鷲の一族

◆忍◆ 組織名鑑#（未掲載） 【〈鷲の一族〉】 ◆殺◆

組織概要

第3部にてその存在が明かされた、1999年までの地球経済を背後から支配してきたモータルの血脈。
彼らはローマ皇帝の血統であり、地球規模の人類支配計画を推し進めている。
近代以降は全世界の武器市場をコントロールし、死とマネーで人類を駆り立て、電脳ネット系の強大な暗黒メガコーポであったメガトリイ社を手中に収め、計画を加速させた。
その目的については該当ページを参照のこと。

血筋（遺伝子）の純潔性や情報遺伝子の完全性を徹底的に重視しており、それらの不規則かつ無秩序な変容は、忌むべき混沌・無秩序に繋がると見做なしている。
そのため、民衆の自発的な交流による文化の継承や進化は全て否定されるべきものであり、〈鷲の一族〉の教典によって完全に取捨選択され管理された「フラットな世界」こそが、調和の極地にして究極の善であるという価値観を持っている。

しかしながら、Y2Kカタストロフィとその後の電子戦争によって目的は果たされず、メガトリイ社や手勢のニンジャ、〈鷲の一族〉の血族はほとんど失われてしまった。一族の生き残りは地球衛星軌道上に残されたコロニーに移住してコールドスリープを行うものの、磁気嵐の影響によりこのコロニーも爆発四散してしまう。
こうして地上から〈鷲の一族〉は消え去り、その野望も潰えたかと思われたが……。

さらに詳細な情報についてはニンジャスレイヤープラスのシャード・オブ・マッポーカリプス（55）：鷲の一族 を参照のこと。

構成員

〈鷲の一族〉

• シバ
  • 〈鷲の一族〉の生き残り。

鷲のニンジャ

〈鷲の一族〉に対して遺伝子レベルの忠誠を誓っているニンジャ戦士集団。
その創始者である大イシュトヴァーンは〈鷲の一族〉に側近として仕える戦士の家系の筆頭であり、平安時代にリアルニンジャ・ドージョーに入門してカラテトレーニングを積み、〈鷲の一族〉のもとに戻ってドージョーを築いた。
過去に鷲のリアルニンジャ達は全て滅びたが、Y2Kの前後にはニンジャソウル憑依者からなる新たな集団が結成された。
しかし、電子戦争を経たことでその生き残りは僅かとなっている。
ニンジャスレイヤープラスによる解説はこちら。

• スワッシュバックラー
• ドラゴンベイン

所有物

A.R.G.O.S.

メガトリイ社が作り上げた男性格の人工知能搭載型マザーUNIX。
シバの最初の下僕であり、〈鷲の一族〉の計画の要である。

アマクダリ・ウェポン

鷲の一族に仕えるニンジャのみが使用を許された特殊な武器。
オリハルコン（エメツ含有合金）が用いられた古代ギリシャ・ローマ時代からの遺産である。
詳細は該当ページを参照のこと。
ニンジャスレイヤープラスによる解説はこちら。

• 鷲の双頭槍
• 鷲の爪
• 鷲の拳
• 鷲の光輪
• 鷲の舌剣
• 鷲の黄金盾
• 鷲の斧
• 鷲の槌鉾
• 鷲の捕獲

所有施設

• 月面宮殿アル＝マクダリウス
  • 〈鷲の一族〉の月面宮殿であり、メガトリイ社の通信基地。
  • Y2Kとその後の余波でジェネレータが休眠状態に入り、人が住める環境ではなくなった。
  • A.R.G.O.S.の本体が存在する。

• UNIXトリイ神殿
  • 月の裏側にある賢者の海に作られた鷲の一族の神殿。

• 「別荘」
  • 地球衛星軌道上にいくつかある人工衛星コロニー。
  • 〈鷲の一族〉の生き残り達はここに避難し、メガトリイ社が完全消滅した際にコールドスリープに入った。

• 霊廟
  • シシリア島の地下に存在する〈鷲の一族〉の霊廟。
  • 〈鷲の一族〉の栄光をしのばせる美術品の数々とともに、月面宮殿に運ばれなかった鷲の武具の数々が遺されており、最深部にはメガトリイUNIXが遺されている。

所有企業

• メガトリイ社
  • 〈鷲の一族〉が影の筆頭株主として君臨する会社。
  • 鷲のニンジャの次にシバの配下になったスターゲイザーはメガトリイ社のユーロ部門幹部である。
  • 詳細は該当ページを参照のこと。

一言コメント