「シャール様は私を見出して下さった……今では望む研究を存分にさせて頂いている。私が他の人間と違うことも理解した上で、手許に置いて下さる……シャール様に取って不必要なものは私に取っても不必要なもの。排除しよう」
英名
プロフィール | |
モチーフカラー | |
モチーフカラー(色名) | 紺碧 |
シンボル | キャラのシンボルやエンブレム [添付] |
種族 | 人 |
武器 | アバドンハンズ? |
性別 | 男 |
年齢 | 35歳 |
外見 | |
服の色 | 服の主な色は? |
アクセサリー | 身につけている物は? |
肌の色 | 透き通るような白 |
身長 | 174cm |
髪の色 | 紺色 |
瞳の色 | 青みを帯びた紺色 |
モチーフ | 天使ライラヘル |
センブランス | 生命の雨 |
ステータス | |
所属 | 帝国(ミレニアム)?、ゴールドシュタイングループ? |
元所属 | 以前に所属していた組織は? |
職業 | 職業は? |
チーム | IVLU -イズライル・プラード -ヴァラクエル・ゼノス -ウリエル・アダマント |
パートナー | ウリエル・アダマント |
関連人物 | 決まっていれば |
外見
睫毛が長く女性的な見た目をしているが男性。美しい紺色の長髪を持つ。
絵画に描かれた美女のような美しさを持ち、ヴァラクエルともまた異なる美貌であるが、本人はその魅力を生かそうとは思っていない。
人物
「神の夜」を意味する「レリエル(ライラヘル)」、転じて、「レイラヘル」の名を主シャールに下賜されたゴールドシュタインの幹部。陰天使と呼ばれる称号を持つチームIVLUの一員である。
「命」というものに執着し研究しており、全ての生物は彼の観察対象である。表情に乏しく見えるが、時折穏やかな表情で美しく微笑む。
一見話が通じそうに見えるが、チーム内で一番常軌を逸していると言っても良い。
日常的な幸せ、友情、愛情に共感することはできないが、人間やファウナスがそうした感情を持つことには興味を抱いている。
「完璧な生命」とは何かを考え、その研究もしている。自らを導き救った主であるシャールとアミエラを完璧な存在、完璧な生命体にすべく研究に没頭する。
シャールに仕えることこそが自分の研究を進める道と考えており、シャールを神のように敬う。
研究のために非道な実験をすることもある。また人々が感じる感情に共感することができないので、戦闘時に攻撃をやり過ぎてしまったり、相手にとって予想できない行動を取ったりする。
ちなみにレイラヘルに微笑むように言ったのはヴァラクエルである。「君は美しいから時折微笑むと周りの人間も喜ぶよ(騙せるよ)」と伝えた。
レイラヘル自身コミュニケーションが苦手なので、時折微笑んでやり過ごしているし、容姿の美しさもあって、微笑みは時に絶大な威力を発揮する。
他者に共感できないが、他者が何に執着しているかには興味があり、IVLUのメンバー3人がそれぞれ別のものに執着しているのを興味深く観察している。例えば、3人が敵を痛め付ける際もその様子を平気で眺めることもある。
自分の手によるものでも、他の3人の手によるものでも、粛清対象や罪人を抹殺する際は、対象がどのように死んでいくかを事細かに観察し記録して研究に生かしている。
ヴァラクエルが粛清対象の女性を拷問し心身を弄ぶ際なども「生体サンプルとデータが欲しい」という理由で同行し、行為の様子を眉一つ動かさず観察した末に死体を回収し、実験に用いるなど、その思考は常軌を逸脱している。
過去に母親や父親から玩具にされた挙句、技も仕込まれたため、その気になればヴァラクエルのように他者を誘惑して弄ぶこともできる。だが、レイラヘル自身は基本的に研究や生命へ関心を持っており、性的な欲望は薄いので自分からヴァラクエルのような行動を取ることはない。
ウリエルがチーム内のパートナーであり、長い付き合い。レイラヘルが生まれ育った組織から救い出された時に、帝国(ミレニアム)の一員となっていたウリエルと出会っている。彼とは思慮深い面や知識欲がある点で気が合う。
過去:
犯罪組織の長である両親の息子として生まれる。両親の美貌を受け継ぎ、絵画の中の女性のような美しさを持つが、男性である。
両親は早くからレイル(後のレイラヘル)の才能に目を付け、犯罪行為で得た金でレイルの才能を伸ばす最高の教育を施す。
