「アンエクスペクテッド・ゲスト」

Last-modified: 2021-12-01 (水) 01:20:04

Twitter連載ログ

◆note版(Twitter連載版公式アーカイブ)&設定資料(要ニンジャスレイヤープラス購読)◆全セクション&N-FILES
◆Togetterまとめ◆#1#2#3#4#5#6#7#8#9
◆実況付◆#1/#2()/#3()/#4()/#5/#6()/#7()/#8()/#9(
◆note版実況付◆全セクション&N-FILES

登場人物


あらすじ

その日、スガモはジゴクと化した。

 

10月10日。
タマ・リバーの中洲に築かれた監獄島、スガモ重犯罪刑務所に一つの災厄が降ってきた。
その名はカンゼンタイ。ヨロシ・バイオサイバネティカ社が創り出したバイオニンジャ生体兵器である。
様々な因果の連鎖により、冷凍睡眠されコンテナに封じられていたそれはスガモに墜落、覚醒。怪物的カラテと生命力により、囚人や看守達を一方的に捕食し始めたのだ!
外界へ通じる唯一の橋は衝撃で崩落し、スガモはまさに陸の孤島、カンゼンタイの狩場と化してしまった。このまま彼らは為す術もなく、食人モンスターの餌食となってしまうのか?

 

……否!そこには抗い戦う者達がいた!

 

「ウチの若いモンが命張ってんだコラーッ!通さねえぞコラーッ!」
「我々はデッカーだ」
「私は医者だ!一刻も早く怪我人を助けねばならん!」
「何度も死にかけたが、いよいよネオサイタマともお別れだ」
「その名前を地下で……誰かが叫んだ……カンゼンタイだ……。戦う運命なのか……」

 

ある者は新たなファミリーのため、ある者は正義のため、ある者は自らの罪を清算するため、ある者は自由のため、ある者は己自身に課した使命のため……。
絶望と混沌の坩堝と化した孤島にて、希望と意志を捨てない人々が交錯するマッポーカリプスが現出する!


解説

「ニチョーム・ウォー」の余波が引き起こしたカンゼンタイ墜落事件の顛末がついに明かされる!のだが……そこにいたのはまさかのラッキー・ジェイク!お前は高飛びしたはずでは?
だがもちろん彼だけではない。これまでネオサイタマにいくばくかの爪痕を残してきたはぐれ者ども、このエピソードは彼らの総決算となるだろう。
ジェイクの奇妙な遍歴イシカワの覗いた狂気ヤマヒロのニューロンに焼き憑いた「天狗」という名の衝撃。これらは本作の重要なピースである。
他にも49課の同日の戦いや、それを含む一連の出来事など関連作は多いが、これらの一部でも読んでいると楽しみが倍点だ。
無論、さらなるキャラクター、モチーフが出し惜しみなく投入されていることは言うまでもない。これらがカンゼンタイのSFホラーカイジュウテイストで染め上げられている。
スガモにあって犯罪者でもニンジャ事件の被害者でもない、「思いがけぬ客」カンゼンタイ。正気と狂気の境目も曖昧となった極限の舞台上で、個性のあり過ぎる主演俳優らは果たしていかに踊るのか?

 

