スカーレットテング

◆忍◆ ニンジャ名鑑#（未掲載） 【スカーレットテング】 ◆殺◆

登場エピソード

• 「マスター・オブ・カブキ・イントリーグ」

「ワハハハハハ！無駄だ！アンバサダー＝サン！この松林で戦う限り、我らキノコニンジャ・クランに敵は無い！」

人物

• ついに現れてしまった天狗の名を冠するニンジャ。
  • その名が明かされた瞬間、多くのヘッズが神々の使者の姿を幻視、深刻なテングリアリティショック・フィードバックを引き起こした。
• キョート共和国によって捕獲された後、懲罰装置インプラントや矯正プログラムによって共和国軍への服従を余儀なくされた、いわゆる「マジックモンキー」の一人。
  • 同エピソードンに登場したアダマンタイン、コボルトキングと違い直接的に言及されてはいないが、ザイバツ健在時は彼も下請けめいたヨゴレ・ニンジャの一人だったのだろうか。

元ネタ・考察

• ニンジャネームの由来はおそらく「ベニテングタケ（紅天狗茸）」。日本を含む世界各地でみられる毒キノコであり、白い柄に白い斑点が浮かぶ真紅の傘といったその姿は毒キノコのグローバルスタンダードとして知られる。
• 食べると下痢、嘔吐、幻覚などの中毒症状を引き起こすが、毒成分が旨味成分であるため、大変な美味でもあるとされる。派手な外見からか欧米では幸運の象徴とされる他、ファンタジー作品やヒゲの配管工兄弟が活躍するビデオゲーム等にもよくモチーフとして登場する。
  • 前述のとおり味が良いのと、派手な外見に反してそこまで強力な毒ではない（あくまで比較の問題であるが）ので、東北地方の山間部などでは塩蔵して毒を失活させた状態の物を普通に食べていたりする。
• ニンジャ・カートゥンのパイオニアにして第一人者たる白土三平=サンは、エッセイ「野外手帳」内で酒のつまみとして食べているという話を書いている。体調にもよるが、1日1本くらいまでなら中毒は大丈夫だそうだ。大変味が濃いキノコで、これを食べると他のキノコが食べられなくなるくらいだとか。無論恐らくニンジャである白土三平=サンならではの話なので、ニンジャ耐久力を持たないモータルの皆様は真似しないように。
• あえて英名の「フライアガリック（蝿取りキノコ）」ではなく日本語由来のニンジャネームを突き付けるあたりボンモーは殆どブッダ……アッハイ、天狗は実際フェアリーでファンタジーなので親和性抜群です……。

ワザ・ジツ

• スカベンジャー以来となるキノコニンジャ・クランのソウル憑依者であり、ドトン・ジツとドク・ジツに長ける。やはり山野や森林といったフーリンカザンを得れば極めて厄介な相手となる。ザイバツ時代は使い走りめいた扱いであったであろう彼らだが、更生プログラムによりワザマエは向上しているであろう事も重点されたし。

サイケ幻覚ドク・カマ

• 得物として振るうドク・カマ。これで斬り付けられた相手は身体的ダメージに加え、サイケデリックな幻覚に視界を覆われ脳を苛まれる事となる。
  • 前述のとおり、ベニテングタケの中毒症状には幻覚も含まれる。名前通り、ベニテングタケの毒をしこんでいるのだろうか。

ストーリー中での活躍

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