科学分野の才能を開花させたレイルは、日々研究を続ける。
次第にレイルは無意識に両親の悪事に加担させられるようになった。
両親は意図的にレイルに善悪の区別も教えず、彼の異常さがそのまま成長するように促した。
結果的にレイルは他人に共感できず、非道な生体実験も黙々と行うようになった。
レイルはその美しさから母からも「良いように」使われ、彼女の性的な玩具にも使われた(夫であるレイルの父も了承していた)が、レイルはそれについて大した感慨も覚えることすらなかった。寧ろその関心は行為中に目にする人体や生物としての反応への興味へと向かった。その興味から、許されて、父母が交わり合う光景すらも観察していた。また、母が父にレイルの魅力を説いた結果、父や父母二人と行為を行うこともあった。
ある日、両親の犯罪組織の非道さを粛清すべくシャールらゴールドシュタインの帝国(ミレニアム)らが組織を壊滅させる(この時、後にレイラヘルと同じチームとなるウリエルもシャールに同行し、犯罪組織の粛清任務に参加していた)。
両親も粛清され、尋問の末、殺された。
シャールは残されたレイルに興味を持つ。両親はレイルの才能を秘匿しており、シャールですらその存在を知らなかった。
シャールは両親がレイルに悪事をやらせていたことも話す。
「私も死ぬべきなのだろうか」と問うレイルに、シャールは「君に罪は無い」と言った。
レイルの素晴らしい才能を帝国(ミレニアム)のために使って欲しいと、シャールは言う。そして、「君が罪の意識すら覚えることが出来ずに、両親の策略によって殺めてしまった人々や生物の命を無駄にしないためにも、共に多くの人々を救おう」と誘う。
純粋なレイルは、シャールに興味を覚える。そう言われたのは初めてだった。そして、ここまで心から接してくれる存在に初めて出会ったと感じた。両親も組織の人間も、レイルを便利な道具、綺麗で従順なお人形としか考えていなかった。
レイルは両親や生まれ育った組織を討った帝国(ミレニアム)に対し憎しみは全く抱かなかった。寧ろ、シャール率いる帝国(ミレニアム)はレイルに善悪というものを初めて教え、酷い環境から救い出した救世主だった。
シャールはレイルに天使としての座と名前「レイラヘル」を与えた。
次第にレイラヘルはシャールを主として敬うようになる。そして彼の理想のために生きることとなる。
ちなみにシャールはレイラヘルに善悪や理想を説き教育してはいるが、彼の異常性は敢えてある程度残したままにしてある。そのほうがIVLUの任務に都合が良いためである。
IVLUの中ではウリエルに次ぎ2番目に帝国(ミレニアム)の人員となった。
性格
主(しゅ)であるシャール、アミエラ、そして次代の君主となるミハエル、オーロラに対する忠義と尊敬の念は強い。
そのためオーロラはレイラヘルに好印象を持っていたのだが、実際はその残酷性はIVLUで一番と言っても過言ではない。他者に共感できないという側面が、残虐性に繋がっているようである。
組織内の序列に疎く、興味もないため、敬うべき主以外の存在には敬語は使わない。
全ての存在は基本的にレイラヘルの「研究対象」のため、常に何かしらの観察を行っている。
能力
ダスト機構を搭載した小剣のような注射器一本と、サンプル採取用の小型の注射器数本を使う。十字架の装飾が施されている。
ダスト機構内蔵の注射器は、主に相手にダストや毒素などを注入するために用いる。小剣のように突き刺し、斬り裂くなど攻撃することもできる。
サンプル採取用の小型の注射器は、投げナイフのように数本指に挟んで投げて対象に刺し、血液や体液を採取する。採取したサンプルは実験に使用する。相手の攻撃を阻害するのにも有効。
相手の弱点を集中的に狙うのが得意で、相手が身動きできなくなる箇所に注射器を刺すことが多い。
使った注射器や試験管は、回収が難しい場合は敵に調べられるのを防止する観点もあり、自壊する仕組みとなっている。爆発するか、静かに割れて霧散するか選べ、レイラヘルが遠隔で操作して破壊する。どちらの自壊方法でも、跡形もなくなる。
腰のベルトポーチは注射器、ダストのストックのほか、採取したサンプルの一時保管場所としても使っている。冷却や冷蔵・冷凍機能も注射器や試験管自体に付いている。
- 試験管がそのまま注射器に接続できる?