2016年度エピソード人気投票では第2位にランクイン。



「それはコメントです、前後の時です」
  • 閉鎖極限状況パニックムービーこれが大好き -- 2016-01-25 (月) 09:49:56
  • 当初期待されてたほどジェイクが活躍しなかった…いや、他の面々が濃すぎただけか -- 2016-01-25 (月) 09:56:36
  • もともとジェイクは自分から積極的に事態を動かすでもなく、ただ彼がいるだけで事態が勝手に動いていくタイプだと思われ。ザレゴト・テイルズのイーチャン=サンみたいに。 -- 2016-01-25 (月) 10:22:57
  • カブセ医師の言葉は忍殺の中でもトップクラスの名言であったことですね? -- 2016-01-25 (月) 10:57:12
  • 個人的にはカブセ医師は個別ページを作ってもよいのでは?と思うし、 -- 2016-01-25 (月) 11:06:58
  • 途中送信ケジメ!あらすじの中にタイトルが入ってないのを珍しく感じているが、ソンケイの余韻の前では些細なことなので、黙ってリアルタイムで見れた喜びを噛みしめることにします。 -- 2016-01-25 (月) 11:10:54
  • 起承天狗殺なエピだった。 -- 2016-01-25 (月) 11:16:02
  • アトロシティ、レイズ、そしてニチョームとさまざまなエピソードを彷彿とさせるエピであったアバババ -- 2016-01-25 (月) 11:20:16
  • 究極のトンチキエピソードだったが、素晴らしい人間讃歌でもあった。 -- 2016-01-25 (月) 12:05:50
  • こんな大惨事が枝葉のインシデントなのかよ…。ボンモーいい加減にしろよ…。 -- 2016-01-25 (月) 12:18:55
  • こんなトンチキでニューロンファックなエピソードでもって、あのロンゲストデイが終わるのかと思うと連載順に抗議したい。謎のウイルスがなければセンジンで終わってた可能性もあったけど。 -- 2016-01-25 (月) 13:25:41
  • ↑同時期に進行しているというだけで、「ロンゲストデイ~」のエピ群とこれとはは別なのでは? -- 2016-01-25 (月) 13:39:06
  • ヤマヒロ=サンとタロの別れの抱擁は実際涙なしに見られない名シーンなのに、一緒に泣いてる天狗で一気に台無しに -- 2016-01-25 (月) 13:46:43
  • 個人的には生死不明でいい意味でもやもやが残ったセンジンより、読後感が爽やか?なこちらがラストでよかったと思う -- 2016-01-25 (月) 13:48:33
  • 1010200903はショック・トゥ・ザ・ニューロンとして記憶されることだろう -- 2016-01-25 (月) 15:11:43
  • 登場人物:ヤクザ天狗 オーディン神 ジーザス ブッダ マッポー過ぎる -- 2016-01-25 (月) 15:45:35
  • 登場人物というか登場神仏というか? -- 2016-01-25 (月) 16:01:43
  • 「思いがけぬ客」もいいけど、カンゼンタイに対しては「招かれざる客」っていう訳も良いよね。後あの神々も。 -- 2016-01-25 (月) 16:12:28
  • カブセ=サン、なんて強欲な漢だったんだ...ソンケイに包まれてあれ -- 2016-01-25 (月) 17:41:42
  • 最後の最後で名医としてのソンケイを得たのだ。あの世でムラハチだけは勘弁されるだろう。アンセスターに囲まれてあれ -- 2016-01-25 (月) 17:44:50
  • 先祖のムラハチを怖れるパックスシと激安トーフで食いつないでた囚人にまでなめられてたカブセが真の医師としてデッカーや看守に弔わられるのは心に響いた -- 2016-01-25 (月) 17:50:38
  • あの時「ジェイク、君に感謝する」って言ってるのがまたなぁ 最初は怪しいマインドセットで自分の認識をごまかしていたはずが、あの時は既にものっそい冷静客観的にそれまでの自分と、今は変われた自分と、その尊い変化のきっかけを持ってきたジェイクと、いろんなものがはっきりとわかっていたんだろうと思うと -- 2016-01-25 (月) 20:03:29
  • 無茶苦茶で悲惨で、それなのに感動的って何それ。原作者と翻訳チーム、君たちに感謝する。 -- 2016-01-25 (月) 20:20:17
  • 10/10案件で全くアマクダリが関わってない数少ないエピソード。 -- 2016-01-25 (月) 20:56:21
  • togetterまとめの実況付♯8後編はタダシイされたのだろうか。 -- 2016-01-25 (月) 20:59:28
  • ホラーサスペンス→パニックホラー→カイジュウ→ヒーローアクションと実にハリウッドめいた大作であった。 -- 2016-01-25 (月) 21:06:50
  • ジェイクに逢うと心の中に寝てるブッダが起きることだなぁ -- 2016-01-25 (月) 21:13:37
  • 懐かしの狂人、新手の狂人、そんなロクデナシの集ったネオサイタマの狂気の醜態成であり集大成であった。 -- 2016-01-25 (月) 21:20:48
  • 101020093がヤクザって気づくのに時間がかかった。 -- 2016-01-25 (月) 22:02:08
  • 0を忘れました、ケジメします。 -- 2016-01-25 (月) 22:03:06
  • ロブスターやシケイダーが確かに礎だったと証明されたり、過去のトラウマに正面から対峙したり、自分の為すべき事を自覚して起きている側になったり。結果はどうあれ報われた人々が多かった気がする。その上で狂気とトンチキも同居しててまさに怪作といった感じ -- 2016-01-25 (月) 23:03:13
  • アイエエエ!テンドン!?実況付♯8の中編と後編がオナジ!?ナンデ? -- 2016-01-25 (月) 23:49:47
  • ↑現在シパシパ=サンが発掘中だ!しばし待たれよ!(いつもお世話になっています!) -- 2016-01-26 (火) 00:21:30
