はオリガミを本業としており、勝負の世界からは降りているが、コトブキにコーチングを頼まれ、表舞台に舞い戻ることとなる。

「カリュドーンカップ」出場者

  • ヤモト・コキ
    「きっと来れると思ってた。……嬉しいね」
    • イーサイタマで最も人気のあるニンジャ。格ゲーの腕前も高い。
    • かつてはコトブキの隣の部屋に住んでいたニンジャ友達であったが、状況の変化により疎遠になってしまった。
 
  • インシネレイト
    『コーチが見つからないって聞いたけど大丈夫か。日にちねえぞ』
    • チャラチャラしたキャラと意外な熱さのギャップで支持を集める人気ニンジャ。
 
  • シキベ・タカコ
    「コトブキ=サンの未練、断ちますよ」
    • 文系ニンジャとして人気があるニンジャ。
    • 扱うジャンルはコトブキと似通っているが、絡んだことはあまりないらしい。
 
  • トイコ
    「めっちゃ面白かったけど疲れた!……優勝できる?コトブキ=サン」
    • ギャルニンジャ。本編ではモータルだが、本作においてはニンジャとして登場する。
 
  • グラニテ
    • ラズベリーレッド髪の不思議系ニンジャ。
 
  • マークスリー
    • 美少年ニンジャとして知られるニンジャ。
    • 二度の炎上を乗り越えていまだトップ人気を維持している。
 
  • メイヘム
    • 気高く美しい筋肉系ニンジャとして人気のニンジャ。
    • 格ゲーにおいてもフィジカルの強さを遺憾なく発揮したプレイを見せる。

プロゲーマー

  • ガーランド
    『……一人、紹介できる奴がいる』
    • ニンジャスレイヤー7のトッププロ。カリュドーンカップでは強キャラの強さを突き詰めるヤモトの覚悟に打たれ、彼女のコーチを務める。
    • コトブキとは何度かコラボ配信でコーチングをした間柄で、大会前に彼女のコーチングを引き受けられないことを詫び、代わりにマスラダを紹介した。
    • マスラダとは「ニンジャスレイヤー2」の大会から因縁があり、カリュドーンカップを通して雪辱を果たそうとする。マスラダ曰く「腐れ縁」。
 
  • ヴァニティ
    「本当に本人だねえ」
    • インシネレイトのコーチ。
 
  • タカギ・ガンドー
    「しぶといな。お前みたいだ、マスラダ=サン。よく戻ってきたな、格ゲーに」
    • シキベのコーチ。
 
  • ザナドゥ
    「オリガミ……をやってんのか」
    • トイコのコーチ。
    • マスラダとは昔話を交わす間柄である。
 
  • モモジ
    「ブフーッ。こりゃ思わぬ楽しみじゃわい」
    • グラニテのコーチ。
 
  • ギャラルホルン
    「クキキ……」
    • マークスリーのコーチ。片眼鏡が胡散臭い男。
 
  • アイアンコブラ
    「何にせよ我がメイヘムが優勝する」
    • メイヘムのコーチにして格ゲー道場の総帥。
    • 本編と同様、メイヘムに絶対の信頼を置いている。というより本編と言動がほぼ変わっていない。

その他

  • ユカノ
    (カリュドーンカップはプロリーグと違う。楽しんで参加すればいい。視聴者の皆は、いつもの真面目なコトブキ=サンを応援してくれるよ)
    • 人気ニンジャ。コトブキの先輩であり、カリュドーンカップに出場する彼女を励ます。
 
  • タキ
    「……」
    • マスラダが通うゲームセンターの店員。今回は実際モブの役回りである。
 
  • ザ・ヴァーティゴ
    「あッゼ!これから人気ニンジャ達がプロをセコンドに勝ち上がる、カリュドーンカップが、ア、始まるッゼ!」
    • カリュドーンカップの司会と試合の実況を務める男。ピンク色のスーツを着用し、奇妙な横一文字のサングラスを装着している。
    • 因果律無視ニンジャなので当然の如くメタ発言も行う。

