シシリー・オニキス

Last-modified: 2019-09-16 (月) 01:20:03

「えへへっ、大丈夫。グリムが来たって、ボクがやっつけちゃうから!」

Cicely Onix

プロフィール
シンボル
種族人間
武器玩具の銃、玩具の剣、水鉄砲、エアソフトガン、モデルガン、ゴム製ダミーナイフ、木刀、模造刀、他複数種類
DRW-G/02A
クロスレイエッジ改
性別
年齢14
外見
服の色水色+黒
アクセサリー青いリボン
肌の色白寄りの肌色
身長153.2
髪の色
瞳の色水色
モチーフ
センブランスマテリアルイマジネーション
ステータス
所属
元所属
職業
パートナー
関連人物ココア・パーシヴァル
ライム・ヴィンセント
ヴェイネルス・ゴルドライト

外見

[添付]
比較的短めのセミロングの黒髪をリボンで2つ結びにしている。
自分の髪色と瞳の色の組み合わせである黒と水色または青の組み合わせが好きで、服はこの2色が基本。ただしこの2つが入っていれば他には大して拘りがない。基本的には黒いシャツと水色の上着と白いスカートだが、場合により上着の水色が濃くなり青に近くなっていたり、上着とシャツの色が逆転していたり、スカートではなく半ズボンになっていたりもする。スカートの長さは膝上程度。

人物

【狂気の卷属の掌で踊る、穢れのない純粋な輝き】

ビーコンアカデミー近辺に住む14歳の少女。
喫茶店『レイリア』に毎日のように出入りしている常連であり、その喫茶店でウェイトレスをしているファウナスの少女ココア・パーシヴァルと仲がよく、妹のように可愛がっている。
その一方で、時折ヴェイネルス・ゴルドライトと行動を共にしている様子が目撃されることもある。ヴェイネルスに対して不信感を抱いている一部のハンター達からは、よからぬことに関与させられているのではないかと心配されることも。しかし、シシリー自身はヴェイネルスの本性を知らず、誰かが襲われているのを黙って見ていられないため、彼が操っているグリムを勝手に倒してしまうこともある。
ライムとは波長が合うらしく、出会ってすぐに打ち解けて仲良くなった。その後はライムをレイリアに連れていくなどし、人目も憚らずに抱きつくなどしてあらぬ誤解をばらまいていたのだが、後に本当に付き合うことになった。ライムに対しては非常に積極的だが、時折逆襲されて力が抜けることも。
そして、ライムやココアとの幸せな日々が、次第にシシリーの中からヴェイネルスの存在を忘れさせていくことになる。

下記と少々矛盾するが、彼女の精神は既に若干歪められている。
10歳頃までは何の変哲もない明るい少女だったのだが、両親に対して少々の違和感を抱き続けていた。その違和感の正体は、借金浸けになっていた父親とそれを知りながら対処と手助けを怠った母親が、シシリーに悟られるまいと行い続けていた演技によるもの。
そしてある日、シシリーの自宅へ借金取りが押し掛ける。わけも分からぬまま恐怖に駆られたシシリーは、手近にあった自分の玩具であるままごとセットのプラスチックの包丁を、両親に詰め寄っている借金取りの1人に向けて投げ付けた。玩具である筈のそれは借金取りの脚に突き刺さり、鮮血を噴き出させた。続いて取り憑かれたように架空武器風の水鉄砲を手に取り、引き金を引くと、レーザーが放たれ、借金取りの肩を撃ち抜いた。センブランスが発現した瞬間である。
無我夢中で借金取りを痛め付けた後、幼心に事態を把握。結果、嘘をつくことも疑うことも辛いだけで馬鹿馬鹿しいと思うようになり、同時に瞬間的に大きなストレスと恐怖を感じたことで精神を半ば壊すことになり、結果として見かけ上『疑うことを知らない純粋な少女』となった。
今や必要ならば動じることなく殺人すら行える状態。だが、良識や元来の優しさはそのままであり、あくまでも善人である。明るく自由奔放な性格も、紛れもなく彼女の元来のもの。
現在も実家暮らしだが、あくまで住み処として利用しているに過ぎず、両親のことは半ば見限っている。また、『小遣い稼ぎ』としてグリム狩りをし、自分の最低限の生活費は自分で捻出している。これは前述の事情から強くなりたいと思い立ったという理由の他、自身のセンブランスの試し撃ちと、一向に収まらないストレスを他人に危害を加えない形で少しでも解消するための八つ当たりも兼ねている。