  • 開幕のオキナワとかセイブキンテツハンシンさんがすっかり忘れ去られて、天狗にフォーカスした記事になっているのは・・・・・・アッハイ天狗の国です -- 2016-01-26 (火) 06:48:47
  • 狂人として筋が通ってしまった男達の話だよねほんと・・・ -- 2016-01-26 (火) 11:15:46
  • 足かけまる2年。センジンとこれで本当にロンゲストデイが完結したのだなあ。 -- 2016-01-26 (火) 11:31:03
  • シュレディンガーの天狗 -- 2016-01-26 (火) 17:22:41
  • イシカワ、ジェイク、サイモンジ、そしてまさかのナカイが脱獄かぁこれがこの後どう展開に影響するのだろうかなぁ? -- 2016-01-26 (火) 20:41:07
  • タロも三ヶ月くらいで出所なんだよな・・・再登場があるとしたら、ネオサイタマ・プライドめいた善意の一ネオサイタマ市民としてか、それとも天狗の国に行ってしまったオヤブンの後釜めいて狂騒の中で右往左往するエピが生じるか・・・ -- 2016-01-26 (火) 23:50:20
  • 登場人物一覧を何気なく見ていると、『天狗の国』。しかもその中にはオーディン神、あの男、ブッダ、そしてヤクザ天狗が!編集者は狂っているのでは?(褒め言葉)   -- 2016-01-27 (水) 00:50:55
  • 最近のモータル中心の話はトンチキ人間讃歌がテーマなんじゃないか。面白さと感動が両立されていてとても良い。 -- 2016-01-27 (水) 11:40:42
  • ヤバイなにこれ…かっこよすぎるよぉ… -- 2016-01-27 (水) 18:52:49
  • 登場人物が狂気 -- 2016-01-27 (水) 20:12:14
  • 登場人物のうち、重要な四人が1部から登場しているノボセ老、タロ、ヤマヒロ、ヤクザ天狗であるという。リフレインとしての3部の、ある種の総決算めいた…… -- 2016-01-27 (水) 22:24:03
  • 改めて実況付きで読み返したけど、どうしようもないトンチキな左要素や狂気と、感動を呼ぶ人間賛歌が、高いレベルで共存しているこの小説やっぱ恐ろしいわ…。誇張抜きで、文章表現の一つの極致だと思う。 -- 2016-01-28 (木) 01:10:29
  • 全編実況できたけど楽しかったなぁ。常に叫んでた気がするわ。主に天狗とか天狗とか。 -- 2016-01-28 (木) 19:43:50
  • 天狗の予兆がある度に実況が阿鼻絶叫の嵐だったのが印象的だった -- 2016-01-28 (木) 23:10:10
  • ヤマヒロ=サンは……そのう……天狗に……? -- 2016-01-28 (木) 23:15:47
  • 技の1号・力の2号。夢のダブル天狗登場が期待されるが、実際出たらニューロンが危ない -- 2016-01-28 (木) 23:29:40
  • あまり語られていないが虚実の判別がつかないのもこのエピソードの特徴ではないかな?カブセ意識すればついた嘘は最後みんなが認める真実になったが本当に意としての義務なのか本人が自嘲めいて言った名誉欲かは誰にもわからないしホントにヤマヒロがヤクザですを読んだのかそれとも偶然かもわからない。とちらもおそらく当の本人にも真偽はわからないのではなかろうか? -- 2016-01-29 (金) 13:18:45
  • 裏のオールスターキャスト回 -- 2016-01-30 (土) 00:57:36
  • 金が払えないと連れて行かれる天狗の国とやらは、冷静に考えると暗黒違法医師に内臓売るケースかと思っていたがそれは夢の無い事ですね -- 2016-01-30 (土) 14:53:27
  • 「ならば天狗の国に行くか?お前は優れたヤクザだ。鍛錬次第では、私のような聖戦士になれるかもしれん」という発言があるから聖戦士鍛錬施設だと思う -- 2016-01-31 (日) 00:21:25
  • つまり、こうだ。内蔵を売って戦闘サイバネ化して聖戦士が誕生する。 -- 2016-01-31 (日) 21:47:24
  • まじめな話、対ニンジャに特化したミーミーを継ぐドージョーを望む人っていると思うんだ -- 2016-01-31 (日) 23:03:16
  • 心臓にZBRを撃ち込まれて蘇ったデッドエンド=サン。心臓にタケウチを撃ち込まれてオタッシャしたカンゼンタイ。見事な対比な -- 2016-02-02 (火) 08:56:24
  • あらすじ=サン……よくそこまで美しく言えたな!? -- 2016-03-10 (木) 19:39:15
  • 成田良梧=サン作品めいた狂気と信念の入り混じる群像劇これが大好き。個人的に3部でも上位に入る名エピソードだと思うのだが、惜しむらくは公開時期が2016年の初期なので人気投票での結果は望めないということだなあ -- 2016-07-11 (月) 18:37:29
  • ↑2 ボンモーやほんやくチームのミーミーを受けてニューロンに悪影響が原作翻訳原作翻訳原作翻訳原作翻訳アッハイせいじょうです -- 2016-07-12 (火) 12:39:38
  • くそぅ、笑って泣いて、笑ったまま泣かされる・・・ニューロンが焼かれて、遥かに良いな! -- 2016-08-21 (日) 08:24:31
  • ヤマヒロの脳内オーディン神が出てくるところで大笑いした。最後にはカブセ医師に泣いた。しばらくしてニンジャスレイヤー=サンが登場しなかったことを思い出した -- 2018-08-05 (日) 13:12:28
  • モーターヤブはちゃんと制御されていさえすれば頼もしい兵器だなあと思った。でもハッカーに操縦されてても欺瞞的アナウンスを忘れないのはさすが -- 2018-08-06 (月) 10:37:34
  • セイブ、キンテツ、ハンシン、球団の名前の囚人がでてきた。囚人の名前で遊んでいたのでは? -- 2018-10-25 (木) 13:21:53
  • 錚々たるチャンピオンのオールスターズめいたニチョーム・ウォーとほぼ同時期にこのスカムオールスターズが繰り広げられていたという事実に戦慄するしかない。それでも必死で生き矜持を守るのに動機やカラテの大小は関係ないのだなぁ -- 2021-06-04 (金) 06:46:19