ファンタズマル

◆書籍限定エピソードの登場人物◆詳細を書きすぎないように◆本編を読み、知ろう◆

◆忍◆ ニンジャ名鑑#508 【ファンタズマル】◆殺◆
相手のニューロンの奥底から、最も幸福な記憶の数々を脳内幻影フィードバック再生し無力化させる、恐るべきアルファ・ソーマト・ジツの使い手。ソーマト催眠状態に陥った敵をそのまま幸福死させるだけでなく、情報を引き出すことも可能。

登場エピソード

• 「ホリー・スティック・アンド・サーディンズ・ヘッド」

「この俺の何たる慈悲深さか！」

人物

• ヒイラギ・ストリートを恐怖と暴力で支配するアマクダリニンジャ三人組の一人。
• 彼らの秘密に触れた者達を攫い、ジツの実験モルモットとしてきた。
• 「俺以外のニンジャだったら、どうなっていた事か」と、人を生きながら溶かすジツを持つニンジャを例に挙げており、発言や武装から彼らのヨロシサン製薬やオナタカミ社との深い癒着ぶりが見て取れる。

外見

• 「天下」紋が刺繍されたニンジャ装束を纏い、サイバーメンポで顔を覆っている。
  • サイバーメンポはオナタカミ社製。メンポ内に圧縮空気を溜める機構や排気弁を備えている。

元ネタ・考察

• ファンタズマル（phantasmal）は形容詞で、「幻の」「幽霊の」「空想の」の意。
• 後述のアルファ・ソーマト・ジツの能力といい、このエピソードそのものの元ネタと思われる「クリスマス・キャロル」に登場する『第１の幽霊』が彼の元ネタであろう。

ワザ・ジツ

• （比べる対象が悪すぎるが、）カラテのワザマエ自体はさほど高くない。防御の判断で多少は保つだけマシな部類か。

アルファ・ソーマト・ジツ

• 対象になった者のニューロンに、過去の幸福記憶幻影だけを見せ続けるジツ。無臭神経ガスとの合わせ技で効果倍点。
• 過去の幸福に囚われた者は、強烈な外的ショックを与えられない限り目覚める事は無く、そのままセロトニン神経を過剰暴走させて幸福死してしまう。
  • 実際「ニンジャですら容易い獲物」と言い切っている。

ストーリー中での活躍

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