ブラックフライデー

◆殺◆ ニンジャ名鑑#541 【ブラックフライデー】 ◆伐◆
謎めいたジツによってプライスを書き換える危険なニンジャ。本編ではなく販促キャンペーンエピソードに登場。黒装束に漆黒フルフェイスメンポが特徴的。ニンジャスレイヤーのコミック電子書籍を全巻３３円に変え、ボブを威圧した。

登場エピソード

• ボブVSブラックフライデー（実況付き：前編／後編）

「立て。貴様に真のブラックフライデーを味わわせてやろう」
「ダメだ。もう全巻３３円にした」

人物

• 本編に登場するニンジャではなく、KADOKAWA版の「ニンジャスレイヤー（コミカライズ版）」全巻33円セール*1を宣伝するために掲載された上記の与太話に登場する、翻訳チーム作のニンジャ。
  • この手の与太話に新規のニンジャが登場するのは意外と珍しい。
     
• 冬のネオサイタマ市街を歩いていたボブのもとに突如現れた謎のニンジャ。
• ブラックフライデーをナメる発言をしていたボブに真のブラックフライデーを味わわせるべく、無印コミカライズ版を全巻33円にするという無法セール行為を実行。さらにはセール期間中の2週間に渡ってボブに執拗に付きまとい、彼の精神を著しく消耗させた。
  • なお、ボブはすでに全巻電子書籍でも持っていたため、今回のセールでは特に恩恵を受けていない。
     
• セールの宣伝ツイートが過去最大級のバズを記録した上に、Twitter上では久しぶりとなるボブの登場や、2週間という長期スパンで与太話を含む様々なアナウンスが行われたこともあり、ブラックフライデーもまたヘッズの間で人気を博した。
• ボブに対して終始威圧的な態度で接しており、お世辞にも善良とは言いがたいニンジャであるが、一応人命を奪うなどの非道行為までは行っておらず、一部のヘッズからは「ニンジャにしてはかなり控えめで邪悪ではない方なのでは？」との声も。

外見

• 黒装束と漆黒フルフェイスメンポに身を包む。

元ネタ・考察

• ブラックフライデー（Black Friday）とは、アメリカ等の祝日「感謝祭（11月の第4木曜日）」の翌日の金曜日のこと。
  • アメリカでは感謝祭の翌日は正式の休暇日ではないが休暇になることが多く、またこの日は感謝祭プレゼントの売れ残り一掃セール日にもなっている。こうした事情から、ブラックフライデーは買い物客が殺到して小売店が繁盛することで知られ、特にアメリカの小売業界では1年で最も売り上げを見込める日とされている。
  • ブラックフライデーは1961年頃からフィラデルフィアで始まったとされており、比較的新しい言葉である。地元の警官が「この日は人が外に溢れて仕事が増える」という理由で「真っ暗な金曜日」と呼んだことが語源とされるが、現在では「小売業者が儲かり黒字になる」というポジティブな意味の解釈で広まっている。

ワザ・ジツ

• プライスを書き換える謎めいたジツの使い手。
  • 当初はハッキング等で価格を操作しているのではないかと考察されていたが、後にジツによるものであることが判明した。かえって謎が深まったような気がしないでもないが……。
  • 冒頭の台詞と共に有無を言わさず価格を引き下げる様は、実際得体の知れない迫力を醸し出していた。
• ボブが繰り出したダブルクレイン・キックに容易くカウンターカラテを合わせるなど、そのワザマエはモータルでは到底太刀打ちできない水準にある。
• スリケン使用者である。

ストーリー中での活躍

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