性格

明朗快活で、進んで同年代や年下の世話を焼き、ペースを合わせながらもぐいぐい引っ張っていくタイプ。それでいて非常に純粋であり、他人を疑うことを知らず、自分が嘘をつくことを知らない。それが長所であると同時に短所でもあり、良く言えば裏表がなく、悪く言えば簡単に乗せられ騙されるチョロい奴。
普段は明るい反面、緊急事態に直面しても落ち着いて行動することができ、ベオウルフ2体程度なら1人で倒せるくらいの戦闘力があることも手伝い、いざというときには様々な面で頼りになる。特に、年下の相手が近くにいる場合は『自分はお姉ちゃんだから』という意識が強くなり、少なくとも精神面で滅多なことでは折れなくなる。もし彼女が精神的に折れることがあるとすれば、それは家族よりも大切な人を失った時である。
怒っても様子が変わらない。例えブチ切れていようが様子が全くと言っていいほど変わらないので、傍から見てもほぼ判別不可能だが、怒りを抱いている対象への力加減などが明らかに変わるので、それで一応は判別可能。ある程度の長い付き合いを経れば、微妙な雰囲気の差異で判断できるようになる(ある人物によると『オーラの出方が変わる』)。ただし、本気で錯乱し取り乱した直後ならば話は別。それ自体が滅多に起きないことではあるが、もしそんなことになれば誰も見たことがないような形相で、対象を屠るまで暴れ続けることだろう。
自分に対するラッキースケベは全て軽く流す。そもそも女子としては致命的なまでに恥じらいがなく、それが事故であるならば同年代の男子に胸を触られようが全裸を見られようが一切気にせず、相手によっては異性であっても感想を求める等してからかったりするほど。ある程度親しくなると、わざと着替え途中の部屋に入室許可を出し、相手の反応を見て遊ぶこともある。混浴の浴場では『ここでは合法だから』という理由で一切隠さないタイプ。ただし、あくまでも『自分がやられても気にしない』だけで『世間的にダメなこと』の判断はできるため、故意の痴漢は警察に突き出し、他人がやられて嫌がっている場合もその場で捕まえる。また、公衆の面前で見せびらかす趣味があるわけではないので、私服に露出の高いものは着ない(スカートの中が見えても気にしない等の面はあるが)。

ライムと付き合い始めてからは積極的に彼に甘えるようにもなっており、その様子はさながら小動物。お互い本気で惚れ込んでいることもあり、2人がいる周辺の空間は時に非常に甘ったるくなる。

能力

センブランスは『マテリアルイマジネーション』。自分の知識と想像力を動員し、物品を媒介にして具現化させるセンブランスである。例えば、実弾銃の玩具やエアソフトガンなら銃口から実弾が飛び、ゴムやプラスチックのダミーナイフなら切断力を生じ、航空機の玩具なら短時間の飛行が可能になり、架空のキャラクターが使う武器を模した玩具ならビームやレーザーが出たり必殺技も頑張れば出せる。
一見何でもできる便利なセンブランスに思えるが

・何かしら具体的な形を持った物体を媒介にする必要がある
・知識への依存度が非常に高いため『知識が全くない』物に対してはセンブランスの効果が現れない
・直接触れている間かオーラを込めた物でなければ効果が現れない
・間違った知識もその通りに具現化されるため、場合によっては『正しい知識を身に付けると弱体化する』場合もある。
・具現化の規模に体力やオーラの消耗が比例する。
・靴や衣服に『屁理屈』を捏ねれば擬似的な身体強化やゲームの無敵状態じみた効果も出せるが、一種の用途外使用によるイレギュラーであるため、後から動けないほどの筋肉痛や昏睡などの強烈な反動に襲われる。

など、いくつかの制限がある。
基本戦法は、中距離から近接で動き回っての我流戦法。拳銃(知識の関係で弾は薬莢ごと飛ぶ)とナイフをよく使う。