チェインボルト

◆忍◆ ニンジャ名鑑#（未掲載） 【チェインボルト】 ◆殺◆

登場エピソード

• 「ザ・マン・フー・カムズ・トゥ・スラム・ザ・リジグネイション」

「しっかりもてなすべし。私はグランドマスター・パーガトリーのお計らいのもと、お前の命を護ってやる為に来たのだ。私のほうがお前より先にマスターである」

＼人物／

• パーガトリー配下のザイバツ・ニンジャ。護衛を名目とした監視のために、パーガトリーの命でディプロマットの隠し庵へ派遣された。
• マスター位階に属する。目下の者は虐げ、目上の者には媚びへつらう政治力によって現在の地位を手に入れた。
  • なお、パーガトリー派閥はザイバツの派閥の中で最もネンコを重視するという噂があるらしい。
• 「後輩は常に先輩を敬い引き立てるのが当然」という慣例を頭の上に＼先輩／とホログラフィ表示してまで執拗にアピールする様は、それを目の当たりにしたヘッズの間に一瞬にして「＼先輩／」のコトダマを定着させた。
  • ソウカイ・シックスゲイツのニンジャやヤバイ級変態ニンジャが取り上げられることの多いアニヲタwiki（仮）やPixiv百科事典にも彼の単独記事が出来ているあたり良くも悪くも＼先輩／だけでここまで有名になったとも言える。
     
• 清々しいまでに低俗なサンシタぶり、非ニンジャの咄嗟の計略にあっさり引っ掛かるウカツさ、しょっちゅう強調される＼先輩／の二文字が漂わせるシュールなアトモスフィアは、ヘッズの心を一気に鷲掴みにし、ついには敬愛をこめて「チェインボルト先輩」と呼称されるに至る。
• 規律の厳しいザイバツ内でアレで大丈夫なのかと心配する良心的なヘッズもいたが、マディソンおばあちゃんによると「ああいう輩は、相手によって態度を変えるんだよ！」とのこと。

＼外見／

• 頭を覆うマシンめいたサイバネ兜・メンポが一番の特徴。兜の頭頂部には小型飛行ドロイドを搭載している。
• 兜メンポには、内蔵LEDの点滅と連動して頭上にカンジ・ホログラフィを表示させ、相手を威圧する機構が備わる。アイサツ時には＼罪罰／、何らかの相談メント命乞いの時には＼交渉／など、文言はTPOに応じて変更できるようだ。
  • 彼の最も大きな個性を形作るこのカンジ・ホログラフィ機構は、ニンジャスレイヤーに「広告看板」「ネブタ男」などと形容されている。あまりにも的確すぎるこの形容に、一時「ネブタ」がトレンド入りするという事態まで巻き起こし、ネブタ・リアリティショックに陥るヘッズも少なからず発生した。
• ところどころ描写されるマシーナリーな言動から、サイバネ化率が高いのではないかとの推測もある。
  • そうだと仮定するとサイバネを嫌うザイバツ内での彼の立場は微妙なものだったと思われ、彼がネンコ至上主義に走る素地となったのかもしれない……。
     
• わらいなく＝サンによる物理書籍版デザインでは、兜メンポはオミコシ風に、小型飛行ドロイドはフェニックス風に造形されている。また、体型はかなり大柄かつ筋肉質で、ニンジャ装束は法被めいた形状。太い注連縄が巻かれた腰には「チェインボルト」の文字が彫り込まれた板がバックルめいて付いている。
  • 下半身にはズボン的なものは一切身に着けておらず、筋肉質な生脚と妙にもっこりした股間部分が惜し気も無く剥き出しである。
    • その風体は寧ろ「オマツリ男」と呼んだ方が正しいかもしれない。「ネブタ男」という形容と、パーガトリー＝サンに対しては太鼓持ちめいてヨイショの限りを尽くしていたであろうアトモスフィアから連想されたデザインだろうか。
  • 念のため書いておくが、地の文内でこれらのオマツリ要素が描写されているわけではない。多様性重点な。
     
• ちなみに、かつてザ・ヴァーティゴ＝サンに対してチェインボルト先輩のネブタ装備は既成品かオーダーメイドかとの質問がなされたことがあるが、明確な回答はなく、全ては謎のままである。「なんて奴だ！」

＼元ネタ／＼考察／

• チェインボルト(chain bolt)とは、「鎖付きの鍵」を示す単語であると思われる。
  • ただし後述のジツの特性を考えると、ファンタジー作品に登場する魔法として実際ポピュラーなチェイン・ライトニング(Chain lightining)風のネーミングとして、より良い語呂のものを選択した可能性も考えられる。Boltには雷の意味もあるため、英語としても特に問題は無い。

＼ワザ／＼ジツ／

• 一応、万全とは言えない状態でニンジャスレイヤー相手にそれなりに渡り合える程度のカラテは持っているが、そのワザマエは推して知るべし。
  • 実際彼の実力を不安視する声はTwitter連載時から散々挙がっていたが、ついに物理書籍版登場人物名鑑において公式に「カラテは他のマスター位階ニンジャと比べると多少心許ない」と明言されてしまった。ナムサン！

サイバネ高圧電流

• 腕から電撃を放つジツ。サイバネ改造によるものか。
  • サイバネ兜搭載の小型飛行ドロイドとの連携により真価を発揮するジツであり、ドロイドを避雷針めいた中継点とすることで、命中率の高い精密な電撃攻撃を繰り出すことができる。
  • 無論、ドロイドを潰された場合、命中率は悲惨なものになってしまう。

ストーリー中での＼活躍／

＼一言／