【ローザリアを覆う巨翼の影！霧まとう頂を目指せ！】

ISEC

メインボス

メインボス(新編)

概要

1話

【ブハンギ砂漠】にある【騎士団領】の首都【ミルザブール】にて、【フラーマ】による星詠みを受けて1人の騎士が【テオドール】とフラーマに見送られ旅立とうとしていた。
その数日前、騎士団領にて【ディステニィストーン】の探索を行っていた【アルベルト】は、地母神【ニーサ】のお告げを受けて【ローザリア】の危機を知り、【オーレンシア大陸】にあるローザリアへと向かう事になり、ブハンギ砂漠の港から船に乗る直前に【バルハル族】?の【シフ】と再会する。
【ディスノミア】時代には、【グルギスタン】の指導者として活動していたシフはアルベルトと行動を共にしていたが、【ディミルヘイム】に移住後は指導者の立場から解放され一人旅を続けていた。
ディミルヘイムに異変が起こっていた事は聞かされていたが、主だった戦いに参加する機会も無く、ニーサのお告げを聞かされたシフは共にオーレンシア大陸へと向かうことになる。
【ヌオノ】に到着後、【ステップ】にある【タラール族の村】へと移動すると【アイシャ】と再会し、アイシャもまたニーサのお告げを聞いた事を語る。
ニーサのお告げに従いアイシャも同行する事になると、ローザリアまで何日もかかる道のりを早馬を使用して移動することになり、アイシャは馬の目元と身振りを見ながら意思を疎通させ、馬に負担をかけることなく進んでいく。

2話

ローザリアの国境に辿り着く頃、ディスノミア時代から【ナイトハルト】に仕えるようになった【じごくの壁】の【マッドブル】がアルベルト達を出迎える。
物見台から兵士達によりアルベルト達が接近している報告を受けていたマッドブル、ローザリアの危機こそニーサのお告げから聞かされていたが、その詳細を知らないアルベルトはマッドブルからナイトハルトに降りかかった事態を聞かされる事になる。

3話

ローザリアの首都【クリスタルシティ】にある【クリスタルパレス】へと到着するアルベルトを姉の【ディアナ】が出迎えると、ナイトハルトは療養の為に中庭に出向いているようで、その場所へと向かう。
ディアナに連れられ中庭へと向かうアルベルトはナイトハルトに謁見すると、そこには呪毒を受けて失明している姿を確認する。
その原因は山地の視察中に【四天王】の【タイニィフェザー】が【裏四天王】化した【イノーマスウィング】の襲撃によるもので、ディステニィストーンの入手の為に暗躍している【ミニオン】の関与を懸念する。
陽の当たる場所で療養を続けるナイトハルトであったが、その症状が良好になる様子も無く、【真影帝国】との戦いに満足に戦える様子が無い事を悔やむ。
その中でアルベルト達が地母神ニーサのお告げを受けてローザリアへやって来た事を聞かされるディアナとナイトハルト、アルベルトはナイトハルトに代わってイノーマスウィングを討ち取り、妙薬として【タイニィフェザーの羽根】を持ち帰る事を約束する。
しかし、イノーマスウィングはかつて【サルーイン】が産み出した四天王の一角であり容易に倒すことはできず、イノーマスウィングが棲む山頂は霧が立ち込めその姿を捉える事ができないのであった。
その時、アルベルト達の前に姿を現したのは、かつて【マルディアス】においてサルーインとの戦いの後に荒地だった騎士団領を開拓する【オイゲン】?の前に現れ、騎士道を学んだとされる【竜騎士】が姿を現す。
オイゲン亡き後は【竜の谷】に棲み付き、【オイゲンシュタット】の後継者に秘伝を伝えつつ、【ミルザ】の遺品である【武神の鎧】を守り続けていたが、ナイトハルトとの戦いにより武神の鎧を奪い取られていた。
ナイトハルトはその宿怨の為にやって来たと判断すると、因果応報であると覚悟を決め竜騎士にその首を差し出すが、アルベルトはその行為が騎士道に反するものであるとして竜騎士を制止する。
しかし、竜騎士は宿怨を晴らすべく現れたわけでは無く、ディミルヘイムにおいて自身の手元に現れた武神の鎧を差し出すべく現れたようだ。
かつてアルベルトはディスノミアにおいて【ダーク】と共に【煉獄】へ向かう直前に、ナイトハルトから受け取った経緯があり、ディミルヘイムへと移住した際には武神の鎧は消失してしまったようだ。
元は【シルバードラゴン】である【海賊シルバー】がいれば、竜騎士の言葉が解るのだが、その場にいないため、馬の意思を疎通する要領でアイシャが竜騎士の言葉を通訳する。
どうやら、竜騎士はイノーマスウィングとの戦いに備えるべく武神の鎧を持参したようで、ナイトハルトに私怨を晴らすつもりは無く、平穏を乱すような事があれば戦うつもりでいるようだ。

4話

武神の鎧を装着したアルベルトは、アイシャ、シフ、竜騎士と共に霧の山中へと向かうと、怪鳥の鳴き声と共にイノーマスウィングが襲いかかって来る。

5話

奇襲を仕掛けてくるイノーマスウィングを相手に武神の鎧を装着したアルベルトがその攻撃を耐え凌ぎ、竜騎士が上空からの攻撃を迎え撃つが、飛び立った直後を狙われてしまう。
この状況にアルベルトはイノーマスウィングが攻撃して来た直後に、武神の鎧の力を用いてイノーマスウィングを押し留めると、竜騎士がイノーマスウィングを上空へと連れて行き、壮絶な空中戦を繰り広げる。
イノーマスウィングが地上へ叩き付けられると霧は晴れ、アイシャの土術の力でアルベルトとシフが回復すると、そのままアルベルトとシフの連携によって大打撃を受ける。
それでもまだ飛び立とうとするイノーマスウィングを相手にシフが迎え撃とうとするが、竜騎士に制止された直後にイノーマスウィングは元のタイニィフェザーの姿に戻る。
今回の一件はミニオンの憑依が原因では無いようで、ディスノミアからディミルヘイムに移住した際の人格統合が原因であった事を語る。
ディスノミアには並行する2つのマルディアスの事象が混在し、ディミルヘイムに移住した際に1つに統合され、四天王もまた並行するマルディアスから器だけ出現した身体をベースに存在していたが、それがバランスを崩してしまい裏四天王として暴走してしまったようだ。
【デス】と共に【冥府】に滞在する【フレイムタイラント】は正気ではあるようで、他の【水竜】と【アディリス】については所在は不明であるが、裏四天王化している恐れがあり、今回のように戦いの末に正気に戻せる可能性はあるようだ。
タイニィフェザーは自身の羽根をアルベルトに渡して飛び去り、フラーマの星詠みによって参じた竜騎士もまた武神の鎧をアルベルトに託すと騎士団領の方角へと飛び去り、一人の騎士として認められた事を察したアルベルトはその期待に応える決意する。
一方でイノーマスウィングの影響から解放されたナイトハルトはわずかに視力が回復した事を感じると、かつて武神の鎧を竜騎士から奪い取った際にモンスターでは騎士になれない事を言い捨てた自身の行いを恥じると同時に、オイゲンより伝えられし騎士道を実感するのであった。

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