「朝よ朝!今日の髪型何にしようかしら?」
Graphene Verrat
プロフィール | |
シンボル | |
種族 | 人間 |
武器 | デライラズシザー? |
性別 | 女 |
年齢 | 18 |
服の色 | 紺色 |
アクセサリー | ベルト状の髪留めと革手袋 |
肌の色 | 白 |
身長 | 168cm |
髪の色 | 黒 |
瞳の色 | 赤 |
モチーフ | 旧約聖書のサムソン |
センブランス | 凄まじい速度で伸びる毛髪とそれの変形・硬質化 |
所属 | ヘイヴン・アカデミー |
職業 | 生徒 |
チーム | GACA -アルジェント・ウォッチ -クレーベル・フェアラート -アイ・ファンシャン |
パートナー | クレーベル・フェアラート |
外見
とにかく長い黒髪を末で縛っていて、この無骨な髪留めは姉のクレーベルのセンブランスである転送で火山に繋がっている。手の革手袋は髪に阻害なく触れやすいように凹凸の少ない構造になっている。服は黒と紺のライダースーツをへそのあたりまで下げた露出の高い格好。
人物
元はミストラル出身だが、類稀なセンブランスをアトラスの末端である研究機関に見込まれ、7歳の時に研究材料として両親に売られる。そして10歳の誕生日に、自分と同様珍しいセンブランスを発現した姉も親に売られて同じ施設にやってくる。15歳の時、ホワイトファングとグリムの襲撃で施設は壊滅、姉妹は近くの養成校まで逃げ延びる。ヘイヴン入学の直前に両親を人身売買で訴訟、10年前払われた施設からの契約金を奪い取り両親を刑務所にぶち込む。ハンターとしての最終目標は「非人道的な実験を行う施設全てを破壊する」こと。
性格
頼まれずとも世話を焼く姉のせいかかなり自由奔放な性格になった。正義感などは薄いが、自分の好きなものは守り嫌いなものは守らないという二つに一つという性分。その割り切り方が倫理的に間違っているとあらゆる人間とぶつかりがちだが、逆に一度打ち解けてしまうと親密な関係になりやすい。そして嫌いなものは大抵「自分や自分の好きなものに危害を加える何か」というもので、結果的に間違っているはずの倫理観がとてもハンターに適しているという奇妙な構造になった。口癖が「姉さんに聞いたら分かると思う」なあたりかなり依存気味。しかし自立心や主体性、協調性は最低限持ち合わせている様子。趣味は木製の櫛のコレクション。
能力
センブランスは常時発現するもので、伸びるスピードが早まることはあっても遅くなることはない。およそ30秒あたり1mで伸びているらしい。何故かオーラは消費されず、チームメイトのアルジェントからは「物理法則を無視している」と評される。姉のクレーベルのセンブランスで噴火口に転送することで場所の問題は解決している。
戦闘ではこの黒髪を硬質化、変形させることで矢を生成、二本の片手剣が合体してハサミもしくは弓になる「デライラズシザー」につがえて射撃する。威力は銃ほど見込まれないが、剣に髪を通してロープ状にし、鎖鎌のように扱うことや、高所を渡るラペリングにする、捕縛用のトラップなど活用方法は多岐に渡る。アルジェントの武器である大砲の弾丸は硬質化したグラフェンの髪であることから、汎用性は随一だと見られる。
本人の戦い方としては、二本の片手剣を使うオーソドックスなスタイルから、変形させた弓での遠距離戦、武器を落としたり奪われた状態であっても硬質化した髪を掴んで振り回せば鈍器にもなる。そして瞬間的に伸ばした髪を広げて硬質化させれば盾になる。ライフルなどは作れないがどんな武器でも大抵は自前のハサミを使えば即席で作れることから、多様な敵に合わせた攻防が可能。弱点としては髪だけを動かすことはできないので、死角からの不意打ちに弱い。