Lv.VIII アメリカ 駆逐艦 Fletcher
艦性能諸元
船体
性能詳細 | ||||
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Fletcher | DD Lv.VIII | 最高速度(knot) | 34.02 | |
購入価格 | 3330000 | 水上索敵距離(m) | 4630 | |
開発必要経験値 | 106000 | 無線通信距離(m) | 3270 | |
耐久値 | 5958 | 水中索敵距離(m) | 5014 | |
排水量(ton) | 2100 | 索敵間隔(f/min) | 7.6 | |
船体装甲厚(mm) | 甲板 | 19 | 主砲 | 5x1 |
舷側 | 41 | 魚雷 | 2x5 | |
バルジ | 44 | 爆雷 | 6x1 | |
転舵速度(deg/sec) | 13.44 | 対空砲 | 3x | |
回復力 | 3140 | 機銃 | 8x |
派生艦艇
解説
アメリカツリーLv.VIIIの駆逐艦。
前級で猛威を振るった連装砲がまたまた単装砲に戻ってしまっている。日の秋月、英のトライバルは連装4基8門の重武装であり、DPMでもやはり差を付けられてしまった。(秋月と比較すると概ね1.5倍程度の差がある)
また、艦上構造物が大きく、被弾率が高くなりがちな点も辛い。加減速・転舵による回避を怠らないことが特に重要だ。
加速・最高速が非常に良好で開幕の位置取りや陣地転換には困らないが、敵を発見した後にすぐ撃ち合いに入ってしまうと、上記の理由でどうしても押し負けてしまう。じっと我慢して味方の支援を待ち、火力差を覆せる状況を作ろう。このあたりの立ち回りについては、Bagley・Bensonで学んでいるはずだ。
その代わり、魚雷・爆雷は大きく強化されている。他国駆逐艦の雷装が4射線と大幅に減らされる中、本級は5連装2基10射線と多い日も安心。爆雷は両舷そばに2発ずつ、艦尾に2発と計6発を発射するもので、敵潜を包み込むように投下出来るのが強み。直撃させれば轟沈は間違いないだろう。
砲撃力の劣る駆逐艦と聞いて敬遠したくなる方もいるかもしれないが、DPMを見てもBagleyは初春の1/3、BensonはLaforeyの半分程度だったのだ。それらを超えてきたプレイヤーなら、1.5倍くらいどうにでもなろうというもの。そこに優秀な雷装も加わるのだから、何も悲観することは無いはずだ。
史実
フレッチャー級駆逐艦は、アメリカ海軍の駆逐艦の中で最も多く発注された艦級であり、1942年から1944年にかけて175隻が建造された。
従来のアメリカ海軍駆逐艦より大幅に大型化しており、航洋性・武装ともに強化されたことから大きな成功を収め、駆逐艦の標準とも言える艦級となった。また、続いて建造されたアレン・M・サムナー級、ギアリング級のベースともなった。また、全175隻のうち17隻が第二次世界大戦で戦没している。1950年に朝鮮戦争が勃発すると多くの艦が現役復帰したが、同時期に現役復帰が為されないまま解体されたり標的艦とされたりした艦も多い。
中には対潜戦能力強化のため、多くの艦で艦橋前両舷01甲板レベルの40mm連装機銃がヘッジホッグ対潜迫撃砲の固定マウントに換装された。さらに、6隻に対して航空機用カタパルトの装備が計画され実際に装備された。しかしこの計画は成功せず、以後の改装は中止される。