「ニンジャスレイヤー7」登場キャラクター

  • ニンジャスレイヤー
    • このゲームの主人公。コトブキの使用キャラ。
    • 使いやすいワザこそ一通り揃っているが、特別な火力を出すには猶予わずか2フレームの最速入力を条件とする「最速ポン・パンチ」からのコンボに頼るしかなく、それを安定できないプレイヤーにとっては単なる器用貧乏キャラとなってしまう。そのため、理論値は強いがTierリストは低位という立ち位置に収まっている。
      • かつてのシリーズでは、中腰姿勢の構えを取ると、体力が回復すると共に高性能のヒサツ・ワザが飛び出す「チャドー呼吸」を持っていたことで最強の一角だったが、チャドーがナーフされたことにより現在の性能となっている。
    • 相手の攻撃をジャストタイミングで防御することで「サツキ」を発動する。防御後は追加入力で「ジキ・ツキ」を繰り出せる。
      • 作中では「背水の逆転劇」めいた連続ジャストガードも披露した。
    • 超ヒサツ・ワザはドラゴン・トビゲリ。発動すると画面が暗転し、斜めに飛び蹴りを繰り出したニンジャスレイヤーと蹴りに撃ち抜かれた相手キャラの姿が焼きつき、「ドラゴン・トビゲリ」のショドー文字が大写しとなる演出が入る。
    • なお、作中の描写から1Pカラーは赤黒で、2Pカラーはの模様。
    • 「最速ポン・パンチ」の元ネタは、『鉄拳』シリーズのキャラ「三島一八」を象徴する技「最速風神拳」であろう。
 
  • アガメムノン
    • ヤモトの使用キャラ。
    • 「デン・スリケン」や「デン・ブンシン」を中心に立ち回る、本編さながらの強キャラである。
    • 稲妻を身に纏うバリア防御の当て身は、この技自体がコンボの始動になるという凶悪な性能をしており、作中でもヘイトを買っている模様。
    • 「デン・バクハツ」によって放射される球状の稲妻エネルギーは、ガードしたとしてもそのガード硬直によって相手を縛り、絶え間ない連続攻撃の渦の中に溺れさせる。
 
  • パーガトリー
    • インシネレイトの使用キャラ。
    • 激しく空中を動き回り飛び道具をばらまく戦闘スタイル。
 
  • フューネラル
    「お見せしよう、お歴々!」
    • シキベの使用キャラ。
    • ゲン・ジツ」を用いた遠距離攻撃を主体とするトリッキーなキャラで、プレイヤー人口が少ないため対策が難しい。
    • 投げ固めに対しては、起き上がりイモムシという無敵技の反撃手段を持つ。ただしこの技はゲージの消費が激しく、反撃後の隙も大きい。
    • 超ヒサツ・ワザは、四方八方から襲い来るゲン・ジツが相手を執拗に打ち据え、最後に巨大なイモムシが相手の背後から跳ね上がり、咀嚼するというもの。
 
  • ダークニンジャ
    「終わりだ。カンジ・キル!」
    • マークスリーの使用キャラ。
    • 作中では具体的な性能については触れられなかったが、瞬間的バックステップやコンボ始動斬撃、ダウン状態からブレイクダンスじみたウインドミル蹴りという反撃手段を持つことが描写されている。
    • N-FILESによると、急接近とカタナによる連続攻撃で勝負する攻撃型キャラとのこと。
    • 超ヒサツ・ワザは「カンジ・キル」
 
  • ドラゴンベイン
    • トイコの使用キャラ。
    • 強力無比の突進突きと、垂直ジャンプからの槍投擲を最大の武器とする。
    • そのシンプルかつ強力な性能から初心者帯で猛威を振るっており、コトブキもマスラダや配信のリスナーから勧められていた。
    • しかし、キャラの強さがはっきりしている分、その強さに振り回されるプレイヤーは実力が頭打ちになりがちで、上位層になると一気にプレイヤー人口が減るらしい。
 
  • レッドゴリラ
    • グラニテの使用キャラ。
    • 作中では投げと牽制技を持っていることが描写されたのみで、具体的な性能は不明。
    • N-FILESによると、大型キャラで接近戦を苦手とするらしい。
 
 
  • ミニットマン
    • プレイヤブルキャラクターの一人。作中ではコトブキの操作するニンジャスレイヤーに倒される様が描写されたのみで、具体的な性能は不明。
    • N-FILESによると、高速匍匐前進からの投げと打撃の2択攻撃で立ち回るキャラとのこと。
 
  • ブルーブラッド
    • プレイヤブルキャラクターの一人。作中ではゲームセンターでの試合でダークニンジャに倒される様が描写されたのみで、具体的な性能は不明。
    • N-FILESによると、伸縮する爪と素早い動きで立ち回るスピードタイプのキャラとのこと。
 
  • オウガパピー
    • コトブキがニンジャスレイヤー7の配信を始めた際にリスナーから勧められたキャラ。
    • 順当に考えれば初心者向けのキャラということになるが、ヘッズの間では、本編のオウガパピーが多彩な能力を持つことから「実際は初心者に勧められるキャラではないのでは?」と訝しむ意見も見られた。
      • N-FILESにて、オメーンを変えるたびに性能が変化する上級者向けのキャラであり、前述のアドバイスを行ったリスナーは偏った意見の持ち主であったことが明言された。
 
