【X’mas in オート侯領！偽りの聖母顕現す！】

IS

ボスモンスター

概要

オープニング

【プルミエール】と【サラ】と【アザミ】はクリスマス用の衣装を着用して【カンタール】の聖堂に潜入していた。
アザミの調査によりクリスマス用の衣装を着ることで顔パス対応になるようで、3人は素通りする事に成功する。
カンタールは【ヴァダガラ】に対抗するべく【ツヴァイク公】から手に入れた文献を読み解き、聖なる存在を降臨させる儀式を行おうとしていた。
カンタールが【ジグバード】の実権を【フィニー王家】から奪い取る手段として行おうとしている事は明白であり、カンタールの実の娘であるプルミエールもその事を察していた。
アザミは【忍者】部隊を率いて調査を行っていたが、カンタールの策謀は他者に露見するようなものばかりであったが、今回の儀式については【フリーメイジ】の【ローズ】達から召喚術の危険性を指摘され、潜入する形になったようだ。
場合によってはプルミエールはカンタールを仕留めるつもりでいたが、【ロベルト・ビラス】から実の父親に手を上げる事だけは止めるようにとサラが伝える。
カンタールの演説が終わり尾行するプルミエール達であったが、従者達の姿が消えてしまい見失ってしまう。
しかし、アザミは事前に師と仰ぐ【ゆきだるま】を聖堂のオブジェとして配置していたようで、カンタールの移動した場所へ案内される。
聖堂隠し通路から地下へと潜入するとそこは石窟寺院へと辿り着き、その場所の上に聖堂は建てられたようで、【宿命の子】であるサラは不吉な気配を感じ取っていた。

エンディング

最深部でカンタールが呼び出したのは、サラのいた世界において【魔王】を崇拝した寺院の最深部にて【死の星】のシンボルを掲げ、【死の祈り】を捧げていた石像の【ガラテア】であり、死星への畏れが形を成した死の力の化身は魔王の母をイメージして奉られていた物であるようで、赤子を模した石像の【ピグマリオン】?を抱き抱えていた。
死の星を崇めていた人々の祈りが産み出した魔物が聖母であるはずもなく、カンタールもそのような由来の代物である事を知らずに呼び出してしまい、全ての責任をフィニー王家に転嫁しようとする。
全てを放棄して逃げ出そうとするカンタールに対してプルミエールが力づくで止めると、プルミエールは幼少期から聞かされた大カンタールの伝承を涙ながらに語る。
【ギュスターヴ12世】の娘である【マリー】との政略結婚をするも【オート侯国】の領土を奪われたのをきっかけにフィニー王家に恨みを持つようになったカンタール。
晩年はマリー以外の6人の女性の間に23人の子供を儲けるも、その死後には相続争いが絶えず【オート侯家】はバラバラになってしまったが、カンタールは【ギュスターヴ13世】の死後に起こった【後継者戦争】において【ケルヴィン】と対峙する過程で【メルシュマン】統一を果たしている。
【サンダイル】において名前を付けられる事も無く死別したカンタールとディスノミアにおいて再会したプルミエールであったが、策謀ばかり行う姿に落胆していたプルミエールは、これ以上カンタールに構う事ができる状況ではなくなり、その場を離れる。
ダメージを与えても即座に再生を繰り返すガラテアは死の力の化身、死を恐れ祈りを捧げる事でガラテアに活力を与えてしまうようだ。
カンタールは聖堂にいる者達の死の畏れ止める方法があるようで、アザミに聖堂へ連れて行くように頼むと、プルミエールにヴァントトロワジェムという言葉を残しアザミに担がれて聖堂へと向かう。
ガラテアと戦うサラとゆきだるまに加勢するプルミエール、その闘志は炎の竜巻のように燃え上がっていた。
一方で聖堂に戻ったカンタールは、ジグバードにおいて臣民を守るべく王権を求め戦い続けてきた事を語り、今回の儀式も臣民を守護するべく神聖なら存在を呼び出す手筈であったが、それだけでは足りない事を悟り、臣民を守る形で【アルタメノス帝国】への敗北宣言を行う。
カンタールを送り届けアザミが戻ってきた頃には、【地下都市ルミナ】への移住に対する安心感を持った臣民に死の畏れは無くなり、ガラテアは再生能力を失うと、アザミ、ゆきだるま、サラ、プルミエールの連携が決まりガラテアは消失した。
カンタールに別れを告げず聖堂を離れるプルミエールにサラは声をかけるが、カンタールから呼ばれた言葉を振り返り穏やかな表情を浮かべていた。
その一方でゆきだるまはアザミからカンタールを聖堂に連れて行く最中に肩以外の部分を掴まれたらしく、その不満を聞かされる事になり、その会話を聞いていたプルミエールはいつもの表情に戻ると、カンタールを斬りに戻ろうとするプルミエールをサラは止め続けた。

関連イベント

ISEC

メインボス