ヤマヒロ

• ソウカイヤのニンジャ、バーグラーに強引なミカジメ料を搾取されかかるが、そこでヤクザ天狗と運命の遭遇を果たす。
• クランが壊滅したためフリーランスヤクザとなり、新たにケンリュウ・ハッカードージョーで用心棒として雇われるが、そこへグリーンエレファントとガスバーナ（とマズダ・タロ）が襲来。グリーンエレファントに一方的に嬲られ絶体絶命の危機に陥ったが、またしてもヤクザ天狗と、そしてニンジャスレイヤーに救われる。
• その後はヤクザ天狗によっていくらかの金とともに救急病院の前に放置され、そこからスガモ重犯罪刑務所に収監された。やがて、刑務所内でタロと再会する。
• 実際不運な男だが、スミスほどではないにせよ作中のリアルヤクザの中では悪運は強い方である。なにせニンジャスレイヤーを含めて四人のニンジャ＋ヤクザ天狗と遭遇して、生き延びたのだから。
   
• 第3部時点でも、スガモにてお勤めの最中である。所内で出会った他のヤクザに、ヤクザ天狗の伝説を語ることもあったようだ（参考：「ギルティ・オブ・ビーイング・ニンジャ」）。
• また、収監者達の「共通点」と、その背景にある刑務所の秘密に薄々勘付いており、囚人の中からこれはと見定めた者にそれとなく話を聞いて回っている様子。所内には「仲間」がいるらしいが……？
   
• 「アンエクスペクテッド・ゲスト」の時点では刑務所内で数名の子分を作り、クランを再建するまでに至っていたが、そのさなかにカンゼンタイの猛威に巻き込まれる羽目になる。
  • 余談ではあるが、この時の一味には我らが主人公以外に「Wasshoi！」シャウトを発した貴重なモータルであるタロとイシカワが揃っていた。
• NRSの一環と思しきピンクの光に包まれたオーディンとブッダとジーザスがヤクザ天狗に電話するよう強要してくるという重篤な幻覚症状と戦いつつ、クランのファミリーと共にアビ・インフェルノと化したスガモからの脱出を目指すが、カンゼンタイに子分2人を殺され、自身も脱出の機会を失う。
• この危機的状況を前に、ヤマヒロはピンクの光と神々に導かれるままに公衆電話からヤクザ天狗に連絡を取り、カンゼンタイへの報復を依頼。何かをやりきった、晴れやかな表情を浮かべるヤマヒロだったが、周囲の反応は……。

「ヤマヒロ＝サン！正気に戻ってください！」
「ヤクザ天狗なんて！来ません！全部ヤマヒロ＝サンの！妄想です！」

• 捨て置かれた受話器から聞こえてきたのは、延々と繰り返される『この番号は使われておりません』のアナウンスのみ。彼ほどのグレーターヤクザが妄想のヤクザ天狗にすがり、ブザマをさらすというのか！？ナムアミダブツ！