  • フォレスト・サワタリ
    • プレイヤブルキャラクターの一人。作中ではマスラダが行った108連勝の中で倒されたキャラとして言及されたのみで、具体的な性能は不明。
    • N-FILESによると、無数の武器を用いて戦闘するキャラとのこと。
 
  • ロブスター
    • プレイヤブルキャラクターの一人。作中ではマスラダが行った108連勝の中で倒されたキャラとして言及されたのみで、具体的な性能は不明。
    • N-FILESにて、しゃがみガードが不可能な大パンチ攻撃を持っていることが明かされた。
      • この技の元ネタは『ヴァンパイア』シリーズのキャラ「オルバス」のしゃがみ強パンチ「ダイレクトシザース」(通称「カニパン」)であろう。これは「しゃがんだ姿勢から手を蟹のハサミにして相手を挟む」という技だが、『初代』の初期出荷板ではなぜかしゃがみガード不能の中段判定となっていたのである。


コメント欄な
  • 制作オツカレサマドスエ!本編では観られないであろうドリームマッチや一風変わったコトブキやマスラダの姿が見れて今回のエイプリルも満足 -- 2024-04-04 (木) 23:36:04
  • 今年も楽しませてもらったけど、一番笑ったのはしょっぱなのサツバツメモリアルでした -- 2024-04-05 (金) 01:01:56
  • やはりフューネラル=サンは玄人好みの強キャラ…存在感ありましたなぁ -- 2024-04-05 (金) 20:36:25
  • 当て身終わってる奴としての知名度を確立しつつある台形…ナンデこの人はやたらとエイプリルフールでイジられるのだろう -- 2024-04-06 (土) 06:48:45
  • 「レッツゴーヤモトー!」 -- 2024-04-06 (土) 11:11:42
  • そういや珍しくフジキドがフジキド名義で出なかったな...調べたらデュエル次元以来らしいがデュエル次元が4年前ナンデ!? -- 2024-04-06 (土) 11:31:17
  • アイアンコブラ=サンだけ本編と変わらぬ活躍(?)だったの非常に腹筋にわるかった -- 2024-04-07 (日) 01:42:42
  • 理論値前提とはいえ六割コンボは実際ヤバイ -- 2024-04-07 (日) 15:38:10
  • 投げキャラがほぼ詰む(距離取って回復する行為に対する回答がない)からチャドーナーフはマーケティング的に正しいんだよね  『〇〇に正しい立ち回りすればほぼ勝てちゃうキャラ』は対戦ゲームにおいて実際キケン  使われるキャラの幅が狭まってコンテンツの量を実質的に減らしちゃうからね -- 2024-04-07 (日) 15:52:23
  • 何を思って開発陣はロブスターを実装したんだろう… -- 2024-04-08 (月) 01:37:38
  • ネコアルクみたいなお遊びネタキャラ枠だろロブスターは。アガメムノンは当て身以外にもオワってる飛び道具多過ぎてマジでオワメムノン -- 2024-04-10 (水) 09:31:36
  • エイプリルフールネタでも割と珍しい登場人物がみんな倫理的にマトモな回 -- 2024-04-11 (木) 08:43:24
  • 一生突進と急降下しかしない兄貴が低ランク帯に溢れる光景が見える(スモトリのトラウマ) -- 2024-04-12 (金) 15:02:20
  • オウガパピー=サンってオメーンごとのモードチェンジで色々やれるキャラで、初心者にとってフルスペックは出せずとも何らか手に馴染むモードはある、という意味での初心者向けなのかも知れぬ。 -- 2024-04-14 (日) 12:35:10
  • モモジはヒャッポが引退を宣言した大会で「勝ち逃げが許せなかった」という理由でハメ技を駆使したクソ試合を展開し視聴者をドン引きさせたに違いない。 -- 2024-04-15 (月) 23:00:20
  • フォレスト・サワタリはトラップを駆使するんだと思うんだけど、格ゲーとトラップの組み合わせだと丸太を思い出すなぁ… -- 2024-04-16 (火) 00:02:22
  • ↑サワタリは立ち姿勢が低い愛されボディキャラな……? -- 2024-04-19 (金) 10:05:28
  • コトブキがぁ!捕まえてぇ!コトブキがぁ!画面端ぃ!デン・ジツ読んでぇ!まだ入るぅ!コトブキがぁ!近づいてぇ!コトブキが決めたァァァァァ!!! -- 2024-07-05 (金) 12:53:33